Windows PCでは「名前を付けて保存」をショートカットキーを使って開くことができます。この記事では、「名前を付けて保存」のショートカットキーを覚えおくと便利な理由と、よく使うアプリの「名前を付けて保存」のショートカットキーをご紹介します。
Windows10で文書や画像などのファイルを作成して、作業が一段落して保存するときに、ウィンドウの上のツールバーから「名前をつけて保存」をクリックしている方も多いことでしょう。この方法でももちろん、ファイルの「名前を付けて保存」はできます。しかし、「名前を付けて保存」のショートカットキーがあるのはご存知でしょうか。
この記事では、覚えておくととても便利な「名前を付けて保存」のショートカットキーについて詳しく解説します。
「名前をつけて保存」のショートカットキーを覚えておくとどのようなときに便利なのでしょうか。
「名前を付けて保存」のショートカットキーには2種類あります。1つ目は押すとその都度「名前を付けて保存」のダイアログが表示されるショートカットキーです。2つ目はまだ保存していないファイルを保存するためにショートカットキーを押すと、1回目は「名前を付けて保存」が、2回目以降は上書き保存できるショートカットキーです。
いつでも「名前を付けて保存」ができるショートカットキーを使えると、同じファイルを何度も違うファイルとして保存したいときに便利です。2回目以降は上書き保存されるショートカットキーを使えると、編集途中で万が一のことを考えて頻繁に上書き保存したいときに便利です。
上書き保存するショートカットキーを使えれば、上書き保存したいときに作業の手を止めてマウスでメニューを開かなくても、ショートカットキーを押すだけです。作業の流れを止めることなく上書き保存できます。
それでは実際に「名前を付けて保存」開くショートカットキーについて解説します。まずはExcel、Word、PowerPointのOffice製品のショートカットキーについてです。
ExcelやWord、PowerPointは押すとその都度「名前を付けて保存」のダイアログが表示されるショートカットキーと、上書き保存もできるショートカットキーの2種類あります。
Excelなどでその都度「名前を付けて保存」を開くためのショートカットキーは「F12」です。
ExcelなどのOffice製品は作業の途中で「F12」のショートカットキーを押せばいつでも「名前をつけて保存」が開きます。
1回目は「名前を付けて保存」が開いて、2回目以降は上書き保存されるショートカットキーは「Ctrl+S」です。
こちらは作業の途中で上書き保存したいときにこまめに押せるショートカットキーでとても便利です。
ExcelなどのOffice系以外のアプリの「名前を付けて保存」のショートカットキーはどれを使えばいいのでしょうか。特によく使うアプリのショートカットキーをご紹介します。
ペイントで「名前を付けて保存」を開くためのショートカットキーは「F12」です。
「F12」のショートカットキーを押すといつでも「名前を付けて保存」のダイアログが開きます。また、1回目は「名前を付けて保存」、2回目以降は上書き保存したいときには「Ctrl+S」です。
ペイントでの作業の途中で上書き保存したいときには「Ctrl+S」を押せば、簡単に上書き保存できます。
メモ帳やペイント3Dでは「F12」やのショートカットキーでは「名前を付けて保存」や上書きができません。メモ帳やペイント3Dで「名前をつけて保存」を開くときには、「Ctrl+Shift+S」のショートカットキーを押します。
メモ帳では「Ctrl+Shift+S」のショートカットキーを押せば必ず「名前を付けて保存」が開きます。なお、上書き保存したいときには、他のアプリと同じように「Ctrl+S」のショートカットキーで上書き保存できます。