タクシー配車アプリの「S.RIDE」で事前確定運賃サービスを対応開始することを発表しました。みんなのタクシー「S.RIDE」による事前確定運賃サービス対応の対象地域では10月28日より事前確定運賃サービスを利用することができます。
東京都台東区に本社を置くみんなのタクシー株式会社は、2019年10月28日よりタクシー配車アプリの「S.RIDE」による事前確定運賃サービスを開始することを発表しました。
みんなのタクシーでは、国際自動車株式会社3,458台、及び大和自動車交通株式会社2,052台で、国土交通省による認可初日となる2019年10月28日よりタクシー配車アプリの「S.RIDE」による事前確定運賃サービスに対応します。
「みんなのタクシー」とは、グリーンキャブ・国際自動車・寿交通・大和自動車交通・チェッカーキャブ東京の東京都内タクシー会社5社と、ソニー及びソニーペイメントサービスの合弁企業となっています。
合弁企業「みんなのタクシー」では、タクシー会社5社が保有するタクシー車両は現在都内最大規模の1万台を超えており、最大級のネットワークとなっています。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」の名称の由来についてご紹介します。タクシー配車アプリの名称「S.RIDE」には、Simple・Smart・Speedy な乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴したものとなっています。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」では、ユーザーがアプリにてワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができるタクシー配車サービスを利用することが可能です。
「S.RIDE」による事前確定運賃サービスを利用する方法ですが、「S.RIDE」アプリ上で乗車地点と目的地を指定し、提示されたルートの中から一つ選ぶと、走行距離と所要時間を推定して料金が提示されます。
「S.RIDE」による事前確定運賃サービス対応の対象地域は東京23区、武蔵野市、三鷹市と、北海道札幌市、千歳市となっています。
国土交通省は10月25日、タクシー乗車前に運賃を確定する新しい料金体系「事前確定運賃」について認可を出しました。
従来の所要時間と走行距離を基に運賃を決める既存の料金体系「時間距離併用運賃」では支払う料金を事前に決めることができなかったが、配車アプリ「S.RIDE」で事前にルートを決めることでタクシー乗車前に運賃が分かるようになります。
国土交通省では、タクシー乗車の事前確定運賃について、「『渋滞や回り道で運賃が高くなりそう』『目的地に着くまでメーターが気になる』といったユーザーの不安を解消し、タクシーを利用しやすくするのが目的と説明しています。
国土交通省では、タクシー乗車の事前確定運賃について、JapanTaxiの他、「S.RIDE」、「スマたく」、「MOV」が同料金体系に対応する予定と公表されています。
「みんなのタクシー」では、今年度内にAI技術を用いた需要予測サービス等のサービス拡充を予定しています。
「みんなのタクシー」では、今後も様々な事業領域で強みを有するパートナーとの連携を推進し、全国のタクシー事業者がみんなのタクシーの提供するサービスをご利用頂ける環境を引き続き整備していくとしています。
「みんなのタクシー」では、今後も安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、豊かな社会につながるモビリティサービスを追求していく方針を示しています。
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