2019年10月13日更新
【iPhone7】バッテリーを自分で交換する方法!
今回の記事では、iPhone7のバッテリーを自分で交換する方法を中心に解説しています。まずはiPhone7のバッテリーを自分で交換する事前準備を紹介し、外し方や分解方法や取り付けの方法などを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【iPhone7】バッテリーを自分で交換できる?
iPhone7のバッテリーを自分で交換することはできるのでしょうか。結論から言いますと、iPhone7のバッテリーを自分で交換・分解できます。
本記事では、iPhone7におけるバッテリーを自分で交換・分解する方法を中心に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
バッテリー/必要な道具を用意すれば交換可能
交換用バッテリーをはじめ、必要な工具などを準備していれば、iPhone7のバッテリーを自分で交換することが可能です。以下ではバッテリーを交換する際に必要なものや、iPhone7のバッテリーを自分で交換する方法の手順などをお伝えしていきます。
【iPhone7】バッテリーを自分で交換する事前準備
iPhone7のバッテリーを自分で交換・分解するためには事前にどのような準備をすればいいのでしょうか。下記では必要な道具などバッテリーについて詳しく解説していきます。
まだ一度もiPhone7のバッテリーを自分で交換したことがない人は特に参考にしてください。取り付けに関しても解説していきます。
必要な道具を準備する手順
以下ではiPhone7のバッテリーを自分で交換するために必要な交換用の道具を用意する手順を見ていきます。流れとしては、まず修理用パーツを用意して交換用バッテリーを用意します。交換用バッテリーを交換する際に必要な道具もいくつか紹介していきます。
修理用パーツを用意する
交換用などの修理用の道具は、iPhone修理パーツ専門店である「自分で修理.com 」にアクセスして、そこで購入してください。自分で修理.com で購入する際に、Amazonアカウントを利用することでスムーズに修理用の道具を購入することができます。
交換用バッテリーを用意する
続いては交換用バッテリーを用意します。おすすめの交換用バッテリーは、「iFactory iPhone7 交換用バッテリー 交換 PSE準拠 (Ver.2019)」です。Amazonで¥2,150の価格で販売されています。PL保険にも加入しているので安心して交換していきましょう。
iPhone7のバッテリーを自分で交換するために必要な工具
iPhone7のバッテリーを自分で交換・分解するために必要な道具は、特殊精密ドライバー Y000です。そのほかにも、精密ドライバー 時計用や精密特殊ドライバー ペンタローブネジ用 特殊精密ドライバー、ツールスパッジャーなどの道具も必要です。
また、ESDピンセット 先細曲がりタイプやiSclackなどの道具も必要なのでAmazonや自分で修理.com で探してみてください。
【iPhone7】バッテリーを交換する方法~外し方~
それでは、iPhone7のバッテリーを交換・分解する方法として「外し方」について深掘りしていきます。外し方、あるいは分解の手順ではネジ・フロントパネル・バッテリーの場合に分けて解説していきますので、1つずつ確認していきましょう。
外し方/分解の手順
iPhone7のバッテリーを交換・分解するには、まず外し方を知らなければなりません。はじめにネジの外し方を紹介します。ネジの外し方は簡単ですが、フロントパネルとバッテリーに関しては少し難しいので、説明が長くなっていますが、ゆっくり確認しましょう。
ネジの場合
まずiPhone7のバッテリーを交換・分解するために、先ほど紹介した精密ドライバーを使用してiPhone7のネジを外していきましょう。iPhone7に対応しているドライバーを用意しておけば、非常にスムーズに作業が進むので、ぜひ準備しておいてください。
フロントパネルの場合
次に。iPhone7のフロントパネルを開けていきましょう。はじめに、iPhone7のバックアップを取ってください。そして、iPhone7の電源を切ります。なお、バッテリーは事前に25%以下まで消費させておきましょう。
というのも、iPhone7の残量がある程度残っていると、もしもバッテリーに穴が空いた場合に発火の恐れがあるからです。それから、先ほど説明したとおり、iPhone7の下部にある星型のネジを外しますが、このネジは専用の星型ドライバーが必要になります。
そして、iPhone7のフロントパネルの上部にはツメが2箇所あるのを確認し、ホームボタン側から開けましょう。なお、右側面にはケーブルが2箇所繋がってるため、開けすぎると切れてしまいます。
iPhone7にはフロントパネルと本体の間に耐水シーリングがあります。そのため、ホームボタン側の周囲をドライヤーなどで温めることでシーリングを柔らかくする作業をしてください。
なお、フロントパネルを開ける方法ですが、iSclackなどのオープニングツールを使用することをおすすめします。吸盤だけを利用する場合よりも簡単に開きます。iSclackを使用する場合は、吸盤をホームボタンの上から挟みましょう。
フロントパネル少し開いたら、スパジャーなどのヘラでゆっくりとシーリングを剥がしてください。そして、シーリングが剥がれたら、iPhone7の本体側に付けます。なお、右側面にはケーブルが2箇所あるため開きすぎないようにしましょう。
一方で、iSclack場合にはあまり開かないので安全です。iSclackなどのオープニングツールを用意できなかった場合は、市販の吸盤を使用しましょう。
iPhone6までとは異なり、iPhone交換工具のセットのような小さな吸盤では硬くて開きませんので注意してください。
iPhone7に対応している吸盤はホームセンターなどで200円くらいで販売されています。吸盤の場合には、ホームボタンを避けて付けましょう。それから、背面にも吸盤を付け、両手で慎重に引っ張ります。ただ、表に硬いので注意が必要です。
思い切り力を入れると開きすぎてケーブルが切れる可能性があります。フロントパネルに隙間が発生したら、ヘラなどを入れて、上の方に向かいシーリングを剥がしていきましょう。iPhone7の上部にはツメがあるので、ひねってから剥がします。
なお、右側面のケーブルが切れる可能性があるので、持ち上げすぎないように気をつけましょう。そして、フロントパネルが開いたらケーブルを外してください。特殊精密ドライバー Y000を使用して、4本のネジを外します。
注意点として、赤丸と青丸のネジではサイズが異なります。固定プレートを外してから、ヘラを使用してコネクタを外しましょう。1つ目のコネクタを外すことで、2つ目のコネクタが出てくるのでそれも外します。続いては、上部のケーブルを外していきましょう。
方法としては、精密ドライバー +00 で丸のネジを外してから、固定プレートを外します。それから、ケーブルのコネクタをヘラで外します。以上の手順でiPhone7のフロントパネルが外れましたので、次はバッテリーの場合を見ていきましょう。
バッテリーの場合
ここではiPhone7のバッテリーの外し方を解説していきます。iPhone6SのiPhoneにはTAPTIC ENGINが搭載されてるため、TAPTIC ENGINを外す必要がありますので注意してください。その場合、ロジックボードに繋がるケーブルのコネクタをヘラで外します。
次に、精密ドライバー +00 で丸のネジを外してから、カバーを外し、TAPTIC ENGINのケーブルのコネクタをヘラで外しましょう。また、TAPTIC ENGINのネジ3箇所を精密ドライバー +00で外し、TAPTIC ENGINを外してください。
なお、バッテリーは外しやすい特殊なテープで固定されていますので確認しましょう。四角の部分にある黒いフィルムの下にテープがありますが、黒いフィルムをめくることで白いテープが現れます。そこで、左側のテープから剥がしていきましょう。
その白いテープのベロを下に向かって、慎重に引っ張っていきますが、この場合に角度を付けて持ち上げすぎたり、あるいはシワになったりすると切れやすくなります。したがって、あまり角度を付けずに下に向かってゆっくり引くことを心がけてください。
なお、テープは伸びるので長くなればたぐり寄せ、もしくはシワにならないように突っ張りながら根元を引っ張っていきましょう。続いては右側のテープも同様に剥がします。上手にテープを剥がすことによって、テープが完全に取れます。
つまり、バッテリーを持ち上げれば外れるということです。ただし、テープが切れてしまった場合には、赤線の箇所にヘラを入れて剥がしましょう。ボリュームボタン周辺には、ケーブルがあるため触れないように注意してください。
【iPhone7】バッテリーを交換する方法~取り付け~
iPhone7のバッテリーを交換する方法として続いては、「取り付け」に関して詳しく解説していきます。外し方は少し難しかったと思いますが、取り付けに関しては比較的簡単にできます。以下ではバッテリーの取り付け方を中心に解説していきます。
バッテリーの取り付け方
次は、iPhone7のバッテリーを交換する方法におけるバッテリーの取り付け方に着目していきます。外し方を理解して実際に工程を進めていきましたら、バッテリーを取り付けなければなりません。そこで、以下ではバッテリーテープを貼る方法を見ていきます。
バッテリーテープを貼る
バッテリーテープを貼るには、バッテリーテープというバッテリーグルー接着テープステッカーを貼る位置を決めてください。それから、青いフィルムを剥がします。そして、バッテリー側にテープを先に貼り付けて、本体に貼っていきましょう。
【iPhone7】バッテリーを交換する方法~確認~
iPhone7のバッテリーを交換する方法として、最後にはiPhone7が動作するかどうか確認する必要があります。そこで下記では、iPhone7が起動するかどうか確認する方法の手順を解説していきます。非常に簡単な方法なので間違えずに行えると思います。
確認手順
最後にiPhone7のバッテリーを交換するために必要な確認をしていきます。確認する方法の手順は大きく分けて以下の2つです。流れでは、まずiPhone7の電源を入れてバッテリーの状態をチェックするという流れです。
電源を入れてみる
iPhone7のバッテリーを交換するために必要な確認として、まずはiPhone7の電源を入れてください。電源の入れ方はiPhone7の横のボタンを長押しする方法がおすすめです。
バッテリーの状態をチェックする
iPhone7の電源を入れて作動したら、次にバッテリーの状態を確かめていきましょう。バッテリーの状態を確認するには設定アプリから選択してください。
まとめ
今回の記事では【iPhone7】バッテリーを自分で交換する方法!というテーマで執筆しました。必要な道具を用意すれば交換できるので、バッテリーを自分で交換する方法を順番に解説しています。まずは必要な道具を準備する手順を紹介しました。
交換用バッテリーを用意する方法も紹介しています。また、iPhone7のバッテリーを交換する方法として外し方も紹介しました。外し方では、外し方/分解の手順としてフロントパネルの場合も解説しています。
iPhone7のバッテリーを交換する方法として、取り付けの方法も紹介しました。取り付けではバッテリーテープを貼る方法を紹介しています。交換用バッテリーを用意し、分解手順などを理解する以外にも、テープの取り付けまで確認してください。