関東に上陸し、首都圏に猛威を振るった台風15号の影響を受け、千葉県全域を対象に災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」が解放されています。重大な災害時に利用可能となる災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」解放についてご紹介します。
9日明け方に関東に上陸し、首都圏に猛威を振るった台風15号の影響をうけ、災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」が解放されています。
首都圏に猛威を振るった台風15号の影響を受け、解放された災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」の対象地域は千葉県全域となっています。
首都圏に猛威を振るった台風15号ですが、現在も、JRなどの公共機関の運転休止や遅延、成田空港での足止めなど甚大な被害が続いています。
千葉県を対象地域として解放された災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」は、災害時に無料で、誰でも使えるWi-Fiとなっています。
通常は有料のWi-Fiサービスを提供している企業が、災害時に限って被災者の利便を図るために無料で提供を行います。
今回は、KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が設置した千葉県内のWi-Fiスポットが、「00000JAPAN」として開放されています。
「00000JAPAN」は、暗号化されていないWi-Fiスポットとなるため、セキュリティには注意をしましょう。
災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」の利用する際の注意点についてですが、災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」の利用する際は、セキュリティ対策が必要です。
災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」は暗号化されていないWi-Fiスポットとなっており、機密性を要する通信などに使うには十分注意する必要があります。
ユーザーは、必要に応じて、VPNサービスの利用などのセキュリティ対策を行ったうえで利用するようにしましょう。
災害時に利用可能な災害用統一SSID 00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)は、平成23年に発生した「東日本大震災」を元に、災害時に公衆無線LANを無料で開放する活動を推進を行っています。
平成26年4月に「大規模災害発生時における公衆無線 LAN の無料開放に関するガイドライン」を制定し、発表を行いました。
「00000JAPAN」の取り組みは、災害時において、通信各社が自社の公衆無線LANを無料開放する世界初の試みとして注目を集め、災害時における公衆無線LANの無料開放の取組みの更なる拡大が必要であることが確認されています。
災害用統一SSID 00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)では、災害時における公衆無線LANの無料開放を行う事業者を、大手通信会社以外にも拡大、地域で通信事業を展開する自治体や独立系通信事業者への展開をしていくことを目指しています。
災害用統一SSID 00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)では、独自に構築されたWi-Fi環境を、有事の際に災害時ネットワークへ解放することができるよう、ガイドラインの改定を実施されています。