Googleがサービス提供を行っているAndroidスマホで利用可能なファイル管理アプリ「Files」が「 Chromecast 」に対応可能となりました。Googleの「Files」アプリが「Chromecast」に対応可能になった内容についてご紹介します。
Googleがサービス提供を行っているAndroidのスマートフォン端末用のファイル管理管理アプリ「Files」が「 Chromecast 」に対応可能となり、再生可能となったことが発表されています。
ファイル管理管理アプリ「Files」が「 Chromecast 」に対応可能となったことで、Android端末に保存されているローカルファイルをキャスト対応デバイスのChromecastなどにて再生することができるようになります。
追加された新機能は、今年9月にベータ版でテストが繰り返されていた機能です。最新のバージョンでは、誰でもAndroid端末に保存されているローカルファイルをキャスト対応デバイスのChromecastなどにて再生することができます。
「Files」は開発当初、ストレージ容量が少ない低スペックのAndroid端末を利用しているユーザーの効率化を図るために、空き容量が確保できる機能を目的としてリリースされました。
Androidスマホで利用可能なファイル管理アプリ「Files」には、スマートフォン内部に保存されているそれぞれのファイルを開いたり消したりすることができるファイルを管理する機能も搭載されています。
今回「Files」のアップデートにより、キャスト対応デバイスにて再生することができるようになっています。これにより、データ通信なしに、スマートフォンに保存されているオフラインメディアをテレビやキャスト対応デバイスで再生できます。
対応デバイスにて再生可能となったキャストについては以下のデバイスとなっています。
スマートフォンに保存されているオフラインメディアを再生可能な「Chromecast」についてご紹介しておきましょう。
「Chromecast」は、Googleが開発、サービス提供を行っているメディアストリーミングデバイスです。「Chromecast」では、基本的に、Wi-Fi環境を利用して「Chromecast」をテレビのHDMI端子と電源に接続を行い利用します。
「Chromecast」を利用することで、ユーザーは、これまでスマートフォンの小さな画面にて見ていたコンテンツがテレビの大きな画面にて楽しむことが可能となります。
「Fires」を利用するメリットについてですが、Wi-Fi接続の環境下であれば端末のネットワーク接続が不安定な場所でもスマートフォンに保存されているオフラインメディアを再生ができるメリットがあります。
「Chromecast」で「Fires」をキャストする方法については、「YouTube」などの対応済みアプリと同様の手順となっています。
ユーザーは「Fires」アプリ画面右上に表示されているキャストアイコンをタップして出力先をタップすることでテレビなどの大画面でファイルの再生ができるようになっています。
「Chromecast」で「Fires」をキャストする手順について簡単に操作できる点についてもメリットといえるでしょう。
なお、現段階で「 Files 」からのキャストできるメディアについては、画像ファイルと動画ファイルが対応可能となっています。
「 Files 」に保存されている「PDF」などの文書やオーディオファイルについて、まださいせいすることができないので注意しましょう。