アップル社はApple Watchの標準カレンダーアプリについて、年・月・日単位の表示を切り替えられる特許を申請している事がわかりました。Apple Watchの標準カレンダーアプリで年・月・日のカレンダビューを切り替え表示される特許申請についてご紹介します。
Apple社が展開しているApple Watch の標準カレンダーアプリについて、カレンダーの年・月・日単位の表示を切り替えられる特許を申請していることが判明しました。
現在の、Apple社のApple Watchの標準カレンダーですが、基本的にはカレンダーに当日を表示するベースとしたものとなっています。
Apple Watchの標準カレンダーでデジタルクラウンを回すことでその日の前後を確認したり、リスト表示で数日分をまとめて見られるものの、カレンダーの月や年間を一覧表示することができない仕様となっています。
米アップル特許情報サイトPatently Appleが公開した資料ではカレンダーの「年間」「月単位」「その日」のカレンダビューをデジタルクラウンで切り替えられると記載されていることがわかりました。
その中でも、Apple Watchのカレンダーで年間カレンダーでは12ヶ月は一度に表示されませんが、カレンダーの前半の6ヶ月と後半の6ヶ月を切り替えて見ることが可能とされています。
米アップル特許情報サイトPatently Appleが公開した資料では、まずウォッチフェイスの日付をタップするとカレンダーの「日」が表示します。
Apple Watchのカレンダーにてデジタルクラウンを回すたびに「月」「年」表示画面が遷移することが確認できます。
そしてApple Watchの「年」カレンダーでは、たとえばカレンダーの5月などをタップすると、その「月」のカレンダーに移行できるとされています。
Appleが特許の申請を行ったカレンダーの「年間」「月単位」「その日」のカレンダビューをデジタルクラウンで切り替えられる特許申請ですが、「iPhone XS」とともに発表されると噂の「Apple Watch Series 4」に採用される可能性があります。
公開されたApple Watch Series 4では、従来のApple Watchと大きく異なる点として、フルディスプレイのデザインが実装される点が特徴にあげられます。
以前から次期Apple Watchの画面サイズについては、従来よりも最大15%大きくなると言われていましたが、公開されている画像を見る限り画面が大型化していることがわかるのではないでしょうか?
公開された次期Apple Watchでは、デザインの変化に加え、Apple Watch Series 4の画面には、現行のフェイスよりも多くの情報が表示が実装可能となるとされています。
公開された次期Apple Watchの画像ではアナログ式の時計の針の周囲に、日付や曜日、気温など合計8種類の情報が表示されています。
また、Appleによる特許申請の中に、曲面で角の丸まったディスプレイに、ギザギザのない滑らかな画像を表示するための技術についての特許申請があります。
特許申請の内容としては、通常の表示に使うピクセルに加えて、滑らかな表示を実現するためのアンチエイリアス・ピクセルを組み合わせを行い、曲面ディスプレイにきれいな画像を表示する方法が記入されています。
今後、曲面で角の丸まったディスプレイに、ギザギザのない滑らかな画像を表示するための技術が製品化されれば、表面がカーブしたApple Watchのディスプレイをギリギリまで表示領域として使用することが可能となります。
ギザギザのない滑らかな画像を表示するための技術が実装することで、Apple Watchの本体サイズが同じままの大画面化の実現をすることとなります。
Apple社が申請している特許について、特許を申請や取得しても、すぐに商品に実装されるかどうかはわかりませんが、専用のApp Store立ち上げやボイスメモなど純正アプリの追加も発表されており、既存アプリの改善も期待されるところとなっています。
「Apple Watch Series 4」の発表が見込まれるAppleのスペシャルイベントも開催予定となっています。
「Apple Watch Series 4」の発表が見込まれるAppleのスペシャルイベントは、現地時間9月12日午前10時(日本時間の13日午前2時)から開催され、ライブ中継にて誰でも無料で視聴することができます。
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