SendAnywhereでファイル転送・受信!登録不要で大容量も送受信できる!
SendAnywhereとはPCやスマホ向けの登録不要でファイル転送できるサービスやアプリのことを指します。SendAnywhereの使い方とは?SendAnywhereのファイル受信方法とは?といったSendAnywhereの疑問について解決します。
目次
SendAnywhereとは?
皆さんはファイルをクラウド上にアップロードしたりしていますか?SendAnywhereを使うことで簡単にファイルを転送したり、PCやスマホといった各端末間でファイル受信できたり、ファイルの共有が円滑に行えるようになります。
今記事ではSendAnywhereのファイル転送や受信の方法とは?SendAnywhereは登録が不要なのか?などといったSendAnywhereの疑問にすべてお答えします!
登録不要で使用できるファイル転送サービス
SendAnywhereとは登録不要で使用できるファイル転送サービスです。SendAnywhere以外にもFilePostやGigaFile便などがありますが、SendAnywhereにも他の転送サービスに負けないほどの特徴があります。
まずSendAnywhereは登録不要のため、面倒なアカウント情報を記入して登録したり、不要な個人情報まで登録する必要がありません。他のファイル転送サービスでは登録情報が必要な場合が多いですが、SendAnywhereはなんと登録不要で利用できるのです!
SendAnywhereの紹介動画
また、SendAnywhereの公式ホームページは以下に示したリンク先からアクセスすることができます。
SendAnywhereの特徴
SendAnywhereには登録不要といった特徴だけでなく、大容量のファイル転送が可能であったり、PCやスマホ(AndroidやiPhone)のアプリで使用できるなどといった特徴があります。
大容量のファイルの転送も可能
SendAnywhereではメールアドレスでは送れない大容量のファイルを転送することができます。大容量のファイルはSendAnywhereのWebサイトやChromeの拡張機能、Outlookのアドインで添付することができるようになります。
PC/iPhone/Androidで使用可能
SendAnywhereはPCのみで利用できるサービスではありません。PCだけでなくiPhoneやAndroid対応のSendAnywhereの専用スマホアプリをインストールすることで、ファイルの転送や受信をすることができます。
SendAnywhereの使い方~PC~
SendAnywhereの公式ダウンロードサイトから、PC用のSendAnywhereアプリをダウンロードしていきましょう。SendAnywhereのダウンロードサイトは以下に記したリンクからアクセスすることができます。
アプリをインストール
SendAnywhereのダウンロードページを開いたら、PCの場合"デスクトップ"の項目内の各OSに対応したアプリの"ダウンロード"を左クリックして、インストーラをダウンロードしてください。
"Outlook Add-In"とはWindows Outlook 2010以降のOutlookでSendAnywhereが使えるアドインのことです。また、"ウェブ"の項目内の"Chrome App"や"Chrome Extension"とはChromeにSendAnywhere機能を追加できるファイルのことです。
今記事ではWindows版のSendAnywhereのアプリをPCにインストールして使用しますが、これらのファイルは必要に応じてダウンロードしてみてください。
Windows版の場合ダウンロードしたファイルを左クリックして、SendAnywhereのインストーラを起動してください。
インストーラが起動したら、"インストール"を左クリックしてください。
SendAnywhereのインストールが完了したら、"完了"を左クリックしてSendAnywhereを起動してください。
使い方
SendAnywhereのインストールが完了したら、SendAnywhereを起動してファイルの送信や受信などの基本的な使い方を実演してみましょう。
最初の設定
まずファイルの受信や送信を行う前にSendAnywhereの設定画面を開いてみましょう。SendAnywhere起動後の画面内の歯車マークを左クリックしてください。
上の画像のようにSendAnywhereの設定画面が開かれます。"一般"の項目ではSendAnywhereの通知設定や起動方法などを弄ることができます。チェックボックスを左クリックしてチェックを入れると、項目に書かれた機能をオンにすることができます。
"プロフィール"の項目では、SendAnywhereのアカウント作成し、ログインすることができます。登録不要でもSendAnywhereは使うことができます。課金版のSendAnywhere Plusを使用する場合、登録不要ではないので注意してください。
"転送設定"の項目では、ファイルの保存先など受信するファイルをどうやって保存するのか設定することができ、転送する近くのデバイス関連の設定などを行うことができます。
"スマート転送"の項目では、"スマート転送"のオンオフを設定することができます。"スマート転送"とは、ファイルなどの一つのリンクにアクセスが集中する場合、ファイルのダウンロード速度を増加させることができます。
ファイルの受信方法
次にSendAnywhereでファイルを受信する方法について説明していきます。ファイルを受信するためには、SendAnywhereでファイルを送信したときに表示される6桁のキーかリンクを入力する必要があります。
"ファイル転送"の"受信"の項目にある記入欄に、受信したいファイルの6桁キーかリンクを入力してください。
入力し終わったら"確認"を左クリックしてください。
ダウンロードするファイルにチェックを入れて、"ダウンロード"を左クリックしてチェックしたファイルのダウンロードが開始します。
ダウンロードが完了したら、"転送履歴"内のダウンロードしたファイルにカーソルをあてて、フォルダマークを左クリックすると、ダウンロードフォルダ内のファイルを開くことができます。
ファイルの送信方法
今度はPCのSendAnywhereからファイルを送信してみましょう。"ファイル転送"の"送信"項目内に送信したいファイルをそのままドロップするか、"+"マークを左クリックしてフォルダから送信したいファイルを選択してください。
すると6桁のキーやQRコードが表示されます。時間制限内でSendAnywhereの受信側にこのキーやQRコードを読み込ませる必要があります。
また、"共有リンクを作る"を左クリックすることで、リンクを作成することができます。共有リンクとは、キーやQRコードと違い、多くの人がファイルを受信することができるリンクのことです。
受信側がファイルの受け取りに成功したら、上の画像のようにPCの転送履歴に送信したファイルが表示されます。
SendAnywhereの使い方~スマホ~
SendAnywhereはスマホ専用アプリをインストールすることで、AndroidやiPhoneでもファイル転送を行うことができます。以下のリンクにAndroidとiTunesそれぞれのSendAnywhereアプリのインストール先を示しました。
今記事ではAndroid版のSendAnywhereの使い方について説明していきます。iPhoneでもほぼ同じ使い方をすることができます。
アプリをインストール
前述したSendAnywhereアプリのリンク先に移動できたら、AndroidはGooglePlay、iPhoneはAppStoreが開かれます。SendAnywhereのアプリであることを確認したら、"インストール"をタップしてSendAnywhereのインストールを開始してください。
上の画像のようにインストールが完了したら、"開く"をタップして起動してください。
SendAnywhereが起動したら、"利用規約とプライバシーポリシーに同意する"にチェックを入れて、"確認"をタップしてください。
"権限のリクエスト"と表示されたら、"次へ"をタップしてください。
SendAnywhereアプリのストレージアクセス権限を許可するかどうか聞かれるので、迷わず"許可"の方をタップしてください。
SendAnywhereのお知らせやイベント、広告などの通知を受け取るかどうか聞かれますので、通知を許可するかどうか選んでタップしてください。
ファイルの受信方法
SendAnywhereアプリでファイルを受信する方法について説明していきます。下にあるタブの中から"受信"をタップしてください。すると、上の画像のようなページに移動します。
そしたら、"キーを入力してください"の下にある記入欄をタップして、受信したいファイルのキーやリンクを記入してください。
上の画像のようにキーやリンクの記入が完了したら、"受信"をタップしてください。
ファイルの受信に成功すると、上の画像のように下の"転送履歴"のタブに受信したファイルが表示されます。受信したファイルをタップすることで、ファイルを閲覧することができます。
ファイルの送信方法
SendAnywhereアプリでファイルを送信したい場合、下にある"送信"のタブをタップします。すると上の画像のように、画像ファイルなどが表示されます。
上側にある"最新"タブでは最近追加されたファイルをすぐに見つけることができます。"写真"タブで画像ファイル、"動画"タブで動画ファイル、"音声"タブで音声ファイルを探すことができます。
また、"連絡先"や"アプリ"タブでバックアップを取ることができ、"ファイル"タブから送信したい他のファイルを探すことができます。
送信したいファイルが見つかったら、送信したいファイルをタップしてください。チェックマークが上の画像のようにつくはずです。
ファイル選択をすると下に"送信"と表示されるので、そこをタップしてください。
するとPCと同じように6桁のキーやQRコードが表示されます。制限時間内でSendAnywhereの受信側にこのキーやQRコードを読み込ませる必要があります。
また、"共有リンクを作る"をタップすることで、共有リンクを作成することができます。共有リンクとは、キー入力と違い、多くの人がファイルを受信することができるリンクのことです。
受信側がファイルの受け取りに成功したら、PC版と同様に"転送履歴"のタブに送信したファイルが表示されます。
SendAnywhereの危険性は?
SendAnywhereのPC版とスマホ版の基本的な使い方について理解できたでしょうか?さてここではSendAnywhereのファイル転送における危険性の有無についてお話していきます。
SendAnywhereを使っているうえで、勝手に第三者が転送したファイルを閲覧できてしまったら、危険性が増しますね。実際にSendAnywhereを使うことは安全であるといえるのか、この項目では色々と探っていきましょう。
ファイルの暗号化
SendAnywhereではファイルの転送時に、転送中のファイルが勝手に暗号化されます。なので外部からファイルの情報だけを入手しようとしても、暗号化されているためファイルの閲覧をすることができません。
また、6桁のキーやQRコードで転送する場合、制限時間10分以内に第三者が6桁キーやQRコードを読み取り、勝手にファイルをダウンロードすることは滅多にありません。そもそも10分もかからず速攻で6桁キーやQRコードを入力する場合が多いでしょう。
ファイルの保存日数が設定
SendAnywhereでは、転送されたファイルの6桁キーやQRコードの制限時間は10分までですが、アップロードされたファイルの共有リンクの場合、二日間も保存されます。SendAnywhereではあらかじめ転送されたファイルの保存日数が設定されています。
設定してある保存日数を超えると、転送されたファイルは自動的に跡形もなく消去されます。なので第三者が転送したファイルを入手しようとしても、早い段階でデータが消えるのでファイルの消し忘れによる情報流出を防ぐことができます。