2018年10月27日更新
タブレットのメリット・デメリット総まとめ!利点はある?
タブレットを購入する時は、自分の購入目的を明確にした上でタブレットのメリットとデメリットを考慮してから、いるいらないの判断をした方がよいでしょう。そこで買ってから後悔しないように、タブレットのメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
目次
- 1タブレットのメリット~持ち運びが楽~
- ・PCに比べて軽い
- ・薄いタブレットが多い
- ・持ち運びが楽だからスマホをやめてタブレット1台でいいのでは?
- 2タブレットのメリット~タッチパネル搭載~
- ・立ちながらでも使いやすい
- ・PCに比べてスマホと操作が似ているので使いやすい
- 3タブレットのメリット~画面サイズが大きい~
- ・スマホよりも操作ミスが少ない
- ・画面が大きいので見やすい
- 4タブレットのデメリット~バッテリー持ち~
- ・Winタブの場合はPCに比べるとバッテリー持ちが短いものが多い
- 5タブレットのデメリット~Office~
- ・Officeの機能が制限される
- 6タブレットのデメリット~性能がPCより劣る~
- ・PCの方が重い作業に向いている
- ・タブレットで動画編集など負荷がかかる作業はやりにくい
タブレットのメリット~持ち運びが楽~
タブレット端末のメリットで1番に上げられるのは、パソコンに比べて圧倒的に持ち運びが楽なところです。
タブレットはスマホのようにポケットに入れるわけにはいきませんが、小脇に抱えたりちょっと大きめのバッグにすっぽり入るので持ち運びにストレスを感じることはありません。
PCに比べて軽い
PC(ノートパソコン)は年々軽量化が進んで軽くなっていますが、それでもタブレット端末の軽さと持ち運びやすさに到底及びません。やはりタブレットの良さはその軽さで、それが大きなメリットです。
例えば普及している軽量化モデルのノートパソコンの重さは1200gです。それに対して例えば、12.9インチのタブレット端末(iPad pro)だと本体の重さは677gです。なんとノートパソコンの約半分の重さです。
このタブレット端末に別売のキーボード(Smart keyboard)を付けてもトータルで1011g、およそノートパソコンより20%軽い計算になります。
しかし、タブレット端末にキーボードを付ける人は、ライティングをするようなヘビーユーザーですので通常は本体のみで十分です。逆にキーボードがいらないというのもタブレットのメリットでもあり良さでもあります。
薄いタブレットが多い
タブレット端末の最大のメリットは携帯性ですが、それは単純に重さの比較だけでなく、「厚み」も重要なファクターです。例をだすとタブレット端末(12.9インチの新型iPad Pro)の厚さは驚きの6.9mmです。
これと同じサイズのパソコン(ヒューレットパッカード)の厚さは12.4mmで、やはり2倍近い差があります。
ノートパソコンに比べて、タブレット端末の方が圧倒的に薄いというのが、持ち運びやすいタブレットのメリット及び利点の一つになっています。まさにタブレットの良さは、軽量化と薄さで実現した携帯性にあります。
持ち運びが楽だからスマホをやめてタブレット1台でいいのでは?
タブレットはPCに比べて持ち運びやすいし、タブレットを購入するならいっそスマホをやめてタブレット1台にしようと考える人も多くいるのではないでしょうか。タブレット1台にすれば通信コストを抑えることもできます。
しかし、タブレット1台にしてスマホを手放すことにはかなりのデメリットが生じます。そこで、決断する前にスマホとタブレットを2台持ちにするメリットとデメリットを見ていきましょう。
タブレット1台のみにするデメリット(スマホを手放す)
タブレットを購入する時にスマホはいらないという判断をすれば、スマホとタブレットを2台持ちする必要がなくなり、費用が抑えられるという利点があります。これはコストからみたら大きなメリットです。
しかし、それと引き換えにスマホがもつ利便性や機能を失うことになります。ですから購入前にしっかりとスマホを使う意味、タブレットを使う意味を考えましょう。
タブレットは通常、電話として使用できない
スマホはネットサーフィンやゲームなど様々な機能がありますが、もっとも重要な機能として携帯電話としての機能があります。しかし、基本的にタブレットに電話機能はありません。
これは大きなデメリットです。タブレットを購入して電話としても使用するには新たに回線契約を結ぶ必要があります。しかも、タブレットの機種も電話機能に対応しているものに限定されます。
タブレットを電話として使用するのは、かなり使いずらい
また、スマホのように片手に収まる大きさではないので、電話として使いずらいという致命的なデメリットもあります。結局のところタブレットを電話としてはいらないと思う人がほとんどでしょう。
スマホとタブレットを2台持ちにするメリット
スマホの電話機能や持ち運びの利便性は、タブレットには置き換えられないものがあります。やはり理想としてはスマホを持ちつつ、新たにタブレットを購入して2台持ちにすることで意味ある使い方が可能になります。
ここではスマホとタブレットの2台持ちのメリットについて紹介します。
スマホとタブレットのそれぞれの利点を生かすことができる。
スマホは小さなバックやポケットにも入るという利点がある持ち運びに便利な万能端末です。電話やLINEなどはほとんどスマホで行われ、ネット検索やアプリやゲームもスマホがあってこそ市場が盛り上がったのです。もはやなくてはならないツールです。
しかし、画面が小さく扱いずらいというデメリットがあります。また、外出中に資料やグラフなどの閲覧や、文章入力などを行うのは難しい側面があります。それを補うのがタブレットです。
タブレットは持ち運びも可能でありながら、ノートPCに近い画面の大きさと性能、タッチパネルというスマホの操作性も実現しています。
お勧めは、スマホを常時携帯して必要に応じてタブレットも携帯するという方法です。つまり、2台持ちにすることによってスマホの良さとタブレットの良さの両方の利点を享受することができるからです。
スマホとタブレットを2台持ちにするデメリット
スマホとタブレットを2台持ちにする時の最大のデメリットはタブレットのコストが加算されるという事です。
スマホの料金に加えてタブレットの料金がかかってしまう。
スマホの利用料金は、格安スマホを除けば1台で最低6500円くらいはかかかります。これにタブレットのネット接続の月額料金が最低でも5000円くらい加わります。
これだけの維持費がかかるとなると、いくら2台持ちの利点があってもタブレットはいらないと考える人もいるでしょう。
タブレットのネット接続料金を無料にする方法がある。
タブレットをネット接続させるには携帯電話会社のタブレット専用回線を契約する必要がります。そしてそれには当然、月額の回線利用料金がかかってしまいます。しかし、もう一つの方法としてWi-Fiに接続する方法があります。
Wi-Fi接続する場合の利点として、家にWi-Fiがある場合は無料で接続できる点です。 またWi-Fiがない場合でもスマートフォンを介してタブレットをネットにつなげる「テザリング」という方法を用いることが出来ます。
これならスマートフォンの電波につながるところであればネット接続が可能です。タブレットをWi-Fi接続することで、スマホとタブレットの2台持ちがリアルに現実的になります。
つまり、月額の回線利用料金がいらないのです。タブレットの本体購入費用だけで、コストの増加なく2台持ちの良さや利点の恩恵を受けることができるのです。
タブレットのメリット~タッチパネル搭載~
タブレット端末のメリットは携帯性だけではありません。何と言ってもその操作性です。ここではタブレット端末の操作性の良さやメリットについて紹介します。
立ちながらでも使いやすい
タブレット端末はアームで固定すると、パソコンやスマホではできない自由な使い方を実現できます。例えばスマホはいつも片方の手で常時もちながら使用することになります。パソコンはほとんどの場合、机の上やテーブルなどに置いて使用する形態です。
しかし、タブレット端末をアームで固定することで、寝ながらでも立ちながらでも操作が可能です。タブレットでベッドに横になりながら動画を見たり電子書籍を読んだりと、寝る前の時間をゆったりと過ごすことができるのもメリットです。
他にもクックパッドなどのレシピをみながら料理したりとかも簡単にできます。アームによってある意味タブレット端末の使い方は進化を遂げたと言えるでしょう。
PCに比べてスマホと操作が似ているので使いやすい
タブレット端末は使い慣れているスマホと同じ「タッチパネル」を搭載しているので、スマホと同様にキーボードなしで快適に操作できる良さやメリットがあります。
キーボードがいらないタッチパネルは、スマホの普及によってもはや世代を超えたスタンダードなユーザーインターフェースとなりました。
タブレット端末の操作がスマホの操作と同様に使えることは、パソコンにない大きなメリットです。
もちろんパソコンのようにキーボードで入力したい人は、別売の専用キーボードを購入することで対応できます。タブレットが必要に応じてキーボード対応できるのもメリットの一つでしょう。
タブレットのメリット~画面サイズが大きい~
タブレット端末はパソコンよりも携帯性が優れていながら、画面サイズはスマホよりも断然大きいので、見やすさと同時に操作もしやすいというダブルのメリットをタブレットは実現しています。
スマホよりも操作ミスが少ない
スマホの2017年の契約数は1億219万で、過去5年間で約44倍も増加しています。ある意味契約数からいったら日本の人口とそうは変わらないという数字です。もはや、老若男女が指を毎日使ってスマホの画面をタッチしてしているのです。
このタッチパネルの機能、便利なのですがスマホではタッチミスをちょいちょいしてしまうのが悩みの種でもあります。フェイスブックやTwitterの「いいね」を間違って押してしまったり、必要のないアプリを起動してしまったりとさんざんです。
タッチパネルの操作性は認めるが、タッチミスが多いのでいらないと考える人もいるでしょう。まだ若い人はいいのですが、中高年のスマホユーザーにとっては、タッチミスしやすいので特に使いずらいと感じる人が多いのではないでしょうか。
これはスマホの画面が小さいことが原因です。その点、タブレット端末の画面はスマホの画面に比べてかなり大きいので、タッチミスは激減します。タッチパネルの操作性の良さやメリットは、スマホよりもタブレットの方がある意味、体感できるでしょう。
画面が大きいので見やすい
タブレット端末の画面はスマホのような携帯性に優れながら、パソコンに近いレベルの大きさを有しています。例えばiPad Pro(タブレット)は12.9インチあります。
これはミニノートパソコンの大きさを凌駕するものです。タブレットの画面の大きさと見やすさはスマホに比べて大きなメリットです。
この大きさならある意味パソコンの見やすさとほぼ変わらない感覚です。そしてこれまで小さい画面で使いずらいと感じたスマホのアプリも大画面で見やすく快適になる利点があります。
タブレットの使い勝手の良さやメリットはその画面の大きさによるところが大きいと言えます。
タブレットのデメリット~バッテリー持ち~
これまではタブレットのメリットを紹介してきましたが、ここからはタブレットのデメリットについて紹介していきます。タブレットの購入の際には、メリットだけに目を奪われがちなのでよくデメリットも比較した上で購入を考えた方が良いでしょう。
Winタブの場合はPCに比べるとバッテリー持ちが短いものが多い
タブレットのデメリットして、バッテリー寿命がパソコンに比べると短いものが多いという点です。バッテリーの寿命は平均で2~3年と言われています。
また、タブレットの多くはバッテリーが交換式になっていないので、ある意味バッテリー寿命イコール製品寿命と考えた方が良いでしょう。
もちろんメーカーに交換依頼することもできますが、高額な交換費用がかかるので現実的ではありません。また、3年もすればOSのバージョンも変わってくるので、結局は交換はいらないし、ある意味新品購入の方が賢い選択になってきます。
タブレットのデメリット~Office~
タブレットの利点やメリットとして、通常パソコンでは購入費用が必要になるExcelやWordが、App StoreやGoogle Play Storeを通じて無料でインストールできることです。
性能も基本的な機能はパソコン版のOfficeと変わりません。つまり、Officeの購入がいらないということです。しかし、仕事でガッツリ利用したいと考えているユーザーにとっては、機能が制限されているので物足りなさを感じてしまいます。
Officeの機能が制限される
タブレット版のOfficeeはパソコン版のOfficeに比べると高度な機能が制限されています。高機能はいらない初心者やライトユーザーにとっては問題となりませんが、ヘビーユーザーにとってはある意味大きなデメリットになります。
複数のファイルを同時に開くことが出来ない
パソコンでExcelやWordを利用する時に、同時に複数のファイルを開いて編集するという作業をよく使います。とても便利で多くのユーザーがその使い良さを感じていると思います。
しかし、残念ながらタブレット版Officeでは同時に複数のファイルを開くことが出来ません。初心者にとっていらない機能かも知れませんが、中級以上のユーザーにとっては不可欠な機能です。
マクロ機能が使えない
仕事でExcelやWordを使用する時に、業務の効率化を目的に高度なマクロ機能を駆使して利用することがあります。
マクロ機能とは簡易なプログラミングのようなもので、Excelの処理を自動化したりシステマティックに利用する機能で、業務の効率化には大きなメリットです。
ライトユーザーにとっては、あまり意識する必要はありませんが、ヘビーユーザーや効率化を念頭に置いているユーザーにとっては、マクロ機能が使えないのは致命的ともいえるものです。
タブレットでOfficeの利用を中心に考えているユーザーにとっては、このOfficeの機能制限を十分に考慮したうえでタブレット購入の意味をよく考えてから、いるかいらないか判断するべきでしょう。
タブレットのデメリット~性能がPCより劣る~
タブレットを購入しようと考えた時に、もう一つ気になるデメリットはタブレットがパソコンよりも性能が劣るという点です。自分がタブレットを使う目的と意味を考えて性能的に問題が無いか、メリットがあるかどうかをチェックする必要があるでしょう。
PCの方が重い作業に向いている
パソコンの利点としてはタブレットよりもスペックをが高いことがあげられます。パソコンの良さはタブレットよりも処理スピードもハードディスクの容量も余裕があることです。
そして重い作業も十分にこなしてくれます。。ネットサーフィンや動画の閲覧が快適にできるだけでなく、仕事に使用する資料や文章も比較的スムーズに行えるのもメリットです。
タブレットで動画編集など負荷がかかる作業はやりにくい
一方のタブレットは、パソコンに比べて性能が劣るので負荷のかかる作業には不向きです。動画編集や複数のファイルを開きながら文章やプレゼン資料を作るなどの重い作業はパソコンに任せるべきでしょう。
そして、タブレットでは移動中の資料の閲覧や、ニュースのチェックなど閲覧中心の軽めな作業に特化した方がより快適で意味のある利用ができるでしょう。
さて、この記事ではタブレットのメリット、デメリットについて紹介してきました。 タブレットは持ち運びに便利で、タッチパネルで操作が簡単など利便性に優れています。
しかし、その反面でパソコンに比べてスペックが劣るために重い処理に向かなかったり、ofiiceに機能制限があるなどのデメリットについても紹介しました。
また、スマホとタブレットの利点を生かした2台持ちの方法にについても紹介しました。いずれにしても、タブレットの購入の際にはパソコンとタブレットのスペックを十分に考慮して、自分の目的にあった機種を購入するようにしましょう。