アップルのiPhoneのiOS 13.2/iPadOS 13.2でバックグラウンドのアプリが強制終了する不具合がユーザーから多数報告されています。iOS 13.2/iPadOS 13.2でバックグラウンドのアプリが強制終了する不具合についてご紹介していきます。
iPhone向けのiOS 13.2およびiPad向けのiPadOS 13.2で、ユーザーが利用中にバックグラウンドのアプリが頻繁に強制終了される、書きかけのメールが消えてしまったなどの不具合の声が多数報告されています。
ユーザーがiPhoneやiPodの利用中にバックグラウンドのアプリが頻繁に強制終了される不具合の例について確認しておきましょう。
「YouTubeアプリで再生中のムービーを一時停止し、Safariでサイトを確認しYouTubeに切り替え続きからムービーを再生する」という使い方が可能なのは、端末のOSがアプリの使用状況やムービーのデータをメモリに保存しておくからできることです。
ですが、Appleが日本時間で10月29日にリリースしたiOS 13.2のユーザーからは、「アプリを切り替えるとバックグラウンドのアプリの頻繁に強制終了される」という不具合の声が多数あがっています。
米アップル関連情報サイト「MacRumor」は、SafariやYouTube、Excelなどにおいて、ユーザーが端末を利用中にタスクを切り替えてから再び戻ると、再読込されてゲームの途中経過や書きかけのメールが消えたとの報告をまとめています。
米アップル関連情報サイト「MacRumor」では、iOS 13.2/iPadOS 13.2でバックグラウンドのアプリが強制終了する症状は、iOS 13.2/iPadOS 13.2の両OSでのメモリ管理に不具合があるとの推測についても指摘しています。
Apple情報専門ニュースサイトMacRumorsのフォーラムにあげられているiOS 13.2/iPadOS 13.2でバックグラウンドのアプリが強制終了する不具合の投稿について見ていきましょう。
ユーザーから多数の報告では、「iPadOSのRAM管理がひどい」というタイトルのトピックスが作成され、バックグラウンドのアプリが強制終了する不具合について投稿されています。
内容については、「Excelアプリでスプレッドシートを作成中に、10分ほどYouTubeでムービーを再生してからExcelアプリに切り替えたら、もうアプリがメモリ上から消えていました。」との内容となっていました。
ユーザーの投稿では、「Excelだけでなく、Safariで開いていたタブも駄目でした。4GBのメモリじゃ不足なので6GBの端末を買えばよかったということでしょうか?」とユーザーがメモリの不具合について訴えています。
また別のユーザーは、「iPhone 11 ProでYouTubeのムービーを再生中に、一時停止してからiMessageを使いました。その後YouTubeに切り替えてみたら、再生中のムービーが消えていました。」の投稿しています。
不具合について、iPad Proでも同様となっており、アプリやSafariのタブはiOS 12のころよりはるかに高い頻度で再読込が発生します。同じ経験をしている人はいますか?」と投稿されていました。
Twitterでも「iPhone 7でiOS 13.2を使ってみたら、アプリがバックグラウンドになるたびに強制終了したりSafariのタブが閉じられたりして、イライラさせられます」というツイートが何件も確認されます。
「マルチタスク前の時代に戻ったように大きく後退しました。」という嘆きの声もあります。
iOS 13.2/iPadOS 13.2でバックグラウンドのアプリが強制終了する不具合が発生する問題については、iOS13.2ベータ版で指摘されていた点です。
Overcastアプリのユーザーからも報告があがっており、iOS13.2では、以前のバージョンと比べてバックグラウンドのアプリが強制終了されやすくなっているようです。
現象として、iPhone11でカメラを使うと、画像処理にRAMを多く必要とするため、特にバックグラウンドのアプリが強制終了してしまう傾向が強くなるということです。
不具合を訴えるユーザーたちは、今後のソフトウェアアップデートで問題が解決することを心待ちにしているといえます。
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