Brydgeが「iPad Pro」用のトラックパッド搭載のキーボード「Brydge Pro+」を発売することを発表しました。発売開始される「iPad Pro」用のトラックパッド搭載のキーボード「Brydge Pro+」は2月後半に出荷される予定となっています。
「Brydge」がCES 2020の開催に先駆け、2020年に発売する新製品のiPad Pro用トラックパッド搭載のキーボードを発売することを発表しました。「Brydge」はiPadやSurface向けの外付けBluetoothキーボードを提供している企業です。
「Brydge」は、2020年に「Surface Go」や「Surface Pro X」向けモデルとなるキーボードのほか、トラックパッドを搭載したiPad Pro用キーボードなど、複数の製品が発売を予定しています。
2020年に発売する新製品のiPad Pro用トラックパッド搭載のキーボード「Brydge Pro +」は、iPad Pro 11インチモデルやiPad Pro 12.9インチの第3世代モデルで使用することができます。
2020年に発売予定のトラックパッド内蔵のiPad Pro用キーボード「Brydge Pro+」の2種類のモデルの販売価格についてご紹介しておきましょう。
「Brydge Pro+」の販売価格は、11インチ用モデルが199.99ドル、日本円にて約21,600円の価格設定となっており、12.9インチ用モデルについては229.99ドル、日本円で約24,900円となる予定となっています。
「Brydge Pro+」の受付開始については、受付が近日中に開始され、リリース段階で500台が、2月後半に出荷されることとなっています。その後、3月後半より再度出荷予定となっています。
トラックパッド内蔵のiPad Pro用キーボード「Brydge Pro+」の特徴についてみていきましょう。
「Brydge Pro+」のキーボードの特徴は、「Brydge Pro+」のヒンジ部に「Surface Pro」や「iPad」を挿し込んでセットすることで、まるでラップトップスタイルのPCを利用することができる点となります。
「Brydge Pro+」のキーボードは、ディスプレイ画面を開く角度についてもユーザーの好みで自由に調整可能となっており、ソファでくつろいでる時など膝の上などの不安定なところでもPC作業をすることができます。
また、「Brydge Pro+」のトラックパッドについては、iPadOSの「Assistive Touch」設定を変更することで、マルチタッチ操作が可能となる点も大きな特徴といえます。
「Brydge Pro+」のトラックパッドでは、3本指タップでアプリ一覧を表示することができ、右下もしくは左側をタップするとホーム画面を表示することができます。
そのほか、「Brydge Pro+」のトラックパッド画面を、二本指で上にスワイプすることでドックが表示されます。
「Brydge Pro+」のキーボードのもう一つの特徴として、明るさを3段階に調整することができるバックライトが内蔵されている点があります。
なお、「Brydge Pro+」では、「iPad Pro」との通信に「Bluetooth 4.1」を利用して通信を行うとしています。
また「Brydge Pro+」のバッテリーは、長期間利用できるのがメリットとなっており、1回のフル充電により、約3カ月間使用することができるとのことです。
「Brydge」では「iPad」OS向けに単体のトラックパッドの発売を行うことも発表しています。「iPad」OS向けに発売される単体のトラックパッドについても、iPadシリーズ用キーボードと組み合わせて、マルチタッチ操作を行うことが可能となっています。
「Brydge」では、iPadOS向けの「iPadOS Trackpad」や、MacBook Airと16インチ MacBok Pro向けの新しい垂直ドックなど、複数の拡張ドックについても、2020年前半に発売予定となっています。
Appleは、日本での「Brydge Pro+」の販売時期については、現段階では発表されておらず、「Brydge Pro+」の販売予定は未定となっています。