【Windows10】Windows7からアップグレードできない/インストールが失敗する時の対処法

Windows7は人気が高いOSでしたが、現在Microsoftがサービスを終了したため、Windows10にアップグレードする必要がありますができない場合があります。Windows7からWindows10にアップグレードできないときの対処法を紹介します。

目次

  1. 1【Windows10】Windows7からアップグレードできない/インストールが失敗する時の対処法
  2. Windows7からWindows10にアップグレードできる条件
  3. Windows7からWindows10にアップグレードできない/インストールが失敗する時の対処法
  4. 2条件や互換性を確認してWindows7からWindows10にアップグレードしよう!

【Windows10】Windows7からアップグレードできない/インストールが失敗する時の対処法

2009年にリリースされて以来、Windows7はエラーが少なく安定したWindows OSとして評判が高く、多くの個人ユーザーや企業によって利用されていました。そのため2015年にWindows10がリリースされた後も、多くの人がWindows7を使い続けました。

しかしMicrosoft社が2020年にWindows7のサービスを終了することを発表したため、Windows7をWindows10にアップグレードする必要が生じました。

現在もWindows7を使い続けているユーザーはいます。しかしWindows10にアップグレードしないと、2つの重大なリスクを回避できなくなります。1つは故障してもサポートを終了しているため修理ができないことです。

もう1つのリスクはセキュリティ問題です。Microsoftがサポートを終了したOSはセキュリティ更新プログラム受けられなくなるため、情報漏えいといったOSの脆弱性に起因したセキュリティ事故を回避できなくなります。

今後もMicrosoftからのサポートを受け続けるには、Windows7をWindows10にアップグレードしなければなりませんが、OSのアップグレードがうまくできない場合があります

Windows7からWindows10にアップグレードできる条件

Windows7を搭載しているパソコンの中には、Windows10にアップグレードできないものがあります

それでWindows7からWindows10へのアップグレードを行う前に、Windows10へのアップグレードが可能なパソコンかどうかをまず確認する必要があります。Windows10へのアップグレードをするためには、2つの条件を満たしていなければなりません

Windows10(64bit)インストールのシステム要件と必要な容量

Windows7からWindows10へのアップグレードをするには、Windows7搭載のパソコンをチェックし、システム条件を満たすデバイスかどうかを確認する必要があります。

Windows10へのアップグレードを行うために必要なシステム条件を以下にまとめるので参考にしてください。
 

システム 要件
OS Windows 7 SP1、またはWindows 8.1にアップデート
CPU 1GHz 以上のプロセッサ、あるいはSoC
メモリ 1GB (32 ビット)または2 GB (64 ビット)
ハードディスクの空き容量 16GB (32ビット)、20GB (64ビット)
グラフィックカード DirectX 9 以上および WDDM 1.0 ドライバー
ディスプレイ解像度 800 x 600

システム条件を満たしているかどうかを確認する最適な方法は、「DirectX診断ツール」を活用することです。「DirectX診断ツール」の起動方法をWindows10搭載のパソコンを使って説明します。操作方法はWindows7も同じです。

「スタート」キーと「R」キーを同時に押すと、「ファイル名を指定して実行」が画面左下に表示されるので、「dxdiag」と入力し「OK」をクリックしましょう。

「DirectX診断ツール」が立ち上がります。「システム」でOS、CPU、メモリ、グラフィックカードの4つが確認できます。

「次のページ」をクリックすると、「ディスプレイ」画面が表示されます。この画面でディスプレイ解像度を確認できます。

次にハードディスクの空き容量をチェックする方法を紹介します。デスクトップ画面にある「エクスプローラ」アイコンをクリックしましょう。

画面の左側に「PC」があるのでクリックすると、「ローカルディスク(C:)」が画面の右側に表示され、ハードディスクの空き容量も表示されます。

Windows10との互換性があるかサポートの対象か確認

Windows10へのアップグレードを行う前に確認して欲しいことがもう1つあります。使用しているパソコンがWindows10との互換性があるサポート対象製品かどうかです。

サポートの対象になっているかどうかは、パソコンのメーカーの公式サイトで確認できます。

例えば東芝のdynabookの場合は、「https://dynabook.com/assistpc/osup/win10v21h1/target/index_j.htm」にアクセスし、必要事項を入力すれば確認できます。

Windows7からWindows10にアップグレードできない/インストールが失敗する時の対処法

Windows10のインストールとアップグレードに必要なすべての条件を満たしているにもかかわらず、アップデートに失敗しエラーが出る場合の対処法を、これから10個紹介します

Windowsを最新版に更新/アップデートしてから再度行う

Windows10へのアップグレードが失敗した原因は、Windows7のアップデート(更新)が行われていないからかもしれません。アップデート(更新)はアップグレードには不可欠な作業です。

この記事で紹介したように、Windows10にアップグレードするには、Windows 7 SP1、またはWindows 8.1にアップデート(更新)されていなければなりません

使っているパソコンのWindows7がWindows7 SP1にアップデート(更新)されているかどうかをまず確認しましょう。もしアップデート(更新)されていないようなら、下記の手順でアップデート(更新)を行ってください。
 

ステップ 操作
1 「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」を選択。
2 「システムとセキュリティ」を選択。
3 Windows Updateの「更新プログラムの確認」を選択。
4 アップデートがあれば「更新プログラムのインストール」をクリック。

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