OneDriveを賢く活用すれば、インターネットを使っていつでもどこでもファイルを閲覧・編集・ダウンロード・共有することが可能です。実際に、OneDrive上に保存したファイルをどのように共有したり、ダウンロードするのでしょうか。その方法を説明します。
「OneDrive(ワンドライブ)」とは、Microsoft社がサービス提供するオンライン・クラウドストレージです。
これまでは、自分で作成したデータは、自分で物理メディアに保存し、自分で管理したり、物理メディアを仲間に渡して共有していました。
しかし、今の時代は、データをインターネットのサーバ側に保管し、いつでもどこでもそのサーバーに接続すればそのファイルをダウンロード・変更・ファイル共有できる時代になりました。
サーバーにデータ保管する際、データ送信した保管場所が見えないため、クラウド(空の雲)ストレージと呼びます。OneDriveもこの方法を用いたサービスです。
たくさんの写真や動画でメモリカードがすぐにいっぱいになります。
そんなときは、OneDriveに写真や動画を移して、一か所にまとめれば、インターネット環境さえあれば写真や動画を見るのもダウンロードするのも簡単になります。
また、OneDriveを利用すれば他の人とインターネットで写真や動画を共有することも簡単に行えます。OneDrive上のファイルを共有された友人も簡単にファイルをダウンロードすることが可能です。
OneDriveは現在、無料で5GBまで使用することができます。何度OneDriveを使っても、ダウンロードをしても無料です。
しかし、5GBでどれだけのファイルが保管できるのでしょうか?
公式サイトに表がありました。
当分の間は、不便なく使える容量が無料で用意されていますね。
また、Office365 Soloを使用している場合は、1TBが増量されます。こうなると、もう容量は気にせずいられますね。
また、OneDriveの容量のみ購入したい場合は、50GB増量で、月額249円(2018/12現在)となっています。
常時ネット接続時代ですので、Microsoftが管理している安全で便利なクラウドストレージを無料~安価で利用できるのは助かりますね。
OneDriveは、Microsoftが管理しているので、パソコンでしか使えないのでしょうか?
Microsoft社は、パソコンのOS「Windows」を開発した会社ですが、パソコンだけでなく、タブレット、スマートフォンからも簡単にOneDriveにアクセス・共有ファイルのダウンロードをすることが可能です。
では、どのようにOneDriveに保存したデータをダウンロードすればよいのでしょうか?
まずは、パソコンで「OneDrive」と検索し、Microsoft公式サイトからOneDriveをダウンロード、または、ブラウザ上からアカウントの設定を行いましょう。
次にログイン・サインインを行いましょう。
アカウント初回登録時に登録したメールアドレス・電話番号・Skypeを入力し、次の場面でパスワードを入力します。
すると、ブラウザ上でOneDriveのクラウド上のフォルダを見ることができます。
このOneDriveフォルダに保存したいときはどうしたらよいのでしょうか?
OneDrive画面は、いつも使っているエクスプローラと考えて問題ありません。いつものように、パソコン上にあるファイルをドラッグ&ドロップすることで、簡単にクラウド上に保存することが可能です。
では、OneDriveのクラウドに保存されているファイルをどのようにダウンロードできるのでしょうか?
これも、いつも使っているエクスプローラーと同じ方法です。
上記の写真のように、ダウンロードしたいファイル上で右クリックし、「ダウンロード」をクリックすることでダウンロード完了です。
先ほどの手順でダウンロードをクリックした結果、パソコンの「ダウンロード」フォルダに写真ファイルがダウンロードされていることが確認できます。
クラウドストレージと聞くと、難しそうと思ってしまいますが、OneDriveの操作方法はいつも使っているパソコン内フォルダと変わりはありません。
今回は、写真ファイルでしたが、動画でもデータファイルでも同じようにOneDrive上に保存・ダウンロードが可能です。
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