2019年08月06日更新
【WeChatPay(微信支付)】を日本人が開設する方法!
皆さんはWeChatPay(微信支付)というものをご存知ですか?LINEPayの中国版のようなものですが、果たして日本人も利用することができるのでしょうか?そこでここではWeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法を解説いたします。
目次
- 1WeChatPay(微信支付)とは
- ・WeChatPay(微信支付)の特徴
- 2WeChatPay(微信支付)を日本人が開設するのに必要なもの
- ・国際クレジットカード
- 3WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜WeChatの登録〜
- ・WeChat(微信)の登録方法
- 4WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜WeChatPayの登録〜
- ・WeChatPay(微信支付)の登録方法
- 5WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜チャージ〜
- ・WeChatPay(微信支付)にチャージする方法
- 6WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜支払い方法〜
- ・WeChatPay(微信支付)で支払う方法
- ・WeChatPay(微信支付)での支払い方法の種類
- 7WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜クレジットカード決済〜
- ・クレジットカード決済ができるか見分ける方法
- 8WeChatPay(微信支付)を日本人が使う場合の注意点
- ・WeChatPay(微信支付)の注意点
- ・合わせて読みたい!WeChatに関する記事一覧
WeChatPay(微信支付)とは
皆さんはWeChatPay(微信支付)とはどのようなものかというのをご存知ですか?WeChatPay(微信支付)とは名前からして、今流行りのPayPayなどのようにスマホ決済サービスの気がしてきますよね。WeChatPay(微信支付)を日本人が開設できるのか?
という、疑問の前に、WeChatPay(微信支付)とはどのようなものなのかについて見ていきたいと思います。それではWeChatPay(微信支付)の特徴も確認しながらご紹介します。
WeChatPay(微信支付)の特徴
WeChatPayの特徴と機能面を確認しましょう。まず、『社交性を重視』とされているポイントは、『紅包』と『友人間での送金機能』です。
紅包はラッキーマネーとも呼ばれていて、紅包の機能を用いて運試しをおこなうといった遊び方もできるようです。メンバー間で誰が一番多い金額を受け取れるか、といった遊びができるのが、社交性が高いと言われているポイントのひとつ。
また、友人間でのお金の貸し借りも、WeChatPay(微信支付)の送金機能を使うことで会って直接返すといった手間が省けます。お金を借りっぱなしにするといったことがなくなるので便利です。
中国一のダウンロード数を誇るモバイル決済サービス
中国一のダウンロード数を誇るWeChat(微信)に紐づいたモバイル決済サービスです。2018年のWeChat(微信)利用者MAUは10億人以上です。最近では中国人観光客のインバウンド需要を取り込むべく、徐々に日本で利用できるお店も増えてきています。
運営会社
WeChatの運営会社は『大手IT企業テンセント(中国語:騰訊)』が製作した無料インスタントメッセンジャーアプリです。中国版WeChatは『Tencent Holdings Limited』が提供会社となっています。
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設するのに必要なもの
やっぱりWeChatPay(微信支付)はスマホ決済サービスの一つでした。そんなWeChatPay(微信支付)を日本人が開設するにあたって方法も紹介しますが、まずは開設するのに必要なものがあります。それはどういったものなのでしょうか?
ここではWeChatPay(微信支付)を日本人が開設するにあたって必要なものを紹介したいと思います。
国際クレジットカード
WeChatPay(微信支付)は銀行口座やクレジットカードを登録してお金のチャージをおこないます。日本で使用する場合は、WeChatPay(微信支付)にクレジットカードを登録します。しかし時折、クレジットカードが登録できない時があるようです。
登録できるうちにクレジットカードを登録します。そんな登録できるクレジットカードは国際的なクレジットカードになります。まずはお持ちのクレジットカードが対応しているか確認しましょう。それでは登録できるクレジットカードの種類をご紹介します。
登録できるクレジットカードの種類
WeChatPay(微信支付)に登録が可能な国際クレジットカードの種類はVISA、MASTER、AMEX、JCB、DINERS /DISCOVERとなっています。
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜WeChatの登録〜
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設するにあたって必要なものは準備できましたか?早速WeChatPayに登録をしていきたいと思います。しかし、WeChatPayの場合はWeChatPayに登録する前にそもそもWeChatに登録しないといけません。
そこでここではWeChatに登録する方法をご紹介します。
WeChat(微信)の登録方法
WeChatPayを利用するためには、まずWeChatのアカウント情報を入力し、登録をする必要があります。WeChatの登録方法を簡単にご説明したいと思います。それでは手順に沿って行いましょう。
アプリのダウンロード
それではWeChatの登録方法の説明です。まずはWeChatのアプリをダウンロードしましょう。iPhoneなら App Storeから『WeChat』と検索します。AndroidならGoogle Play ストアからから『WeChat』と検索します。
アカウント情報の入力
ここでゃアカウント情報の入力手順を説明します。まず、ダウンロードしたWeChatのアプリを開くとまずこのような画面になります。どこでもいいので画面を一度タップします。
するとログインと登録のボタンが出てくるので、登録のボタンを押します。日本語表記になっていますね。
次に携帯電話番号を入力する画面になります。地域は『日本』を選択。携帯番号の入力は最初の0を抜いた番号を入力しましょう。例:090-1234-5678 → 90-1234-5678。ちなみに+81は日本の電話番号コードです。携帯番号を入力したら登録を押します。
するとプライバシポリシーの画面になるので、読んで右下の同意ボタンを押します。こちらも日本語表記なのでしっかり読みます。
セキュリティチェック
続いてセキュリティのチェックをします。ここまで日本語表示のページだったのですが、なぜかここから中国語のページに・・。安全验证とはセキュリティー証明のことです。緑の『开始(開始)』のボタンを押します。
SMS認証
するとジグソーパズルのような画面が出て来ます。赤枠で囲っている緑のボタンをスライドさせて、①のピースを②の隙間に移動させます。ジグソーパズルがうまくはまると次のような画面になります。
先ほど登録した携帯電話番号に上記のようなSMS(ショートメール)が届きます。
SMSの中に書いてある()で囲われている4桁の数字を先ほどの画面に入力します。ここからは日本語表記に戻ります。
続いて声紋登録の画面に移ります。下の開始ボタンを押します。
すると雑音チェックが始まります。画面が切り替わるまでしばらく待ちましょう。
続いて数字が表示されるので、下の緑の丸を押したまま数字を読み上げます。
登録完了
うまくいくと、声紋が作成されましたという完了画面が表示されます。(ノイズの多いところでやると何度かやり直させられました。静かな場所で行いましょう。)画面の下部の次へを押すと、プロフィール画面へと飛びます。
赤枠の人物とカメラのアイコンを押すと、写真を選択する画面が出て来ます。写真を撮ってもいいですし、携帯のカメラロールに保存している写真を使っても大丈夫です。
プロフィール写真を変更したら、氏名を入力し次へを押します。日本語でもOKです。
WeChatでSiriを使用するかどうかの確認です。音声入力を使用したい場合はOKを使わない場合は使用しないを選択しましょう。
これでWeChatの登録は完了です!お疲れ様でした。続いてはWeChatPayの登録方法をご紹介します。
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜WeChatPayの登録〜
さて、先ほどはWeChatに登録する方法を紹介しました。ちゃんと、WeChatに登録することができているかを確認してください。それではWeChatPayに登録を行っていきたいと思います。ここではWeChatPayに登録する方法を紹介します。
WeChatPay(微信支付)の登録に必要な日本・国際的なクレジットカードがあるかどうかというのを確認してから行ってくださいね。
WeChatPay(微信支付)の登録方法
WeChatの登録が完了すると、続いてWeChatPayの登録へと進みましょう。それではWeChatPay(微信支付)の登録方法を画像付きで説明します。
クレジットカード情報の登録
まずはWeChatPay(微信支付)にクレジットカード情報の登録をします。チャット画面右上の『+』ボタンを押すと、下にメニューが出て来ます。その中の『マネー』を選択します。
マネーの中の『お金を受け取る』を選択します。日本語表記になっています。
するとここで、『実名認証』というページに切り替わります。認証方法が2つ用意されています。『添加銀行卡。』『中国大陸身分証』です。『添加銀行卡』を選択しましょう。ここは日本語から中国語になっています。
ですが、中国の銀行口座を持ってなくても登録する方法があるんです!それは日本のクレジットカードの情報を入力するという方法です。するとカードの追加という画面に切り替わるので、WeChatPay(微信支付)に16桁のクレジットカードの番号を入力します。
クレジットカード情報の入力
クレジットカード番号を入力し次へを押すと個人情報を入力する画面に切り替わります。クレジットカードの有効期限と裏面に書いてあるセキュリティーコード(3桁の数字)を入力し氏名はクレジットカードに記載されているアルファベットを入力します。
個人情報の入力が終わると下の方にWeChatPay(微信支付)の使用許諾の承認という項目があります。そこにチェックを入れ、『次へ』を押しましょう。
支払いパスワードの設定
次はWeChatPay(微信支付)の支払いパスワードの入力画面になります。パスワードには6桁の数字を入力しましょう。このパスワードは忘れると支払いができなくなりますので、絶対に忘れないようにします。
WeChatPay(微信支付)の支払いパスワードの再確認の画面にもう一度6桁のパスワードを入力し次へを押します。
登録完了の確認
WeChatPay(微信支付)にクレジットカード情報と支払いパスワードの入力をするとこのようなQRコードの画面が出て来ます。このQRコードは自分の受け取り口座の情報です。このQRコードを読み取ることによって口座に送金したりすることができます。
このQRコードの画面が出たらWeChatPay(微信支付)のアカウント設定は完了です。最後の方のクレジットカードの情報の入力や支払いパスワードの入力というのは他のスマホ決済サービスとほとんど同じですね。
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜チャージ〜
WeChatPay(微信支付)に登録することができましたね。必ず登録時に設定をしたパスワードは忘れないようにしましょう。さて、そんなWeChatPayですが、使うにはチャージをします。そこでここではWeChatPayにお金をチャージする方法を紹介します。
WeChatPay(微信支付)にチャージする方法
クレジットカード情報を使ってWeChatPay(微信支付)のアカウントを作っても、そのアカウントを有効化しなければ実際に電子決済を使うことはできません。アカウントを有効化するために行わないといけないのが、チャージをすることです。
WeChatPay(微信支付)のチャージの方法は主に2つあります。
中国の銀行口座へ送金
まず、一つ目の方法ですが、中国の銀行口座へ送金する方法です。しかし、中国の銀行口座へ送金の方法というのは銀行口座からのチャージは中国国内の銀行口座を持っていなければ無理なので日本人はあきらめるしかなさそうです。
第三者から送金してもらう
もう一つの方法はWeChatPayのアカウントを持っている友人から送金してもらう方法です。先ほどのお金を受け取るの画面(自分のQRコード)の『金額を設定』のところを押します。友人は中国人でも日本人でも大丈夫です。
WeChatPay(微信支付)に送金してほしい金額を入力します。¥マークですが日本円ではなく中国元ですのでご注意を。今回はアカウントを有効化したいだけなので1元でトライしてみます。
QRコードの上に出てる金額が、指定した金額です。あってるかどうか今一度確認しましょう。あとはこの画面を友だちに読み取ってもらうだけ。実際にこのQRコード画面をスマホのカメラで読み取ってもらうか、メールに添付して読み取ってもOKです。
この方法を使うと、 WeChatで友だちにならなくてもお金を送金してもらうことができます。ここからはあくまでも自己判断でお願いしますが、この方法を使うと、中国旅行でホテルのフロントの人に中国元を渡してこのQRコードを読み取ってもらいます。
すると、お金をチャージしてもらうなんてこともできます。
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜支払い方法〜
さて、ここまではWeChat、WeChatPay(微信支付)の登録方法からチャージ方法までご紹介してきました。必ず登録時に設定したパスワードを忘れないことが重要でしたね。また、送金されたら必ず金額を確認するようにしましょう。
さて、ここではWeChatPay(微信支付)を日本人が利用するにあたっての支払い方法を説明します。支払い方法は、必ず支払いをする前に確認をしておいてください。それではWeChatPayの支払い方法を説明します。
WeChatPay(微信支付)で支払う方法
WeChatPay(微信支付)で支払いをする方法で日本人が「意外!」と思われるかもしれませんが、実はインターネット環境が必要なのです。あまり、LINEPayなどでは気にしたことがないですよね。なぜ必要なのでしょうか?
そこでここではWeChatPay(微信支付)の支払いにインターネット環境が必要なのかについて見ていきます。
支払いにはネット環境が必要
先ほども書きましたが、WeChatPay(微信支付)を使うには必ず『ネット環境が必要』です。中国でネットを使う方法で一番簡単かつおすすめなのはレンタルWiFiです。日本の携帯会社も海外パケ放題プランを出していますが、2,980円/1日と高額なのです。
そんなときに使える便利なものがレンタルWi-Fiですね。レンタルWiFiなら1日1,000円程度〜に抑えることができお得です。
WeChatPay(微信支付)での支払い方法の種類
実際にWeChatPay(微信支付)を使用する方法について解説します。まずはWeChatの支払い方法の種類について詳しく見ていきたいと思います。ここは日本人、中国人関係ありません。
QRコードをスキャンして支払う
最初に紹介するのはWeChatPay(微信支付)のQRコードをスキャンして支払う方法です。チャット画面右上の『+』から『QRコードをスキャン』でカメラを起動します。
送金相手方のQRコードをスキャンします。
送金額を入力し『今すぐ支払う』をプッシュします。すると、残高の表記が変わるので確認してみましょう。
レジでQRコードを表示して支払う
続いてWeChatPay(微信支付)をレジでQRコードを表示して支払う方法があります。WeChatPay(微信支付)画面からマネー『ベンダーに支払』をOKします。
WeChatPay(微信支付)に表示されたQRコードをスキャンしてもらい支払います。
QRコードでお金を受け取る
QRコードでお金を受け取る方法もあります。WeChatPay(微信支付)画面からマネーの『お金を受け取る』をプッシュします。
表示されたQRコードを相手にスキャンしてもらい、お金を受け取ります。
チャットで送金する
友人リストに追加されている相手ならば、チャット内でお金の送金と受取が可能です。こちらは日本人でも大丈夫です。チャット画面右下の『+』から『送金』をタップします。
金額を入力し『送金』から『今すぐ支払う』をプッシュします。WeChatPay(微信支付)の支払い方法は以上です。
WeChatPay(微信支付)を日本人が開設する方法〜クレジットカード決済〜
さて、WeChatPay(微信支付)の支払い方法などがわかりましたね。ここでは実際にWeChatPay(微信支付)でクレジットカード決済が行えるのかという点について見ていきたいと思います。それではWeChatPayでクレジットカード決済について紹介します。
クレジットカード決済ができるか見分ける方法
ここではクレジットカード決済ができるかどうかを見分ける方法を紹介します。確かにクレジットカード決済ができないとお店では利用ができません。どのようにして見分けることができるのでしょうか?
決済できる場合
国際クレジットカードで決済できるサービスの場合は、アクティベートしたカードが『濃色』で表示され選択可能となります。
決済できない場合
たとえばコンビニなどで支払おうとしても、支払いモードで選択できるのは残高のみで、アクティベートしたクレジットカードは『薄色』で選択できず『Unavailable』と表示されます。
WeChatPay(微信支付)を日本人が使う場合の注意点
ここまではWeChatPayの登録方法やWeChatの登録方法、チャージの仕方や支払い方法までご紹介しました。とにかく、パスワードは忘れてはいけないということですね。さて、最後に説明するのはWeChatPayの注意点です。「WeChatPayに注意点あるの?」
と思う方も中にはいるでしょう。実はあるのです。特にWeChatPayはお金のやりとりをするものです。注意点をしっかり読んだうえで利用してみて下さい。それではWeChatPayを日本人が使うにあたってのWeChatPayの注意点を紹介します。
WeChatPay(微信支付)の注意点
WeChatPayの注意点はどのようなものなのでしょうか?もちろんセキュリティ面ではパスワードをわかりにくいもので複雑なパスワードにしなくてはならないなど、当たり前のものがあります。しかし、ここでは中国と日本という点に着目していきます。
それではWeChatPayの注意点を見ていきます。
日本人は日本の店舗で使えない
日本人は日本国内のコンビニなどのレジではWeChatPay(微信支付)を使えません。最近は中国人観光客によるインバウンド需要を取り込むため日本国内の店舗にも『WeChatPay(微信支付)で支払えます』と日本語で書かれたポスターを目にします。
しかし、『中国の身分証』で登録したアカウントでなければ支払いは出来ません。WeChatPayはLinepayとの提携も発表しているので、今後利用できるようになる可能性はありそうです。但し、WeChatPayユーザー同士の個人間送金は日本でもできます。
中国人が日本で個人経営する小売店や飲食店などで、その店のオーナーのアカウントへ個人送金して支払うことは可能です。日本ではうまくお店を選んで使いましょう。少し日本では不便さがありますが、今後の日本の事業展開に期待です。
WeChatPayの使い方はいかがでしたか?普段から日本人の方が中国に訪れる方や仕事などで中国に在籍をされている方でしたら、WeChatPayは利用しやすいでしょう。しかし、LINEPayやPayPayが展開されている今、WeChatPayをわざわざ使う意味は…。
もちろん、ユーザーの環境次第かと思います。利用するときにはぜひ参考にしてみてください。