NTTドコモが2019年冬商戦と2020年春商戦に投入する新機種の2019冬/2020春モデル8機種を発表しました。10月18日から順次発売されるドコモが発表した新機種の2019冬/2020春モデル8機種についてご紹介します。
NTTドコモは10月11日、2019-2020年冬春モデルの発表会を開催し、2019年冬商戦と2020年春商戦に投入する新機種が発表を行いました。
2019年冬商戦と2020年春商戦に投入する新機種については、スマートフォンは手頃な価格帯からハイエンドモデルまでの5機種展開されます。
また、子供向けやシニア向け、セットトップボックス(STB)も含めると合計8機種の新製品が順次発売されるとのことです。
2020年春に5Gの商用サービス開始を控え、4G以前の機種のみで構成されたラインアップは今シーズンが最後となります。ドコモの吉澤和弘社長は、今回の冬春モデルは「4Gの集大成」だと説明しています。
2019年冬商戦と2020年春商戦で展開する新機種の8機種については、スタンダードモデルでは、夏モデルとの入れ替えではなくラインアップを補完する位置付けとされています。
ドコモは、スタンダードモデルとして「Galaxy A20 SC-02M」と「AQUOS sense3 SH-02M」を展開し、「Galaxy A20」の機種では、ドコモオンラインショップ価格で21384円(税込)という戦略的な価格設定になっています。
また、ハイスペックモデルは、「Xperia 5 SO-01M」・「Galaxy Note10+ SC-01M」・「AQUOS zero2 SH-01M」の3機種の展開となっています。
ハイスペックモデルの「Galaxy Note10+」の機能としてドコモ初の12GBメモリを搭載しており、「AQUOS zero2」の機種は最新のAndroid 10を出荷時から搭載しています。
2019冬/2020春モデルスマートフォンのラインアップについては、10月1日に施行された改正電気通信事業法をはじめとする新制度による販売方式の変化などを踏まえた商品展開となっています。
ドコモの新機種については、夏モデルと同様に、手頃な価格帯のスタンダードモデルと最先端の性能・機能を求めるユーザーのためのハイスペックモデルに二分化された商品構成となっています。
ドコモでは、スタンダードモデルとして「Galaxy A20」のような安価なスマートフォンを用意したことも含め、今後到来する5G時代に向けた準備として、まずは3G端末のユーザーに対して4Gへと移行してもらうことを意識した商品展開となっています。
ドコモが発表した2019冬/2020春モデルでは、時代に合わせてタッチパネル化された「キッズケータイ」や20周年を迎える「らくらくホン」の新機種も用意されています。
スタンダードモデルからハイエンドのスマートフォンはもちろん、子供向けやシニア向けに特化した端末も含めて全機種LTE対応のラインアップとなっています。
ドコモの2019冬/2020春モデルで発表されたセットトップボックスは、住友電気工業製の「ドコモテレビターミナル 02」が2020年春に登場となります。
Android TVを搭載するセットトップボックスの「ドコモテレビターミナル02」は、2018年1月に発売されたファーウェイ製の「ドコモテレビターミナル 01」の機能の後継製品となっています。
「ドコモテレビターミナル02」はドコモが提供する各種映像配信サービスを自宅のテレビで楽しめる機能が搭載されています。
「Android 9」ベースの最新のAndroid TVをプリインストールしており、「ひかりTV for docomo」を利用してBS4K放送も視聴できるほか、2020年夏のスポーツイベントの観戦に活躍するデバイスとして活用できます。