偽アプリの見分け方!インストール前後に気を付けることは?

内容をよく確かめもせずにアプリをインストールしたら実は偽アプリだった・・・。そのような偽アプリによる被害が急増しています。偽アプリはいくつかの注意点を踏まえることにより回避できます。この記事では偽アプリの見分け方・気を付けるべき注意点について解説します。

目次

  1. 1偽アプリとは?
  2. 本物のアプリと誤認させる悪質なアプリ
  3. 2偽アプリのインストール前の見分け方
  4. 制作者と開発元
  5. 口コミやレビュー
  6. 権限/許可
  7. 3偽アプリの被害にあわない為に気を付けること/注意点
  8. 公式からインストール
  9. スマホ/タブレットのセキュリティーを設定
  10. 不審なメッセージに注意
  11. 4偽アプリの侵入経路
  12. ネット広告や投稿
  13. SMS
  14. 人気アプリに偽装
  15. 5偽アプリの対策方法
  16. OSアップデート
  17. セキュリティアプリでのスキャン
  18. アプリの自動更新
  19. 終わりに
  20. 合わせて読みたい!アプリに関する記事一覧

偽アプリとは?

私たちは日常生活において、普段から無料・有料問わず大量のアプリをインストールして活用しています。困ったことがあればアプリを検索し、解決策になるアプリをインストールします。

偽アプリはそんな何気なくインストールするアプリの中に紛れ込み、私たちのスマホやタブレットに侵入してきます。

本物のアプリと誤認させる悪質なアプリ

偽アプリとは「開発元やサービス名を巧妙に偽り、本物に見せかけてインストールを促して端末に入り込み、個人情報を狙う悪質なアプリ」の事を指します。不正アプリとも呼びます。

いかにもまともそうなアプリの名前や開発元を装っているので、よく見ないと私たちは偽アプリと気づかずインストールしてしまいます。偽アプリがインストールされると、スマホから個人情報を取得されてしまい、利用者が望まない目的で使用されてしまいます。

偽アプリの被害には次のようなものがあります。
 

  • 住所・パスワードなど個人情報の流出
  • 連絡帳の流出
  • 他者の遠隔操作によるSMSや電話の利用
  • ウイルス感染
  • 財務データ等重要書類の流出

偽アプリによる個人情報、連絡先、パスワードの流出はどんどん増えているので、私たちは正規アプリと偽アプリの見分け方を知る必要があります。

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偽アプリのインストール前の見分け方

偽アプリは超有名な正規アプリさえも堂々と利用し、インストールを促します。そのため、見分け方を知り、自分が良く知っているビッグタイトルのアプリでさえもうかつにインストールをせず、気を付ける必要があります。

いくつかの注意点を踏まえれば、偽アプリに気づくことができます。見分け方のポイントは「制作者と開発元」「口コミやレビュー」「権限/許可」です。では1つずつ見てみましょう。

制作者と開発元

偽アプリの見分け方の1つ目は、製作者・および開発元を確認することです。偽アプリの開発元はいかにもありそうな会社の名前が記載されていますが、良く調べると全く情報のない会社名だったりします。

このように開発元は「偽アプリかも?」と気を付ける判断材料として大きいものです。注意点としては実際にもっともらしいホームページが出てくる手の込んだ偽アプリも存在すること。そうすると「開発元もちゃんとしてるな」と騙されてしまいます。

今は簡単に1ぺージのホームページが作れてしまう時代。あくまで製作者・開発元は判断基準の1つとしておきましょう。

口コミやレビュー

2つ目の見分け方は「口コミやレビュー」を確認することです。口コミやレビューが多数投稿され、評価が高い場合、そのアプリは信頼性があります。

レビューの数は多くの人に利用され、満足しているかどうかを判断するのに有効です。逆にそれが偽アプリであれば、そのような口コミやレビューがほとんどない場合が多いです。

口コミやレビューはインストール画面では最新の数件しか見られません。インストール前にざっと目を通す癖をつけましょう。

Google Play Storeなら「すべてのレビューを表示」、App Storeならレビュー横の「すべてを表示」からすべてのレビューが見られるようになります。

また、口コミやレビューがある場合でも、その内容を確認しましょう。偽アプリの場合はインストールした人が警告としてレビューに「これは危険です」「偽アプリです」などと投稿している可能性もあります。

権限/許可

3つ目の見分け方は自分のスマホやタブレット端末にアプリをインストールする際の「利用権限の許可」で確認する方法です。

Android端末はアプリをインストールする際に「このアプリがスマホの〇〇を利用することを許可しますか?」と権限を求める注意事項が表示されます。

アプリのインストールに慣れてくると、この利用権限を適当に許可してしまいがちです。しかし、毎回権限を許可するかどうかをスマホ任せにせず、自分でも気を付ける癖を身に着けましょう。

アプリの権限の許可はジャンルに分けられています。以下がその主なリストです。

  • SMS
  • カメラ
  • カレンダー
  • マイク
  • 現在地
  • 連絡先
  • 電話

「SMS」「現在地」「連絡先」などは特に個人情報として権限を許可する際に気を付けるべき項目です。「あれ?このアプリは明らかに連絡先を利用する必要はないはずなのに・・・」と思ったら、要注意です。

不正にそれらの情報を利用される可能性があります。このように、権限を許可する段階で怪しいと思ったら偽アプリの可能性があります。

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