2019年09月28日更新
「LINE Pay/PayPay/楽天ペイ」の安全性/セキュリティを解説!
LINE Pay(ラインペイ)・PayPay(ペイペイ)・楽天ペイを使っているけれど、安全性がきちんと保たれているか気になります。今回は、LINE Pay(ラインペイ)・PayPay(ペイペイ)・楽天ペイの安全性やセキュリティについて解説します。
目次
- 1「LINE Pay/PayPay/楽天ペイ」の特徴
- ・LINE Pay(ラインペイ)とは?
- ・PayPay(ペイペイ)とは?
- ・楽天ペイとは?
- 2「LINE Pay/PayPay/楽天ペイ」のメリット
- ・LINE Pay
- ・PayPay
- ・楽天ペイ
- 3LINE Payの安全性/セキュリティ
- ・LINE Payのセキュリティ対策について
- ・LINE Payの紛失時の対応
- ・10万円までの損失補償
- 4PayPayの安全性/セキュリティ
- ・PayPayのセキュリティ対策について
- ・PayPayの携帯紛失時の対応
- 5楽天ペイの安全性/セキュリティ
- ・楽天ペイのセキュリティ対策について
- ・楽天ペイの携帯紛失時の対応
- ・合わせて読みたいQRコード決済の記事
「LINE Pay/PayPay/楽天ペイ」の特徴
LINE Pay(ラインペイ)・PayPay(ペイペイ)・楽天ペイの特徴について以下から説明します。
LINE Pay(ラインペイ)とは?
LINE Pay(ラインペイ)は、メッセージアプリ「LINE 」の決済機能です。LINE PayはQRコード決済で利用できます。他にもLINE Payならではの機能について紹介します。
LINEアプリから利用できる電子決済サービス
このLINE Pay(ラインペイ)は、LINEアプリから利用できる電子決済サービスで、JCB加盟店での利用など幅広い店舗やオンラインショッピングで買い物ができます。QR決済の決済手数料も無料なのでお手軽に始めることができます。
LINE Payの使い方としては、コンビニや紐づけられた銀行口座から残高をチャージすることができます。他にもQRコードをレジで読み取っての買い物や、LINE Payカードの利用で支払うことができます。
LINE Payボーナス
LINE Pay(ラインペイ)にはポイント還元システムである「LINE Payボーナス」があります。これはLINE Payを利用した際に、0.5%〜2%のポイントが還元される仕組みです。
バッジカラーというランクが存在し、1ヶ月間全てのLINE Pay残高を利用した支払い金額によってカラーが判定され、還元率も変わります。カラーはホワイト・レッド・ブルー・グリーンの4種類に分けられます。以下から確認しましょう。
カラー | ホワイト | レッド | ブルー | グリーン |
支払い金額 | 1万円未満 | 1万円以上5万円未満 | 5万円以上10万円未満 | 10万円以上 |
基本付帯率 | 0.5%(100円あたり0.5ポイント) | 0.8%(100円あたり0.8ポイント) | 1%(100円あたり1ポイント) | 2%(100円あたり2ポイント) |
PayPay(ペイペイ)とは?
PayPay(ペイペイ)とは、ソフトバンクとYahoo!の合同会社「PayPay株式会社」が提供するQRコード決済です。
大手企業が手がける電子決済サービスですし、以前に比べてセキュリティ面で対策がしっかりしていて安心感があります。
無料で使えるスマホ向け電子決済サービス
PayPay(ペイペイ)は店舗のレジ付近に置いてあるQRコードを、ユーザーが読み取り、支払い金額を店員に見せて決済を行う仕組みです。
この支払い方法の場合、2021年9月末までの期間限定で無料になるキャンペーンを行なっています。また、PayPayは2019年9月30日までは提携するAlipayでも決済手数料が無料になります。
楽天ペイとは?
「楽天ペイ」は、その名の通り楽天株式会社が提供するQRコード決済サービスです。
携帯の楽天ペイに表示されたQRコードを店舗で読み取るか、お店が提示するQRコードをお客様の携帯アプリで読み取るかどちらかの方法になります。楽天カードと連携するとポイントの獲得も二重にできるので、「楽天」でまとめたい方にはオススメのアプリです。
QRコードに対応した電子決済サービス
「楽天ペイ」は携帯でQRコード決済だけでなく、楽天のクレジット決済と電子マネー決済もまとめて利用できます。
私たちユーザーが楽天ペイを利用する利点としては、「ポイントの二重取り」ができることです。決済をした際に、紐づけられたクレジットカードに貯まるポイントの他に、楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天ペイアプリを使えば、お店での支払いにこのポイントを使うこともできますので、汎用性がある決済サービスといえるでしょう。
「LINE Pay/PayPay/楽天ペイ」のメリット
それぞれの決済サービス(LINE Pay・PayPay・楽天ペイ)のメリットについてまとめました。以下から説明します。
LINE Pay
多くのユーザーが既にインストールしているであろう「LINE(ライン)」は、そのアプリ内でLINE Payを利用することができるのでとても簡単です。
またLINE Pay(ラインペイ)は、買い物から利用までの流れがスムーズに行えます。以下からLINE Payのメリットについて説明します。
ポイント二重取りができる
LINE Pay(ラインペイ)は、毎月Payトクと呼ばれるキャンペーンを実施しており、コンビニやドラックストアでLINE Payを使用すると20%還元されます。
またコード決済を行うとLINE Payボーナスにプラスして、お店のポイントもつき二重取りができます。LINEからキャンペーン通知も届きますので、こまめにチェックしましょう。
LINEアプリで支払いが済む
いつも使っているLINEアプリで支払いが完了するのは、大きなメリットです。
また、QRコード決済の他に、オンライン決済、請求書支払い、JCBブランドのプリペイドカード「LINE Payカード」での決済や、タッチ決済「Google Pay(QUICPay+)」にも利用できます。
PayPay
CMも印象的な「PayPay(ペイペイ)」は、さまざまなキャンペーンも話題になりました。PayPayのメリットについて以下から説明します。
既に普及しているサービス
PayPay(ペイペイ)はCMで大々的に放送されていたり、キャンペーンの総額も大きかったので、「よく聞く有名なスマホ決済」であると言えます。
使えるお店が増えている
PayPayは店舗の他にネットサービス、請求書払いで利用することができます。利用できるお店もどんどん増えてきているので、これからもPayPayに期待できそうです。
楽天ペイ
楽天ペイは楽天ペイポイントと楽天カードのポイントがたまったり、同じ「楽天」でサービスを利用できるのでポイントの相互使用やデータ連携に対応しています。以下から説明します。
楽天ペイと楽天カードのポイントが二重取りできる
楽天ペイを使うと、楽天カードでの使用扱いになります。楽天ペイのポイントと一緒に楽天カード使用分のポイントも貯まりますので、二重取りができる仕組みになっています。
LINE Payの安全性/セキュリティ
LINE Pay(ラインペイ)の安全性やセキュリティ面の対策についてまとめました。以下から説明します。
LINE Payのセキュリティ対策について
LINE Pay(ラインペイ)は安全性を保つために、さまざまなセキュリティ対策を行なっています。国際基準の暗号システムを構築し対応していたり、損失補償を受けることができるので、以下から確認しましょう。
支払い内容がすぐにメッセージで届く
LINEの機能を利用して、ログインや決済を行なった際に支払い内容がすぐにメッセージで届く仕組みになっています。
万が一身に覚えのない決済があった場合でも、メッセージを見てすぐに確認することができます。
情報は暗号化されているので安全
LINE Pay(ラインペイ)は、対策としてクレジット業界の国際データセキュリティ基準の「PCI DSS(Payment Card Industry Security Standards)」における最高レベル認証も取得しています。
銀行口座やクレジットカードの情報は全て「暗号化」して保管されているのも安全性が高いと言えます。
LINE Payの紛失時の対応
LINE Payカードの安全性や、万が一紛失してしまった場合の対応や対策について紹介します。
すぐに利用停止してもらえる
LINE Payカードを紛失してしまった場合の対応は、LINEから以下の手順で一時停止を行います。
- 「その他」をタップ
- 「LINE Pay」をタップ
- 「LINE Pay」のメニューにある「設定」をタップ
- 「LINE Payカード」をタップ
- 「LINE Payカード」のパスワードを入力
- カードステータスの右側にある「利用中」をタップ
- 「カードの一時停止をしてもよろしいですか?」のメッセージに「OK」をタップ
10万円までの損失補償
LINE Pay(ラインペイ)では、万が一他人に不正利用されてしまった場合、不正な送金・支払い・出金などに対して最大10万円までの損失補償を受けることができます。
万が一不正に利用された場合でも10万円までのリスクは回避できるのは安心できる要素の一つです。
PayPayの安全性/セキュリティ
PayPay(ペイペイ)では、2018年12月のクレジットカードを使った不正被害があった後に、さまざまなセキュリテイ対策に対して不正利用防止や被害予防の取り組みが行われてきました。
以下から、PayPayのセキュリティ対策や安全性について説明します。
PayPayのセキュリティ対策について
PayPay(ペイペイ)のセキュリティ対策では、「SSL通信」やクレジットカードの登録に「3Dセキュア」が推奨されるようになりました。
本人確認サービスを導入
PayPayでは、対策として登録するクレジットカードに「3Dセキュア」という本人認証サービスが推奨されるようになりました。
この「3Dセキュア」は、クレジットカードにて認証コードを使い本人認証を行うサービスですが、PayPayで3Dセキュアによる本人認証を行うと、利用上限が5,000円から25,000円へと引き上げられます。
PayPayの携帯紛失時の対応
せっかくPayPay(ペイペイ)を利用しているのに、携帯を紛失してしまったら一大事です。PayPayの携帯紛失時の対応については以下の通りです。
24時間対応の窓口に相談する
PayPayでは、ユーザーの情報を確認した上で、アカウントの停止処理を行います。このアカウント停止処理を行う場合、利用者本人が「登録の電話番号」と「ユーザーID」を準備した上で相談しましょう。
PayPay携帯電話紛失・盗難専用窓口の連絡先は以下の通りです。
- 電話番号:0120-990-633
- 営業時間:24時間受付/土日祝祭日を含む365日
楽天ペイの安全性/セキュリティ
楽天ペイの安全性やセキュリティについてまとめました。以下から説明します。
楽天ペイのセキュリティ対策について
楽天ペイでは、「SMS認証」を使った二段階認証や都度パスワードを要求するように設定し、安全性を保つようにしています。以下から説明します。
二段階認証システムを導入
二段階認証システムは、楽天ペイにログインした際に登録した電話番号宛に「SMS認証」を使って二段階認証を行います。
SMS認証を行うことによって、第三者による他のデバイスやアプリへのログインを防止し、安全性を保つことができます。
楽天ペイの携帯紛失時の対応
楽天ペイの携帯紛失時の対応についてまとめました。以下から確認しましょう。
携帯紛失時専用のフォームがある
楽天ペイアプリを利用している端末(携帯やタブレット等)を紛失・盗難した場合は「楽天ペイアプリご利用停止申請フォーム」から利用停止申請を行うことができます。
すぐに利用停止する
利用停止を行う際は、個人情報の他に楽天IDがあるとスムーズですので、準備した上で行いましょう。安全性のため、第三者による不正利用を防ぐため、楽天IDのパスワードの変更をおすすめします。