2019年11月18日更新
iPhoneが充電できない時の対処法!原因別に解説!
iPhoneをお持ちの方は充電できない、充電されないなどといった症状に悩まされたことは1度はあるかと思います。しかし、そのようなときにはどうすればいいのでしょうか?今回はiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。
目次
- 1iPhoneが充電できない時の症状
- ・症状
- 2iPhoneが充電できない時の確認事項
- ・故障と疑う前に確認すること
- ・最初にしてみること
- 3iPhoneが充電できない時の対処法~充電ケーブル~
- ・充電ケーブルに原因がある場合の対処法
- 4iPhoneが充電できない時の対処法~電源アダプタ~
- ・電源アダプタに原因がある場合の対処法
- 5iPhoneが充電できない時の対処法~接続機器~
- ・接続機器に原因がある場合の対処法
- 6iPhoneが充電できない時の対処法~充電端子(コネクタ端子)~
- ・充電端子(コネクタ端子)に原因がある場合の対処法
- 7iPhoneが充電できない時の対処法~内臓バッテリー~
- ・バッテリー残量が0%/完全放電状態の際の対処法
- 8iPhoneが充電できない時の対処法~端末本体~
- ・端末本体に原因がある場合の対処法
- 9iPhoneが充電できない時の対処法~iOSの不具合~
- ・iOSの不具合に原因がある場合の対処法
- 10iPhoneが充電できない時の対処法~それでも治らない場合~
- ・初期化と復元
- ・修理/バッテリー交換の手続き
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneが充電できない時の症状
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。その前にiPhoneで充電ができない、充電ができないというのはどういった症状なのでしょうか?そこでここではiPhoneで充電ができない・充電がされない症状を紹介します。
症状
iPhoneで充電ができない・充電がされないときの症状について以下に簡単にまとめてみました。
- 電源アダプタ(コンセント/モバイルバッテリー)経由
- USBアダプタ(PC/モバイルバッテリー等)経由
- iPhoneのワイヤレス(無線)充電
電源アダプタ(コンセント/モバイルバッテリー)経由
電源アダプタ経由での充電はこちらは一般的に最もオーソドックスな充電方法で、iPhoneが充電できなくなったというものです。充電ケーブルを電源アダプタに差し込んで、コンセントから給電を受けて充電するというパターンです。
iPhoneユーザーのほとんどの方は、iPhone購入時に付属している白くて四角いコンセントプラグを使用していると思います。これが原因でiPhoneが充電できないということもあります。
USBアダプタ(PC/モバイルバッテリー等)経由
USBアダプタはデータ同期の為、PCのUSB端子に接続する際や、外出先でモバイルバッテリーに接続した際に充電できなくなったというもの。充電ケーブルを電源アダプタに差し込まず、USBアダプタを直接機器に接続するパターンです。
PC接続の場合は正常な状態ならばデータ転送と同時に充電もされるようになっていますが、故障しているとそのどちらか、もしくは両方ができなくなってしまいます。
iPhoneのワイヤレス(無線)充電
iPhoneをワイヤレス充電パッドの上に置いても、充電が開始されないというものです。『iPhone8シリーズ』、『iPhoneX』以降の機種では従来型の有線充電に加え、ワイヤレスでも充電することができるようになりました。
ワイヤレス充電用の機器は本体購入時に付属していない別売りの為、普及率はそれほど高くありませんが今後増加していく見込みの充電方式です。上記の2つのうち、いずれかの方法でだけ充電しているという場合は、まずは別の方法でも試します。
そして、自分のiPhoneがどのパターンなのか自己診断してみましょう。ワイヤレスで充電ができても、充電ケーブルや差込口に問題がある可能性があります。
iPhoneが充電できない時の確認事項
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
ではまずiPhoneが充電できないとき確認しとくべきことがあります。そこでここではiPhoneが充電できない・充電されないことになったときに確認しておくことを説明します。
故障と疑う前に確認すること
当たり前すぎて、見落としがちなのがコンセントです。コンセントが故障していたり、充電器がきっちり刺さっていなかったりしませんか?コンセントの延長ケーブルを使用しているときは、延長ケーブルが刺さっているか延長ケーブルに問題がないか確認します。
コンセントではなくパソコンのUSB経由で充電している場合は、電圧が足りなくてiPhoneに充電できない場合があります。パソコンのUSB経由ではなく、家庭用の100V のコンセントから直接充電しましょう。
またiPhoneが『ポンポンポン…』とケーブルを指したときの音を繰り返すなら、タコ足配線や複数ポートによる充電でiPhoneに十分な電力供給がない可能性があります。電力が分散しないようにコンセントに充電器を直接挿し、充電器でiPhoneを充電します。
最初にしてみること
ではiPhoneが充電できない・充電されないというときに最初に行う対処法を紹介します。どのような対処法かというと、端末の再起動です。端末の再起動はiPhoneに何か不具合があったときに改善されることがあります。
それでは端末の再起動の方法について詳しく解説をしたいと思います。
端末の再起動
iPhone本体が原因のトラブルというのは、ユーザーにとっては最も避けたい自体でしょう。完全に故障している場合、修理するか買い直す他ありません。しかし、故障とまではいかない不具合というのもiPhoneにはよくあることです。
iPhoneもずっと使っていると、まるで疲れたかのように動作不良を起こし、充電を受け付けなくなることがあります。そんなときは一度電源そのものを切って、再起動してみましょう。再起動は以下の手順で行ってください。
- 本体横の電源ボタンを長押しする
- 画面上部に『スライドで電源をオフ』と出る
- それを右にスライドする
- 画面中央に表示されるクルクルが消えるまで待ち、数秒放置する
- 電源ボタンを長押しして再度起動させる
iPhoneが充電できない時の対処法~充電ケーブル~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。続いては早速iPhoneが充電できない・されないときの対処法を見ていきたいと思います。まずは充電ケーブルです。充電ケーブルについて詳しく解説をいたします。
充電ケーブルに原因がある場合の対処法
まず第一に疑うべきなのが、iPhoneに付属している充電ケーブル(Lightningコネクタケーブル、30PINコネクタケーブル)が故障している場合です。iPhoneを1日に1回〜数回にかけて充電するというのが、最も一般的な使用サイクルだと言われています。
必然的に充電ケーブルも毎日使用します。劣化すると充電ができなくなる場合があります。特に充電器に接続したままiPhoneを操作する習慣がある方は無理な体勢でiPhoneを操作すると充電ケーブルのコネクタに負担がかかって断線することがあります。
また、充電の際にはAppleの純正ケーブルか、公式ライセンス商品(MFi認証済み)を使用するようにしましょう。ネット販売や家電量販店で格安で販売している商品の中には、無許可で販売している物も存在します。
購入時は問題がなくてもiPhoneのアップデートのタイミングで使えなくなったり、粗悪な物だとiPhone本体にダメージを与えることになってしまいます。充電ケーブルが原因かどうかは、普段使用しているのと別のケーブルに繋いでみればわかります。
充電ケーブルを新しいものを購入するか、友人から借りてみるか試してみて下さい。
iPhoneが充電できない時の対処法~電源アダプタ~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。続いては電源アダプタの問題です。充電ケーブルを電源アダプタに接続して利用している方は多いのではないのでしょうか?実は電源アダプタにも原因があることも。
そこでここでは電源アダプタに不具合があるときの対処法を説明します。
電源アダプタに原因がある場合の対処法
iPhoneが充電できない・されなし原因としてコンセントに繋ぐ電源アダプタが故障している場合です。コンセントプラグは、国際規格で製造時の検査項目が定められて厳しくチェックされているので、通常あまり故障は考えられません。
これも電源アダプタを他のものに変えてみることで故障しているかどうか判断することができます。
iPhoneが充電できない時の対処法~接続機器~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。続いては接続機器に何かしら不具合がある場合の対処法です。どのような対処法があるのか詳しく解説をしたいと思います。
接続機器に原因がある場合の対処法
iPhoneにPCやモバイルバッテリー等の機器を接続機器を介して充電している場合です。ワイヤレス機器の充電もこれに含まれます。PCは問題なくてもUSBの差し込み口だけが故障しているか、モバイルバッテリーが故障している場合もあります。
このような時は、一度コンセントに差し込んでの充電を試してみてください。稀にあるのが『自動車のシガーソケットに差し込むタイプの充電プラグ』を使っている場合です。自動車からの給電は瞬間的に強い電気が流れることがあります。
そのためiPhone本体・充電ケーブルを故障させてしまう原因になります。
iPhoneが充電できない時の対処法~充電端子(コネクタ端子)~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。続いてはコネクタ端子に何かしら不具合がある場合の対処法です。どのような対処法があるのか詳しく解説をしたいと思います。
充電端子(コネクタ端子)に原因がある場合の対処法
iPhone本体の底部にある充電端子(充電コネクタの差し込み口)が故障している場合です。iPhoneの充電端子は充電コネクタを差し込めるように穴が開いた形になっています。実はこの部分には埃や汚れ、水分が付着しやすく故障がとても多い箇所です。
充電ケーブルや電源アダプタ、接続機器を変えても充電できなかったという場合はこの故障が疑われます。
充電ポートの汚れなどによる接触不良
普段からiPhoneXは使いますよね。もちろん毎日持ち歩けば汚れますし、傷みもします。iPhone底部にある充電ポート(Lightningケーブルを差し込む部分)には埃や汚れ、異物が付着し、充電する際に接触が悪くなっていることがあります。
本体の充電差込口の確認もしておきましょう。
iPhoneが充電できない時の対処法~内臓バッテリー~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。続いては内臓バッテリーに何かしら不具合がある場合の対処法です。どのような対処法があるのか詳しく解説をしたいと思います。
バッテリー残量が0%/完全放電状態の際の対処法
もし、お持ちのiPhoneのバッテリーが0%になっている場合には充電ケーブルやアダプタ、接続機器が故障していない場合に疑われる原因です。そのため、充電ケーブルやアダプタ、接続機器を交換して行ってみましょう。
30分以上放置
バッテリー残量が極端に少なかったり、完全放電したりしている場合(残量0%の時など)には、充電できていてもしばらく画面に何も表示されないことがあります。この場合、充電を始めてから30分ほど様子をみてください。
もし30分放置してみても画面が点灯しない時には別の原因を考えます。まずは完全放電をするために30分放置をしましょう。
電池に過度に負担がかかっている場合
iPhoneを少し使っただけで発熱がある場合は、バッテリーが劣化している可能性があります。毎日充電し、毎日長い時間使用していれば、バッテリーはどんどん消耗していきます。バッテリーを交換します。
iPhoneが充電できない時の対処法~端末本体~
iPhoneが充電できない時の端末本体での対処法をご紹介します。
端末本体に原因がある場合の対処法
端末本体が故障している原因も考えられるのでまずは別の端末を友人や家族に借りて同じアダプターやコードで充電できるのか、を試しましょう。もし充電できるのであれば差込口に不具合があるかもしれません。
iPhoneが充電できない時の対処法~iOSの不具合~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。また、充電が0%のときは30分放置するということも。続いてはiOSに何かしら不具合がある場合の対処法です。どのような対処法があるのか詳しく解説をしたいと思います。
iOSの不具合に原因がある場合の対処法
もしiOSに不具合があったときの対処法はiOSのアップデートをします。設定のアプリから『一般』に行きます。
『ソフトウェア・アップデート』をタップしましょう・もし、最新のiOSにアップデートされていない場合には試してみましょう。
iPhoneが充電できない時の対処法~それでも治らない場合~
本記事ではiPhoneが充電できない・されない時の対処法!原因別に解説します。先ほどはiPhoneが充電できない・充電されない症状として電源アダプタ、コネクターや充電ケーブル、そしてワイヤレス充電器の問題を紹介しました。
また、端末の再起動の方法もわかりましたね。また、充電が0%のときは30分放置するということも。もし、紹介した対処法でも直らない場合には、30分放置だけではなく、初期化と復元なども行わなくてはなりません。
そこでここでは上記で紹介した対処法を行っても直らない場合として初期化と復元や修理について見ていきたいと思います。
初期化と復元
再起動では改善できないiPhoneの一時的な不具合を解消できる可能性があるのが、初期化と復元です。手間もかかり、必ずしも改善できるとは限らないため、初期化と復元は積極的に試したい方法ではありません。
しかし、バッテリー残量に余裕があり、PCとの接続に問題が生じていないなら初期化と復元を行う検討の余地があります。また、電池残量が0%で30分放置しても直らない場合には初期化と復元はおすすめできません。
もし、30分放置して電源が入ったあとには初期化と復元を行ってみるといいでしょう。初期化と復元を行う前には必ずバックアップをとっておきます。
修理/バッテリー交換の手続き
もし、iPhoneの充電ができない・されないため30分放置したり初期化と復元を行ってもできないというときには修理を依頼しましょう。iPhoneの修理をする方法は2つあります。
- Appleのサポートに連絡
- 修理業者に連絡
Appleのサポートに連絡
大体Appleに修理を依頼すると以下の期間・価格になります。
- 価格:22,400円〜67,800円(税別)
- 修理期間:当日〜1週間程度(AppleStore・正規代理店でのみ在庫があれば当日対応。要予約)
- データ:修理時に削除必須
『Apple』と『キャリア(au,docomo,softbankなど)』での修理は、価格面では同じです。『キャリア(au,docomo,softbankなど)』は、あくまで修理の窓口、修理自体はメーカー(Apple)側で行うという仕組みの為ですね。
iPhoneのモデルによって価格は異なりますが、充電ができなくなったiPhoneは正確には修理ではなく「本体交換」になります。故障箇所のみの修理ではなくiPhoneを丸ごと取り替えてしまう形式なので、全体的に価格設定は高めです。
また、『Appleストア』での修理はインターネットや専用アプリでの事前予約が必須です。混雑状況によっては予約時間に到着しても待ち時間が発生するので、利用する場合は時間に余裕を持って臨みましょう。
修理業者に連絡
何かしらの補償に加入をしていない場合には、民間の修理業者に修理をお願いするか、中古などの買い替えが必要です。最近では、民間の修理業者の修理レベルも非常に高くなってきており、金額も安くなっています。
キャリアのメーカー修理は修理に出してから手元に戻るまで2週間は時間が掛かりますが、民間の修理業者では、予約をすれば1時間程度で修理をしてくれる業者などもあります。一度調べてみましょう。お近くの修理業者を調べます。
必ず予約をとって必要なものなどを聞いてから修理業者に修理を出すようにしましょう。
iPhoneが充電できない・されないという原因と対処法についてはいかがでしたか?iPhoneの充電ができない・されないときには30分放置することや初期化と復元を行ってみてください。意外と30分放置したり初期化と復元を知らない方もいます。
それらを試したうえで修理業者に依頼をしましょう。