楽天カードは、国内の店舗でGoogle Payでの決済に対応したことを発表しました。Androidのおサイフケータイ対応スマホに楽天カードを登録すると、Google Payを利用して全国のQUICPay加盟店で決済することが可能となります。
楽天カードは7月23日、同社の発行するクレジットカードが「Google Pay」に対応したことを発表しました。おサイフケータイに対応するAndroidスマホに楽天カードを登録すると、全国の「QUICPay」が使える店舗で利用可能となります。
「Google Pay」とは、Androidスマホで店舗での買い物やインターネットショッピングに利用できるGoogleの支払いサービスです。「Google Pay」対応の店舗は、2019年3月末時点の対応端末台数ベースで約90万台あります。
おサイフケータイに対応するAndroidスマホに楽天カードを登録すると、全国のQUICPay加盟店で楽天カードを取り出すことなくスマホをかざして支払うことが可能です。
Google Payで楽天カードのQUICPayを利用するには、おサイフケータイ対応のAndroidスマホでAndroid5.0以降の端末、かつバージョン6.1.5以降の「おサイフケータイ」アプリ、そして最新バージョンの「Google Pay」アプリが必要です。
そして対象のカードはMastercard、Visa、JCBが付帯されている楽天カードで、利用金額の1%を楽天スーパーポイントで還元するとしています。Google Payに登録した楽天カードで支払う場合も通常のカード払いと同様に還元されます。
ただ、楽天VIP Loan Card、楽天バーチャルプリペイドカード、楽天ETCカード、Homesカードでは Google Payを利用できませんので注意しましょう。
Google Payで「楽天カード」のQUICPayを利用する場合は、まず楽天カードをGoogle Payに登録しましょう。Google Pay アプリを起動し、画面下の「支払い」をタップし「+お支払い方法」ボタンをタップします。
「クレジット/デビット/プリペイド」をタップし、楽天カード情報をデバイス上に入力しましょう。そのまま画面の指示に従って、本人認証を行えば設定完了となります。
そして再び「支払い」画面から登録済みの楽天カードを選択し「非接触決済用に選択する」をタップします。セキュリティコードなど必要事項を入力し「次へ」をタップしましょう。
ダイアログボックスが出たら「続行」をタップし、カード発行会社の規約を確認して「同意して続行」をタップして登録完了画面が出るのを待ち設定完了となります。
決済時の使い方は、レジ担当者にQUICPayで支払うことを伝えてスマホをリーダーにかざすだけです。「QUICPay(クイックペイ)」の音が鳴ったら決済完了となります。
楽天カードにおけるQUICPayの1回当たりの決済限度額は以下の通りで、総利用限度額は紐付けしているカードと共有されることになります。QUICPayでの利用分は通常の楽天カードと同様に「楽天スーパーポイント」の付与対象となります。