wgetとは、Webコンテンツを取得し、ダウンロードすることができるフリーソフトで、Windows環境でも使用することができます。Windowsにwgetをインストールし、ファイルやコンテンツをダウンロードする方法について解説します。
wgetとは、HTTP通信やFTP通信を使用して、ウェブサーバーからファイルやコンテンツをダウンロードするための無料のソフトです。Windows環境で使用することができます。
wgetは、Webから複数のファイルをダウンロードしたり、Webページをたどってコンテンツを取得し保存することができるWindows環境で使用できるダウンローダです。
非対話型のコマンドツールですので、スクリプトやX-Windowsサポートがない端末からでも簡単に呼びだすことができます。
wgetをWindows環境で使用するメリットは、幾つかあります。
wgetをWindowsで使用する事により、Webサーバーから複数のファイルを丸ごとダウンロードすることが可能です。Basic認証がかかっているサーバーからダウンロードすることもできます。
Webページのリンクをたどってコンテンツをダウンロードすることが可能な点も、wgetをWindowsで使用するメリットです。指定ドメイン名のファイルを取得したり、拡張子を除外してダウンロードすることもできます。
Windowsにwgetをダウンロードするためには、「wget for Windows」というサイトにアクセスします。
「wget for Widows」からwgetに関する2つのzipファイルをダウンロードし解凍し、必要な手順を踏んでおきます。サイトを丸ごとダウンロードしたい場合は、コマンドプロンプトで操作します。
wgetはコマンドツールですから、コマンドプロンプトを起動し、コマンドプロンプトから呼び出します。
wgetのデータは特に指定がなければ、カレントディレクトリに保存されます。任意のディレクトリにカレントディレクトリを移動することができます。
URLを取得したら、コマンドプロンプトにコマンドを打ち込みます。セッティングが完了しているならば、コマンドプロンプトで「wget-help」と打ち込むと色々表示されるはずです。
エンターキーを押すと、サイト内を巡回して全データを取得し、内部リンクの書き換えを行います。
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