2019年04月24日更新
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方!偽物識別法を解説!
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方をご存知でしょうか。偽物の低品質なものを使っているとトラブルになりかねません。一度iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方を学んで、手元のケーブルを確認してみてください。
目次
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方〜MFi認証〜
iPhoneの充電ケーブルはiPhone5以降Lightningケーブルで統一されているため、iPhoneの充電ケーブルは使い回しをすることができて便利です。iPhoneの充電ケーブルを使いまわしている方も多いのではないでしょうか。
ただし、それでも断線等でiPhoneの充電ケーブルを買い換える必要がある場合もあると思います。AmazonなどではiPhoneの充電ケーブルで、純正ではないものも多く発売されています。
もちろん使える場合は良いのでしょうが、買ってしまったあとに、同じ白いケーブルでiPhoneの純正ケーブルの見分け方がわからず困る場合があると思います。ここでは、iPhoneの純正ケーブルの見分け方をまずはMFi認証の部分からご紹介していきます。
パッケージで偽物識別をする
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方として、MFi認証を満たしているものはパッケージにMFi認証のロゴが載っているため、そのMFi認証のロゴの有無で偽物識別し確認する方法があります。
MFi認証のMFiとは「Made For iPhone」の略で、その文字通り「iPhoneのために作られた」というロゴであり、iPhone純正だという印になっています。
MFi認証のロゴがあれば純正品
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方は、上で書いたMFiのロゴがパッケージにあればクオリティ的に問題ない純正品ということになります。パッケージに載っており、非常にわかりやすい形になります。
このMFiマークはApple以外のメーカーでも認証を通過すれば載せることができます。クオリティとして純正と言っていいレベルなので使い続けても問題ないでしょう。
ただ、一部このMFiのロゴ自体が偽物という場合もあるようです。偽物識別ができるように、怪しいと思った際はネット等から正しいロゴを探してきてパッケージに載っているロゴが本物か確認すると良いでしょう。
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方〜USB側〜
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方はいくつかありますが、今回はパッケージがなく、ケーブル本体しか手元にない場合の見分け方を紹介します。
USB端子部分から約18cmの所の印字を確認する
iPhoneの充電ケーブルの偽物確認、見分け方なのですが、ケーブルのUSB側の端子部分から約18センチの部分に印字があるかをまず確認してみてください。
USB側の端子部分から約18センチ、と言われてもピンとこないかもしれませんが、その際にはぽ手持ちのiPhone本体が活用できます。iPhoneの縦サイズがiPhoneのプラスシリーズだと約18センチ、プラスのついていないiPhoneは約14センチです。
つまり、iPhone本体をUSB側の端子部分に沿うように置いてみた少し先がだいたい18センチということになるのです。
Designed by Appleの印字があれば純正品
iPhoneの充電ケーブルのUSB側の端子部分から約18センチの部分、ケーブル本体をよく確認してみてください。そこに「Designed by Apple」と印字してあれば、これは純正のiPhoneケーブルだと言えます。
ちなみに認定を受けた規格的に問題ないケーブルの中には、ケーブル本体のUSB側でなくLighting端子部分のほうに印字がしてある場合もあります。何も印字がない場合は怪しいと偽物識別してしまってもよいでしょう。
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方〜シリアル番号〜
iPhoneの充電ケーブルが純正かの見分け方はいくつかありますが、シリアル番号に注目して確認することで本物偽物識別が出来る場合もあります。
12桁か17桁のシリアル番号を確認する
iPhoneの充電ケーブルが純正かどうか見分けるには、上で書いたようにケーブル本体の印字を確認するのですが、一部業者はそれらしい印字をしている場合もあります。
疑わしい場合は、その印字の内容を確認してみましょう。「Designed by Apple in California」の印字のあとに「Assembled in China(Vietnam)」または「Indústria Brasileira」と書かれているかを確認してください。
その先に12桁か17桁のシリアル番号が印字してあれば、これは純正品だと偽物識別することができます。最近のものは12桁になっているため、新しいケーブルならシリアル番号は12桁の可能性が高いです。
シリアル番号が印字されていたら純正品
まとめると、iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方として、まずケーブルのUSB、端子部分から18センチの部分に印字があるかどうかを確認、なければ偽物という見分け方ができます。
その上でケーブルに印字があった場合、印字の内容を確認し、そのあとに12桁か17桁のシリアル番号が印字されていれば純正品だと考えることができます。
このシリアル番号ですが、iPhoneの充電ケーブルとして普段使う分には全く必要もありませんし、シリアル番号を入力しないと充電できないということもありません。ですのでシリアル番号が少し掠れて見えなくなっていても問題ないと言えます。
iPhoneの純正ケーブルを使わないとどうなる?
ここまでiPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方をご紹介してきましたが、そもそも純正でない低品質の粗悪品を使うことになにか問題はあるのでしょうか。
ここでは一般的に言われているiPhoneの充電ケーブルが純正でなかった場合のリスクや注意点についてご紹介していきます。
iOSデバイス本体が損傷する場合もある
iPhoneの充電ケーブルが純正でなかった場合、ある意味一番怖いのが「iOSデバイス本体が損傷する場合もある」という点です。iOSデバイスとは言ってしまえばiPhone本体ということです。
iPhoneの純正でない充電ケーブルは、世の中にたくさん売られています。一般的に規格としてOKをもらっていたり、クオリティが担保されているものは値段が高く、そうでない粗悪品のiPhoneの純正でないケーブルは安価になっています。
iPhoneの純正でないケーブルを少し安く手に入れて使った結果、iPhoneのケーブルの何倍何十倍の値段がするiPhone本体が破損するリスクがあるというのは問題でしょう。安物買いの銭失い、となる可能性があります。
ケーブルが損傷しやすい
iPhoneの純正でないケーブルを使った場合のリスクとして、ケーブル自体が損傷しやすい可能性が高いというのも挙げられます。上で説明したように、純正品でないもののなかには安価で作られたものも少なくありません。
iPhoneを充電するシーンとして、例えば外出先で急いで充電したいときなどに、いざ使おうとしたら断線していて使い物にならなかったら困ります。そういうとっさの場面で使えないというリスクを常に抱えることになるのです。
ケーブルもUSB側やLighting側の端の方などは折り曲げたりする機会が多いです、そういうUSB側が断線してしまっても出先で修復は難しいでしょう。
端子が熱くなる
iPhoneの純正でないケーブルは、ケーブルとしてAppleが定めた基準や最低限のクオリティを満たしていない場合があります。純正でなくとも認証でOKを貰っているものと、貰っていない純正でない低品質のケーブルでは、ケーブルとしての差が出てきます。
そのケーブルの質として純正か純正でないかの差がでてくる部分として、ケーブルの端子がひとつ挙げられます。純正でないものは端子部分が使用時に熱くなるという点です。
もちろん純正品も少しだけ熱を保つ場合もありますが、純正品や認証を受けているものはそれでもある程度の基準を満たしています。純正でない低品質なものの中には尋常でない熱を発するものがあり、もちろん使用を続けるのは危険だと言えるでしょう。
デバイスの同期/充電ができない
iPhoneの純正でないケーブルは、そもそも使用したいときにデバイスの同期や充電が出来ないものもあります。充電用に買ったケーブルが充電できない、となれば全くの役立たずと言ってもいいでしょう。
純正品であれば交換等も視野にいれることが出来ますが、どの会社が作ったのかパッケージを見てもわからないようなケーブルを買ってしまった場合、完全にお金の無駄、泣き寝入りせざるを得ない、という場合もあります。
PCと繋いでみてデバイスの同期ができるかどうかで純正かどうかの見分け方としてわかりやすい、とも言えます。繋いで充電にはなるが同期にならない場合は偽物の可能性が高い、という見分け方になるわけです。
まとめ
ここでは、iPhoneの充電ケーブルが純正かどうかの見分け方についてご紹介してきました。いくつか見分け方を紹介しましたが、出来るもの、出来ないものがあるかと思います。
パッケージを捨ててしまった場合MFi認証の確認はできませんが、ケーブル本体を使った見分け方を使ってみたりして、一度手元のiPhoneの充電ケーブルが純正かどうかを確認してみてください。