2019年07月09日更新
AppleはTouch ID/Face IDで「iCloud.com」へのサインインをテスト中!
Appleの「iCloud.com」はサインイン時にFace ID/Touch IDでの生体認証が利用可能になるテスト中です。現在テスト中の「iCloud.com」にサインインするときのFace ID/Touch IDの利用方法などをご紹介します。
目次
Appleは「iCloud.com」へのサインインにFace ID/Touch IDでの生体認証システムをテスト中
Appleは「iCloud.com」へのサインイン時に利用できる新たな生体認証システムをテスト中であると発表しました。「iCoud.com」へのサインインに利用可能になる生体認証システムは、Face IDとTouch IDです。
これらのサインイン方法が利よ可能になることで、より「iCloud.com」のセキュリティが強化されるとともに2ファクタ認証が必要なくなるなどメリットがたくさんあります。
今回はAppleの「iCloud.com」でテスト中のFace ID/Touch IDによるサインインの利用方法などについてご紹介します。
生体認証とは
生体認証とは、「生体」つまり自分の体の一部を利用してAppleの「iCloud.com」にサインインする認証方法です。インターネットが普及している近年、インターネット上で作ったアカウントには様々な個人情報が入っています。
これを外部に漏れないようにアカウントを守る方法の一つが生体認証です。生体認証でのサインインを利用可能にすることで、万が一「iCloud.com」のパスワードがばれてしまっても他人がサインインできないようになると注目されています。
Face ID
Face IDとは、自分の顔がパスワード代わりになって「iCloud.com」へサインインすることができる生体認証の一つになります。
顔は、どんなに似ていても必ずどこかに違いがあるのでFace IDを利用可能にしておけば他人があなたの「iCloud.com」へサインインできなくなります。
Touch ID
Touch IDは指にある指紋を利用した生体認証です。指紋は基本的に同じ形の人がいないので、セキュリティの高いサインインの方法として人気を集めています。
指紋もまた、顔のように同じ指紋を持っている人がいないためセキュリティとしては安心できるものとして人気の生体認証です。
Face ID/Touch IDでのサインインが利用可能なデバイス
今回Appleがテスト中だと発表した、Face ID/Touch IDでのサインインが利用可能なデバイスは限られています。Apple製品の中でも比較的新しいデバイスでないと利用できないので、テストを利用したいと考えた人は気を付けてください。
iOS13・iPadOS13
スマホやタブレットでFace ID/Touch IDでのサインインをテストするならiOS13/iPadOS13で利用できるようになっています。
これより前のiOS12などでは「iCloud.com」へのサインイン時にFace ID/Touch IDは利用できないことを覚えておきましょう。
macOS Catalina
こちらの「macOS Catalina」は2019年秋にAppleから発売される新型のMacです。そのため、2019年7月の現在ではまだ「iCloud.com」へのサインインのテストはできないので利用したい人は秋の発売を待ちましょう。
iCloud comへのFace ID/Touch IDでのサインイン方法
「iCloud.com」へのサインイン時にFace ID/Touch IDを使う方法は非常に簡単です。ここでは簡単に利用方法をご紹介しますので、参考にしてください。
SafariでiCloud.comにアクセスする
SafariとはiOSなどでインターネットを利用する際に使うブラウザです。利用中のデバイスでSafariを開き「iCloud.com」へアクセスしましょう。
Face ID/Touch IDでサインインしますか?
「iCloud.com」へのサインイン画面で、「Face ID/Touch IDでサインインしますか?」と表示されるので、登録してある顔か指紋でサインインを行ってください。
2ファクタ認証が必要なくなる
2ファクタ認証とは、もともと採用されていたセキュリティ対策です。「iCloud.com」へサインインしようとすると、登録してあるメールアドレスが認証メールを受信するのでそこで認証作業を行います。
2ファクタ認証はセキュリティ対策としては安心できるものですが、Face ID/Touch IDの方がより手軽にサインインできるようになります。