コマンドプロンプトは、コマンドや結果がテキストで表示されます。コマンドプロンプトのテキストをコピー&ペーストする場合、設定が必要な場合と、キーボードショートカットを利用する方法とがありますので、コマンドなどのテキストをコピー&ペーストするやり方を説明します。
コマンドプロンプトはコマンドやその結果がテキスト表示され、それを別の場所に保存しておきたい、と思う場合もあるでしょう。
コマンドプロンプトのテキストのコピー&ペーストは、デフォルトの状態だとマウスでの利用はできないようになっています。
長いコマンドなどをコピー&ペーストしたい場合もあるでしょうが、その場合どうすればいいのかというのは気になる人も多いでしょう。
Windows10の場合、ワードなどでも利用されるコピーのショートカットキーである[Ctrl]+[C]でコピーが、[Ctrl]+[V]で貼り付け/ペーストをすることができます。
ただし、Windows7やWindows8/8.1の場合、[Ctrl]+[C]や[Ctrl]+[V]のなどのショートカットキーを利用してもコピー&ペーストを利用できないこともあります。
その場合は、マウスなどを利用して、コマンドプロンプトのテキストをコピー&ペーストする必要があります。
マウスを利用してコマンドプロンプトのテキストをコピペする場合のほうほうから説明します。
コマンドプロンプト上のテキストをマウスで選択したりコピペしたりするためには、簡易編集モードを有効化する必要があります。これはコマンドプロンプトのプロパティ画面を開いて確認することができます。
プロパティは、起動しているコマンドプロンプトの画面左上にあるアイコンをクリックし、表示されたメニューから開いてください。
「オプション」タブ内の「編集オプション」で「簡易編集モード」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。簡易編集モードが有効の状態であれば、コマンドプロンプト上のテキストをマウスで選択することができるようになります。
なお、デフォルトの状態だと選択できる範囲はプロパティの方で「行の折り返し選択を有効にする」が有効になっていることで行単位になっています。任意の位置まで選択可能なので、ここはこのままの設定で問題ありません。
もし「行の折り返し選択を有効にする」を有効化していない場合は、四角で囲った範囲の選択のような形となります。
簡易編集モードを有効化したら、コマンドプロンプト上でコピーしたい範囲を選択してください。範囲の指定はドラッグ&ドロップで可能です。
コピーはマウスで右クリックもしくはキーボードでEnterキーを押すことで可能です。
コピーできているかどうかはメモ帳などに貼り付けて確認してみましょう。
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