iPhoneの初期設定は？利用開始方法を詳しく解説！

iPhone(アイフォン)の初期設定をするためには、事前に準備をしておく必要があります。機種変更前の古いiPhoneからデータを移行する前に新しく購入したiPhoneで以下のような準備をしておきましょう。

初期設定を始める前に新しいiPhoneの電源をオンにしておきましょう。単純なことですが、初めて電源を入れるのは少し時間がかかるので、最初にやっておいてください。

またiPhoneの初期設定は手順が多いので、ある程度バッテリー残量を確保しておく必要があります。50％以上のバッテリー残量がある状態にしておきましょう。

新しいiPhoneには同梱されているSIMカードを入れましょう。本体の右サイドにあるSIMカードを入れる部分に同梱の器具を差し込んで引き出し、SIMカードをセットして閉じてください。

iPhone(アイフォン)を利用開始する際の初期設定は、データ移行前の檀明人データ移行後の段階、メール/メッセージの設定段階と3つの段階に分けることができます。

まずはデータ移行前の初期設定の手順を紹介していきます。データ移行前の初期設定ではじめにするのは言語設定です。

iPhoneの初期設定はまずiPhoneのを起動することからはじめます。起動するとさまざまな言語の挨拶がかわるがわる表示されるので、ホームボタンを押しましょう。

言語選択の画面に切り替わるので、言語一覧の一番上の項目にある「日本語」をタップしてください。

言語を選択したら「国または地域を選択」の画面で済んでいる国または地域を選択します。言語選択で日本語を選ぶと、「日本」は一番上に表示されます。

言語と住んでいる国がいったん利用開始するiPhoneに設定されるので、新しいiPhoneでの言語設定が終わるまで待ちます。

言語設定画終わったらクリックスタートの画面になるので、古いiPhoneが手元にある場合は電源を入れてから新しいiPhoneと並べましょう。自動的にサインインできます。

iOS10以前の場合はクリックスタートの画面が表示されないので、手動でサインインしていきます。まずキーボードの設定画面で言語を選択し「次へ」をタップします。

次に「Wi-Fiネットワークを選択」の画面になるので、あなたの自宅のWi-Fiを選びましょう。

Wi-Fiルーターの本体裏に貼られているシールに記載されている、大文字と小文字のアルファベットから構成されているWi-Fiルーターのパスワードを入力します。

Wi-Fiルーターのパスワードが入力で来たら、画面右上にある「次へ」をタップしましょう。

Wi-Fiパスワードを検証しているため読み込みマークが表示されますので、終わるまで待ちます。

もう一度Wi-Fi画面に切り替わるので、Wi-Fi項目の読み込みマークがチェックマークに変わったことを確認してください。

iiPhoneの初期設定でのWi-Fiの設定が終わったら、Wi-Fi設定画面の右上にある「次へ」をタップしましょう。

Wi-Fiの設定が終わると自動で利用開始するiPhoneのアクティベートがはじまるので、終わるまで待ちましょう。次にTouchIDを設定します。

利用開始するiPhoneのアクティベートが終わったら、今度はTouchIDやパスコードを設定していきます。「データとプライバシーの画面」で「続ける」をタップします。

TouchIDの設定説明の画面になるので、TouchIDに関する説明を読んでから画面中央の「続ける」をタップしてください。

TouchIDのホームボタンに指紋を登録したい指を付ける指示することを伝えるポップアップが表示されるので、「OK」をタップします。

一般的にはTouchIDには親指の指紋を登録することが多いので、TouchIDの登録画面で利き手の親指の腹を付けて離すのを何度か繰り替えしましょう。

TouchIDに指紋が登録し終わると指紋幕がすべて赤くなり、自動で画面が切り替わるので、そうなるまで指をつけて離すのを繰り返します。

次に指紋の境界部分を登録する説明の画面になるので、画面中央の「続ける」をタップしてください。

指紋の登録方法と同じように、指の腹のふちをiPhoneのホームボタンにつけて離すのを繰り替えしてください。

指紋マークがすべて赤くなり、画面が自動で切り替わるまで、iPhoneのホームボタンに指のふちを繰り返しつけます。TouchIDではなくFaceIDも登録できます。

TouchIDの登録が完了したら、次はiPhoneにパスコードを登録していきます。iPhoneに登録できるパスコードは数字6桁です。

さきほど登録した数字6桁のパスコードをもう一度入力すれば、新しく利用開始するiPhoneのパスコードの設定は完了です。

iPhone(アイフォン)を利用開始する際の初期設定がデータ移行の段階まで進んだら、初期設定は残り半分くらいです。ここからはデータ移行の段階手順を紹介していきます。

iPhoneを機種変更ではなく新しく使い始める場合は、「Appとデータ」の画面で「新しいiPhoneとして設定」という項目をタップします。

機種変更の場合は、事前にバックアップを取っておいたデータを新しいiPhoneで復元しましょう。事前にバックアップを取っておくことがこの操作の条件になります。

iTunesにバックアップしたiPhoneデータを復元する方法は、パソコンと新しいiPhoneをUSBコードで接続し、パソコンでiTunesを起動してから、iTunesのiPhoneアイコンをクリックして「バックアップを復元」を選択します。

iCloudからバックアップしたデータを復元する方法は、まずApple IDであるメールアドレスを登録します。

メールアドレスを登録し終わったら画面右上の「次へ」をタップしてください。

iCloudのパスワード入力画面に切り替わるので、Apple IDのパスワードを入力しましょう。

Apple IDとパスワードを入力できたら、画面右上にある「次へ」をタップしてください。

次に新しいiPhoneに入力する2ファクタの確認コードが古いiPhoneに送信されてくるので、確認しましょう。

2ファクタの確認コードは6桁の数字なので、古いiPhoneのSMSに送信されてくる確認コードをタップしてください。

Apple IDの登録と2ファクタの確認コードを入力するとiOSの利用規約が表示されるので、画面右下の「同意する」をタップしましょう。

iPhone(アイフォン)の利用開始の際の初期設定はデータ移行を済ませると、あとは単純操作になります。ここからはデータ移行後の初期設定の手順を紹介していきます。

新しいiPhoneにデータ移行後はSiri、位置情報サービス、ApplePay、iCloudキーチェーン、Appデペロッパなどを設定していきます。

Apple IDと新しいiPhoneに設定している画面に切り替わるので、設定画完了するまで待ちます。

Apple IDの設定画完了したら、いよいよ古いiPhoneでバックアップしたデータを新しいiPhoneに復元していきます。バックアップ一覧から最新のものを選びましょう。

「バックアップから設定」の画面でバックアップを復元する際にカスタマイズできるデータを確認したら、「続ける」をタップしてください。

次に利用開始するiPhoneを常に最新のバージョンで使うために自動アップデートの設定を行う画面になるので、「続ける」をタップしてください。次に位置情報サービスを設定します。

次にSiriや位置情報サービス、ApplePay、iCloudキーチェーンの設定をしていきます。Siri画面の画面ではSiriを使いたい場合は「続ける」をタップしてください。これでSiriに呼びかけるときの「Hey,Siri」を聞き取る機能がオンになります。

位置情報サービスも使いたい場合は「続ける」をタップすると、位置情報サービスはオンに設定されます。もし位置情報がいらない場合は「あとで設定から」をタップします。

Siriと位置情報サービスを設定できたら、次はApplePayを設定します。ApplePayにチャージするクレジットカードを手元に用意して「続ける」をタップしましょう。

カードを追加画面で、ApplePayにチャージするクレジットカードを追加していきます。クレジットカードを画面の枠に収まるようにスキャンします。

上手くスキャンできないときは手動での登録を選びましょう。「名前」と「カード番号」を登録してください。ApplePayの登録が完了したら、iCloudキーチェーンを登録します。

iCloudキーチェーンでパスワードなどを保存するとさまざまなデバイスで共有できるようになります。iCloudキーチェーンを利用する場合は「続ける」をタップしましょう。

Siriや位置情報サービス、ApplePay、iCloudキーチェーンの設定が完了したら、Appデペロッパと情報を共有するかどうかを選択する画面になります。

Siri、位置情報サービス、ApplePay、iCloudキーチェン、Appデペロッパの設定が完了すると、iCloudから復元という画面に切り替わります。

ここまでの設定が完了したら、iPhoneを初期設定する最終段階に入ります。数分かかる作業なのでiPhoneの起動画面が切り替わるまで待ちましょう。

スクリーンタイムの設定はiPhoneの設定アプリから行います。設定アプリを起動して、「スクリーンタイム」をタップしましょう。

休止時間、App使用時間の制限、常に許可、コンテンツとプライバシ―の制限などを設定してください。

iPhone(アイフォン)の利用開始の際の初期設定はSiriや位置情報、iCloudキーチェーンの設定以外にも、メールやメッセージの設定もあります。ここからはメールやメッセージの設定手順を紹介していきます。

初期設定のSiriや位置情報サービス、iCloudキーチェーンなどのようにメールやメッセージの設定は自動ではありません。言語の設定のように手動で行います。

設定アプリを起動して、「パスワードとアカウント」という項目をタップしてください。ここからあなたが今まで使っていたメールアプリを選びます。

「アカウントを追加」という項目をタップするとメールアプリ一覧が表示されるので、あなたが使っているものを選びます。

Gmailの場合は、最初の画面でメールアドレスを登録しましょう。iCloudキーチェーンをオンしていても、ここで入力する必要があります。

メールアドレスが登録できたら、画面右下の「次へ」をタップしてください。

Gmailのメールアドレスが登録できたら、次はパスワードを入力しましょう。

パスワードを入力したら、画面右下にある「次へ」をタップしてアカウントを登録します。

iPhoneのメッセージを設定する方法は、ホーム画面からメッセージアイコンをタップしてください。

メッセージアプリを起動したら一番最初の画面で「次へ」をタップし、アクセス許可のポップアップが2つ表示されるので許可してください。あとはメッセージアプリのガイダンスに従って設定していきましょう。

もしiPhone(アイフォン)の初期設定がうまくいかない場合は、以下の対処法を試してみてください。どれも簡単にできる対処法なので、iPhone初心者でも安心してできます。

もし初期設定画うまくいかない場合は、iOSをアップデートしてみてください。アップデートの手順は設定アプリを起動し、「一般」から「ソフトウエア/アップデート」へと進みます。

もし古いiPhoneがある場合は、もう一度バックアップし直してみましょう。そしてバックアップを復元する工程を含めて初期設定をやり直してください。

それでも初期設定できない場合は、「Appleサポート」に問い合わせてみましょう。問い合わせは基本的にチャットかメールか電話になります。すぐに対応してもらえるのはチャットか電話です。

いかがでしたか？iPhoneの初期設定を行い、利用開始設定をするのは基本的にガイダンスに沿って操作するので初心者でも簡単です。事前の準備だけ気を付けて行ってください！