Windows10でライセンス認証しないとどうなるか、知っていますか。今回の記事では、Windowsのライセンス認証とは何か紹介してから、Windowsのライセンス認証をしない場合にどうなるのか解説していきたいと思います。
Windowsのライセンス認証とは何か知っていますか。下記でWindowsのライセンス認証の意味をお伝えしてから、本題に入っていこうと思います。本記事ではライセンス認証しないとどうなるのか解説していきます。
Windowsのライセンス認証とは、不正使用をユーザーにさせないためのシステムのことを指します。Windowsのライセンス認証を実行すると、下記の2点についてを確認できます。
・使用しているWindowsのコピーが正規品のサービスであるかどうか
・マイクロソフトソフトウェアライセンス条項で許可されているデバイス数を超えて使用されていないか
必要になる場合は、Windows10のコピーの入手方法によって、ライセンス認証を実行するために25文字のプロダクトキー、あるいはデジタルライセンスのどちらかが必要になるでしょう。
25文字のプロダクトキー、またはデジタルライセンスが無いならば、デバイスをライセンス認証できないので注意してください。ちなみに、プロダクト キーあるいはデジタルライセンスは、互いの代わりにはなりません。
デジタルライセンスは、Windows10Version1511ではデジタル登録情報という名称です。デジタルライセンスとは、Windows10におけるライセンス認証方式のことを指し、プロダクトキーを入力しなくても構いません。
ライセンス認証してあるWindows7あるいはWindows8.1からWindows10に無償アップグレードした場合には、プロダクトキーの代わりにデジタルライセンスが提供されるという仕組みです。
Windowsプロダクトキーとは、Windowsのライセンス認証に使う25文字のコードのことで、インストール中に、プロダクトキーの入力する必要があります。デジタルライセンスがある場合は、プロダクトキーを入力せずに続行するオプションを選択しましょう。
ここからは今回の本題である、Windowsのライセンス認証しないとどうなる?のか、解説していきます。まずは「機能制限」に着目していきましょう。不具合の原因になる可能性もあります。
Windowsのライセンス認証しないとどうなるのか、例を紹介していきます。まずは上の画像のように、パソコンの画面右下に「Windowsのライセンス認証を行ってください」という表示が現れます。
また、WindowsにおけるOSの更新、あるいはサービスにおけるアップデートの一部が作動しなくなります。OSに関する機能全般、またはサービスの一部が使用できなくなる不具合が発生するかもしれません。
OSやサービス以外にも、Windowsのライセンス認証しないとどうなるかと言うと、Windowsの壁紙をはじめ、ロック画面あるいはテーマなどの変更ができないという不具合も発生します。
Windowsユーザーにとってこのような不具合はユーザーにとって非常に迷惑ですよね。
上記のとおり、OSやサービスの一部の機能が制限されるのみでインターネット接続、あるいはアプリケーションソフトの使用は認証済みのパソコンと同じく、ユーザーは心配なくサービスを実行できます。不具合の原因はありません。
しかしながら、Windowsのライセンス認証を設定しなければ、正式なユーザーとしては認められません。つまり、Windowsにおけるトラブルや不具合の原因のひとつになる可能性があります。
続いて紹介するのは、「猶予期間」についてです。Windowsのライセンス認証しないとどうなるのかを、猶予期間に焦点を当てて紹介していきましょう。
Windows10のライセンス認証の猶予期間は、インストールしてから30日間です。Windows10には評価版というものがあります。インストール開始から30日の間であれば、ライセンス認証を設定しなくても制限を受けずにWindows10を使えるのです。
ライセンスを認証していない状態で30日の猶予期間を経過してしまうと、機能制限がかかるのでご注意ください。過去のWindowsではライセンス認証の設定をしないで、使用を続けるとログインができなくなるという問題がありました。
また、強制的にシャットダウンされたりするという機能制限より大きな問題が発生していたのです。しかし、Windows10ではOSを使用できなくなるような厳しい制限はありません。
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