2019年05月30日更新
IPアドレスの逆引き・正引きとは?ホスト名を見つける方法も解説!
IPアドレスの逆引き・正引き方法をご存知ですか?そもそもIPアドレスの逆引き・正引きとはという方もいると思います。本記事ではそんなIPアドレスの逆引き・正引きとはから仕組み・目的、そしてそれらインターネットやホストに関する基礎知識をご紹介します。
目次
IPアドレスの逆引き/正引きとは?
皆さんIPアドレスの逆引き・正引きがあるということをご存知ですか?そもそもIPアドレスとは、逆引き・正引きとはとITやネットワークに関する基礎知識がないと分かりにくいことだと思います。
そこで本章ではIPアドレスの逆引き・正引きとはどのような仕組みなのか、方法、目的についてご紹介するとともに、サーバー不具合等のインターネット・ホスト間に関する基礎知識をご紹介していきたいと思います。
本章ではまず始めにIPアドレスの逆引き・正引きとはどのようなものかご紹介していきたいと思います。
ページを特定するために行う方法
IPアドレスの逆引き・正引きとはページを特定するために行う方法のことを指します。このIPアドレスの逆引き・正引きを分けてご紹介します。
まずIPアドレスの逆引きとはIPアドレスからドメインやホスト名を取得する方法となります。そのため、IPアドレスが既知の場合に有効な方法となっています。
反対にIPアドレスの正引きとは、ドメインやホスト名からIPアドレスを取得する方法になります。こちらは、ドメインやホスト名が既知の場合に有効な方法となっています。
IPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの目的とは?
前章ではIPアドレスの逆引き・正引きとはどのようなものなのかご紹介しました。これでIPアドレスの逆引き・正引きとはページを特定するために行う方法だということをご理解頂けたかと思います。
このIPアドレスの逆引き・正引きがどのようなことが行えるのか分かったところで、何のために行うのか、どのような目的で行うのか分かっていないと使わないと思います。
そこで本章ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの目的とはどのようなものがあるのかご紹介していきたいと思います。
インターネットのサーバー上の不具合の原因特定のため
IPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの目的として、インターネットのサーバー上の不具合の原因特定のために行うものとなります。
なぜ、インターネットのサーバー上の不具合の原因特定のためという目的のためにIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行うのかは次章のIPアドレスの逆引き/正引きの仕組みを知らないと分からないと思います。
IPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの基礎知識
前章ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの目的についてご紹介しました。これでIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの目的とはインターネットのサーバー上の不具合の原因特定のためだということをご理解頂けたかと思います。
先述したようになぜインターネットのサーバー上の不具合の原因特定のためにIPアドレスの逆引き/正引きを行うのか、IPアドレスの逆引き/正引きの仕組みを知っておかないと分かりにくいものです。
そこで本章ではIPアドレスの逆引き/正引きの仕組みつまりIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの基礎知識を簡単にご紹介していきたいと思います。
逆引きの仕組み
逆引きの仕組みとして、まずIPアドレスはピリオドで区切られています。その区切られているアドレスを各サーバーに調べ上げていきます。例えばIPアドレスの最初が192から始まる場合、192に対応するサーバーのホスト名を調べます。
このようにIPアドレスで区切られた数字これはオクテットと呼ばれていますが、これを全て調べ上げた結果、IPアドレスからホスト名やドメインが分かるという仕組みになっています。
正引きの仕組み
正引きの仕組みとして、まずホスト名やドメインを最上位層のサーバーに問い合わせします。その結果、また新たなサーバーが知らされてきます。そして、そのサーバーにまた問い合わせを行います。
そうすると、最終的にサーバーからIPアドレスが問い合わせの答えとして返ってきます。これは最終的なサーバーには入力したホスト名に割り当てられたIPアドレスを知っているから返ってくるようになっています。これが正引きの仕組みとなります。
IPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行う方法~逆引き~
前章ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの基礎知識についてご紹介しました。これで逆引きの仕組みや正引きの仕組みという基礎知識をご理解頂けたと思います。
次に今までご紹介したIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを実際にどのように行うのか知っておかないと、使いようがありません。そこで本章からはIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行う方法をご紹介していきたいと思います。
本章ではまずIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行う方法の中でも逆引きの方法についてご紹介していきたいと思います。
手順
本節ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行う方法の中でも逆引きを行う手順についてご紹介していきたいと思います。
コマンドプロンプト/ターミナルを起動
まずはコマンドプロンプト/ターミナルを起動してください。このコマンドプロンプト/ターミナルとはほとんどの人は使い慣れていないCUIとなります。そのため、パソコンに関する基礎知識も必要になってきます。
このCUIとはCharacter User Interfaceの略で、全て文字だけでパソコンとやり取りすることになります。基本的に皆さんが使用しているのはGUI(Graphical User Interface)となります。
もしCUIについて分からないという方は、まずはCUIとはどのようなものかご理解頂いた上でコマンドプロンプト/ターミナルを起動するようにしてください。
「cmd」と入力
コマンドプロンプト/ターミナルを起動させたら、次は「cmd」と入力してください。
「nslookup IPアドレス」を入力
「cmd」と入力した後は、「nslookup IPアドレス」を入力してください。
ホスト名/ドメイン名が表示される
すると、このコマンドプロンプト/ターミナル上にホスト名/ドメイン名が表示されると思います。これでIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行う方法の中でも逆引きを行う手順については完了となります。
IPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きを行う方法~正引き~
前章ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの中でも逆引きについてご紹介しました。これでIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの中でも逆引きを行う方法についてはご理解頂けたかと思います。
最後に本章ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの中でも正引きを行う方法についてご紹介していきたいと思います。
手順
本節ではIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの中でも正引きを行う手順についてご紹介していきたいと思います。
コマンドプロンプト/ターミナルを起動
IPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの中でも正引きを行う手順として、まずはコマンドプロンプト/ターミナルを起動してください。
「cmd」と入力
コマンドプロンプト/ターミナルを起動後、「cmd」と入力してください。
「nslookup ホスト名」を入力
「cmd」と入力後に、「nslookup ホスト名」を入力してください。
IPアドレスが表示される
するとコマンドプロンプト/ターミナル上にIPアドレスが表示されると思います。これでIPアドレスの逆引き/ホスト名の正引きの中でも正引きを行う手順は完了となります。
まとめ
本記事ではIPアドレスの逆引き・正引きとはどのようなものかご紹介しました。IPアドレスの逆引き・正引きとはページを特定するために行う方法であり、インターネットのサーバー上の不具合の原因特定のために使用されるものだとご理解頂けたと思います。
IPアドレスの逆引き・正引きを行う方法として、どちらもコマンドプロンプトと呼ばれるCUIを用いることで行うことができます。そのため、ある程度の基礎知識も必要になります。
皆さんももしIPアドレスの逆引き・正引きを行おうとした場合や分からない場合は、是非本記事を参考にIPアドレスの逆引き・正引きを行ってみてください。