2020年07月29日更新
「PayPayフリマ」と「メルカリ」のサービス内容など比較!
今回は、PayPayフリマとメルカリのサービス内容を比較していきます。PayPayフリマのメルカリの手数料や支払いの違い、使いやすさはどちらの方が良いかなどを紹介していきます。メインとして使っているフリマアプリが定まっていない方などはぜひ、ご確認ください。
目次
「PayPayフリマ」や「メルカリ」とは
今回の記事では、PayPayフリマとメルカリについての情報を記載していきます。どちらも似たようなアプリ、サービスですが、実際のサービス内容の違いや使いやすさが気になるところです。
この記事でそれぞれのサービス内容、アプリとしての使いやすさを確認しましょう。販売/振込手数料の違いや、選べる配送方法の違いなども比較していきます。
まずは、PayPayフリマとメルカリというサービスの詳細を確認していきましょう。
PayPayフリマ
まずはPayPayフリマの詳細から確認します。PayPayといえば、決済サービスとしても有名です。普段PayPayで支払い(決済)をしているという方も多いのではないでしょうか。
そんなPayPayフリマは、その名のとおりPayPayの運営元がはじめたフリマサービスになります。
ヤフーの新しいフリマサービス
PayPayフリマは、ヤフーの新しいフリマサービスとして徐々に認知度を上げています。ヤフーと言えばヤフオクなどのサービスもありますが、こちらはオークション機能はなくフリマ出品のみに対応しているサービスになります。
上記で記載したリンクからアプリをインストールすることができます。PayPayフリマが気になる方はぜひ、アプリを取得してみてください。
メルカリ
続いてはメルカリの詳細確認をおこないます。メルカリと言えば、フリマアプリの中では最もメジャーなサービスです。PayPayフリマは知らなくともメルカリのことは知っているという方は多いかと思います。
PayPayフリマやメルカリ以外にも、フリマアプリはさまざまなものがあります。このメルカリは、フリマアプリの比較では必ずと言っていいほど出てくるサービスです。
日本を代表するフリマアプリ
日本を代表するフリマアプリであるメルカリは、PayPayフリマ同様アプリをインストールすることで利用が可能です。パソコンからも利用できますが、何にせよ会員登録は必要となります。
サービス内容としてはPayPayフリマ同様、フリマ出品が可能のサービスとなっています。また、スマホ決済のできるメルペイという機能も持ち合わせているのでスマホ決済のサービスを求めている方にもおすすめです。
「PayPayフリマ」と「メルカリ」のサービス内容の比較~料金~
上記ではPayPayフリマとメルカリのサービス内容を簡単に説明しました。どちらもフリマ出品/購入ができるサービスであり、内容としてはほぼ同じです。スマホ決済の機能も備わっているので、ますます似ています。
この項目では、PayPayフリマとメルカリの”料金”比較をおこないます。このようなフリマアプリでは、必ず手数料などが発生します。販売/振込手数料の違いを比較して、どちらを利用するかの判断材料としてください。
配送料金(送料)や、それぞれのアプリに登録しているユーザー数(利用者数)なども記載していきます。
利用者数/出品数
まずは利用者数や出品数の違いを比較してみます。ユーザー数からして、利用者の差は圧倒的です。利用者が多い分、やはり出品数もメルカリの方が格段に上と言えるでしょう。
PayPayフリマはまだ新しいサービスということもあり、購入者の反応や売れ行きはまだまだ少ないようす。これから伸びていくのを期待したいところです。
PayPayフリマ | メルカリ | |
累計ダウンロード数 | 約100∼200万 | 8000万 |
ユーザー数 | 約100万 | 1000万 |
閲覧数 | △ | 〇 |
購入者の反応 | × | 〇 |
売れ行き | △ | 〇 |
手数料
続いてはPayPayフリマとメルカリの手数料の違いをチェックします。手数料とは言っても種類があり、”販売手数料”と”振込手数料”に分かれます。特にこういったフリマアプリでは、販売手数料は重視されます。
下記でPayPayフリマとメルカリの手数料を確認しましょう。
販売手数料
まずは販売手数料の確認からです。販売手数料は、PayPayフリマとメルカリで違いはないようです。どちらも10%の販売手数料が引かれます。そのため、出品者となる方は販売手数料のことを考えて値段設定をする必要があるでしょう。
PayPayフリマ | メルカリ | |
販売手数料 | 10% | 10% |
振込手数料
続いては振込手数料です。PayPayフリマとメルカリでは、銀行かそのサービス独自の残高に残すか、といった選択ができます。独自のサービスであるPayPay残高やメルペイ残高なら無料ですが、銀行口座の場合は手数料が発生します。
銀行振込に関しては、PayPayフリマの方が少し安めです。ジャパンネット銀行なら安いどころか無料なので、ジャパンネット銀行の口座を持っている方にはメリットが高いと言えるでしょう。
振込先 | PayPayフリマ | メルカリ |
銀行口座 | 100円 (ジャパンネット銀行は無料) |
200円 |
PayPay残高 | 無料 | - |
メルペイ残高 | - | 無料 |
配送料金
続いては配送料金(送料)についてです。配送料金/送料に関しては、どの配送方法を選択するかという点でも違いがでてきます。PayPayフリマとメルカリでは、それぞれどのような配送方法を選ぶことができるのでしょうか。
下記ではそれぞれで選べる配送方法と、送料を記載しています。ご確認ください。
PayPayフリマの場合
PayPayフリマで選べる配送方法とその送料です。ネコポスなどの送料はメルカリと同じですが、宅急便やゆうパックに違いが出てきます。次のメルカリ項目で注目して見てみましょう。
PayPayフリマ | |
ネコポス | 195円 |
宅急便コンパクト | 380円 |
宅急便 | 60サイズ:600円 80サイズ:700円 100サイズ:900円 120サイズ:1,000円 140サイズ:1,200円 160サイズ:1,500円 |
ゆうパケット | 175円 |
ゆうパック | 60サイズ:600円 80サイズ:700円 100サイズ:900円 |
メルカリの場合
メルカリの配送方法とその送料です。宅急便やゆうパックなどを見ると、PayPayフリマよりも高く料金設定がされているのが分かります。送料を安くしたいのであれば、PayPayフリマの方がお得です。
しかし、大きい家具などの商品はメルカリでないと配送することができません。注意点として覚えておくべきでしょう。
メルカリ | |
ネコポス | 195円 |
宅急便コンパクト | 380円 |
宅急便 | 60サイズ:700円 80サイズ:800円 100サイズ:1,000円 120サイズ:1,100円 140サイズ:1,300円 160サイズ:1,600円 |
ゆうパケット | 175円 |
ゆうパック | 60サイズ:700円 80サイズ:800円 100サイズ:1,000円 |
「PayPayフリマ」と「メルカリ」のサービス内容の比較~使い方/機能~
PayPayフリマとメルカリの料金について、上記では記載しました。販売/振込手数料の違い。そして配送方法が同じでも、送料に少し違いが出る事を覚えておきましょう。
続いては、PayPayフリマとメルカリの”使い方”の比較をおこないます。出品方法などの使いやすさは、どちらの方が上なのか。人によって感じ方は異なると思いますが、使いやすさは下記の内容を参考としてください。
出品の仕方
使いやすさで特に重視するポイントは、”出品”の流れと”支払い方法”になります。まずは出品の流れを確認してみましょう。
PayPayフリマ
PayPayフリマは、画面したにあるメニューの+マークをタップすることで出品が可能です。使いやすさとしては特別気になる点はないように思えます。改良を続けてきて、今ではメルカリと大きな差はありません。
メルカリ
メルカリでは、パソコンとスマホ双方出品ボタンを選択すれば出品作業に入ることができます。使いやすさとしてはスマホの方が上です。
スマホだと、出品作業が途中でも”下書き”として保存することができます。
購入者の支払い方法
次に比較するのは、PayPayフリマとメルカリで選択できる支払い方法です。下記表を見ると、支払い方法圧倒的にメルカリの方が対応しているものが多いです。
PayPayフリマはPayPayかクレジットカードでないと、現時点では支払いができません。おそらく今PayPayフリマがあまり使用されていないのは、この支払い方法の少なさが大きな原因でしょう。
クレジットカードを持っていない方も多いので、使いやすさとしてはマイナスポイントです。その点、メルカリは対応している支払い方法が多いので安定の使いやすさです。
お支払い方法 | PayPayフリマ | メルカリ | 手数料 |
PayPay残高 | ◯ | - | - |
メルペイ残高 | - | ◯ | - |
クレジットカード | ◯ | ◯ | - |
コンビニ支払い | - | ◯ | 100円 |
キャリア決済 | - | ◯ | 100円 |
ATM支払い | - | ◯ | 100円 |
Apple Pay | - | ◯ | - |
売上金の振込方法と使い道
売上金の使い道としては、電子マネーとして見るならPayPayの方が上と言えます。通常に銀行振込なら大きな差はありませんが、それぞれの電子マネーを重視するとPayPayの方が使いやすさは上です。さまざまな店舗で使えるのでおすすめできます。
サービスの使いやすさ
サービスの使いやすさでいうと、やはりユーザー数の多いメルカリに軍配が上がるかもしれません。フリマアプリを利用する方はやはり、「物を売りたい/欲しいものをゲットしたい」というのを重視しているでしょう。
そのため、ユーザー数はサービスの使いやすさに直結するのです。
サポート制度の内容
サポート制度は、メルカリの方が充実しています。PayPayフリマは、サポートの適用回数が1年に1度までと極端に少ないのです。補償金額も1万円相当までと決まっていますし、この内容では安心できません。
価格交渉機能
フリマアプリなので、やはり価格交渉は付き物です。PayPayフリマだと、”価格の相談”というボタンで金額を入力することで値下げ交渉ができます。シンプルでやり取りも最低限なので、ここは便利です。
メルカリはコメント欄でのやり取りなので、マナーの悪いユーザーと遭遇して神経をすり減らすといったこともよくあります。
「PayPayフリマ」と「メルカリ」はどちらがおすすめ?
販売/振込手数料の違いや使いやすさなど、さまざまな点を比較しました。これらの情報を踏まえて、最後に”どちらがおすすめか?”という点をお話したいと思います。
PayPayフリマがおすすめの人
PayPayアプリがおすすめなのは、”PayPayを普段利用している人”です。ユーザー数はまだ少なく、使いやすさもまだ不安定なPayPayフリマです。しかし、売上をそのままPayPayの残高にできるのは便利です。
PayPayは、決済サービスとしてはとても有名で対応店舗も多いです。そこを活かして使うのが良いでしょう。
メルカリがおすすめの人
メルカリがおすすめなのは、”売り上げ重視/サポート重視”の方です。メルカリはユーザー数が多いので、売り上げを伸ばすならPayPayフリマよりはメルカリでしょう。
また、サポートもPayPayフリマより充実しているので、比較的安心して出品・買い物ができます。
まとめ
今回の記事ではPayPayフリマとメルカリの違いを比較しました。サービス内容や使いやすさはそれぞれ把握できたでしょうか。似たようなサービスでも、手数料やサポートなど異なる点はたくさんあります。
ほかにもさまざまなフリマアプリが存在するので、ぜひ自分なりに比較をおこなって、適したフリマアプリを見つけ出してみてください。