「SoundCloud」と「YouTube」の音質について解説!
「SoundCloud」とはどんなサービスなのか「YouTube」との音質の違いをコンテナ/音声コーデック/チャンネル/サンプリングレートで違いを明確にします。「SoundCloud」と「YouTube」の音質についてくわしく見ていきたいと思います。
目次
「SoundCloud」とは
今話題となっている「SoundCloud」とは、どのようなサービスなのか知りたい人。「SoundCloud」と「YouTube」との音質の違いをコンテナ/音声コーデック/チャンネル/サンプリングレートで知りたい人に向け、くわしく音質の違いを説明していきます。
とは言っても「SoundCloud」がどのようなサービスなのか分からないという人も多いかと思われますので、「YouTube」との音質の違い比較する前に「SoundCloud」の基本的な情報について探っていきたいと思います。
それでは、「SoundCloud」の基本情報について一つ一つ紹介をしていきたいと思いますので、どのようなサービスであるのか把握した上で、利用をしてみてください。
音楽ファイル共有プラットフォーム
「SoundCloud」(サウンドクラウド)のサービス内容は「音楽ファイル共有プラットフォーム」となっています。「SoundCloud」は、全世界で最も利用者がいる最大級の音楽プラットフォームとなっていて日本でも人気のサービスです。
特に日本国内では、「SoundCloud」は音楽クリエイターに人気のサービスとなっていて、インディーから有名アーティストまで幅広く利用しています。音楽好きなユーザーは「SoundCloud」を知っておかなければならないサービスです。
できること
とは言っても「SoundCloud」(サウンドクラウド)は、どのようなことができるのか知らなければ実際に使ってみるという人はいないかと思われます。
そこで、「SoundCloud」のサービスを利用してできることについてフォーカスして説明をしていきたいと思います。主なできることは3つありますので確認をしておいてください。
1億以上の音楽が聴ける
「SoundCloud」は「1億以上の音楽が聴ける」サービスです。視聴料金は無料で数多くの楽曲を聴くことができます。無制限で視聴できるのも魅力です。
自身の楽曲を投稿できる
つぎの「SoundCloud」で行えることは「自身の楽曲を投稿できる」こともあげられます。自身の楽曲を投稿できるので、アーティストとして活躍している人は役に立つプラットフォームとなります。また、既存の楽曲をアレンジして投稿する楽しみ方もあります。
SNSとして使える
「SoundCloud」で出来ることとして「SNSとして使える」ことも魅力となっています。視聴者もコメントで意見を言い合ったりできますので、気軽にSNSを使っているような感覚で利用できます。
「SoundCloud」と「YouTube」の音質の違い
つづきましては、「SoundCloud」と「YouTube」の音質の違いについて注目をしていきたいと思います。「SoundCloud」と「YouTube」との音質の違いをコンテナ/音声コーデック/チャンネル/サンプリングレートでくわしく見ていきたいと思います。
普段から「SoundCloud」を使っている人、あるいは「YouTube」だけを利用している人は、どちらが音質が良いのか把握をしておくことで、より音質の良いサービスで音楽を楽しむことができるはずです。
それでは、「SoundCloud」と「YouTube」の音質の違いをコンテナ/音声コーデック/チャンネル/サンプリングレートなどで一つ一つ解説していきたいと思いますので、参考にしてください。
「SoundCloud」の音質
まずは、「SoundCloud」の音質についてくわしく紹介をしていきたいと思います。
エンコードはなし
「SoundCloud」の無料版(フリー)の音質に関しましては、アップロードされた音楽・音声ファイルは「エンコードはなし」となっています。つまり、エンコードされないのでアップロードする前の音楽・音声ファイルそのままの音質で視聴することができます。
ですので、元の音楽・音声ファイルの音質が良いと高音質で聴けます。ただしブラウザでのストーリーミング再生をする場合は、mp3/128kbpsでエンコードされたものが再生される仕様となってしまいますので、アプリでの視聴をおすすめします。
「YouTube」の音質
つづきましては、「YouTube」の音質をコンテナ/音声コーデック/チャンネル/サンプリングレートで見ていきたいと思います。それぞれの「YouTube」の各音質に関する情報を確認しておくといいでしょう。
コンテナ
「YouTube」の音質ですが「コンテナ」は「MP4が起用」されている仕様になっています。
音声コーデック
「YouTube」の音声コーデックは「AAC-LC」となっています。
チャンネル
つづいて「YouTube」のチャンネルは「ステレオ、あるいはステレオ+5.1」となります。
サンプリングレート
そして「YouTube」のサンプリングレートは「96kHzあるいは48kHz」となっています。サンプリングレートだけを見ると、ハイレゾといわれる形式に対応していることが分かっています。
「SoundCloud」と「YouTube」の音質の評価
つづきましては、「SoundCloud」と「YouTube」の音質の評価についてフォーカスして説明をしていきたいと思います。「SoundCloud」と「YouTube」の音質は、どのような特徴があり評価されているのか見極めておくと何かと便利になります。
「SoundCloud」と「YouTube」の各それぞれの音質の傾向を知っておくことで、自分の好みの音質を見つけることができますので、知っておく必要があります。
それでは、「SoundCloud」と「YouTube」は、どのような音質の特徴と違いがあるのか比較をしながら一つ一つ紹介をしていきたいと思いますので、参考にしてください。
「SoundCloud」の音質の評価
さっそく「SoundCloud」の音質の評価と傾向について注目をしていきたいと思います。
高域の表現が弱い
「SoundCloud」の音質の評価と傾向に関しましては「高域の表現がやや弱い」特徴があります。高域のハットやシンバルがぼやけている感じがして、高域の伸びが悪い印象がありました。高域に焦点をあてていない音質になっています。
プロ版ならかなり音質がいい
「SoundCloud」のフリー版では、高音質に変更できません。しかし、「SoundCloud」のプロ版なら「かなり音質がいい」です。全帯域がしっかり出ており、大変バランスの良い音質になります。
SoundCloudの方が明らかに音質良いな。てか音質劣化させないでYouTubeにうpするやり方がわからない。orz
— もりねずみー (@morinezumiiii) January 15, 2011
「YouTube」の音質の評価
つづきまして、「YouTube」の音質の評価についてもフォーカスして説明をしていきたいと思います。
圧縮されているため音質は良くない
「YouTube」の音質の評価・傾向としては「圧縮されているため音質は良くない」特徴があります。「YouTube」に音楽をアップロードすると、音質が劣化してしまいますので音の解像度が低くなってしまいます。
720P以上なら高音質
一方で「YouTube」の画質を「720P以上にすることで高音質」に変更ができます。アップロードする場合に720p以上を選択すれば、ステレオ音声のビットレートが384kbpsになりますので、高音質で視聴者は聴くことができます。
YouTubeの再エンコ確認したんだけど(今更)
— こう ~たぬき教教祖~ (@daldalshi) May 11, 2018
音声ビットレートについて,
480p(640×480):128kbps前後
720p以上(1280×720以上):192kbps前後
,,,画質よく無いと音質よくできんのか(;´・ω・)
エンコ設定一応192kbpsにはしてたんだが,,,
次回から画質あげます(なお現在640×360)
「SoundCloud」や「YouTube」がおすすめな人とは
ここからは、「SoundCloud」や「YouTube」がおすすめな人についてくわしく解説していきたいと思います。これから、「SoundCloud」と「YouTube」どちらかを利用して行きたいと考えている人は、自分に合っているサービスを利用するべきです。
そこで、「SoundCloud」がおすすめな人、「YouTube」がおすすめな人の特徴をそれぞれ紹介をしていきますので、自分に当てはまっているか確認をしておくといいでしょう。
「SoundCloud」がおすすめな人
まずは、「SoundCloud」がおすすめな人がとういったタイプなのか紹介させていただきます。
無名でこれから音楽を発信したい人
結論から申し上げますと「SoundCloud」がおすすめな人は「無名でこれから音楽を発信したい人」です。特にインディーとして音楽活動を始めている人は「SoundCloud」は自分の知名度を広めていける良いプラットフォームとなっています。
「YouTube」がおすすめな人
つづきまして「YouTube」がおすすめな人のタイプについてもフォーカスして説明をしていきたいと思います。
既にある程度の知名度がある人
「YouTube」がおすすめな人のタイプとしては「既にある程度の知名度がある人」に向いています。なぜ、ある程度知名度がある人が「YouTube」に適しているかと言いますと「SNSでの活用」に向いているからです。
TwitterやFacebookなどで自分がアップロードした「YouTubeの動画」をシェアすることで、多くのユーザーを誘導させることができます。「SoundCloud」をシェアするよりも、「YouTube」の方がアクセスしてくれるユーザーが多いですのでおすすめです。
まとめ
以上が、「SoundCloud」と「YouTube」の音質について解説!の記事でした。「SoundCloud」と「YouTube」は、音楽・音声ファイルをアップロードする際のそれぞれ音質の仕組みが異なりますので確認をしておくべきです。
それでは、この記事を参考にして「SoundCloud」と「YouTube」を使ってください。