2023年01月10日更新
パソコンの電源は入るのに画面がつかない/真っ暗な時の原因と対処法
デスクトップパソコンやノートパソコンで、電源は入るのに画面がつかない/真っ暗なままで使えないというケースが意外に多く見られます。そこで今回は、パソコンの電源は入るのに画面がつかない/真っ暗な場合の原因と対処法について解説していきます。
パソコンの電源は入るのに画面がつかない/真っ暗な時の原因と対処法
デスクトップパソコンやノートパソコンで、電源を入れて電源ランプは点くのに画面がつかない/真っ暗なままで使えないというケースが意外に多く見られます。しかし、電源ランプは点くのに画面がつかない/真っ暗なままになったからといって、故障しているとは限りません。
そういった症状が起きる原因はいくつかあり、対処することで改善する可能性があります。そこで今回は、PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗な場合の原因と対処法について解説していきます。
パソコンの電源は入るのに画面がつかない/表示されない/真っ暗な時の原因
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因について解説していきます。
帯電している
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因①は、帯電していることです。パソコンを長時間使用していると、PC(パソコン)の内部に電気が溜まってしまい、画面がつかない/真っ暗なまま表示されないという症状が起きてしまいます。よって、帯電している場合は放電する必要があります。
一時的なPCの問題
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因②は、一時的なPCの問題です。PC(パソコン)は、一時的な不調が原因で画面がつかない/真っ暗まま表示されないことがあります。よって、そういった場合は放電することで症状が改善する可能性があります。
ハードディスクなどの物理的な故障
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因③は、ハードディスクなどの物理的な故障です。
ハードディスクなど、PC(パソコン)本体が故障している場合は、画面がつかない/真っ暗な症状が起きる原因になってしまいます。よって、ハードディスクなどの物理的な故障の場合は専門業者に修理依頼する必要があります。
接触不良
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因④は、接触不良です。ノートパソコンとは違い、デスクトップパソコンでは、パソコンとディスプレイをケーブルで接続しています。
そのため、パソコンとディスプレイ間の接触不良によって画面がつかない/真っ暗なまま表示されないという症状が起きてしまいます。
モニタの接続設定のエラー
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因⑤は、モニターの接続設定のエラーです。PC(パソコン)で、外部ディスプレイモードを設定している場合は、本体の画面には何も表示されません。
外部ディスプレイモードとは、外付けのディスプレイに画面を表示する設定のことで、この設定によって画面がつかない/真っ暗なまま表示されないという症状が起きてしまいます。
ディスプレイがスリープ/オフになっている
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない症状が起きる原因⑥は、ディスプレイがスリープ/オフになっていることです。PC(パソコン)の状態がスリープモードになっている場合や、ディスプレイの電源がオフになっている場合は、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない原因になってしまいます。
対処法
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法について解説していきます。
まず確認すること
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法①は、PC(パソコン)とディスプレイの電源を確認することです。ノートパソコンとは違い、デスクトップパソコンでは、パソコンとディスプレイをケーブルで接続しています。
そのため、さしこみが緩くなっていないかなどきちんと接続されているかを確認する必要があります。また、電源スイッチが押せていなかった場合は、PC(パソコン)が起動しないため、画面がつかない/真っ暗なまま表示されない原因になってしまいます。
意外と、接続したつもりがきちんと接続できていなかったケースや、電源スイッチを押したつもりがきちんと押せていなかったというケースは多くあります。よって、そのあたりを一度確認してみてください。
また、ノートパソコンの場合は、バッテリーが切れていることが原因で起動しない場合もありますので、電源ケーブルを接続して起動しない症状が改善できるか確認しましょう。
パソコンやOSの再起動
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法②は、パソコンやOSの再起動です。ディスプレイの不具合が起きた場合は、パソコンやOSの再起動をすることで改善する場合があります。
パソコンやOSを再起動する方法は、「電源ボタン」を長押しします。これは、デスクトップパソコン・ノートパソコンどちらも同じ方法になります。そして、もう一度「電源ボタン」を押して症状が改善したか確認します。
配線を差しなおす
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法③は、配線を差しなおすことです。帯電している場合や一時的なPC(パソコン)の不調の場合は、配線を差しなおして放電する必要があります。
放電する方法は、PC(パソコン)の電源を切ってから、PC(パソコン)に接続されているケーブルとディスプレイのケーブルを外して、コンセントから電源コードを抜きます。そして、その状態で10分程度待ちます。最後に、配線を差しなおして電源を入れて、症状が改善したか確認します。
ノートパソコンの場合は、PC(パソコン)の電源を切ってから、電源コードとバッテリーを外します。そして、その状態で10分程度待ちます。最後に、バッテリーを取り付けて電源コードを接続したら、電源を入れて症状が改善したか確認します。
モニタの接続設定を再設定
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法④は、モニタの接続設定を再設定することです。
PC(パソコン)で、外部モニターを使用していないのに、外部ディスプレイモードになっている場合、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない原因になってしまいます。モニターの設定を変更する方法は、「Windowsキー」を押しながら「Pキー」を押します。そして、この操作を何回か繰り返して、画面が表示されるか確認します。
ディスプレイの明るさの確認
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法⑤は、ディスプレイの明るさを確認することです。ノートパソコンの場合、ディスプレイの明るさが低くなっていることが原因で、画面がつかない/真っ暗なまま表示しないということも考えられます。
ディスプレイの明るさを変更する方法は、「Fnキー」を押しながら「F2キー」もしくは「F3キー」を押します。ただし、機種によって異なるため明るさの調整は、マニュアルなどで確認するようにしてください。
周辺機器を外す
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法⑥は、周辺機器を外すことです。パソコンに接続している周辺機器が原因で、画面がつかない/真っ暗なまま表示しないという場合もあります。
よって、USB機器や増設機器が接続されている場合は、一旦すべてを取り外してPC(パソコン)の本体だけで起動します。そして、症状が改善したか確認します。
セーフモードで起動
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法⑦は、セーフモードで起動することです。外部モニターの画面は表示されるのに、PC(パソコン)本体のみ表示されない場合は、ドライバーに問題があるためセーフモードで起動しましょう。
セーフモードで起動したら、インストールしているドライバーのアンインストールして、症状が改善したか確認します。
物理的な故障の場合は修理または買い換え
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法⑧は、物理的な故障の場合は修理または買い換えをすることです。ハードディスクなどの故障などが原因の場合は、専門業者に修理依頼するか新しいものに買い換えるようにしましょう
ノートパソコンの場合は画面を開きなおしてみる
PC(パソコン)の電源を入れて電源ランプは点くのに、画面がつかない/真っ暗なまま表示しない症状が起きた場合の対処法⑨は、ノートパソコンの場合は画面を開きなおしてみることです。
ノートパソコンの場合は、スリープ状態になってからすぐに画面を表示させようすると表示されないことがあります。そのため、その場合は一旦ディスプレイを閉じてしばらくたってから画面を開きます。