2019年06月12日更新
【Google Home】IFTTTの拡張機能でできること/できないことを解説!
Google HomeにおけるIFTTTを利用したことはありますか。本記事では、IFTTTの概要とは何か説明してからGoogle HomeにおけるIFTTTの評判などを紹介します。またIFTTTの拡張機能でできることや、できないことも解説していきます。
目次
【Google Home】IFTTTの概要とは?
Google Homeにおける「IFTTT」の概要とは何か知っていますか。そもそもIFTTTの概要とは何かということを明らかにしてからGoogle HomeにおけるIFTTTの概要を解説していきたいと思います。
概要の結論から言うと、IFTTTとはWebサービスを連携させる機能です。Twitterをはじめ、FacebookやGmail、Instagram、Evernote、Dropboxというように、現在ではあらゆる種類で多彩なWebサービスが提供されていますよね。
このようなWebサービスはそのサービス単体であっても、非常に便利な機能を提供してくれています。そこでさらに、複数のWebサービスが連携するような革命的なことが起きれば、未だかつてない新しいWebサービス様々なことを実現できるでしょう。
しかしながらWebサービスにおける連携には、ほとんど確率で高難度のプログラミングを使用しなければなりません。実現させるにはハードルが少し高いのが現実です。
そこで本記事のメインキーワードである、「IFTTT」が活躍します。Webサービスを連携させるIFTTT(IF This Then That)というサービスを使うことによって、Webサービスとそれ以外のWebサービスを簡単に連携させて、新しいサービスにさせることが可能。
難しいプログラミングを使う必要はなく、もうすでにIFTTTで提供されている既存の連携サービスを利用するだけです。ちなみに、アクセス許可あるいはフィルターの条件などの情報を記載するだけで構いません。
違うアプリ/サービスを音声トリガーで連携できる方法/拡張機能
Google Homeにおける「IFTTT」の概要とは、異なる2つのアプリあるいはサービスを音声トリガーを経由して連携させることができる拡張機能のことを指します。
概要の具体例を出すと、スマートフォンの位置情報サービスとメールを組み合わせることによって、電車の乗換駅に着いた時に、自動的に家族にメールを送信できるようになります。
また、クラウドサービスからの迷惑メールを受信した場合には、SMSまたはSlackで通知させることもできるのです。さらに、特定のハッシュタグを付けたTwitterのツイートをFacebookに自動的に投稿させるような方法もできます。
【Google Home】IFTTTの評判
上記では、Google Homeにおける「IFTTT」の概要として、異なる2つのアプリあるいはサービスを音声トリガーを経由して連携させることができる拡張機能の内容を解説しました。続いては概要ではなくGoogle HomeにおけるIFTTTの評判をお伝えします。
以下で、良い評判と悪い評判のツイートを2つずつ引用して紹介していきたいと思います。まずはGoogle HomeのIFTTTにおける良い評判をみていきましょう。
良い評判
はじめに紹介する良い評判では、家族間でAmazon Echoを使用できるというもの。Amazon Echoを利用することで、Google Home経由でテレビとエアコンのオンとオフの切り替えが可能になったと述べています。
そこでポイントが、接続がIFTTTというWebサービスで実現してる点です。Google Homeにおいて、IFTTTを使うことで日常で使用するものと連携させられるのです。今やAIスピーカーを利用する際には、IFTTTが必須になってきていますね。
面白いもの入手
— 高木まーん (@takkun_usj) June 2, 2019
家電のリモコンをコントロールできる。
スマホから音声でコントロールできるから、なかなかおもしろい。
まずはgoogle home経由でテレビとエアコンのオンオフができるようになった。
接続はIFTTTというwebサービスで実現してる。Amazon Echoが家族で使えるのだが pic.twitter.com/IyOoY0ARI1
続いて紹介するGoogle HomeにおけるIFTTTの良い評判では、AIスピーカーとは関係なくスマホを利用したものです。IFTTTを利用し、Google HomeとLINEを連携させることによって、今までにないサービスを提供しているとのこと。
このツイートのように、雨が降りそうになったタイミングでLINEから天気の連絡が送信されるらしいのです。IFTTTを利用して、Google HomeとLINEを連携させることにより、あらゆるサービスを受けられるようになるので、ぜひ試してみてください。
#googlehome × #LINE
— もえさん🍋 (@333moe333) June 8, 2019
実現したくて、#IFTTT 🌚💕
「〇〇LINEで送って」でLINEに用件が届くようになるのと、雨が降りそうになるとLINEで教えて貰えるようにできました✳︎
既に色んなmenuが作られていて条件入れるだけ。簡単。 pic.twitter.com/OhGwscwbGJ
悪い評判
次にGoogle HomeにおけるIFTTTの悪い評判について紹介します。以下の2つのツイートからIFTTTの悪い評判を解説していきましょう。
まず1つ目ですが、Google HomeとIFTTTの連携が上手くできないというツイートを引用しました。まだまだ最近のサービスなので接続不備という問題は付き物なのでしょうか。
このように連携が上手くできずに、IFTTTを利用してサービスを使えないこともあるので覚えておきましょう。非対応サービスによるものだと思われますので、記事後半で確認してください。
Google HomeとIFTTTの連携全然うまくできなくておこ
— s.kusumure (@shogokusumure) June 10, 2019
2つ目のツイートでは、Google Home経由でIFTTTとGoogle-Home-Notifierを連携させようとしたものの、IFTTTが上手く機能しないことが原因で連携ができていないという意見を述べています。
やはりIFTTTが正しく作動しなければ、新しいWebサービスを利用することはできません。良い面だけではなく、悪い面もあるということを忘れないでおきましょう。非対応なサービスもあるので記事後半で確認してください。
iftttとgoogle-home-notifierを連携してgoogle homeに喋らせてるけど、iftttの遅延が凄すぎて使い物にならなくなってきた。
— kyo (@lucifer625jp) June 4, 2019
【Google Home】IFTTTの拡張機能でできること
ここでは、Google HomeにおけるIFTTTの拡張機能でできることを紹介していきます。その前にIFTTTについて詳しく解説するので、ぜひ読んでみてください。IFTTTとは、WebサービスやIoT機器を連携する中間的な役割を担うWebサービスのこと。
IFTTTの名称は「IF This Then That」の略称になります。「もしこれならば、そのときはこうなる」と直訳でき、また定義とは「IF This Then That」のThis部分とThat部分に、WebサービスやIoT機器を割り当て、2つのサービスや機器を連携させること。
なお、連携の軸となるThisの部分を「トリガー」と言います。一方で、トリガーを受けて作動するThatの部分が「アクション」です。そして、トリガーとアクションを設定した一連の動作のことを「アプレット」と呼びます。
主なできること/対応サービス
Google HomeをIFTTT連携させると、Google Home単体ではできないことが、できることになるのです。そして、Googleが提供しているので、自分のGoogleアカウントと接続させることも可能。Googleが提供するWebサービスと連携できるのです。
本記事では、Google HomeのIFTTTでできることをいくつか紹介したいと思います。
できることの例
まずは、毎日決まった時間に1日の予定を知らせてくれるということです。Google HomeをIFTTTの拡張機能で連携させることによって、毎日決まった時間に1日のスケジュールを音声トリガー方法で知らせてくれます。
朝は何かと忙しいですが、音声アシスタントから1日の予定を聞けることで、予定を忘れなくなるでしょう。
2つ目は、音声トリガー方法でGoogleカレンダーに予定を入れることができることです。Google HomeをIFTTTの拡張機能で連携させることにより、音声トリガーでGoogleカレンダーに予定を入れられます。
今までは音声ではなく手動だったので手間がかかりました。しかし、Google HomeをIFTTTの拡張機能で連携させることで、音声内容をGoogleカレンダーに登録できるので、ぜひ試してみてください。
3つ目は、しゃべりかけたツイートの内容をそのままツイッターに投稿してくれます。Google HomeをIFTTTの拡張機能で連携させると、喋ったことをツイッターにそのまま投稿できるのです。ツイッターを日頃から使用している人におすすめですね。
4つ目は、スマートリモコンで家電を操作することです。Google Homeとスマートリモコン、いわゆるNature RemoやsRemo-RなどをIFTTT連携の拡張機能でさせることによって、音声トリガー方法で赤外線家電を音声操作できます。
具体例を出すと「OK, Google 部屋の明かりを消して」と声をかけるだけで部屋の電気が消えるのです。また、「OK, Google エアコンをつけて」と声をかけるだけとエアコン稼働します。
なお、スマートスピーカー単体で操作できる方法においては、対応しているスマートデバイスが必須になります。ただしIFTTT連携を使うことによって、スマートリモコン経由において赤外線家電の操作ができるのです。
5つ目は、LINEメッセージの送信と受信を音声でできることです。Google HomeをIFTTTの拡張機能で連携させることで、LINEメッセージの送信を音声でできたり、あるいは音声でLINEメッセージを受信できたりします。
6つ目は、Gmailの通知を音声で知らせてくれることです。Google HomeをIFTTTの拡張機能で連携させることによって、Gmailの通知を音声アシスタントが教えてくれます。重要なメールのみ知らせる方法もあるので、ありがたいですよね。
最後に紹介するのは、音声トリガー方法で話しかけた内容をメモに記録してくれることです。Google HomeをIFTTT連携させると、音声での内容をメモとして記録してくれる機能があります。
【Google Home】IFTTTの拡張機能でできないこと
一方で、Google HomeにおけるIFTTTの拡張機能でできないこともあります。できないことよりもできることの方が多いので、できないことがあったとしてもあまり問題ないでしょう。
主なできないこと/非対応サービス
ここではできないこと、または非対応なサービスを紹介します。1つ目のできないことまたは非対応サービスは、SMS送信です。IFTTTの拡張機能では、SMS関連の送信はできないので覚えておきましょう。
2つ目のできないことまたは非対応サービスは、電話番号ベースによるアクションです。現在ではアメリカのみ対応している一方で、日本では非対応になっています。
なお、Google Assistantでアクションさせることは非対応なので、音声トリガーとしてGoogle Homeに話しかけることがIFTTTを経由しても難しい場合があるのです。
【Google Home】IFTTTの課題/問題点
最後に紹介するのは、Google HomeにおけるIFTTTの課題または問題点です。具体例を出して解説していくので、ぜひ読んでみてください。
主な課題/問題点
IFTTTを利用することにおいてGoogle Assistantは「コレがきたら」といった部分にのみ対応している一方で、「アレをやる」というアクションがに対応していません。
音声トリガーには対応していますが、アクションに対応していないというのは、大きな問題と言えるでしょう。まだ日本では、非対応な部分がありますが、アメリカでは非対応ではないので、非対応でなくなるのは時間の問題だと思います。
まとめ
今回の記事では、【Google Home】IFTTTの機能拡張でできること/できないことを解説!を執筆してきました。Google HomeにおけるIFTTTの概要をはじめ、Google HomeにおけるIFTTTの拡張機能で、できることやできないことも解説しています。
なお、Google HomeにおけるIFTTTの概要では、違うアプリやサービスを音声トリガーで連携できる方法、または拡張機能のように詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。