2019年01月25日更新
「そう、iPhoneならね」元ネタのCMや意味は?公式?
iPhoneユーザーのみならず、ネット上で有名になっている「そう、iPhoneならね」という有名なキャッチコピーがあります。その言葉の意味は?公式のCMが元ネタなの?英語では何というの?「そう、iPhoneならね」という言葉について解説していきます。
目次
そう、iPhoneならねとは?
iPhoneと言えば、今や知らない人はいないほど有名になったApple社のスマートフォン端末ですが、皆さんは「そう、iPhoneならね」という言葉を聞いたことはありますか?
iPhoneユーザーのみならず、インターネットの世界では、すっかり有名になっている言葉ですが、実際にはどういった意味で使われているのでしょうか。
ネットを中心によく出回っているイメージのあるフレーズですが、元ネタはどこから来ているのでしょうか。
今回はこの言葉について解説していきます。
iPhoneユーザーお馴染みのキャッチコピー
「そう、iPhoneならね」は、iPhoneユーザーにはすっかり馴染みのあるキャッチコピーになっています。
「そうだ、京都行こう」のように、シンプルかつ、汎用性が高く、iPhoneを強く印象付けるパワーワードとして、ネット上で人気を博しています。
また、iPhone自体が非常に機能性の高い商品で、iPhone=優れ物のイメージがあることも大きいと思います。iPhoneが素晴らしい商品であることが認知されている証拠ですね。
そう、iPhoneならねの意味は?
次は、「そう、iPhoneならね」の意味や、使い方について紹介していきます。
基本的には、iPhoneには他のものにはない優位性がある、ということを強調する使い方をします。
ネットでは「そう、iPhoneならね」というキャッチコピーをリスペクトしたコピペがいくつも出回っているのですが、有名なものとして
「銃撃されても大丈夫。そう、iPhoneならね。」というものがあります。
これは、2015年にアメリカで実際に起こったことですが、大学院生が強盗に銃で太ももを発砲される事件が起こったそうです。ただ、青年はポケットにiPhoneを入れていたために無傷だった、という話。
iPhoneの優れた耐久性をネタにして、このようなキャッチコピーが広まっています。
このように「そう、iPhoneならね」というキャッチコピーは、「iPhoneにはこういう優れた機能があるよ。」という意味から、先ほどのネタのように「iPhoneレベルになると、こんなこともできるんだ。」と多少大げさに表現する使い方まで広まっています。
いずれにしても、iPhoneユーザーだけではなく、多くのネットユーザーからもiPhoneが愛されていることがわかりますね。
「そう、iPhoneならね」をネタにしたまとめサイトまである
実際にTwitterで検索しても、「そう、iPhoneならね」をもじったツイートがたくさん出てきます。
インターネットで「そう、iPhoneならね」と調べると、このフレーズをネタにした記事などが出てきます。中には、「そう、iPhoneならね」をネタにした秀逸なツイートをまとめた記事まで出てきます。
センスが光るツイートが多く、こちらも使いたい、という気持ちになってきます。その面白さが拡散効果を広げているのかもしれませんね。
そう、iPhoneならねの元ネタは?
このように、多くのユーザーから愛されている「そう、iPhoneならね」のキャッチコピーですが、次は、「そう、iPhoneならね」の元ネタはどこから来ているのか、についてご紹介します。
元ネタは公式のCMだと信じられているが実は?
多くの方からは「そう、iPhoneならね」のキャッチフレーズは、iPhoneのCMで使用されたものが元ネタであると信じられていますが、実際はどうだったのでしょうか。
実際に公式のCMで「そう、iPhoneならね」のキャッチフレーズが使われているのか、調べてみました。
CMでは使われていない事を示すツイートが存在
調べたところ、iPhoneが初めて発売されたのは2007年6月でした。残念ながら当時のCMを確認することはできませんでしたが、Twitterで調べたところ、当初のCMでは「そう、iPhoneならね」のキャッチコピーが使われていない事を示すツイートを発見しました。
くぅぅ。さんがツイートした際に参考にされているリンクを見ると、【意外にも「そう、iPhoneならね」という言い回しは国内CMでは使われていなかった】というまとめサイトも作られているようです。
関連のツイートがサイトにはまとめられており、歴代のiPhoneのCMで使われた言い回しを記録するツイートもありました。
この記事を見ると、iPhoneの公式CMにおいて、「そう、iPhoneならね」という言い回しは使用されていないことがわかりました。
実際にCMで使われていたのは?
では、実際に歴代公式のCMではどういうフレーズが使われていたのでしょうか。
歴代公式のCMで使われていた言い回しを見ると、「それがiPhoneなんです」「そう、すべてを叶えるアプリケーションが揃ってるんです。iPhoneにはね」「そう、どんな時でも便利なのがiPhoneなんです」
というように「そう、iPhoneならね」に近いフレーズが使われていました。
その中でも、2008年に実際にCMで使われていたフレーズで「こんなにたくさんの中から選んだことも、こんなに簡単にダウンロードしたことも、そしてこんなふうに楽しんだこともきっとないはず。そう、iPhone以外ではね」というものがありました。
この「そう、iPhone以外ではね」が派生して、「そう、iPhoneならね」になったという説が一番有力です。
そう、iPhoneならねを英語でいうと?
「そう、iPhoneならね」というフレーズの意味、元ネタについて、今まで紹介してきましたが、最後に「そう、iPhoneならね」をもし英語で表現したらどう言うのか?について紹介します。
日本でここまでヒットした言葉が、他の国の言葉だとどういう形になるか、興味深いですね。グローバルに通じるフレーズについて調べました。
公式のCMでの言い回し
日本の公式のCMでは、上述で紹介したように、様々な似た言い回しがありましたが、海外の英語圏で流れているiPhoneのCMではどのような言い回しがされているのでしょうか。
海外の公式のCMでは英語で「Only on the iPhone.」という言い回しが採用されています。ちなみに、読み方は「オンリー オン ジ アイフォーン」となります
(後にiPhoneが入るので、theはジと読みます)
和訳すると「iPhoneだけだ」というような意味になりますね。
英語の和訳だと、日本語ならではの味わい深さはあまり伝わらないでしょうが、iPhoneの魅力を伝えるフレーズとしては英語でも十分伝わるキャッチコピーですね。
日常ではあまり使うこともないと思いますが、予備知識としてしっておけば、いざという時に役に立つかもしれないです。英語だとスマートに聞こえるため、機会があれば使ってみてもよいかもしれないですね。
いかがでしたでしょうか。今回は「そう、iPhoneならね」というキャッチコピーの意味、元ネタについて解説していきました。
聞いたこと、見たことがある方もたくさんいらっしゃると思いますが、公式CMでは「そう、iPhoneならね」という表現は一度も使われていない、とは意外でしたね。
ただし、公式CMでも非常に近い言い回しの言葉は使用されていることがわかりましたので、そこから広まった説が有力ではないかと思います。
自分自身「そう、iPhoneならね」という、シンプルかつ、汎用性の高い言葉の魅力を再認識した一件でした。興味ある方はぜひ1つの豆知識として参考にしていただけたらと思います。