大学受験の電子参考書「ポルト」サブスクサービス月額980円で使い放題！

学習管理アプリ「Studyplus」をリリースしている「スタディプラス」は、2019年9月17日に大学受験の電子参考書「ポルト」をリリースしました。「ポルト」は日本初となる大学受験用参考書のサブスクリプションサービスでです。

月額980円（税別）でアルクや学研プラスなどの出版社12社から出版されている5教科30冊（英語、数学、国語、社会、理科）の電子参考書が使い放題で利用できます。なお14日間の無料お試し版も用意されています。

2020年夏までには現在の約3倍となる累計100冊の参考書を提供予定です。

「ポルト」にはお試しの「無料プラン」と「読み放題プラン」の2種類があります。月額料金980円（税別）で登録すると、大学受験向けの参考書をスマホアプリで使い放題になります。

「無料プラン」と「読み放題プラン」の違いとしては、読める参考書の数が違うだけで利用できる機能に差はありません。「無料プラン」では出版社の参考書は閲覧できず、ポルトオリジナル参考書だけが利用可能となります。

「読み放題プラン」に登録すれば、利用できる参考書が随時追加され新しい参考書で学習することが可能です。この有料プランは登録後14日間は無料なので読み放題の参考書をチェックしてみるのも良いでしょう。

では、大学受験の電子参考書「ポルト」の登録方法を紹介します。まずはアプリをインストールしましょう。「ポルト」はiOS版、Android版と両方用意されていますので、以下のリンクからインストールを行ってください。

「ポルト」アプリをインストール後、起動してアカウント登録を行いましょう。アカウント登録方法は、メールアドレスを利用する方法と電話番号を利用する方法があります。どちらかを選び、パスワードを設定して利用規約に同意し「登録」をタップします。

アカウント登録が完了したら、トップページが表示されます。まだこの時点では無料お試し版なので出版社の参考書は利用できません。「お試し参考書」をタップすると「英単語」や「古文単語」など無料で読める6冊が表示されます。

次に月額980円（税別）の使い放題の有料プランの登録方法を見ていきましょう。この有料プランの場合、「ポルト」アプリ上から登録できないので、まずは以下の「ポルト」のWebページにアクセスしましょう。

アカウント登録をした電話番号かメールアドレスを使ってログインしてください。画面が切り替わったら「読み放題プランに登録する」をタップしましょう。

次にクレジットカード情報を入力し、利用規約を確認した後「上記に同意して読み放題プランをはじめる」をタップします。これで月額980円（税抜）の使い放題プランに登録完了です。

「ポルト」は大学受験を目指す学生向けの参考書サブスクリプションサービスにも関わらず、今現在有料プランの決済方法はクレジットカードのみです。

親御さんが子供に代わって契約する場合は、大学受験後や使わなくなった時解約し忘れないように注意しましょう。また登録アカウント情報も親御さんが管理しておいた方がよいかもしれません。

では次に、「ポルト」の利用方法と便利な機能について紹介します。基本的な使い方として、まず「ポルト」で参考書を読んでみましょう。アプリ内の「見つける」から読みたい参考書をタップします。

読みたい参考書をタップし開いて「本棚に追加する」をタップすると、「学習する」に登録されて読めるようになります。参考書の表示方法は内容によって異なります。長文読解問題の参考書では画面が2分割されて文章と問題を同時に閲覧できる仕組みです。

これまでの電子書籍とは異なっていて、参考書の科目や内容ごとにスマホでの学習に最適化されたデザインとなっています。問題ごとに解答・解説が閲覧でき、正誤を登録することができるため、効率的な反復学習が可能となっています。

「ポルト」にはスマホアプリならではの便利な機能が搭載されています。その主な機能について見ていきましょう。

便利な機能の一つとして「学習記録」があります。参考書に掲載されている各章の問題は、正解・不正解の結果をアプリ上で記録できるようになっています。後から見返した時、自分が理解できていなかった部分が一目でわかるため、復習に役立ちます。

「しおり機能」では、後で見返したいページを記録することが可能です。問題の解説文や学習結果の一覧ページにある「しおりボタン」をタップすると、しおりとして保存されて参考書ごとに見返すことができます。

自分が理解ができなかった部分や復習したい部分を簡単に見つけることが可能です。

「ポルト」で提供されている英語科目の参考書のほとんどで、ネイティブな発音による読み上げ機能があります。スマホで発音を聞くことも可能で、効果的なリスニングの学習ができるでしょう。

「ポルト」では写真を撮影し保存することもできます。参考書を見ながら勉強したノートやまとめた英単語など撮影しておけば、通学中の電車やバスの中でもスマホ1台で学習することができるでしょう。

「ポルト」を利用しスマホで参考書を読めるようになると、カバンに重い参考書を入れて持ち運ぶ必要がないためとても便利です。複数の教科を自分の好きなタイミングで学習できます。

大学受験用参考書は1冊買うだけでも1000円前後する上、大学受験が終われば必要なくなるものです。もし定期的に参考書を購入している人はサブスクリプションサービスを検討すると良いでしょう。

では最後に「ポルト」アプリの使い放題プランにリリースされている主な参考書を紹介します。

「ポルト」はサブスクリプションサービスなだけに、肝心の参考書が満足できるものでなければ意味がありません。「ポルト」では以下の教育系出版社12社と提携していて、定番の参考書など30冊が使い放題となります。
 

• 株式会社アルク
• 株式会社旺文社
• 株式会社学研プラス
• 株式会社KADOKAWA
• 株式会社講談社
• 株式会社新興出版社啓林館
• 株式会社スタディカンパニー
• 株式会社世界思想社教学社
• 株式会社Z会ソリューションズ
• 株式会社第一学習社
• 東京書籍株式会社
• 株式会社山川出版社

2019年12月の時点で、合計30冊の参考書がリリースされています。アプリ上では「英語」「数学」「国語」「社会」「理科」のカテゴリに分けて掲載されています。主な参考書は以下の一覧のようになっています。