Office 365 BusinessとSoloの違いを比較!メリット/デメリットも解説!

今回は、マイクロソフトで販売されているOffice 365 BusinessとOffice 365 Soloとはなんなのか、Office 365 BusinessとOffice 365 Soloの共通点や相違点、価格の違い、特長などを解説していきます。

Office 365 BusinessとSoloの違いを比較!メリット/デメリットも解説!のイメージ

目次

  1. 1Office 365 とは?
  2. これまでのOfficeは永続ライセンス
  3. 「サブスクリプション」の特徴
  4. 2Office 365 Soloと従来型のOffice 2019の比較
  5. Office 365 SoloとOffice 2019の共通点
  6. Office 365 SoloとOffice 2019の相違点
  7. 価格体系の比較
  8. Office 365 Soloで提供される付加サービス
  9. 3Office 365 SoloとOffice 365 Businessの違い
  10. 個人向け/事業者向けという違いが前提
  11. SoloとBusinessの提供機能比較
  12. 価格体系の比較
  13. 4Office 365にするか&Solo/Businessはどちらに?
  14. Office 365 Soloのメリット/デメリット
  15. Office 365 Businessのメリット/デメリット
  16. 合わせて読みたい!Officeに関する記事一覧

Office 365 とは?

Office 365

現在、マイクロソフトはOffice 365というソフトを販売しています。Office 365にはOffice 365 BusinessとOffice 365 Soloがあり、それぞれには機能の相違点や共通点があります。

今回は、そんなOffice 365 BusinessとOffice 365 Soloとはなんなのか、Office 365 BusinessとOffice 365 Soloの共通点やメリット、デメリット、価格の違い、特長などを解説していきます。

これまでのOfficeは永続ライセンス

まず、これまでのOfficeはパッケージ版として販売されていました。Microsoft Office 2013などがパッケージ版です。一度購入すれば無期限でofficeを利用できる(永続ライセンス)のが特長で、やや価格が高めに設定されています。

ライセンスは永続だがサポートは永続ではない

パッケージ版のライセンスは永続扱いとなっていますが、問題点もあります。それは、サポートが永続ではないという点です。

例えば、マイクロソフトのOffice 2010は2020年の10月13日に延長サポートが終了となっています。今後もパッケージ版のサポートは打ち切られていくことになるでしょう。

一方、Office 365 BusinessとOffice 365 Soloはサブスクリプション版で販売されています。

「サブスクリプション」の特徴

定額制のサービス

「サブスクリプション」とは、契約に一定の期間を設けた定額制のサービスです。一ヵ月単位や一年間など、その期間に応じた料金を支払うことになるマイクロソフトOfficeの契約となっています。

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Office 365 Soloと従来型のOffice 2019の比較

永続ライセンスである従来型のOffice 2019と、サブスクリプションであるOffice 365 Soloにどのような共通点があるのか、どのような相違点があるのか、機能や価格など、特長の違いを見比べていきましょう。

Office 365 SoloとOffice 2019の共通点

Office 365 SoloとOffice 2019の共通点としては、一つ目にOfficeアプリケーションが挙がります。ExcelやWord、PowerPointなど、Officeアプリの利用が双方で可能となっています。

二つ目のOffice 365 SoloとOffice 2019の共通点は、対応OSについてです。インストールはパソコン2台まで可能で、WindowsやMacどちらもインストール可能となっています。

Office 365 SoloとOffice 2019の相違点

相違点 Office 2019 Office 365 Solo
利用方法 買取り式 契約中のみ利用可能
利用可能台数 最大2台 制限なし(同時サインインの場合最大5台)
料金 高い 安い
契約期間 永続 月単位で調整可能
特典 無し 『OneDrive』の1TB利用権
アップグレード 非対応 対応

Office 365 SoloとOffice 2019の相違点としては、上記項目(利用方法・料金・契約期間・特典・アップグレード)が挙げられます。Office 2019は一度買えば契約期間は永続なので長期的にみると費用を抑えられるケースもあります。

ただし、Office 365 Soloの場合はちょっと試してみたいといった方が気軽に利用できるよう、月単位で契約することも可能です。また、月単位での利用となるので、料金も永続性のOffice 2019と違って安く設定されています。

また、Office 365 Soloの場合特典(『OneDrive』の1TB利用権)も用意されています。Office 2019にはこの特典は付与されませんので、この特典に注目するのであればOffice 365 Soloを購入したほうがよいでしょう。

また、Office 365 Soloは常に最新バージョンが提供されます。セキュリティのアップデートは更新され、プログラムの修正や最新機能の追加など、Office 365 Soloのサポートも厚いです。

Office 2019の場合は上記のような更新作業が行われることはないので、この点も理解しておく必要があるでしょう。

価格体系の比較

続いてはOffice 365 SoloとOffice 2019の価格体系の違いについて比較していきましょう。Office 2019の場合、料金は32184円と設定されています。永続ライセンスなので、Office 2019を購入した場合これ以上の費用はかかりません。

一方、Office 365 Soloの場合は1年契約で12744円となっています。この違いを見比べると、単純計算で3年目の利用時点でOffice 2019の料金を超えることになります。しかし月単位での契約の場合、1274円と設定されています。

一ヵ月無料で試すこともできるので、一時的な利用を検討している方ならOffice 2019よりOffice 365 Soloを利用するほうが価格的にも費用を安く抑えることができます。

Office 365 Soloで提供される付加サービス

Office 365 SoloとOffice 2019の相違点には、Office 365 Soloで提供される付加サービスがあります。例えば、「ファイルの保存と共有のための OneDrive ストレージ 1 TB」です。

データを多く利用するのであればこのストレージ1TBはかなり有用なサービスとなるでしょう。

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Office 365 SoloとOffice 365 Businessの違い

Office 365 SoloとOffice 365 Businessの違い

続いてはOffice 365 SoloとOffice 365 Businessの違いについて解説していきます。Office 365 SoloとOffice 365 Businessには利用者の特長や提供機能、価格帯といった違いがあります。それぞれ確認していきましょう。

個人向け/事業者向けという違いが前提

個人向け/事業者向け

Office 365 SoloとOffice 365 Businessの相違点一つ目は「個人向け/事業者向け」という違いです。個人向けのプランとしては、Office 365 Soloが用意されています。

一方、一般法人向けのプランとして用意されているのがOffice 365 Businessです。Office 365 Business PremiumやOffice 365 Business Essentialsも一般法人向けプランとなっています。

SoloとBusinessの提供機能比較

SoloとBusinessの提供機能比較

Office 365 SoloとOffice 365 Businessの相違点二つ目は、SoloとBusinessの提供機能です。SoloとBusinessの提供機能を比較した表を用意してみました。

  Office 365 Solo Office 365 Business
Skype無料通話
利用可能な人数 1 300
オンラインストレージ OneDrive OneDrive for Business
Exchange ×
Microsoft Teams ×
SharePoint ×
Skype for Business ×
Microsoftアカウント 既存対応可能 専用アカウント

Officeのよくある質問

Skypeはビジネス用と家庭向け用で別途区分けされています。また、Office 365 SoloとOffice 365 Businessでは利用可能な人数にも違いがあります。Office 365 Soloはあくまで一人用です。

また、Office 365 SoloとOffice 365 Businessではプラン内のサービスも異なっており、ExchangeやMicrosoft Teams、SharePointなどはOffice 365 Businessでのみ利用できます。

Office 365 Businessでは専用のMicrosoftアカウントを利用する点も特長として挙げられます。

価格体系の比較

よくある質問(OneDrive)

続いてはOffice 365 SoloとOffice 365 Businessの価格体系についての比較です。Office 365 Soloの年間の価格は12744円、Office 365 Businessなら1ユーザー毎に11664円となっています。

Office 365 Business Premiumなら1ユーザー毎に17627円、Office 365 Business Essentialsなら1ユーザー毎に6998円です。

Office 365 Business Essentialsが低価格なのは、WordやExcel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher、Accessに対応していないという機能的特長が理由となっています。

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Office 365にするか&Solo/Businessはどちらに?

よくある質問(通話プラン)

Office 365にするか、Office 365にするとしてもOffice 365 SoloやOffice 365 Businessはどちらにすべきか迷う・・・といった方向けにOffice 365 SoloとOffice 365 Businessのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。

Office 365 Soloのメリット/デメリット

よくある質問一覧

まずはOffice 365 Soloのメリットとデメリットについてです。Office 365 Soloのメリットとしては、まず最新バージョンのOffiiceを利用できることが挙がります。これはOffice 2019との相違点となる部分です。

Office 2019の場合は永久ライセンスなので購入したパッケージが更新されることはありませんが、Office 365なら最新バージョンへ更新可能なので、バージョンアップが一つの特長となっています。

これはsoloもBusinessも同じなので、共通点の一つです。また、Office 365 Soloの場合、一ヵ月単位での購入も可能という特長があります。Office 2019の場合は永久ライセンスなので価格がどうしても高くなるので、この点はかなりメリットといえるでしょう。

よくある質問(ダウンロード方法)

お試しで利用したいという方にとっては費用を抑えた利用が可能となるので手をつけやすくなります。ただし、この点はデメリットにもなります。継続的に費用が発生する為、長期的な利用となると最終的にはOffice 2019よりも高くなってしまいます。

また、Office 365 Soloは家庭向けのプランなので、アカウントは1つのみ対応しています。複数人で利用したい場合は不向きな点もデメリットとなっています。

Office 365 Businessのメリット/デメリット

続いてはOffice 365 Businessのメリットとデメリットについてです。Office 365 BusinessにはExchangeやSharePoint、Microsoft Teamsというサービスが含まれています。

これらサービスをビジネスで利用を検討しているのであればOffice 365 Businessのほうが良いでしょう。

また、対応できるアカウントも300までと設定されていますので、多数のアカウントを使用可能です。デメリットとしては、Office 365 Soloのようにスカイプの無料通話がサービスに含まれていない点が挙げられます。

Office 365 BusinessとSoloの違いを比較!メリット/デメリットも解説!~まとめ~

今回は、Office 365 BusinessとSoloの違いをメリットやデメリット合わせて比較してみました。マイクロソフトのOfficeにはOffice 2019やOffice 365 Solo、そしてOffice 365 Businessがあります。

Office 2019やOffice 365 Solo、そしてOffice 365 Businessにはそれぞれ相違点や共通点があります。Office 2019は永続ライセンスという特長があり、比較も簡単です。

しかし、Office 365 SoloとOffice 365 Businessの比較は初めて利用する方には難しいかもしれません。価格にそこまでの差はなく、永続ライセンスの有無で分けられているわけでもないので、サービス内容の違いを理解しておく必要があります。

Office 365 SoloとOffice 365 Businessの共通点としては、最新のバージョンで使用できるOfficeアプリケーションと1 TB の OneDrive オンライン ストレージがあります。どちらもサブスクリプションなので試しやすさも共通点の一つとなっています。

Office 365 SoloとOffice 365 Businessの違いとしては、使用できるユーザー数の違いやスカイプの無料通話の有無です。これらサービスの特長を理解してOfficeを利用してみてください。

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この記事のライター
小森 樹