WATCHA|あなた好みの映画をおすすめするレビューアプリが面白い
昔と比べて大量の映画やドラマ、アニメを手軽に視聴できるようになりました。しかし、なかなか好きな作品に出会えないという方におすすめなのが、WATCHAというアプリです。この記事ではWATCHAとはどういったものかをご紹介し、使い方やメリットを解説します。
目次
WATCHAとは
映画やドラマ、アニメなどの月額動画サービスに加入している。口コミ評価などの情報もチェックして自分にあった作品を探しているけれど、なかなか上手くいかない。そもそも自分の好みの作品の傾向がわからない。映像作品の鑑賞が趣味の方が一度は思う悩みです。
そんな皆様のためにご紹介したいのが、WATCHAというアプリです。
WATCHAとは、AndroidやiPhoneなどの端末で無料で利用できるアプリで、さまざまな映画やドラマ、アニメの作品情報をAIが分析し、あなたの好みにあったものをおすすめしてくれるサービスです。
この記事では、WATCHAを使うとどういったことができるのかということやアプリの基本的な操作方法、WATCHAで得られる具体的なメリットをご紹介します。映画やドラマ、アニメを今よりもっと快適に楽しみたい方は、ぜひ読んでみてください。
評価情報からあなたの好みをおすすめするアプリ
WATCHAは100万件以上のダウンロード数を誇り、たくさんのユーザーが映画やドラマ、アニメといった作品の評価を採点しています。この膨大な情報がWATCHAの内部にデータとして蓄積されています。
WATCHAをインストールすると、まず過去に観た映像作品の中からあなたの好みを入力することになります。
その傾向を分析し、他のユーザーの評価や採点データを突き合わせ、あなたの好みに合うだろう映像作品をおすすめしてくれる仕組みです。知人の評価や口コミのデータを頼りに自分にあった作品を探す手間を省いてくれる便利なアプリです。
映画/ドラマ/アニメのジャンルがある
WATCHAが取り扱う作品の幅が非常に広いこともメリットです。映画やドラマ、アニメといったジャンルごとに大量の作品の評価データが網羅されています。
古い作品が引っかかりにくい、分析の精度が甘いことがあるなど、AI分析ならではの難点もありますが、ユーザーからのフィードバックに細かく対応していることもあり、更新も頻繁に行われています。
誰かにおすすめの作品を聞くと好みの違いによって評価が分かれることが多々ありますが、収録されたデータが多いことやユーザー個人の好みの傾向を記憶しておすすめしてくれるので、まだ観ていない好きな作品に出会える確率が上がるでしょう。
鑑賞記録やレビューも可能
WATCHAでは、おすすめされて観た作品の評価をレビューとして書き込むことが可能です。☆いくつ、といった形で評価が採点され、気になった作品は他のユーザーのレビューを読むこともできます。
すでに観た映画、ドラマやアニメを鑑賞記録として登録しておくことでAIに記憶され、さらにその情報に基づいておすすめ作品を分析してくれます。メモ帳やExcelなどを使って気になる映像作品を記録しておくよりも遥かに使いやすいです。
WATCHAの使い方
ここから、WATCHAの具体的な使い方を解説して行きしょう。WATCHAをインストールするとまず最初に上のような画面が表示されます。LINEかTwitter、またはメールアドレスでアカウント登録する必要があります。
いずれかを選んでクリックすると、ユーザー情報を登録する画面に進みます。今回の例では、メールアドレスから登録する方法をご紹介しています。名前(本名でなくても可)、メールアドレス、パスワードを赤枠で囲った空欄に入力します。
ユーザー情報を登録すると、ランダムで選出された映画の中から15作品の評価を登録する画面に進みます。【☆】をクリックすることで10段階の評価をすることができます。わからないものは評価しなくても大丈夫です。
画面上部にあるタグで、【映画】と【TV】を切り替えることができます。また、アニメがジャンルとしてありませんが、それぞれの一覧に組み込まれています。
15作品の評価が終わると(さらに続けることも可能です)、WATCHAのホーム画面が表示されます。この時点でユーザーの好みの傾向を分析し、おすすめ作品が表示されています。また、赤枠の部分では予想評価が出ています。
今回の場合だと、「TV:PRIZON BREAKシリーズ」を視聴した場合☆4.2の評価を採点するだろうと予想しています。観たことがありますが確かに個人的にかなり高評価でした。
以上がWATCHA導入までの解説でした。ここから、いくつかの項目に細かく分けてご紹介して行きます。
マイページ機能
WATCHAでのマイページとは、ユーザーのメモのようなものです。ここでは、マイページについて解説します。画面右下、赤枠で囲まれた【マイページ】をタップしてみます。
マイページをタップすると、上のような画面に切り替わります。赤枠で囲った部分が、評価を登録した映画やテレビの本数です。画面下部には高評価をつけた映画やアニメなどが【お気に入りの作品】として登録されます。
また、赤枠で囲った部分をタップすると、評価をつけた作品の一覧が表示されます。さらに、気になった作品は【見たいリスト】に登録することで簡単に確認できるようになります。
WATCHA:見たいリストの使い方とは
ここでは【見たいリスト】の使い方を解説します。一度おすすめページ(ホーム画面)に戻り、先ほどのPRIZON BREAKをタップしてみます。
作品名をタップすると、上のような画面が表示されます。ここでは、映画やテレビ、アニメの基本的な作品情報やキャスティング、監督名を確認することができます。下にスクロールして行くと、他のユーザーのレビューや平均評価なども確認できます。
評価を確認し、気になる作品があった場合は赤枠で囲まれた【見たい】をタップします。
すると上のような画面が表示されるので、【見たい】をタップしてみます。
再度マイページに戻ると、赤枠で囲まれた【見たい】に一つの作品が追加されているのが確認できました。このようにWATCHAがおすすめした映画やテレビ、アニメを「すでに観終えたもの」と「見たいもの」に分けて管理できる点が非常に便利です。
見たいものリストの中の作品を鑑賞し終えたら、評価を登録することで分類を変更することも可能です。また、評価もいつでも変えることができます。
SNS機能
ここまでは、あなたの好みをWATCHAが分析しておすすめを探してきました。しかし、このままでは一人で作品を探しているのとあまり変わりません。そこで、WATCHAのSNS機能を使ってより多角的に作品の評価を見てみます。
SNSとは、FacebookやTwitterなどのようにネットを通じて情報を発信したり交換できるツールのことです。【マイページ】の画面から、右上の赤丸で囲まれた人型のアイコンをタップしてみましょう。
アイコンをタップすると、FacebookやTwitterのアカウントを使用して友達と情報を共有することができます。また、WATCHAの【おすすめユーザー】機能も便利です。
おすすめユーザーとは、あなたの好みをWATCHAが分析し、好きな映画やドラマの傾向が似ている人などをピックアップしてくれる機能です。ユーザー名をタップするとあなたの好みとの相性度が表示され、フォローすることもできます。
もう一つ、WATCHAのSNS機能でできることとして、作品のレビューを書き、他のユーザーに公開することができます。【マイページ】画面に戻り、好きな作品の画像をタップしてみましょう。
画像をタップすると、作品情報の画面が表示されます。【☆マーク】の右上にある【エンピツのアイコン】をタップしてみます。
アイコンをタップすると、レビュー作成画面が表示されます。作品の評価や見所をテキストで記入することができます。画面下部には【ネタバレ】と【シェア】という表示があります。
ネタバレにチェックを入れると他のユーザーがレビューを読もうとした場合、その旨が通知されます。シェアを選択することで他のユーザーに公開する設定に変更します。個人的なメモ代わりに使いたい場合はシェアしないことも可能です。
自分のベストムービーを設定
WATCHAでは、マイページから採点を登録した作品と見たいリストに登録した作品を一覧で管理することができますが、さらに見やすくするために【まとめ】機能があります。
まとめを使えば自分のベストムービーなどをフォルダ管理してシェアすることもできます。まずは採点済みか見たいリストをタップして、作品の一覧を表示させます。
次に、まとめに入れたい映画やドラマの画像をタップします。
作品情報の画面が表示されたら、【見たい】をタップすると上のような項目が表示されます。左下にある【まとめに追加】を選択して、新しいまとめを作ってみましょう。
赤枠で囲まれた上の部分にまとめのタイトルを、下の部分に評価を記入し、最後に右上の【チェックマーク】をタップしたら、まとめの作成は完了です。
マイページに戻ってみると新しいまとめが作成されました。タイトルを自分の好きなように変えられるので、好きな映画やドラマだけを集めてベストムービー集を作って他のユーザーに公開することができます。自分の備忘録としても非常に便利です。
WATCHAの基本的な使い方とは以上です。
FilmarksとWATCHAの比較
WATCHAと似た機能を持つアプリに【Filmarks】というものがあります。こちらも10万件以上ダウンロードされている人気アプリです。WATCHAとFilmarksの使用感の違いを解説します。
Filmarksのメリットは、インターフェイスが見やすいこと。メイン画面ではカテゴリ別におすすめの映画が表示されていて、知らない作品にもアクセスしやすくなっています。
反対に、「あなたの好みの作品を広げていく」という点ではWATCHAの方が上です。ユーザーの採点や評価を蓄積し、ピンポイントで作品を紹介してくれるからです。また、WATCHAの方がマイページのジャンル分けを細かく記録できます。
まとめると、話題の映画をたくさん観たい方はFilmarks、よりあなたの好みに特化した作品を探したい方はWATCHAがおすすめです。
AIが好みを分析してくれる
ここから、WATCHAのメリットを具体的に解説します。WATCHAの特長とは、他のアプリと比べてAIの分析力が高いという点です。
採点で評価を書くとAIが学習
WATCHAでは、観た映画やドラマ、アニメに対して採点方式で評価することができます。採点した作品が多いほど、WATCHAの中にデータが蓄積されていきます。
そうしたユーザーのデータを分析し、あなたの好みの傾向を反映した作品を紹介してくれます。好きなジャンル、苦手なジャンル、年代、長さなど多角的に分析する学習能力の高さがWATCHAを使うメリットです。
好きな俳優や監督、好みのジャンルから好みをおすすめ
そうした分析による作品の紹介だけでなく、ユーザーが能動的に情報を取りに行くこともできます。例えば好きな俳優や監督、あなたの好みのジャンルから作品を絞って検索することができます。
もちろんそうしたデータも、WATCHAのAIにデータとしておすすめの作品に反映されます。
タグのキーワードから作品をチェックできる
さらに直接的に、映画やドラマにタグ付けされたキーワードからリンクを辿ることや一覧を見ることも可能です。SNSを使い慣れている方はこちらの探し方が一般的でしょう。
タグから作品をチェックできることで、よりあなたの好みにものを探すことができます。能動的にも受動的にも、さらに検索範囲を広げたりピンポイントで探したり自由にできることがWATCHAの使いやすい点です。
自分だけのまとめが作成できる
もう一点、WATCHAのメリットとして、すでに観た作品とこれから観たい作品、お気に入りの作品を細かく分けて管理できることがあります。Fillmarksにも「マイベストムービー」という機能があり使いやすいですが、細分化の面ではWATCHAが上です。
あなたの嗜好が良く分かる
例えば観た作品の中で採点が高かったもの、低かったものをまとめリストに分けて登録し、SNS上に公開することで他のユーザーもその情報を参考にすることができます。
その逆に嗜好が似ているユーザーをWATCHAが検索してくれるので、双方向に情報を広げやすくなります。
好みの映画が見つかる
ここまでをまとめると、WATCHAは「外れの作品に当たる確率を下げてくれるアプリ」といえるでしょう。月額動画配信サービスなどを利用すると、作品数が多すぎて何を観ればよいのかわからなくなることもよくあります。
気になった作品全てを視聴するには途方もない時間が必要なので、情報を絞り込んでくれる点が大変便利です。
WATCHAの注意点
とても便利なWATCHAですが、利用するにあたって注意点があります。
動画サービスではない
WATCHAとは、あくまで映像作品を検索するアプリであり、動画配信機能は持たないということを理解しておいてください。
視聴には他のサービスも必要
好みの作品が見つかり、視聴したいとしてもWATCHA単独では観ることができません。作品情報の項目からiTunesや各種動画サービスへのリンク項目があり、別途購入することが必要です。
また、プレイヤーとしての再生機能も持っていません。あくまで情報サービスとして利用するためのアプリです。
この記事では、WATCHAとはどういうものかということについて、できることやメリット、使い方などを解説してきました。大量の作品を気軽に視聴できるようになった時代だからこそ、WATCHAを利用してよりあなたの好みに合うものを探してみてください。