2019年03月06日更新
RSSリーダーとは?Feedlyなどおすすめのソフト・アプリを紹介!
皆さんRSSリーダーを使っていますか?そもそもRSSとは何か分からない方もいるかもしれません。RSSリーダーは無料の情報収集ツールであり、おすすめとしてFeedlyやinoreaderがあります。本記事ではそんな便利ツールのRSSリーダーとは何かご紹介します。
目次
- 1RSSリーダーとは?
- ・Webサイトの新着情報を取得する情報収集ツール
- ・RSSとは
- ・RSSリーダーとSNSの違い
- 2RSSリーダーは今あまり利用されていない?
- ・対応ブラウザが減少してしまったRSSリーダー
- ・衰退の原因はSNSの普及?
- ・一番大きかったRSSリーダーとは
- ・現在のRSSリーダーの知名度
- 3無料で使えるおすすめのRSSリーダーアプリ~Feedly~
- ・現在一番利用者が多いソフトFeedly
- ・Feedlyの登録方法
- ・Feedlyの使い方
- 4無料で使えるおすすめのRSSリーダーアプリ~inoreader~
- ・日本語で使えるのが最大のメリット
- ・inoreaderの登録方法
- ・inoreaderの使い方
- 5無料で使えるおすすめのRSSリーダーアプリ~Simple RSS Reader~
- ・シンプルで使いやすいと好評
- ・Simple RSS Readerの登録方法
- ・Simple RSS Readerの使い方
- ・合わせて読みたい!情報に関する記事一覧
RSSリーダーとは?
皆さんRSSリーダーとは何かご存知でしょうか。技術系の仕事をされている方や等はこのRSSリーダーを用いている人が多いと思います。そういう人にとってRSSリーダーとはなくてはならない存在です。
しかし、大部分の人がRSSリーダーとは何かを知らないと思います。なので、RSSリーダーのおすすめをご紹介する前に、RSSリーダーとはどのようなサービスなのかご紹介していきたいと思います。
Webサイトの新着情報を取得する情報収集ツール
RSSリーダーとはWebサイトの新着情報を取得する情報収集ツールのことをいいます。SNSのWebサイト専門のようなものだと思って頂ければ問題ないと思います。
ブログやサイトなどでサイドバーにRSSリーダーはこちらなどというものを見たことがないでしょうか。そのRSSリーダーが本記事でご紹介しているRSSリーダーになっています。
注意として、本記事で紹介するのもRSSリーダーのソフトやアプリではなく、ブラウザ上のサービスとしてご紹介していくのでご注意ください。
RSSとは
先ほどからずっとRSSリーダーと言っていますが、このRSSとは一体何なのかと思う人もいると思います。このRSSとはReally Simple SyndicationまたはRich Site Summaryの略語です。
このRSSは、Webサイトの本文や内容、更新情報や日付、タイトル等の要約を配信するための技術のことです。そしてこのRSSは通常XMLで配信されていて、知識のない人が見て何を書いているか分からない状態です。
このRSSをプログラムの知識がなくても見ることができるように、そして知識があっても分かりやすいように見せてくれるのが、RSSリーダーというわけです。
RSSリーダーとSNSの違い
アプリもソフトも必要のないRSSリーダーの主な使い方としては情報取集ツールだということを先述した通りです。しかし、情報収集ツールというのならSNSでいいのではないかと思った方もいると思います。
本節ではそんな情報収集ならSNSでいいじゃないかと思っている人向けに、RSSリーダーとSNSの違いについてご紹介していきたいと思います。
情報収集ツールとして
まずSNSを情報収集ツールとして使っていた場合、まず始めに情報収集したい記事を書いている人をフォローすると思います。その場合、情報収集をしたい記事を書いている人の日常的なものを見えたり、何の記事を書いていたか忘れがちになります。
またその人が複数のサイトを持っていた場合、この場合は自分が情報収集したいサイトかどうかの判断が必要になってきます。このようにSNSを情報収集ツールとして使用する場合、不要な情報が多すぎるためあまりおすすめすることができません。
次にRSSリーダーを見ていきたいと思います。RSSリーダーはサイトをフォローするというような考え方です。そのため、書いている人が何を発信していても、フォローしている記事に何かなければRSSリーダーとして変化はありません。
またSNS同様、その人が複数のサイトを持っていた場合も、サイト自体をフォローしているため、RSSリーダーには何も変化はありません。そのため純粋な情報収集ツールとしてはRSSリーダーの方が各段に使いやすいのでおすすめです。
このことをソフトを使わずに無料でできることを考えたら、RSSリーダーの方がいいとは思いますが、サイトを書いている人自体を見ていきたいという場合は、RSSリーダーではなくSNSの方がよくなってきます。なので、場合によると思います。
RSSリーダーは今あまり利用されていない?
前章ではRSSリーダーとは何かについてご紹介してきました。アプリやソフトを使わず無料で、情報収集したいWebサイトの新着情報を取得するツールだということをご理解頂けたかと思います。
しかし、そんなアプリもソフトもいらない便利なRSSリーダーですが、今は衰退の一途を辿っています。そのため起こったRSSリーダーの変化と、衰退の原因、今まであった一番大きかったRSSリーダーについてご紹介していきたいと思います。
ご注意として、衰退しているといってもまだ使っている人は多数います。その人は後述するFeedlyやinoreader等のアプリやソフトが不必要な無料ツールをつかってRSSリーダーを使い続けていると思います。
対応ブラウザが減少してしまったRSSリーダー
アプリやソフトを入れなくてもいい無料ツールとしてのRSSリーダーが衰退したことにより、対応ブラウザが減少してしまいました。そのため今はRSSリーダーに対応しているブラウザはほとんどないといっても過言ではありません。
次項でRSSリーダーが対応しているブラウザをご紹介していきたいと思います。
対応しているブラウザと対応していないブラウザ
対応しているブラウザを表でまとめていくと、下表のようなものになります。これが現在のRSSリーダーに対応しているブラウザと対応していないブラウザです。
RSS実装 | RSS未実装 | |
ブラウザ | Internet Explorer 11 | MicrosoftEdge、GoogleChrome、Safari、Firefox |
対応しているブラウザはInternet Explorer 11だけで他はもう対応していません。Firefoxは2018年12月のアップデートによって未対応になりました。
このようにRSSリーダーが対応しているブラウザが無くなる可能性すらあるのが現状となっています。
衰退の原因はSNSの普及?
アプリやソフトが必要ないRSSリーダーの衰退の原因はSNSの普及だと言われています。SNSとRSSリーダーの違いはご紹介しました。しかし、RSSリーダーのように情報だけが欲しい人というのは珍しい方です。
またSNSは拡散によってサイトを知らない人にまでリーチすることができますが、RSSリーダーの場合はサイトを知らない方には新着情報として載らないため、リーチすることすらできません。
このため、サイト運営者も人集めのために、SNSを利用するようになり、利用者もSNSのように情報以外も知りたいという人が増えた結果、RSSリーダーはどんどん衰退していきました。
一番大きかったRSSリーダーとは
アプリやソフトが必要ないRSSの衰退を一番大きく表しているのは一番大きかったRSSリーダーの消滅です。その一番大きかったRSSリーダーとはGoogle リーダーでした。サービス終了の理由として、Google リーダーの利用者の減少ということでした。
それでもRSSリーダーのニーズは無くなったわけではなく、15万人を超える人がGoogle リーダーの存続を求めて請願書に署名までされるという事態にまで発展しましたが、願いかなわずGoogle リーダーは復活しませんでした。
そのため新しく出てきた後述するFeedlyやinoreader、他にもRSSリーダーとして有名なPocket等が目立ってきているのが現状となっています。
現在のRSSリーダーの知名度
RSSリーダーについての知名度はfossBytesというところに掲載された記事によると2018年時点でのベスト6選が出されており、その中でもやはり1番はFeedlyでした。
次いで、The Old Reader、そしてご紹介するinoreader、Feeder、Flipboard、Feedreader Onlineとい並んでいます。後は有名なのは後で読む時に便利な先述していたPocketです。
ブログやWebページを見ていると主にFeedlyとたまにPocketのボタンがあるので、知っている方も多いと思います。
無料で使えるおすすめのRSSリーダーアプリ~Feedly~
前章まででRSSリーダーについてご紹介してきました。これでRSSリーダーとは何か、そして今RSSリーダーはどうなっているのかをご理解頂けたかと思います。
その無料で使えるRSSリーダーの中でも一番有名なツールであるFeedlyを本章ではご紹介していきたいと思います。
現在一番利用者が多いソフトFeedly
現在一番利用者が多い無料RSSリーダーツールは先述した通りFeedlyです。このFeedlyがどのようなものなのか本章でご紹介していきたいと思います。上図はAppStoreのFeedlyアプリです。
上図はGoogle PlayのFeedlyアプリです。
Feedlyの登録方法
Feedlyに無料登録方法として、上図のようにFeedlyのトップページにあるアカウント登録ボタンを選択してください。
するとアカウントを何と紐づけるか選択できるので、何でアカウントを作るか選択してください。
Feedlyの使い方
Feedlyの使い方として、気に入ったWebサイトを見つけて、その記事チェックを入れるだけで、Feedlyに登録することができます。またはWebサイト自体にFeedlyの登録ボタンがついているので、そこの登録ボタンを押すことでFeedlyに登録できます。
無料で使えるおすすめのRSSリーダーアプリ~inoreader~
前章では無料のおすすめのRSSリーダーであるFeedlyについてご紹介してきました。これでFeedlyの便利さをご理解頂けたかと思います。
次にランキングにも貼っていたinoreaderについてご紹介していきたいと思います。こちらも無料でおすすめのRSSリーダーとなっています。
日本語で使えるのが最大のメリット
このinoreaderは日本語で使用できるというのが最大のメリットとなっています。他のRSSリーダーは基本的に全て英語となっています。上図はAppStoreのinoreaderアプリです。
上図はGoogle Playのinoreaderアプリです。
inoreaderの登録方法
inoreaderの登録方法もFeedlyとほとんど変わらず、inoreaderのトップページにアカウント作成ボタンがあるので、そこを選択してアカウントの作成を行ってください。
inoreaderの使い方
このinoreaderはTwitterもRSSとして登録することができるので、SNS代わりに使うこともできます。使い方もFeedlyに似ているところがあるので、Feedlyを使ったことのある人なら分かりやすいと思います。
無料で使えるおすすめのRSSリーダーアプリ~Simple RSS Reader~
前章でinoreaderをご紹介しました。日本語で使いたいという方はおすすめものだと思います。
最後におすすめするRSSリーダーとしてSimple RSS Readerがあります。このSimple RSS Readerは今までのRSSリーダーとは少し異なるのでご注意ください。
シンプルで使いやすいと好評
このSimple RSS ReaderはRSSリーダーの中ではとてもシンプルで使いやすいと好評なものです。上図はAppStoreのSimple RSS Readerアプリです。
上図はGoogle PlayのSimple RSS Readerアプリです。
Simple RSS Readerの登録方法
このSimple RSS Readerはアカウント登録がなく、Simple RSS Readerのアプリしか存在しません。なので、Simple RSS Readerをインストールすると、すぐに使えるようになります。
Simple RSS Readerの使い方
Simple RSS Readerの使い方として、登録したいWebサイトのURLを登録記事の入力欄に登録するだけで、Simple RSS Readerの記事登録は完了します。そのため、他のRSSリーダーと比べて、Simple RSS Readerは登録がとてもシンプルです。
Simple RSS Readerの使い方も他のRSSリーダーと大きく事なっている点はないので、RSSリーダーをスマホだけで見るという方には、このSimple RSS Readerはおすすめかもしれません。
皆さんも衰退しているとはいえ便利なRSSリーダーを是非使ってみてください。