2020年08月28日更新
無料TVer(ティーバー)アプリの評判は?TVerのデメリットや酷評を紹介
TVer(ティーバー)というアプリをご存知でしょうか?民放公式テレビポータルアプリです。TVer(ティーバー)は、初めて民放が提携してドラマやバラエティー、アニメを視聴できるようになっています。今回はそのメリットやデメリットをご紹介していきます。
目次
TVer/ティーバとは?
TVer(ティーバー)アプリをご存知でしょうか?TVer(ティーバー)アプリとは、民放のテレビ局が合同で、テレビ番組を配信する初の民放専用アプリです。
現在日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京の5社が参加して、パソコン、スマートフォン、タブレット向けの無料動画配信サービスとなっています。
毎週みていたドラマを見逃してしまったり、大好きなテレビアニメを録画し忘れたりすることはありませんか?そんなときはこのTVer(ティーバー)アプリが便利です。見逃したテレビ番組をあとから視聴することができます。
若者のテレビ離れが叫ばれている昨今、テレビの視聴時間より、ネットの視聴時間の方が上回っているのが現状です。そんなテレビ離れを食い止めようと、テレビ局が合同でアプリでもテレビ番組を視聴できるよう動き出したのです。
そこで誕生したのがTVer(ティーバー)アプリです。見逃した番組を配信してくれるので、録画機能の機能がないテレビ所有者には、とても評判がいい民放専用アプリとなっているようです。
この記事では、初の民放専用アプリであるTVer(ティーバー)のメリットとデメリットをご紹介していきます。
テレビ番組が一週間限定で無料視聴できる
TVer(ティーバー)アプリは、テレビ番組が一週間という期間限定で無料視聴でいるように設定されています。もし一週間という期間を過ぎてしまっても、番組を視聴することはできます。
しかし、TVer(ティーバー)で一週間が過ぎてしまった番組は無料ではなく、有料となってしまいます。無料で視聴したい方は、TVer(ティーバー)アプリは、一週間の期間限定で無料視聴できる民放専用アプリと覚えておきましょう。
その他
TVer(ティーバー)アプリは、画質がとても良い設定で視聴することができます。ユーチューブなどの動画配信サービスではまれに画質が粗いものだと顔がつぶれて表情がわからなくなることもあるので、ありがたいですね。
しかし、TVer(ティーバー)アプリは画質が良く設定されているので、小さいスマートフォンでも表情がわからなくなるということもなく、問題なく視聴することができます。
またTVerは(ティーバー)操作性もよく、だれでも迷うことなく使いこなすことができると感じます。TVer(ティーバー)には設定する機能がたくさんないので、年配の方でも使いやすくなっていると思います。
TVerのデメリット
そもそもTVer(ティーバー)アプリの評判とはどうなのでしょうか。TVer(ティーバー)初の民放専用アプリなので、評判はいいと思いきや、そうでもないようです。
CMが多くて長い
TVer(ティーバー)アプリの評判が悪い一因に、番組と番組の間のCMが長い!というデメリットがあります。TVer(ティーバー)では、テレビドラマやアニメ、バラエティーの途中で必ずCMがあるよう設定されているのです。
TVer(ティーバー)アプリのCMは短くて15秒、長くて30秒のCMが流れ、1回につき、15秒のCMなら2回、30秒のCMなら1回流れるようです。テレビで視聴しているときもCMはあるのでしょうがない気はします。
広告のスキップができない
TVer(ティーバー)アプリを視聴するとき、番組の冒頭と、番組の間に広告(CM)が流れますが、それがスキップできない仕様になっています。
例えばTVer(ティーバー)でドラマを見ていて、だいたい1時間のドラマで4回ほどの広告(CM)が流れます。
中には、テレビ局の広告(CM)もあり、視聴者に見てほしのでスキップできないようにしているのかもしれませんね。
何か作業をしながら見る分にはいいと思いますが、視聴だけしているときに15秒から30秒以上の時間待たなければならないので、少し長い気もします。
さらに、TVer(ティーバー)で途中から番組を視聴しようとして早送りをすると、そこでまた広告(CM)が流れる設定になっています。
TVer(ティーバー)アプリで巻き戻しや早送りを繰り返し、再生すると、すぐさま広告(CM)が流れるので、結局どこまで視聴して、どこから視聴していないかわからない状態になります。
結局、一度視聴したところから見る羽目になってしまうので、ここはTVer(ティーバー)アプリの改善してほしい部分だと感じます。
CMの画質設定ができない
TVer(ティーバー)を利用するほとんどの方は、スマートフォンかタブレットで視聴しているかと思います。
好きな俳優、芸人、アニメを見るなら画質がいいに越したことはありませんよね。iOSアプリの場合は「自動」、「低画質」の2種類が用意されており、Androidアプリであれば、「高」「中」「低」が選択できます。
基本的に高画質であればデータ容量を大量に消費してしまいます。Wi-Fi環境で視聴するなら関係ありませんが、外出時で視聴するならできる限りデータ容量を押さえておきたいですよね。
TVer(ティーバー)アプリで本編とCM両方の画質設定があればいいのですが、CMのみの画質設定することができず、強制的に高画質で再生されるように設定されています。
しかもそのCMは一度っきりではく、何度もCMがあるのでその分容量は大量消費されてしまうことになります。
外出先でTVer(ティーバー)アプリを視聴するときは、自分のデータ消費量を確認しておくといいですね。
そもそも視聴できる番組が少ない
TVer(ティーバー)アプリで一番致命的なことが、視聴できる番組数が少ないという点です。TVer(ティーバー)アプリは無料で視聴できるのでしかたないかもしれませんが、ダウンタウンが出演している番組はほぼありません。
TVer(ティーバー)アプリのジャンルとしては、ドラマ、バラエティ、報道・ドキュメンタリー、アニメ、スポーツ、その他(料理番組など)のカテゴリーに分かれています。ドラマやバラエティ番組もごく一部に限られます。
放送されているアニメはたくさんありますが、2018年11月現在、18番組しかTVer(ティーバー)で配信がされていますせん。ちなみにドラマは43番組ありました。
TVer(ティーバー)では、テレビ各局の厳選された番組のみにしか視聴できないのように設定されているので、あの番組が視聴したかったのに!といことがよくあるかもしれません。
配信された番組は一定期間で削除される
TVerの魅力はなんといっても、無料で見逃した番組を視聴できるという点です。しかし、1週間という期間限定なので、とても短いです。
1週間後にはその番組は削除されてしまい、検索しても表示されない設定になってしまいます。ドラマを1話から2話と続けてみることができないので、不便に思われる方も多いと思います。
その他のデメリット
TVer(ティーバー)アプリは、会員不要で視聴できることがメリットであると同時に、パソコンとアプリを連動させることができないこともデメリットであるといえます。
無料動画配信アプリのdTVやHuluは会員登録をしないといけないので、例えばパソコンでTVer(ティーバー)を視聴し、その番組の続きをスマートフォンで視聴することができます。
TVer(ティーバー)アプリはそのようなことができないので、続きを見るときは早送りをし、CMを何本か見る羽目になります。
TVerアプリの評判
TVerアプリは無料、かつ高画質で見逃した番組を視聴できるのでいいアプリだと思います。しかし、TVerアプリを実際に使ってみた方の評判はどうでしょうか。
良い評価とは言えない
全体的にTVer(ティーバー)アプリの評判はいいとはいえません。無料で視聴できるということもあって、視聴期間が1週間配信という期間限定なので、もっと配信期間を延長してほしいという声もあります。
また、なんといってもCM配信が多いという点です。動画の視聴前にCMが流れるならともかく、視聴中せっかっく楽しんでいるところでCMが入ってしまうと、げんなりしてしまうという評判がたくさんあるようです。
全体的に悪い評価が多い
TVer(ティーバー)アプリの評判はお世辞にもいい評判とはいえません。むしろ悪い評判が多いようです。
TVer(ティーバー)アプリだけでテレビの代わりはできないので、あくまでも、見逃し配信、テレビのサポートくらいに使用する方がいいと思います。
もしTVer(ティーバー)アプリだけではものたりない!という方は、無料動画配信サービスを利用するのもいいいかもしれません。
ほとんどの無料動画配信サービスは無料期間があるので、まずは無料でお試ししてみて、気に入ったら有料会員になるのもいいかもしれません。
悪い口コミのまとめ
TVer(ティーバー)アプリの評判は、全体的に悪い口コミが多いです。TVer(ティーバー)アプリの悪い口コミとしては、一週間という期間は短いので、せめて二週間くらいに延長してほしい
TVer(ティーバー)アプリで視聴していると、通信環境によっては映像が乱れてしまう。特に皆が一斉にインターネットを使う19時~23時までは遅くなってしまう。
番組数が少ないので、もっと配信番組を増やしてほしいなど、TVer(ティーバー)を使っているユーザーからはアプリを改良してほしいという声が多くあるようです。
TVerアプリの酷評
TVer(ティーバー)アプリはCMの長さや1週間という期間限定、番組数の配信が少ないというデメリット以外に欠点があります。
TVerアプリはテレビへの出力に対応していない
TVer(ティーバー)アプリは、テレビアプリに対応していると思いきや、そうでないようです。dTVやHulu、Netflix、Amazonビデオはテレビで視聴できるようになっていますが、TVer(ティーバー)アプリは対応していません。
見逃し配信のアプリなので、簡易化されているのでしょうか。TVer(ティーバー)アプリ単独でへはテレビで視聴することができず、追加でクロームキャスト、ファイアースティックTV、などの危機を経由してテレビに映しだすことができます。
テレビへの出力で画質が悪くなる
TVer(ティーバー)アプリをApple TV経由でAir Playしたり、Chromecastや、Fire TV Stick経由でキャスト、ミラーリングすることによってテレビへ出力できると説明しました。
これらの機器を経由してテレビへ出力すると、画質が粗いようです。少し潰れているように感じられるということなので、画質は期待しない方がいいかもしれません。
また、TVer(ティーバー)は、スマートフォン、タブレット以外にパソコンでも視聴することができます。
chromeやWindows edge、safariなどのWebブラウザでTVer(ティーバー)を検索し、ホームーページにアクセスするだけで視聴することができます。
小さい画面ではなく、大きい画面でTVer(ティーバー)を楽しみたいという方は、パソコンで視聴することをおすすめします。
追加で民放専用アプリが必要
TVerアプリが配信している番組はすべて視聴できると思いきや、そうでもないようです。追加で民放専用アプリをインストールしていないと、TVerだけで視聴できない番組もあるのです。
フジテレビとテレビ東京の番組は、TVer(ティーバー)アプリだけでは再生できず、追加で民放専用アプリが必要です。
いざ再生しようとすると、「ページが開けません。」と、メッセージが表示され、他の民放専用アプリをインストールしてくださいとメッセージがでてきます。
日本テレビ、TBS、テレビ朝日はそのままTVer(ティーバー)アプリだけで視聴できますが、フジテレビとテレビ東京は他の民放専用アプリをインストールしなければ、視聴することができません。
せっかくTVer(ティーバー)アプリをインストールしたのに、それ一つで視聴できないなんて意味がないと思われる方も多いと思います。
フジテレビであればFOD、TBSであればTBSオンデマンド、日本テレビであれば日テレオンデマンド、テレビ東京であればParaviなどの民放専用アプリをインストールすることをおすすめします。
まとめ
TVer(ティーバー)アプリのメリット、デメリットを紹介していきました。総合的にTVer(ティーバー)アプリの評価はいいとはいえません。
無料で高画質の番組が視聴できるメリットはありますが、CMが長かったり、一週間という期間限定、番組数が少ない、といったデメリットも多数あります。TVer(ティーバー)アプリで不満の方は他の民放専用アプリを使用したほうがいいかもしれません。
あくまでも見逃した番組を視聴するというスタンスで使用する方がいいかもしれませんね。