2019年06月23日更新
【Outlook】メール検索ができないときの対処法!
Windows10のMicrosoft Outlookでメール検索できない時の対処法について説明していきます。インデックスの作成状況の確認、データファイルの修復、Outlook内の画面に表示される検索したメールの数変更などを行い、検索できない問題を解決します。
目次
- 1Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜不具合〜
- ・Windows10のアップデートによる不具合
- 2Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜インデックス〜
- ・インデックスの破損
- 3Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜データファイル〜
- ・データファイルの破損
- 4Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜検索制限〜
- ・検索結果を画面に表示する数に制限がかかっている
- 5Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜検索モード〜
- ・検索モードを変更する
- ・合わせて読みたい!メールに関する記事一覧
Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜不具合〜
今回この記事では、Windows10のMicrosoft Outlookでメール検索できない時の対処法としていくつかご紹介していきます。まず初めにMicrosoft Outlook自体の不具合のせいでメールを検索できない場合の対処法をご紹介します。
Windows10のアップデートによる不具合
Microsoft OutlookはMicrosoft Officeのソフトに含まれており、Outlookの更新自体はOffice Updateで行われます。ただWindows10のアップデートによりOfficeのアップデートエラーなどの不具合が発生することがあります。
つまり、Windows10のアップデートによってはMicrosoft OfficeのMicrosoft Outlookでメールを検索できないといった不具合が起こる可能性があるということです。
新たなアップデートが配信されるまで待つ
Windows10のアップデートでOutlookでメール検索ができない状態に陥った場合、残念ながらWindows10の新たなアップデートを待つしかありません。Outlookでメール検索ができるように後日Windows10のアップデートが配信されるはずです。
Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜インデックス〜
ここではインデックスの破損によりOutlookでメール検索してもうまく検索できない場合の対処法について説明していきます。
インデックスの破損
Microsoft WindowsとMicrosoft Outlookシステムのメール検索カタログ(データファイル)のインデックス作成に不具合(破損)があると、Outlookでのメールの検索結果が一部からしか返されなかったり、検索結果に当てはまるメールがない事があります。
インデックスの作成状況を確認する
まず初めにOutlook側でデータファイルのインデックスの作成状況を確認していきます。Outlookにあるメール検索記入欄の"下矢印マーク"を左クリックしてください。ここでOutlookでメールを検索する範囲を確認・変更することができます。
インデックスを再構築する
それでもOutlookで検索したキーワードに関するメールが表示されない場合、Outlookからインデックスの再構築を行う必要があります。まず初めに"ファイル"タブを左クリックしてください。
次にOutlookのファイルタブの項目内にある"オプション"を左クリックしてください。Outlookのメールに関する設定画面が表示されます。
Outlookのオプションにある"検索"項目を左クリックして、"インデックス処理のオプション"を左クリックします。
続いて"詳細設定"を左クリックします。
"インデックスの設定"タブにある"トラブルシューティング"の"再構築"を左クリックします。これでOutlookのメール検索カタログを作成し直すことができました。
Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜データファイル〜
Outlookの個人用ファイルのpstファイル(データファイル)の破損によってOutlookでメール検索してもうまく検索できない時の対処法について説明していきます。
データファイルの破損
Outlook個人用フォルダーであるpstデータファイルが破損している場合、データファイルの修復を行います。詳しいデータファイル修復方法については以下のMicrosoft公式ページを参考にしてください。
受信トレイ修復ツールを起動する
データファイルを修復するには、Outlookのメール受信修復ツールを上の外部リンクの"Microsoft Outlook 2013 以降の受信トレイ修復ツールを起動する"からダウンロードするか、PC内にある修復ツールを自動で起動する必要があります。
データファイルを修復する
Outlookのメール受信修復ツールをダウンロードした場合、ダウンロードしたファイルをダブルクリックして起動してください。上の画像のようにOutlookのメール受信トレイ修復ツールの画面を順序通り進めていきます。
上の画像のような画面が表示されたら、"開始"を左クリックしてOutlookの受信トレイデータファイル修復を開始してください。
Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜検索制限〜
ここではOutlookのメール検索結果の画面表示するメール数制限によりOutlookでメールを検索してもうまく検索できない場合の対処法について説明していきます。
検索結果を画面に表示する数に制限がかかっている
Outlookでメール検索をする場合、最大の検索結果の表示メール数を制限することができます。これによりOutlookでのメール検索の速度向上が見込める反面、全ての検索キーワードに関するメールが検索結果に表示されないといった欠点もあります。
表示結果数の制限を解除する
まず初めにOutlookの"ファイル"タブにあるメール設定"オプション"を左クリックします。
Outlookのメールに関する設定画面が表示されたら、"検索"の項目を左クリックして、"表示結果数を制限して検索速度を上げる"のチェックを外してください。この後"OK"を左クリックしてOutlookのメール設定の変更内容を保存します。
Microsoft Outlookでメールが検索できない時の対処法〜検索モード〜
最後にMicrosoft Outlookの検索モードにより、Outlookでうまくメール検索ができない時の対処法について説明していきます。
下にあるMicrosoft Outlook公式サポートページの外部リンクのように、Outlookには2つのメール検索モードのキャッシュモードとオンラインモードが存在しています。
オンラインモードではOutlookのExchangeサーバーでのみメール検索をしますが、キャッシュモードのクイック検索ではExchangeサーバーとローカルのWindows Search、高度検索ではローカルのWindows Searchが使われています。
検索モードを変更する
Outlookの"キャッシュ モード-オンライン モード"やメール検索で使う検索方法の"インデックス検索-逐次検索"を2つのメール検索モードのそれぞれどちらかに変更することで、Outlookでメール検索ができない問題を解消することがあります。
ただし"Exchange Online"ついては、Outlookのキャッシュモードでの利用を推薦しています。オンラインモードに変更することでメール検索などで重くなる可能性があります。
キャッシュモードとオンラインモードの変更
Outlookのオンラインモードをオンにしてをキャッシュモードオフにする方法について説明していきます。まず初めにOutlookの"ファイル"タブにある"アカウント設定"の"アカウント設定"を左クリックします。
"メール"タブにある"変更"アイコンを左クリックします。
上の画像のように"Exchange キャッシュ モードを使用して…"のチェックを入れることができない場合、"その他の設定"を左クリックします。
"詳細設定"タブを左クリックし、"Exchange キャッシュ モードの設定"にある"Exchange キャッシュ モードを使う"のチェックを外してください。最後に"OK"を左クリックして、Outlookを再起動してください。
インデックス検索と逐次検索の変更
インデックスの破損でも前述したようにOutlookの"インデックス処理のオプション"を開いてください。"変更"を左クリックして、上のリストボックスにある"Microsoft Outlook"のチェックを外すことで逐次検索に変更できます。