Googleはデスクトップ版画像検索の仕様を刷新することを予告しています。現状ではGoogle画像検索の結果には掲載サイトのページタイトルやURLが表示されていますが、2月29日頃から刷新されショッピングや動画の情報を表示する仕様となります。
Googleは、デスクトップ版画像検索の仕様を刷新することを予告しています。今現在、Googleで画像検索を行うと、その結果には掲載サイトのページタイトルやURLが表示され、マウスオーバーすると画像サイズを表示する仕組みです。
それが2020年2月29日前後から刷新され、Googleで画像検索を行うと画像サイズではなく例えばショッピングサイトや動画情報などのソースサイトの種別を表すアイコンを表示するようになります。アイコンは以下のTwitter投稿の通りです。
Googleで画像検索を行った結果には、ソースサイトの種別を表すアイコンが検索画像の左下に表示されていて、これはマウスオーバーすることで完全に表示されるという仕組みとなっています。
アイコンで、掲載元がレシピ情報か、ショッピングサイトなのか、または動画情報か、などを表示しているためとても分かりやすいでしょう。
またこの刷新に伴って、画像サイズは画像検索結果一覧では表示されないようになります。そして結果画像を選択すると、画面右側に現れる情報パネル内に移動する仕組みとなっています。
今回の刷新から判断すると、Googleの画像検索結果にサイズを掲載するよりもソースサイトの情報を表示する方がユーザーに有益であると解釈したのかもしれません。
実際に何か購入を目的として商品の画像検索している場合は、ショッピングサイトが表示されることは多いに役立つでしょう。
Googleの画像検索は2001年に初めて導入されました。
そのきっかけはその前年のグラミー賞授賞式に緑色のドレスで登場したJennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)さんの画像を検索する人が急激に増えたしたことから、Googleがこの検索機能を開発したとされています。
そして2019年8月デスクトップ版「Google画像検索」の画面がリニューアルされ、検索結果の画像を選択するとサイドパネルに拡大表示される仕組みとなりました。
それまでは何かを検索して画像を選択するとその場で拡大表示され、スクロールするとそのまま移動してしまいました。
しかしこのリニューアルで、他の画像を閲覧するために下方向にスクロールしていると、クリックした画像がサイドパネルに拡大表示されたままとなり画面上で画像比較がしやすい仕様となりました。
このリニューアルによってGoogleのショッピング機能も強化されました。検索結果の画像をクリックすると、ブランド、価格、レビュー、購入方法に関する情報が表示されます。
Googleでは画像検索の結果から買い物ができる機能をテストしているほか、今後YouTube動画を通して商品を購入できるようにするともしていて、Googleのショッピング機能はさらに強化されるでしょう。