【iOS 14】SafariのYouTubeもバックグラウンド再生が可能になる？

Appleが今年の開発者会議「WWDC20」にてiOS 14の新機能として詳細が発表された中に「ピクチャインピクチャ」機能があります。

「WWDC20」にて開催された基調講演では「ピクチャインピクチャ」機能の活用例として「FaceTimeビデオ」が説明されておりユーザーの皆さんも見られた方がいらっしゃるのではないでしょうか？

iOS 14の新機能として詳細が発表された「ピクチャインピクチャ」機能がiPhoneなどの「Safari」ブラウザにて起動した「YouTube」の動画でも対象となることが報告されています。

Appleが今年の開発者会議「WWDC20」にてiOS 14の新機能として発表した「ピクチャインピクチャ」機能は、iOS 14のiPhoneやiPadにて違うアプリを起動していても、端末の小窓にて動画の再生を継続することができる機能です。

「ピクチャインピクチャ」機能では、画面の縮小を行った小窓を端末上で自由に移動することが可能となっています。

また「ピクチャインピクチャ」機能では端末の小窓を拡大したり縮小することもできるようになっており、小窓で再生中の動画を一時停止や再生など操作をすることも可能です。

Appleでは「ピクチャインピクチャ」機能について紹介を行った際に別のアプリを利用していてもビデオを見続けたりFaceTime通話を続ることができると説明しています。

また、iOS 14では、メールのチェックをしながら、ビデオ通話や動画を見ることができるとしています。

なおiOS 14の新機能として発表した「ピクチャインピクチャ」機能で利用可能となっている機能については次の通りとなっています。
 

iOS 14の新機能がSafariのYouTubeもバックグラウンド再生が可能になる件については、ソーシャルメディアストラテジストのマット・ナバラ氏がSafariから視聴しているYouTube動画で利用可能となっていることを発見したとしています。

ソーシャルメディアストラテジストのマット・ナバラ氏はTwitterへの投稿で「ピクチャインピクチャ」機能を利用したSafariが、有料のYouTubeプランかのようにスムーズに操作している様子をツイートしています。

マット・ナバラ氏は投稿にて「ピクチャインピクチャ」機能を活用した動画の小窓を移動させたり、画面の縮小や拡大を行うなど、有料のYouTubePremiumのバックグラウンド再生と変わらない操作を行っています。

WWDC20」にて開催された基調講演では「ピクチャインピクチャ」機能の活用例として「FaceTimeビデオ」が紹介されていましたが「ピクチャインピクチャ」機能の注目すべき点について確認していきましょう。

従来の「YouTubeアプリ」を利用している場合、バックグラウンド再生ができる機能は有料プランの「YouTube Premium」ユーザーの特典となっています。

「ピクチャインピクチャ」機能の注目すべき点として挙げられる大きなポイントとして「YouTube」動画や「YouTube Music」が有料の「YouTube Premium」を契約していなくてもバックグラウンド再生をすることが可能となってしまうのです。

YouTubeの有料プランとなる「YouTube Premium」は月額1,180円（税込）で契約しているユーザーが「YouTube™」・「YouTube Music™ 」・「YouTube Kids™」のサービスを広告なしで楽しめるサービスです。

「YouTube Premium」を契約しているユーザーは、動画や音楽のサービスを端末の「オフライン環境」の際や「バックグラウンド再生」でも利用することが可能となっています。

それでは、有料版の「YouTube Premium」とiOS 14にて追加された新機能「ピクチャインピクチャ」機能を利用した場合の比較について確認しておきましょう。