2018年10月31日更新
iPhoneの見分け方は?機種やモデルを外見で見分ける方法を解説!
近年ではほとんどの人が持っているiPhoneですが、その見分け方は知っていますか?自分やご友人が持っているiPhoneがどのモデルなのかわからなくて失敗してしまうなんてこともあるかもしれません。今回はiPhoneの見分け方をわかりやすく説明します!
目次
- 1iPhoneの見分け方〜外見で判断する方法〜
- ・イヤホンジャック/カメラで見分ける
- ・裏面のSマークと本体サイズで見分ける
- ・ホームボタンの形で見分ける
- ・カラーで見分ける
- ・充電ケーブルで見分ける
- ・側面のラインで見分ける
- 2iPhoneの見分け方〜ナンバーで判断する方法〜
- ・モデルナンバーで見分ける
- ・シリアルナンバーで見分ける
- ・IMEIで見分ける
- 3iPhoneの見分け方〜見た目の特徴で判断する方法〜
- ・iPhone XS
- ・iPhone XS Max
- ・iPhone XR
- ・iPhone X
- ・iPhone 8
- ・iPhone 8 Plus
- ・iPhone 7
- ・iPhone 7 Plus
- ・iPhone 6s
- ・iPhone 6s Plus
- ・iPhone 6
- ・iPhone 6 Plus
- ・iPhone SE
- ・iPhone 5s
- ・iPhone 5c
- ・iPhone 5
- ・iPhone 4s
- ・iPhone 4
- ・iPhone 3GS
- ・iPhone 3G
- ・iPhone
- 4iPhoneの見分け方〜サポートに聞く〜
- ・Appleのサポートページで聞く
- ・チャットや電話で聞く
- ・Apple Storeに持っていく
iPhoneの見分け方〜外見で判断する方法〜
日本でのiPhoneのシェア率は68.6%(2017年)とほとんどの日本人がiPhoneを使っているという状況です。筆者の周りでも7,8割の人がiPhoneを使っています。しかし、あなたや友人が使っているiPhoneの機種をすぐに答えられますか?
そこで今回はiPhoneの機種の見分け方をわかりやすく説明します。まずは外見で機種での見分け方です。
イヤホンジャック/カメラで見分ける
iPhoneは「iPhone 7」以降、イヤホンジャックを廃止しました。つまりイヤホンジャックがない機種は「iPhone 7、7Plus」、「iPhone 8、8Plus」、「iPhone X」、「iPhone XS、XS Max」、「iPhone XR」となります。
外見でiPhoneのモデルを確認する方法はまずはiPhoneの下面をみてイヤホンジャックがあるかないかを確認しましょう
もしiPhoneにイヤホンジャックがなかったら次は、カメラのレンズの数を数えてください。
レンズが2つなら「iPhone 7 Plus」、「iPhone 8 Plus」、「iPhone X」、「iPhone XS」、「iPhone XS Max」のいずれかになります。
レンズが1つなら「iPhone 7」または「iPhone 8」、「iPhone XR」のいずれかの機種です。
イヤホンジャックがあった場合にもカメラを見てください。iPhoneは「iPhone 6」以降レンズがが出っ張っています。イヤホンジャックがありなおかつカメラが出っ張っていたら「iPhone 6、6 Plus」または「iPhone 6s、6s Plus」となります。
イヤホンジャックがあってカメラが引っ込んでいるモデルは「iPhone 5s」以前の機種、あるいは「iPhone SE」です。
裏面のSマークと本体サイズで見分ける
iPhoneにはSと名前が付くモデルがあります。その中で「iPhone 6s, 6s Plus」のみ背面に「S」マークがあります。ただ、iPhoneを裸で使っている人は少ないのでなかなか見ることはできないのが難点です。
「iPhone SE」の背面には「SE」というマークが入っています。「iPhone SE」は「iPhone 5」・「iPhone 5s」と同じデザインかつ同じ大きさなので背面のマークで見分けることができます。
ホームボタンの形で見分ける
iPhoneの外見の特徴といえば「ホームボタン」です。iPhoneはモデルが変わるにつれてホームボタンの見た目も変化していますので、それを説明します。
ホームボタンがiPhoneの見た目の特徴と説明しましたが、2017年発売の「iPhone X」以降の機種にはそもそもホームボタンがありません。これは外見に大きな違いがあるのでわかりやすいです。
ホームボタンのデザインにも違いがあります。指紋認証である「Touch ID」導入以前のiPhoneにはホームボタンに「□マーク」があります。
ホームボタンに「□マーク」がなければ「Touch ID」が導入された「iPhone 5s」以降の機種となります。
カラーで見分ける
「iPhone XR」にはホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、PRODUCT RED(レッド)のカラーバリエーションがあります。ホームボタンがなくカラフルなiPhoneは「iPhone XR」です。
「iPhone 5c」もカラフルな見た目をしています。こちらのほうがかわいらしいカラーリングになっています。
充電ケーブルで見分ける
「iPhone 5」以降の機種では上の写真のような充電ケーブルを刺すコネクタが小さい「Lightning 端子」が採用されいます。
上の写真のように充電ケーブルを刺すコネクタが大きいiPhoneは「iPhone 4s」以前の機種となります。
側面のラインで見分ける
iPhoneの側面にはラインが入っています。このラインはアンテナの役割をしており、モデルによってこのラインの入り方が異なります。
「iPhone XS, XS Max」には左右の側面に4本、さらに上下面に2本のアンテナラインがあります。
「iPhone XR」、「iPhone 8, 8 Plus」、「iPhone 7, 7Plus」、「iPhone 6s, 6s Plus」、「iPhone SE」、「iPhone 6, 6 Plsu」、「iPhone 5s」、「iPhone 5」、「iPhone 4s」には左右の側面に合計4本のラインが入っています。
ちなみに「iPhone 6s, 6s Plus」と「iPhone 6, 6 Plus」は側面のラインが背面まで伸びています。その形から「Dライン」と呼ばれています。
「iPhone 4」には側面下側に2本、上面(イヤホンジャックの隣)に1本のラインが入っています。
「iPhone 5c」、「iPhone 3GS」、「iPhone 3G」、「iPhone」には側面のラインはありません。
iPhoneの見分け方〜ナンバーで判断する方法〜
外見でiPhoneのモデルを区別しようにもほとんどの人はiPhoneにケースを付けているのでわかりにくいですよね。そこでiPhoneを確実に区別できる見分け方を説明します。それは「ナンバー」で見分けることです。
モデルナンバーで見分ける
1つめはモデルナンバーを使った見分け方です。iPhoneの背面を見てください。背面にある「iPhone」という刻印の下に「Designed by Apple in California Assembled in China」という文字が入っています。
さらにその下にある「Model」という文字の次に書いてある「A」と4桁の数字がiPhoneのモデルナンバーになります。
機種 | モデルナンバー |
iPhone XS | A1920、A2097、A2098 (日本)、A2100 (中国) |
iPhone XS Max | A1921、A2101、A2102 (日本)、A2104 (中国) |
iPhone XR | A1984, A2106(日本), A2108(中国) |
iPhone X | A1865、A1901、A1902 (日本) |
iPhone 8 | A1863、A1905、A1906 (日本) |
iPhone 8 Plus | A1864、A1897、A1898 (日本) |
iPhone 7 | A1660、A1778、A1779 (日本) |
iPhone 7 Plus | A1661、A1784、A1785 (日本) |
iPhone 6s | A1633、A1688、A1700 |
iPhone 6s Plus | A1634、A1687、A1699 |
iPhone 6 | A1549、A1586、A1589 |
iPhone 6 Plus | A1522、A1524、A1593 |
iPhone SE | A1723、A1662、A1724 |
iPhone 5s | A1453、A1457、A1518、A1528、 A1530、A1533 |
iPhone 5c | A1456、A1507、A1516、A1529、A1532 |
iPhone 5 | A1428、A1429、A1442 |
iPhone 4s | A1431、A1387 |
iPhone 4 | A1349、A1332 |
iPhone 3GS | A1325、A1303 |
iPhone 3G | A1324、A1241 |
iPhone | A1203 |
なお、この方法で見分けられるのは「iPhone 7, 7Plus」以前の機種です。「iPhone 8, 8 Plus」や「iPhone X」シリーズはiPhoneのパッケージに書いてるモデルナンバーを見るか次に説明する方法かで見分けることができます。
シリアルナンバーで見分ける
iPhoneにはそれぞれ固有のシリアルナンバーが割り振られています。そのシリアルナンバーによるiPhoneの見分け方を説明します。
まずはシリアルナンバーを確認する必要があるので、その確認方法を説明します。その後、シリアルナンバーを使ったiPhoneの見分け方を説明します。
iPhoneの設定から確認する
ホーム画面から「設定」>「一般」>「情報」の順に選択します。「情報」の中に「シリアル番号」があります。
iPhoneのパッケージから確認する
iPhoneが入っていたパッケージの裏側に「Serial No.」とあり、そこに書かれている番号を確認することでお使いのiPhoneのシリアルナンバーを確認することができます。
iTunesから確認する
iPhoneをPCに接続しiTunesを立ち上げます。「デバイス」を選択し、「概要」のタブからシリアルナンバーを確認できます。
Apple ID で確認する
コンピュータのブラウザでApple ID ページを開きます。調べたいiPhoneで使用しているApple IDでログインします。「デバイス」セクションを表示します。調べたいiPhoneを選択すればシリアルナンバーを確認することができます。
また、iPhoneと別にiOS 10.3以降を搭載したデバイスで、Apple IDにサインインし「設定」>「[ユーザ名]」の順にタップし下にスクロールするとそのApple IDにサインイン済みのデバイスが表示され、そこからシリアルナンバーを確認できます。
シリアルナンバーを確認したら
シリアルナンバーを確認したら、Appleの公式サイト内にある「保証状況の確認」ページ(https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/)にアクセスし、シリアルナンバーを入力すればiPhoneのモデルを確認することができます。
IMEIで見分ける
続いてはIMEIでモデルを確認する方法を説明します。ちなみにIMEIとは「国際移動体装置識別番号( International Mobile Equipment Identifier)」の頭文字を取ったものです。
「iPhone XS, XS Max」、「iPhone X」、「iPhone 8, 8Plus」、「iPhone 7, 7 Plus」、「iPhone 6s, 6s Plus」では上の写真のようにSIMトレイにIMEIが書かれています。
「iPhone 6, 6Plus」、「iPhone SE」、「iPhone 5s」、「iPhone 5c」、「iPhone 5」では本体の背面にIMEIが書かれています。
「iPhone 4s」、「iPhone 4」、「iPhone 3GS」、「iPhone 3G」ではSIMトレイにIMEIが書かれています。また上の写真のようにこれらのモデルではSIMトレイでシリアルナンバーも確認できます。
初代iPhoneの場合は本体の背面にIMEIとシリアルナンバーの両方が刻印されています。
iPhoneの見分け方〜見た目の特徴で判断する方法〜
ここまでiPhoneの外見の特徴などから見分ける方法やナンバーを使った見分け方を説明しました。次は歴代iPhoneの見た目の特徴を説明していきます。上で説明しきれなかった特徴や見分け方もありますのでぜひ読んでみてください。
iPhone XS
「iPhone XS」は2018年9月に発売された機種です。「iPhone XS」の特徴はこれまでのiPhoneの外見とは大きく異なり、ホームボタンがなく前面の全てがディスプレイになっていることです。
また背面がガラス製になっていることとデュアルカメラを搭載していることも特徴です。その他に見た目ではわかりにくいですが、「サイドボタン」(いわゆる電源ボタン)が他のiPhoneと比べ大きくなっています。
iPhone XS Max
「iPhone XS Max」はこれまでPlusと呼ばれてきたシリーズと同じようにサイズが大きいiPhoneです。デザインでは「iPhone XS」と違いはありませんが、6.5インチというこれまでのiPhoneの中で最も大きいディスプレイを搭載していることが大きな特徴です。
「iPhone XS, XS Max」は後述の「iPhone XR」と異なり側面がステンレススチール製となっており、重厚感のある外見になっています。
iPhone XR
「iPhone XR」は2018年10月に発売された機種です。「iPhone X」シリーズの流れを引き継いでおりホームボタンのない全面ディスプレイを搭載しています。。一方で「iPhone XS」や「iPhone X」と比べて安価であることも特徴です。
見た目の特徴としてはカラーバリエーションが豊富であることが挙げられます。カラーが6種類というのは歴代のiPhoneでも最多です。また「iPhone XS」や「iPhone X」と比べて若干ディスプレイ(6.1インチ)とベゼル(画面の枠)が大きくなっています。
「iPhone XS」がデュアルカメラであるのに対し、「iPhone XR」はシングルカメラとなっています。シングルカメラといっても機能制限はありますがポートレートモードを使用することができます。
iPhone X
「iPhone X」は2017年11月に発売された機種です。「X(エックス)」ではなく「X(テン)」です。iPhoneから初めてホームボタンがなくなった機種でデザインがこれまでのものと大きく変更されました。
それによりこれまで搭載されていた指紋認証「Touch ID」が廃止され、顔認証「Face ID」が搭載されました。またディスプレイに有機ELの「Super Retina display」が初めて搭載され、とても画面が綺麗です。
「iPhone XS」と見た目の違いはほとんどなく背面はガラス製、側面はステンレススチール製となっています。唯一「iPhone XS」と異なるのは上で説明した通り、側面のラインが4本であることです(「iPhone XS」は6本)。
iPhone 8
「iPhone 8」は2017年9月に発売された機種です。現在、ホームボタンがある最後のiPhoneとなっています。見た目の特徴は「ディスプレイが4.7インチであること」、「縁が丸みを帯びたアルミニウム製であること」、「背面がガラス製であること」です。
ホームボタンは本物のボタンではなく、押したときに振動を起こすことによってボタンを押した錯覚を与える仕組みになっています。そのため、電源が切れた状態でホームボタンを押しても押した感触はありません。
iPhone 8 Plus
「iPhone 8 Plus」は「iPhone 8」を大型化したモデルです。外見の特徴は「5.5インチのディスプレイ」ですが、実はディスプレイのサイズは「iPhone X」(5.8インチ)のほうが大きいです。レンズを2つ搭載しているのが「iPhone 8」と異なります。
余談ですが、背面がガラス製となっているiPhoneは無線充電に対応しており、Qi(チー)規格に対応した充電器を使うことができます。
iPhone 7
「iPhone 7」は2016年9月に発売された機種です。「iPhone 8」と基本的なデザインは同じですが背面がアルミニウム製であることが異なります。また背面の上下にアンテナラインがあることも「iPhone 8」と異なります。
「iPhone 7」も「iPhone 8」と同様にホームボタンが本物のボタンではなく、振動で錯覚を起こす仕組みになっています。また「iPhone 7」からはイヤホンジャックが廃止されています。
iPhone 7 Plus
「iPhone 7 Plus」は2016年9月に「iPhone 7」と同時発売された機種です。見た目としては大きくなった「iPhone 7」という感じですが、「デュアルカメラ(カメラのレンズが2つあること)を搭載している」点でも異なっています。
「iPhone 7、7 Plus」から「Apple Pay」が使用できるようになりました。支払いや電車に乗る際にiPhoneをかざしていたら、そのiPhoneは「iPhone 7、7 Plus」以降の機種です。
iPhone 6s
「iPhone 6s」は2015年9月に発売されたモデルになります。見た目の特徴としては「縁が丸みを帯びいること」、「背面がアルミニウム製であること」、「背面にSマークが刻印されていること」が挙げられます。
「iPhone 6s」はホームボタンが普通のボタンであり、電源のオンオフに関わらず押した感触を得られます。
iPhone 6s Plus
「iPhone 6s Plus」は「iPhone 6s」と同じデザインのままディスプレイのサイズを5.5インチに大きくしたモデルです。「iPhone 8 Plus」や「iPhone 7 Plus」とは異なり、カメラのレンズは1つとなっています。
「iPhone 6s, 6s Plus」ではLINEの既読をつけずに読む方法として知られている「3D Touch」が初めて搭載されました。
iPhone 6
「iPhone 6」は2014年9月に発売されたモデルです。この「iPhone 6」からiPhoneの見た目が大きく変わり、ディスプレイのサイズが4.7インチに大型化され、全体的に丸みを帯びた外見になりました。また「iPhone 5s」と比べ10%以上薄くなりました。
本体の大幅な薄型化に伴い、電源ボタンの位置が本体上面から右側面に移動されました。カメラのレンズも本体から若干飛び出したデザインとなったのも「iPhone 6」からです。「見た目が悪い」と論争になったのが記憶に新しいです。
iPhone 6 Plus
「iPhone 6 Plus」は2014年9月に「iPhone 6」と同時発売されたモデルになります。iPhoneの中で初めて登場した「Plus シリーズ」で発売当時、最も大きい5.5インチのディスプレイを搭載しているのが特徴です。
そのあまりにも大きいボディに「こんな大きいiPhoneは使いにくい」という声がありましたが、普段はカバンの中にiPhoneをしまう女性やスマホでゲームをする人に「iPhone 6 Plus」は人気だったそうです。
「iPhone 6, 6 Plus」と「iPhone 6s, 6s Plus」で見た目にほとんど違いはありませんが、「背面にSマークがあるかないか確認する」という方法で見分けることができます。
iPhone SE
「iPhone SE」は2016年3月に発売されたモデルです。「iPhone 5s」と全く同じデザインで「iPhone 6s」と同じ性能を持つことが特徴です。4インチというサイズがとても持ちやすく、また性能も高かったので非常に人気のあるモデルでした。
何度も「iPhone SE2」が出るという噂が出るほど、後継機への待望が高かったのですが、2018年10月現在では発売されるという話はありません。そして悲しいことに「iPhone XS, XS Max」の発表とともに発売中止となりました。
「iPhone 5s」と外見に違いはほとんどありませんが「背面にSEマークがあるかないか確認する」という方法で見分けることができます。
iPhone 5s
「iPhone 5s」は2013年9月に発売されたモデルです。4インチというディスプレイのサイズとダイヤモンドカットが施された角張った縁による持ちやすさから、今でもファンの大きい人気機種となっています。
「iPhone 5s」は指紋によるロック解除の方法「Touch ID」が初めて搭載されたモデルです。それに伴い、ホームボタンから「□マーク」がなくなりました。
また「MacBook Pro」でおなじみの「スペースグレイ」というカラーが登場したのも「iPhone 5s」が最初です。しかし「iPhone SE」にある「ローズゴールド」というカラーはありません。
iPhone 5c
「iPhone 5c」は2013年9月に「iPhone 5」と同時に発売されたモデルです。ハイエンドモデルの「iPhone 5s」に対して廉価なモデルとして登場したのは「iPhone 5c」です。
その特徴はiPhoneで初めてとなるカラフルな見た目です。「iPhone XR」が登場するまでブルーやイエローなどのカラーバリエーションを持つiPhoneは「iPhone 5c」のみでした。
そのほかの外見の特徴は「Touch ID」が搭載されておらずホームボタンに「□マーク」があることと側面にラインがないことです。
iPhone 5
「iPhone 5」は2012年9月に発売されたモデルです。人気モデルである「iPhone SE」や「iPhone 5s」と同じ4インチのディスプレイを初めて搭載した機種になります。
「iPhone 5」ではまだ「Touch ID」が搭載されておらずホームボタンに「□マーク」があります。またカラーは「iPhone 5s」と異なりブラックとホワイトのみになります。「iPhone 5s」以降の機種と異なり前面が白の機種はシルバーではなくホワイトであるのも特徴です。
今では当たり前となっている「4G通信」に初めて対応したのが「iPhone 5」であり、この機種から画面の左上に「4G」という表示が現れるようになりました。
iPhone 4s
「iPhone 4s」は2011年10月に発売されたモデルです。ディスプレイが3.5インチと現在のスマホと比べると小さいのが特徴で、ホーム画面にアプリを縦に5つまでしか表示できません。
縁が角張ったデザインは「iPhone 5」などと同じですが背面がガラス製であるという点で異なります(「iPhone 5」はアルミニウム製)。カラーは「iPhone 5」と同様にブラックとホワイトの2種類です。
「iPhone 4s」はスティーブ・ジョブズが最後に携わった音声アシスタント「Siri」が初めて搭載された機種で、スティーブ・ジョブズが手掛けた最後の機種になります。
iPhone 4
「iPhone 4」は2010年6月に発売されたモデルです。「iPhone 4s」と外見上に大きな違いはなく背面がガラス製で一色であることや側面がステンレススチールの帯で囲われていることが特徴です。
「iPhone 4」と「iPhone 4s」の違いは側面のアンテナラインの本数で「iPhone 4」は2本、「iPhone 4s」は4本です。この違いは「iPhone 4」のアンテナに不具合があったことが理由と言われています。
また「iPhone 4」は初めて「Retina display」を搭載したモデルで、画面を近づいて見てもドット感の感じられない滑らかで綺麗なディスプレイも特徴です。
iPhone 3GS
「iPhone 3GS」は2009年6月に発売されたモデルです。これ以降に登場した機種と異なり、背面がプラスチック製であるのが特徴です。また背面にあるAppleのロゴマーク(リンゴのマーク)がシルバーになっています。
また、iPhoneで初めてブラックとホワイトの2色のバリエーションが用意された機種になります。分厚く背面が丸みを帯びているなど現在のiPhoneと大きく異なる見た目をしています。
iPhone 3G
「iPhone 3G」は2008年6月に発売されたモデルで、日本では7月に発売されました。日本で初めて発売されたiPhoneとなります。
「iPhone 3G」は「iPhone 3GS」と外見で異なるのはカラーがブラックのみであることと背面のAppleのロゴマークに光沢がなくグレーになっていることです。
余談ですが「3G」の意味は「3G通信に対応した」ことで、「3代目」という意味ではありません(「iPhone 3G」は2代目のiPhoneです)。
iPhone
初代「iPhone」は2017年6月に発売されたモデルです。日本では販売されなかったモデルですので私たちにはあまりなじみのない機種です。
外見の特徴は背面がアルミニウム製であり、ブラックとグレーの2色のカラーリングが他のiPhoneにはなく唯一無二のデザインになっています。
iPhoneの見分け方〜サポートに聞く〜
最後に外見の特徴やナンバーからは判断できない場合にiPhoneのモデルを見分ける方法を説明します。やはりAppleはiPhoneのエキスパートですから、直接Appleのスタッフに聞いてしまうのが確実ですね。
Appleのサポートページで聞く
Appleのサポートページ(https://support.apple.com/ja-jp)にアクセスし、上の画像の丸の中にあるボックスに「iPhone モデル」と入力し検索すればiPhoneのモデルを見分ける方法を調べることができます。
あるいは次のURL(https://support.apple.com/ja-jp/HT201296)でも調べることできます。
チャットや電話で聞く
Appleのサポートページ(https://support.apple.com/ja-jp)の下のほうに問い合わせフォームがあります。このフォームにアクセスし、質問に答えていくことでチャットや電話によるやり取りでiPhoneの見分け方を教えてもらえます。「Genius Bar」の予約も可能です。
Apple Storeに持っていく
もうどうしようないとなってしまったら、Apple StoreにiPhoneを持っていきましょう。スタッフの方が丁寧に機種を教えてくれます。Apple Storeは都市部にしかありませんがもし近くにあるなら行ってみましょう。
iPhoneの見分け方を説明しました。これまでiPhoneは21種類の機種が発売されました。これらすべてを区別するのはとても難しいのでこの記事が参考になれば幸いです。