「Acer Chromebook Tab 10」の購入レビューを紹介!

Acer Chromebook Tab 10の外観はどんな感じか、良い点/気になる点はどういう所か、起動・画面はどうか、使用感や反応はどうなのかを見ていきたいと思います。またAcer Chromebook Tab 10の購入レビューも見ていきたいと思います。

「Acer Chromebook Tab 10」の購入レビューを紹介!のイメージ

目次

  1. 1「Acer Chromebook Tab 10」とは
  2. Chrome OS搭載の9.7型タブレット
  3. 2「Acer Chromebook Tab 10」の付属品
  4. 付属品
  5. 3「Acer Chromebook Tab 10」の外観
  6. 外観
  7. 4「Acer Chromebook Tab 10」の特徴
  8. 特徴
  9. 5「Acer Chromebook Tab 10」の起動反応
  10. 起動反応
  11. 6「Acer Chromebook Tab 10」の使用処理能力
  12. 使用処理能力
  13. 7「Acer Chromebook Tab 10」の良い点/気になる点
  14. 良い点
  15. 気になる点
  16. 8「Acer Chromebook Tab 10」の購入レビュー
  17. 良い購入レビュー
  18. 悪い購入レビュー
  19. まとめ
  20. 合わせて読みたい!タブレットに関する記事一覧

「Acer Chromebook Tab 10」とは

Acer Chromebook Tab 10はAcerからChrome ОSを搭載したタブレットとして発表されました。Appleの低価格帯の新iPadに対抗する製品として、また教育現場への普及を狙ったようです。

教育現場への普及を考えているためか小さな児童の手にも馴染むボディのサイズでラウンドフォルムを採用しています。

Acer Chromebook Tab 10

上記の記述から普段使いに、またタイピングを習う前の児童向けの教育に適した端末といえるでしょう。タッチスクリーンや付属のスタイラスペンでの操作が直感的です。また軽量ボディで移動時の持ち運びも負担なく楽です。

Chromebook Tab 10 | acer

Chrome OS搭載の9.7型タブレット

上記でも記述しましたがChrome OSを搭載したタブレットとして発表されました。Chromebookとして問題ないほどのスペックでタブレット端末として価格的にもパフォーマンスの良いものと言えます。

Acer Chromebook Tab 10は起動の度に最新ОSとセキュア環境が保たれます。またデータはすべてGoogleのクラウドサービスに保持されるので購入時の初期導入コストに加え、アップデートやセキュリティ維持のコストの負担が少なく管理や運用ができます。

Acer Chromebook Tab 10

軽量タッチスクリーンデバイス

Acer Chromebook Tab 10は軽量タッチスクリーンデバイスです。画面の解像度も高く、タッチ反応もかなり良いディスプレイです。

Google Play対応

Acer Chromebook Tab 10はGoogle play対応でAndroidアプリも購入できたりアプリをタッチ操作できます。しかしすべてのAndroidアプリが使用できる保証があるわけではありません。

以前のようにあらゆるリソースをオンデマンドでWebから取り込んで使うという感じではなくなってきています。

              Acer
Chromebook Tab 10
ディスプレイ 9.7インチ IPS
2,048×1,536
CPU Rockchip RK3399/OP1
2.0GHz(6core)
RAM 4GB
内部ストレージ 32GB
外部ストレージ micro SD
ポート USB‐C
その他 専用スタイラスペン付属
サイズ 縦238.2×幅172.2
×厚み9.9㎜
重さ 544g
価格 $329
約38,000円
スペックは上記のような感じです。外観の参考にしてください。採用されているCPUはARM系プロッセサOP1というものです。Chromebookで言いますとASUSの「C101PA」と同じものとなっています。

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「Acer Chromebook Tab 10」の付属品

Acer Chromebook Tab 10の付属品を見ていきたいと思います。

付属品

Acer Chromebook Tab 10の付属品はシンプルです。内容は充電器一式(USB‐C)とスタイラスペン、HDMI入力ポート搭載の映像出力機器(液晶ディスプレイ、プロジェクターなど)を接続するための変換ケーブルです。

Acer Chromebook Tab 10&付属品

USB‐C端子でキーボードやマウスとつなぐことも出来ます。

スタイラスペンが付属

スタイラスペン

Acer Chromebook Tab 10専用のスタイラスペンが付属されていて本体格納できます。ペンを抜くとタッチペンツールというものが選択できます。WacomⓇ社製のEMR(電磁誘導方式)のスタイラスペンです。高性能なのに軽量で壊れにくいです。

規格が同じであれば外部のタッチペンを購入して使用することもできます。

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「Acer Chromebook Tab 10」の外観

Acer Chromebook Tab 10の外観はどうなのか見ていきたいと思います。

外観

Acer ChromebookTab 10の外観は本体サイズが「幅172.2mm×高さ238.2mm×厚さ9.98」重さは「約550g」となっています。AppleのiPad(9.7インチ)の外観と比較すると数ミリ、数グラムの違いはありますがほぼ同じサイズです。

ですから外観がほぼ同じなので国内で豊富にiPad9.7インチ用のアクセサリー類(ケースやカバー)などが使用できます。但し、カメラの位置が違うので注意が必要です。

Display 9.7”(2048×1536)
Dimension 172.2×238.2×9.98㎜
Weight 0.55kg
Digital
Stylus
Wacom fell EMR
Interface USB3.1Type-c×1,microSD,ヘッドフォン端子

外観にiPadのような高級感はないのですがキレイな青色で光の具合によって色の濃淡があります。手触りは悪くありません。

傷をつけてしまいそうだと心配しなくてもいい気軽さを持っていられます。もとは米国の教育現場においてキーボードが必要ないような低学年向けに作られたという話があるくらいです。ですからこの外観もありなんじゃないかと思います。

画面

画面画像

Acer Chromebook Tab 10の画面はグレア液晶の画面となっていて画面の解像度も高いです。画面のタッチ反応もかなり良い点です。

背面

背面

外観の素材は樹脂製でメタルのような表面加工となっています。背面はツルッとした感じではなく細かいラインが入っているので手から滑りにくい印象があります。また先程記述しました専用のスタイラスペンは背面右下の部分(背面を正面として)に格納できます。

左側面

左側面の下部(画面を正面として)にスタイラスペンが格納されています。上部にはボタン類の配置があります。一番上のボタンが電源ボタンです。その下にボリュームボタンがあります。ボリュームボタンの下にmicroSDカードスロットがあります。

micro SDカードスロットにカバーのようなものがないのはなぜなのかな?と気になる点ではあります。

上側面

上側面

上側面の一番右側(画面を正面として)にイヤホンジャックがあります。左側の方にスピーカーがあります。

下側面

下側面は一番右側(画面を正面として)にUSB‐Cポートがあります。USB‐Cポートの左隣にスピーカーがあります。

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「Acer Chromebook Tab 10」の特徴

Acer chromebook Tab 10の特徴を見ていこうと思います。

特徴

Acer Chromebook Tab 10の特徴としてはChrome ОS搭載の9.7型タブレットということです。またデバイスを容易にでき、見やすい9.7型の大画面、9時間駆動のバッテリー、便利なポート搭載、Google play対応などがあります。

技適

Acer Chromebook Tab 10は認証に関しては同色のシールで側面に貼られていますが表面に技適のマークはありません。但しモジュール「QCNFA324」は技適認証されています。

最大9時間駆動可能

モバイルユースでも余裕で約9時間駆動が可能です。そのため教育現場での使用なら校内、校外問わずにあらゆる授業でもフル活用できます。

デバイス管理

Chromebook、Chromebox、Chromebaseと同様にChromeの管理コンソール(Chrome Management Console)でユーザーごとやグループごと、デバイスごとで簡単に管理できます。また、きめ細やかな設定や利用制限が可能です。

カメラ

Acer Chromebook Tab 10のカメラは背面側からみて右上に位置しています。フロントは200万画素、リアは500万画素のカメラを搭載しています。自撮りや被写体の撮影も手軽にできます。

MicroSDカードスロット装備

撮影データ重要ファイルなどはmicro SDカードに保存できます。データのバックアップ時にも便利です。

本体のストレージが32GBなので映像ファイルなど外部ストレージに移動が出来るものは外部ストレージに移動した方がいいと思います。多くのAndroidのアプリは外部ストレージに読み込むことが出来ません。

「Acer Chromebook Tab 10」の起動反応

Acer Chromebook Tab 10の起動反応を見ていきたいと思います。

起動反応

Acer Chromebook Tab 10にはSmart Lock for Chromebookという機能があります。こちらは自分のスマホが近くにあるときにChromebookの起動後のログインが簡易化されるといった機能です。

電車の中、バスの中、カフェなどの外出時にデバイスを取り出し起動して使用開始する際にログインが簡単になります。Googleアカウントでいろいろと環境を整備してくれるので便利です。

「Acer Chromebook Tab 10」の使用処理能力

Acer Chromebook Tab 10の使用速度や使用能力はどうなのでしょうか。見ていきたいと思います。

使用処理能力

Acer Chromebook Tab 10の処理速度、処理能力を見るうえでの目安としては以前より用いられているOctane 2.0における数値が9,673ということですので大きな不満は感じられないと思います。

しかしタブレットに近い性能ではありますが純粋なAndroid端末ではないため単純な比較は難しいです。処理速度的には複数のアプリやChromeブラウザ上のタブを開いた状態で切り替えをすると若干の反応のもたつきが見られます。

また、画面を90度以上回転させると一瞬反応のもたつきがあるようです。

CPU OP1,Made for Chromebooks (Rockchip RK3399)
(Octan 2.0 : 9673/Speedometer 2.0 : 23.27/AnTuTu : 96,045)
RAN 4GB
Storage 32GB eMMC
決してハイスペックなCPU・GPUではありませんがFPSゲームのプレイにもそこそこ耐えられる端末です。

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「Acer Chromebook Tab 10」の良い点/気になる点

いままで基本的な機能などをみてきました。ではAcer chrmoebook Tab 10の良い点/気になる点はどうでしょうか。見ていきたいと思います。

良い点

Acer Chromebook Tab 10のディスプレイは高解像度なのでとてもきれいです。またタッチの反応もかなり良い点です。ただ作業量が増えてしまうとキツくなります。解像度が高いので実行解像度を上げると表示量が増やせます。

しかし、アイコンや各ボタンの表示が小さくなってしまいますので操作感が多少悪く感じてしまうかもしれませんがデフォルト~90%くらいの表示にすると解決できます。

フル機能でChromeが使えるのでメインのChromeと環境が共有できるのが何より良い点です。どうしてもChromeアプリや拡張機能で足りない部分はAndroidのアプリで補うことも出来るのも良い点です。

基本的にはタブレットモードがベースなのでしっかりと入力作業をしたい場合はBluetoothでキーボードを接続しクラムシェルモードを使用する方が無難だと思います。

クラムシェルモード

Acer Chromebook Tab 10はBluetoothキーボード(ペアリング済み)の電源を入れますとクラムシェルモードになります。

タブレットモードでは動かなかったゲームやAndroidのアプリがクラムシェルモードだと動いたりします。

USB Type-c

Acer Chromebook Tab 10にUSB‐Type Cを利用し充電をしたりHDMI入力ポート搭載の映像出力機器(液晶ディスプレイ、プロジェクターなど)を接続して外部出力などができます。

また、キーボードをBluetoothで接続しUSB‐Type Cハブを利用して外部ストレージを増やしたりマウスを使ったりもできます。

気になる点

まず気になる点はスタイラスペンの格納位置です。日本人は右利きの人が多いので画面を見ながら左下のスタイラスペンを取り出すのは右利きの人には不便のように思い気になる点だなと思いました。

micro SDカードスロット部分にはカバーのようなものが付いていないので何かのはずみでmicro SDカードを間違って押してしまうとmicro SDカードが出てきてしまうのでこちらも気になる点です。

また複数のアプリやChromeブラウザ上にタブを開いた状態で作業をしていると反応のもたつきが見られたりと気になる点があります。

重い作業に不向き

上記でも記述しましたが、複数のアプリを起動していたりChromeブラウザ上にタブを複数開いていたりと作業量が増えたり重い作業をこなしていると負荷がかかりすぎてしまい反応が悪くなります。

こうした複数のアプリを起動したりChromeブラウザ上に多くのタブを開いたりと重い作業をすると負荷がかかり反応が遅くなるのは気になる点です。

まだ発展途上の面がある

Acer Chromebook Tab 10はまだまだ使い方や機能的に未知数で発展途上の面があります。ОSソフトも起動の度に最新のОSとセキュア環境が保たれるのでこれからのアップデートを期待したいところです。

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「Acer Chromebook Tab 10」の購入レビュー

Acer Chromebook Tab 10の購入レビューをユーザーのレビューと共に良い点/気になる点を見ていきたいと思います。

良い購入レビュー

それでは実際Acer Chromebook Tab 10を購入された方の購入レビューをみていきたいと思います。

Androidタブレット、iPadなどのタブレットというよりはChromebookのキーボード部分を取り除いてタブレットモードで使う状態のデバイスです。PCをタッチスクリーンに対応させてその中にAndroidのアプリを入れるという感じになります。

Chrome OSではなくてあくまでもChromebook Tabということです。ですからどう使ったらいいのか、どう使おうかとイメージがつかめない方もいるかもしれません。

そのため購入前のイメージより実際手に取り触っていじってみて思った以上に使い心地は良く、良い点も多いと感じるようですね。

こちらの購入レビューを見るまではAcer Chromebook Tab 10は入力作業に適しているデバイスだなと思っていましたがこちらのイラストを見て発展途上の面があるデバイスだなと感心しました。イラストなどにも使えるという発見は良い点を見つけられました。

イラスト作成をしたことがないのですが画面も大きいですしAcer Chromebook Tab 10を購入したらチャレンジしてみたいとおもいました。

悪い購入レビュー

悪い購入レビュー/気になる点がある購入レビューはほとんどなく良い点の購入レビューに寄ってしまいますが下記のような意見もありましたので紹介したいと思います。

Androidタブレット、iPadなどをイメージして購入すると使い勝手がいまいちという印象を持ってしまうようです。しかし使い勝手が悪いからダメなのかというとそうとも言えない奥深いデバイスのようです。

Acer Chrombook Tab 10という名前からどうしてもタブレットとイメージしてしまいがちのようです。Chromebookのキーボードを外したタブレット型端末なのでイメージのギャップに「?」となってしまうようです。

タブレット型なのでどうしても感覚では「?」となってしまうようです。ですから少し癖が強い端末に感じられるそうです。

中途半端なタブレットというイメージになりますが、そもそもタブレット型でもタブレットではない端末なので好みが分かれるのかもしれません。

まとめ

購入価格は求めやすいですしパフォーマンスも良いと思います。外観の高級感は劣ってしまいますが基本的な外観はiPadと大差はないのでいいと思います。

タブレットモードで起動しあまり複数の作業をしてしまうと動きが鈍くなってしまうなどと気になる点はありますがクラムシェルモードで起動し使用すれば動きが改善される良い点もあります。

普段Acer Chromebook Tab 10を起動して使用し作業をするなかでキーボードを使用せずにできるブラウジングや動画の閲覧、SNSやAndroidのアプリの使用などであればAcer Chrmebook Tab 10でも十分と言えます。

スタイラスペンが付属され、さらに端末本体へ格納できるので教育現場への普及を狙った通りお子様がスタイラスペンを使用してお絵かきをしたりするのも紙を使用しないのでエコになり使い方としてはありなのではないかと思います。

プライベートでアプリを最大限にいかして楽しみたいなら断然Androidタブレットが有利でしょう。

Chromebookタブレットを使用する最大のメリットは先程記述もしましたがChromeパソコン版と同じフルスペックで使用できることです。

Androidタブレットにマウスとキーボードを繋いでパソコンのように使用を考えてがっかりしてしまった方にはChromebookタブレットはおすすめです。

Androidタブレットをイメージして使用すると使い勝手がいまいちに感じやすいようですが実際使用すると妙に気にいる端末のようです。購入レビューも良いレビューしかないくらいでした。

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この記事のライター
Chanko