iPhone Xの実機ベンチマークスコアをAnTuTuで調べました。iPhone Xの基本性能はスマホ市場でもかなり優れていると言われていますが、実際のところはどうなのか?Ver6やVer7との比較と平均も合わせてAnTuTuベンチマークスコアを元に徹底解説!
スマホやiPhone Xの性能の一つとしてCPUがありまが、CPUと言われても実際にどの程度の能力を持っているCPUなのか公表されている情報だけでははっきりとわかりません。
AnTuTuのベンチマークを使うことでiPhone Xの基本性能が数値化・可視化されます。このようにiPhone Xの性能が具体的な数値として確認をすることができるようになるのがベンチマークです。
簡単に前述もしましたが、AnTuTuのベンチマークスコアとはスマホやiPhone XのCPUの基本性能を数値化した情報のことです。
数値化するメリットは、iPhone X実機の基本性能がより具体的にわかる点です。CPUを同じ環境下(今回はAnTuTu)で測定をするので、他のスマホとの性能の比較をする時により信ぴょう性の高い情報を得ることができます。
各メーカーから公表されている情報は、メーカーそれぞれが異なる環境で測定しているものになります。測定の条件が違うと必ず公表している情報にも差異が出るため平等な条件で確認する手段がベンチマークということになります。
ベンチマークが測定できるAnTuTuはiPhone XのAppStoreに提供されているアプリです。こちらのアプリをインストールしてみましょう。
iPhone XのAppStoreから「AnTuTu」と英語で検索をすると、中国語ばかりが書かれたアプリがヒットしますが、このアプリがベンチマークの測定ができるAnTuTuですのでそのまま進んでダウンロードをしましょう。
iPhone Xにダウンロードが完了しAnTuTuを起動すると、アプリ内で使われている言語は全て英語でわかりやすくなっています。
Start testingを選択するだけであとは全自動で測定が始まりますので、終了するまで待つだけです。
では早速iPhone X(A11 Bionic)の実機をもってAnTuTuでベンチマークスコアを出してみましたのでご覧ください。
AnTuTuのバージョンによってベンチマークのスコアに差異があります。iPhone X(A11 Bionic)の測定結果をVer6とVer7でバージョン別に表にまとめました。
855 (ハイエンド) |
710 (ミドルレンジ最上位) |
660 (ミドルレンジ上位) |
630 (ミドルレンジ) |
450 (エントリー) |
総合:約36.2万点 3D:約15.7万点 |
総合:約16.5万点 3D:約4.7万点 |
総合:約13.5万点 3D:約2.9万点 |
総合:約8.6万点 3D:約1.8万点 |
総合:約7.1万点 3D:約1.2万点 |
835 (ハイエンド) |
660 (ミドルハイ上位) |
630 (ミドルハイ) |
430 (ミドル) |
210 (エントリー) |
総合:約17万点 3D:約6.7万点 |
総合:約11万点 3D:約2.9万点 |
総合:約6.5万点 3D:約1.8万点 |
総合:4.3万点 3D:9千点 |
総合:2.3万点 3D:1500点 |
AnTuTuベンチマークスコア(Ver7) | AnTuTuベンチマークスコア(Ver6) |
総合スコア:242443 | 総合スコア:231557 |
3Dスコア:80140 | 3Dスコア:82929 |
ここからはAnTuTuのVer7でiPhone XのiOS別のベンチマークスコアをご紹介していきます。CPUの性能はiOSに左右されますので、それぞれ数値が異なっています。ぜひ比較しながらご覧ください。
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