2020年11月12日更新
【超簡単】バーチャルYouTuberのやり方・作り方と仕組みを徹底解説
【超簡単】バーチャルYouTuberのやり方・作り方と仕組みを徹底解説しています。スマホ、PCでのバーチャルYouTuberのやり方や、必要機材やアプリ、ソフトの解説もしています。作り方ややり方、仕組みを知りたい方は参考にしてください。
目次
- 1バーチャルYouTuberとは?
- ・バーチャルYouTuberになるメリット
- ・バーチャルYouTuberのデメリット
- 2バーチャルYouTuberはPCとスマホどちらが良い?
- 3バーチャルYouTuberの作り方
- ・モデルとは?
- ・モデルの動かし方・トラッキング
- ・カメラなどトラッキングするための機材
- 4バーチャルYouTuber制作ソフトを用意しよう~PC~
- ・FaceVTuber
- ・Hitogata
- ・Cluster.
- ・メイアライブ
- ・FaceRig
- 5バーチャルYouTuber制作ソフトを用意しよう~スマホ~
- ・ホロライブ
- ・パペ文字
- ・メイクアバター
- ・FaceRig
- ・トピア
- ・カスタムキャスト
- ・ミラティブ
- ・Memoji
- 6バーチャルYouTuberの仕組み
- ・AI(人工知能)ではない!
- ・3Dモーションキャプチャー使用
- 7バーチャルYouTuber 配信までの流れ
- ・機材の準備
- ・モーショントラッキングソフトを導入する
- ・3Dアバターを用意する
- ・動画編集ソフトを導入する
- ・Youtubeチャンネルを開設する
- ・ 動画の企画、撮影、編集を行う
- ・Youtube上に動画のデータをアップロードする
バーチャルYouTuberとは?
人気が出てきているバーチャルYouTuberですが、どのような仕組みでやり方(作り方)、費用や機材などどのようにバーチャルYouTuberになるのかを解説します。
ある程度の準備は必要ですが、バーチャルYouTuberは誰でも簡単になれます。
バーチャルYouTuberとは、VTuber(ブイチューバー)やバーチャルライバーとも呼ばれていますが、「バーチャル」という言葉通り、架空のキャラクターを作りゲーム配信やニュース解説など動画を作成することを言います。
バーチャルYouTuberのチャンネルも数多く出ており、架空のキャラクターが動き回ったり、笑ったり怒ったりと3D(2D)のキャラクターを中心の動画を作成しています。
バーチャルYouTuberになるメリット
バーチャルYouTuberになるメリットは、いくつもあるのですが、「顔出ししなくていい」「違う人になりきれる」「オリジナルキャラを作れる」などがあります。一つずつバーチャルYouTuberのメリットを解説します。
顔出しをしなくてもYouTuberになってファンを作れる!
YouTuberといえば、HIKAKINが有名ですが、顔出ししているので芸能人と同じように、人気になるほど、世間の注目を浴びます。
しかし、バーチャルYouTuberは顔出しの代わりに「架空のキャラクター」の動画なので、人気が出ても顔出ししなくて良いのが最大のメリットです。
ゆるキャラの「ふなっしー」は人気ですが、中の人は顔出ししていないので、誰なのかわかりません。バーチャルYouTuberも同じで、架空のキャラクター(ふなっしー)を演じることで、バーチャルYouTuberになれるのです。
違う人になりきれる「デジタルコスプレ」が魅力!
バーチャルYouTuberになるメリットがデジタルコスプレです。たとえばおじさんが、女子高生のキャラクターになりきったり、ダンディな俳優のように演じたり、今までの自分とは違うキャラクターを作成できるのが、バーチャルYouTuberのメリットです。
普段の自分ではない架空キャラクターを作成することで、バーチャルYouTuberで爽快感が味わえます。一度バーチャルYouTuberチャンネルを作成するとやめられない中毒性もあります。
オリジナルのキャラクターモデルを自作できる!
デジタルコスプレがバーチャルYouTuberのメリットでもありますが、すでにできている架空のキャラクターを使うのではなく、オリジナルのキャラクターモデルを自作できます。
オリジナルのキャラクターは、愛着も湧くので、チャンネルの更新頻度などモチベーションも上がることから無理なくYouTubeチャンネルの作成ができるはずです。
バーチャルYouTuberのデメリット
バーチャルYouTuberには、メリットもありますが、デメリットもあります。「バレる可能性」「費用の問題」について解説します。
バーチャルYouTuberの放送事故で中の人がバレることも
バーチャルYouTuberの放送事故で中の人がバレることもあります。
生放送で動画配信していると、不具合により、架空キャラクターの背景に、演じている人が写ってしまったり、PC(パソコン)に届いたLINEメッセージが見えてバレてしまったり、バーチャルYouTuberを作っているソフトの編集画面が写り込んで、流れてしまったりと放送事故が実際に起きています。
生放送ならではのトラブルもあるので、気をつけましょう。
バーチャルYouTuberになるには費用が掛かることも
バーチャルYouTuberになるには費用が掛かることもあります。凝れば凝るほど費用もかかり、通常のYouTubeチャンネルを作って配信するよりも、費用がかかる場合が多いので、先行投資は必要です。
無料で作れる架空キャラクターもあるので、費用を節約したい方は、無料から始めましょう。
バーチャルYouTuberはPCとスマホどちらが良い?
では、バーチャルYouTuberの作り方を解説します。必要機材や、架空キャラクターの動かし方、PCやスマホのメリットなどを解説しています。
バーチャルYouTuberの作り方(やり方)の前に、PCとスマホ、どちらを使うか決めます。それぞれにメリットがあるので、ニーズに合わせて、どちらを使うか決めましょう。
PCのメリット
バーチャルYouTuberの作り方(やり方)でPCのメリットは、
- カスタマイズ性が圧倒的にPCが強い
- 全身の動きを読み込み、架空キャラクターに反映できる
- ライブ配信、動画作成などはPCが一番使いやすい
- 配信内容(ゲーム実況など)によってはPCの方がいい場合が多い
この4つの点がPCのメリットです。やはりクォリティが高い動画作成は、PCの方が得意だということがわかります。
スマホのメリット
バーチャルYouTuberの作り方(やり方)でスマホにもメリットがあります。スマホのメリットは、
- 普段使っているスマホなので、操作が簡単でハードルが低い
- スマホにアプリを入れるだけで動画作成できる
- PCがない人(苦手な人)でもできる
この3つの点がスマホのメリットです。できることが限られている分、操作も簡単で、手軽に動画作成ができるので、ハードルが低くチャレンジしやすいのが特徴です。
本気で、バーチャルYouTuberを目指すなら、PCをオススメします。ソフトも豊富で、表現豊かな架空のキャラクターを作成できます。遊び半分(お試し)であればスマホでも十分ですが、いずれはPCで動画作成をすることも視野に入れておきましょう。
バーチャルYouTuberの作り方
バーチャルYouTuberの作り方について解説します。
モデルとは?
バーチャルYouTuberの作り方(やり方)で動画を作成するにも生放送で配信するにも、モデル(架空キャラクター)について理解しておかなければ、バーチャルYouTuberにはなれません。
モデルを(架空キャラクターを)凝れば凝るほど時間も費用もかかるのが、バーチャルYouTuberの特徴でもあるので、しっかりニーズに合わせて調整してください。
モデルの作り方
バーチャルYouTuberを作成するには、モデル(架空キャラクター)を用意する必要があります。モデル(架空キャラクター)には「既存モデル(架空キャラクター)」と「オリジナルモデル(架空キャラクター)」があります。
どちらのモデル(架空キャラクター)を利用するかで、費用も変わってきます。「既存モデル(架空キャラクター)」でもある程度のオリジナリティを出せます。
顔や服装、アクセサリーなどカスタマイズできるので、費用と手間を考えると「既存モデル(架空キャラクター)」でも十分だと言えます。
しかし、「オリジナルモデル(架空キャラクター)」の場合は、2Dモデル、3Dモデルともに時間も費用も発生します。特に3Dモデルは素人では作れないので、勉強して知識を蓄えるか、外注で作ってもらうかしかありません。
PC
PCのモデルの作り方は、最初にソフトウェアのインストールが必要です。また高度なモデルを作成するには、スペックの高いPC(パソコン)も必要なので、準備しておきましょう。
スマホ
スマホでモデルを作る際は、アプリのダウンロードをします。この記事の後半で紹介していますので、参考にしてください。
モデルの動かし方・トラッキング
PCの場合、モデルの動かし方は大きく分けて3つです。
- Webカメラ
- VR
- モーションキャプチャーデバイス
です。費用的にはWebカメラがいいですが、全身を撮影できないので、全身をトラッキングするにはある程度機材が必要です。顔の表情や、頭の動きをトラッキングする程度であれば、Webカメラでも十分です。
機材名 | 表情のトラッキング | 全身のトラッキング | 価格 |
Webカメラ | ○ | △ | 安い |
VR | △ | ○ | 高い |
モーションキャプチャーデバイス | △ | ○ | さらに高い |
各モデルの動かす機材の特徴は上記の表で確かめておきましょう。配信内容(チャンネル)によりますが、ゲーム配信であれば、表情のトラッキングが良くて、価格も安いWebカメラがおすすめです。
しかし、ダンスなどの全身を使ってトラッキングさせたい配信(チャンネル)であらば、WebカメラよりVRやモーションキャプチャーデバイスの方がおすすめです。
トラッキングとは、撮影者の動きや位置を認識して、追従することで、その動きに合わせてモデル(架空キャラクター)がシンクロする機能をいいます。このトラッキングのおかげで、リアリティのあるキャラクターの表情ができます。
ゲーム配信でテンションが上がっている表情を見せた時や、ゲームオーバーになって、悔しがっている表情などもトラッキングで表現できます。
PC
PCの場合は費用に合わせて、Webカメラ・VR・モーションキャプチャーデバイスを使って、モデルの動かしていきましょう。
スマホ
スマホでモデルを作る際は、アプリのダウンロードをします。アプリでモデルを動かせるので、アプリを使ってみましょう。
カメラなどトラッキングするための機材
カメラなどバーチャルYouTuberの仕組み上必要なものが多くなります。トラッキングするための機器やマイク、VRなどを使う場合など凝れば凝るほど機材の量も費用も高くなります。
上の画像は、モーションキャプチャー機器といって、トラッキングするための機材の1つです。価格も20万円と高額で、手が届きにくいものですが、ニーズに合わせて機材は用意しましょう。
もちろん購入しなくても、バーチャルYouTuberになれるので、必ず購入するもではありません。
たとえば、ゲームの実況をバーチャルYouTuberで配信する人は、モーションキャプチャー機器の購入は必要ないです。ダンスなど全身をトラッキングさせるバーチャルYouTuber配信をする人であれば、必要かもしれません。
マイク
自分の声を入れたチャンネル(ゲーム配信など)を作成する場合は、マイクも準備しておきましょう。
VRを使用する場合
使用するソフトによっては、VRが無いとトラッキングできない場合があります。利用するソフトをしっかり確かめてから使うようにしましょう。
バーチャルYouTuber制作ソフトを用意しよう~PC~
PCでバーチャルYouTuberをやるには、バーチャルYouTuber専用の制作ソフトを用意してください。
FaceVTuber
Webカメラとマイクとブラウザだけで使えるFaceVTuberは初心者にも扱える手軽さと3Dキャラを扱えるクォリティの高さが特徴のソフトです。
光が入るとトラッキングされないこともあるので、注意は必要ですが、ゲーム配信などのチャンネルをつくりたい人にはおすすめのソフトです。機材を用意しなくてもいいのがいいですね。
Hitogata
WEBカメラとマイクだけで操作可能で、無料で利用できるソフトです。キャラクターのカスタマイズもできますが、やり方がわからない人でも簡単にキャラクターを作れます。
Cluster.
プレゼン形式の動画チャンネルの人向きのソフトです。WEBカメラが無いPCでもデータ入力などで、キャラクター作成できます。
メイアライブ
簡単にリアルタイムでキャラクターが動かせるアニメーションアプリで、Windows、Macそれぞれにアプリが用意されています。Webカメラも必要なく、データ入力(キーボード操作)で表情を作れるので、慣れれば誰でも扱えます。
FaceRig
FaceRigはsteamで販売されているソフトウェアです。steamというサイトはPCゲームをやったことのある人なら一度は聞いたことのあるサイトだと思います。
steamでは数多くのPCゲームを取り揃えており、有名なPCゲームのほとんどを購入することができます。
FaceRigは通常価格1480円で販売されている商品で、残念ながらWindowsのみ対応しておりませんのでご注意ください。
通常バージョンでこの値段ですが、グレードアップすることもできます。グレードアップには6580円かかります。
バーチャルYouTuber制作ソフトを用意しよう~スマホ~
データ入力や機材を用意できない人でもバーチャルYouTuberのやり方(作り方)を知りたい方は、スマホだけでできる方法を参考にしてください。PCのようにデータ入力がないので、すごく簡単にバーチャルYouTuberになれます。
ホロライブ
機能とキャラクターは少ないですが、アップデートされ流頻度が高いので、今後使えるスマホアプリです。無料で利用できるのと、キャラクターが可愛いので、バーチャルYouTuberで使われ始めています。
ゲーム配信なでも使えて難しいデータ入力などはないので、使ってみてください。
パペ文字
少し変わった仕組みの動画配信がしたい方は、パペ文字アプリを使ってみましょう。顔だけキャラクターに変えたり声質や顔の一部だけ隠せます。データ入力がないので、誰でも簡単に使えます。操作方法(やり方)も簡単です。
メイクアバター
現在はまだ未配信ですが、好みのアバターを作れます。パーツを組み合わせるだけでオリジナルキャラクターが作れるので、今後に期待です。こちらもデータ入力などはないので、直感的に作れます。
FaceRig
PCのSteamというサイトでも販売されているソフトウェアであるFaceRigはスマホアプリとしてもリリースされています。
精密な表情の変化を再現することができており、より人間らしいVtuberに慣れることができます。PC版では有料でしたがスマホ版では無料で使用することができます。
トピア
トピアはVtuberになれるためのキャラクターを作成するだけでなく、ライブ配信もすることができます。
カスタムキャスト
カスタムキャストはトピア同様キャラクターメイクとライブ配信をすることができます。トピアと唯一違うのはキャラクターの顔だけでなく全身を細かく作成することができるということです。
Vtuebr全身を出して配信するキャラが多いのでそういうところでも個性を出すことができます。
ミラティブ
ミラティブはツイキャスなどの配信アプリに並ぶ有名なライブ配信アプリです。
かなり多くの利用者がいるのでここでVtuberとして活動すれば手軽に有名Vtuberになることができるのではないでしょうか。
Memoji
MemojiはアプリではなくiPhoneの機能の一つです。そのためAndroidでは使用することができません。
しかし、Appleが関係しているということでかなり精密な表情をスムーズに再現することができます。ライブ配信は簡単にはできませんが、動画撮影などの機能はiPhone機能としてあるのでiPhone単体で動画を作成することができます。
バーチャルYouTuberの仕組み
バーチャルYouTuberの仕組みを再度解説します。ほとんどのバーチャルユーチューバーはゲーム配信で使われています。どのような仕組みなのでしょうか。
AI(人工知能)ではない!
バーチャルユーチューバーの仕組みで一番気になるのが、AI(人工知能)と混合されやすいとこにあります。
AI(人工知能)とは全く仕組みが異なります。
仕組みは人が操作していたり、人の表情を読み取ってキャラクターで表現していたりします。AI(人工知能)の仕組みとは異なるものです。
3Dモーションキャプチャー使用
仕組み(やり方)は様々で、3Dモーションキャプチャー使用していることもあります。全身に専用に器具を取り付けて、使用者(人)の動きをトラッキングしてモデル(キャラクター)に反映させています。
動画を見ると難しそうでも仕組み(やり方)を知ると意外と簡単に作れます。
バーチャルYouTuber 配信までの流れ
バーチャルユーチューバーの配信までの流れ(やり方)を解説します。ゲーム配信などやりたいチャンネルによって変わってきますが、主な流れ(やり方)は同じなので、参考にしてください。
機材の準備
チャンネル動画にとってk割りますが、機材を用意しましょう。ゲーム配信などであれば、Webカメラでも十分ですが、ダンス動画などはそれなりの機材が必要になる場合があります。
モーショントラッキングソフトを導入する
モーショントラッキングソフトとは、動画内の被写体(動くもの)を自動的に追跡(追尾)できる機能です。アプリやソフトについていますので、ニーズに合わせて導入してください。
3Dアバターを用意する
キャラクターを動かしたい人は、3Dアバターを用意します。オリジナルモデルでも既存モデルでも構いません。
PCの場合モデルのよってはデータ入力など知識が必要ですが、スマホアプリであれば、データ入力は必要ないので、手軽にしたい人はスマホで用意しましょう。
動画編集ソフトを導入する
動画編集ソフトを導入します。生放送では必要ないですが、撮影した動画を編集してみやすい動画にするには動画編集ソフトが必要です。データ入力などある程度知識も必要です。
Youtubeチャンネルを開設する
スマホでもPCでもYoutubeチャンネルを開設しなければ意味がありません。ここでは開設のやり方は、割愛しますが、簡単に開設できます。必要データを入力して作っておきましょう。
動画の企画、撮影、編集を行う
動画の企画、撮影、編集を行う作業が必要です。アイディアやセンス、そして技術が必要です。
Youtube上に動画のデータをアップロードする
動画が完成して、編集できたらYoutube上に動画のデータをアップロードします。これで、あなたもバーチャルYouTuberです。