「HP Chromebook×360 14」のレビューを紹介!
今回は話題の新作パソコンの「HP Chromebook×360 14」のレビューをご紹介していきます。今回は「HP Chromebook×360 14」のスペックや性能ベンチマーク、必要に応じて変えるタイプ、また他のパソコンとの比較などを詳しくご紹介をします。
目次
- 1「HP Chromebook×360 14」の特徴
- ・Chrome OSを搭載したノートパソコン
- ・必要に応じて4タイプの使い分けができる
- 2「HP Chromebook×360 14」のスペック
- ・スペック一覧表
- ・デザイン
- 3「HP Chromebook×360 14」のバリエーション
- ・エグゼクティブモデル
- ・スーペリアモデル
- ・HP Chromebook x360 14b
- 4「HP Chromebook×360 14」の性能
- ・性能
- ・ベンチマーク
- 5「HP Chromebook×360 14」の同封品/特典
- ・同封品
- ・特典
- 6「HP Chromebook×360 14」のレビュー
- ・動作の軽さ
- ・OS
- ・ディスプレイ
- ・キーボード
- ・スピーカー
- 7「HP Chromebook×360 14」と他のノートPCとの比較
- ・他のCore i5を搭載したノートPCとの比較
- 8「HP Chromebook×360 14」がおすすめの人
- ・インターネットをよく利用する人
- ・サブのノートPC/タブレットが欲しい人
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!PCに関する記事一覧
「HP Chromebook×360 14」の特徴
今回は、今話題となっているChromebookの中でも特に注目度の高い「HP Chromebook×360 14」についてご紹介をしていきます。
「HP Chromebook×360 14」の特徴としては、14インチのフルディスプレイを搭載した2-in-1タイプのChrome OS搭載ノートパソコンです。
本体が非常に薄くボディの質感の高さや高性能のCPUを搭載しているため、見ていても使っても品質の高さが伺えます。
Chrome OSを搭載したノートパソコン
「HP Chromebook×360 14」とは、前述もしましたが、OSはChrome OSを搭載しているパソコンです。パソコンと言えばWindowsという概念がある人も多いはずですが、近年急速にこのChrome OSが復旧し始めています。
とは言え、まだまだ世界でのWindowsのシェアは85%超えですが、Chorome OSは0.3%前後でお世辞にも存在感は大きいとは言えません。
ですが、Chrome OSはブラウザでの作業が得意で、且つパソコンを製造しても比較的相場よりは安価に製造ができるため、HPをはじめ有名企業がChrome OSを採用したパソコンの製造に取り組み始めています。
必要に応じて4タイプの使い分けができる
「HP Chromebook×360 14」は必要に応じて4タイプの使い分けができる特徴を持っています。
具体的にはキーボードを背面まで折りたたんだタブレットタイプ、キーボード面を寝かせて利用するディスプレイタイプ、2つ折りのテントタイプ、最後に従来に利用方法のパソコンタイプ。
以上のように必要に応じて4つのタイプで利用できるという大きな特徴を持っているのも「HP Chromebook×360 14」の魅力と言えます。
こんなにバリエーションは必要ないと感じる人でも、使っていくうちに必要がないどころか、バリエーションの豊富さに必要性を感じることでしょう。
「HP Chromebook×360 14」のスペック
ここからは、「HP Chromebook×360 14」のスペックを詳しくご紹介をしていきます。「HP Chromebook×360 14」には二つのモデルと二つのキーボードタイプが設けられています。それぞれのモデルごとのスペックをご覧ください。
スペック一覧表
「HP Chromebook×360 14」のスペックを表にしてご紹介をします。「HP Chromebook×360 14」にはスーペリアモデルとエグゼティブモデルがあり、それぞれにUSキーボードと日本語キーボードの設定があります。
スーペリアモデル | スーペリアモデル (日本語キーボード) |
エグゼクティブモデル | エグゼクティブモデル (日本語キーボード) |
|
OS | Chrome OS | |||
CPU | インテル Core i3-8130U プロセッサー (2.20GHz-3.40GHz, インテル スマートキャッシュ 4MB) |
インテル Core i5-8250U プロセッサー (1.6GHz-3.4GHz, インテルスマートキャッシュ 6MB) |
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カラー | セラミックホワイト & クラウドブルー | |||
メモリ | 8GB(8GB×1) DDR4-2133MHz(最大8GB) | |||
ストレージ | 64GB eMMC フラッシュメモリ | |||
Web カメラ | HP Wide Vision HD Webcam(約92万画素) | |||
内蔵無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 | |||
グラフィックスタイプ | インテル® UHD グラフィックス 620(プロセッサーに内蔵) | |||
ディスプレイ | 14.0インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) |
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キーボード | バックライトキーボード (US配列) |
バックライトキーボード (日本語配列) |
バックライトキーボード (US配列) |
バックライトキーボード (日本語配列) |
インターフェイス | USB3.1 Gen1 ×1、USB Type-C™ 3.1 Gen1 ×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | |||
オーディオ | B & O Playデュアルスピーカー、内蔵デュアルマイク、音量調整ボタン付き | |||
セキュリティ | サンドボックス、確認付きブート、暗号化eMMC フラッシュメモリ、 復元モード、セキュリティロックケーブル用スロット、TPM |
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サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約 325×225×14(最薄部)-16.5(最厚部)mm | |||
質量 | 約 1.6kg | |||
バッテリ駆動時間 | 最大 13.5 時間 | |||
出荷時から利用可能なサービス | Google Chrome Google Play ストア Google ドライブ Gmail Google カレンダー 連絡先 Google フォト Google マップ YouTube Google ドキュメント Google スプレッドシート Google スライド Google ハングアウト Google Keep Google ショッピング Google Play ミュージック Google Play ムービー& TV Google Play ゲーム Google Play ブックス 描画キャンバス その他 |
デザイン
「HP Chromebook×360 14」はハイスペックなパソコンですが、実はデザインにも抜かりはありません。「HP Chromebook×360 14」は機能性とデザイン性を兼ね揃えるパソコンです。
ディスプレイ
「HP Chromebook×360 14」のディスプレイサイズは14インチの1920×1080のフルハイビジョンです。ディスプレイサイズに関しては、「ちょうどいい」印象のスペックで且つデザインです。
MacBookの場合、13インチと15インチのデザインとなるので、ちょうどその中間のデザインのスペックということになります。
元々「HP Chromebook×360 14」は解像度が比較的高いスペックですので14インチのディスプレイで使用をすると、ディスプレイサイズも相まって綺麗な映像を堪能できるデザインとなっています。
カラーバリエーション
「HP Chromebook×360 14」のカラーバリエーションは”セラミックホワイト&クラウドブルー”の一色のデザインの設定です。
「HP Chromebook×360 14」に関しては、逆に少ないデザインのカラーバリエーションで、デザイン展開をしている点がプレミアム感を演出しています。
「HP Chromebook×360 14」のバリエーション
ここからは、「HP Chromebook×360 14」のモデルのバリエーションをご紹介をしていきます。
エグゼクティブモデル
「HP Chromebook×360 14」のモデルのバリエーションは2種類あります。そのうちの一つが「エグゼクティブモデル」です。このエグゼクティブモデルのCPUはCore i5を採用している上級モデルとなります。
Core i5搭載モデルは仕事などでハードに使う方に人気のあるモデルですが、Core i5が搭載されているパソコンの中でも「HP Chromebook×360 14」はパソコン全体の市場でいうと比較的安価で手に入る点も魅力です。
スーペリアモデル
Core i5を採用しているエグゼクティブモデルの他に、エントリーモデルとして販売されているのがスーペリアモデルです。
このモデルのUPUはCore i3で、Core i5と比べると性能はやや劣りますが、普段使いでは十分な性能です。
HP Chromebook x360 14b
HPのChromebookではコンフォートモデルも扱っています。HP Chromebook x360 14bという機種で、立ち位置としては廉価版のパソコンです。
たまにメールを使う、たまに動画を見るなどハードな使い方をしない人におすすめの機種です。パソコンの性能面では劣りますが搭載されている高性能なOSは同じですので、Chromebookを十分に楽しむことができる機種です。
「HP Chromebook×360 14」の性能
ここからは、「HP Chromebook×360 14」の具体的な性能について詳しくご紹介をしていきます。
性能
今回ご紹介をする性能面は2つの性能を見ていきます。一つ目はバッテリーについて、二つ目は起動時間についてご紹介をします。
バッテリー駆動時間
「HP Chromebook×360 14」のバッテリーの駆動時間は長いです。重たい作業さえしなければ10時間連続で利用できるほどバッテリーが長持ちする点が特徴です。
起動時間
パソコンを起動するときに必ずと言っていいほど起動時間が気になると思います。起動時間は短い方がいいと思いますが、「HP Chromebook×360 14」に関しても起動時間は短くすぐに作業に入ることができる特徴があります。
他のPCと比較しても「HP Chromebook×360 14」の起動は早くストレスがありません。起動時間に関して言えば起動のトップクラスです。
ベンチマーク
ここからは、二つのベンチマークソフトを使ったベンチマーク計測を行い、そのベンチマークの結果をご紹介していきます。
Google Octane 2.0
「HP Chromebook×360 14」のベンチマークの一つ目はGoogle Octane 2.0によるベンチマークです。
このベンチマークはJavaScritの処理速度を計測するベンチマークで数値は「34847」でした。3万円台のエントリーモデルがスコア10000万台のベンチマークですので、ハイスコアを出していることがわかります。
GeekBench 5
GeekBench 5のベンチマークではCPUの性能を数値化したものです。シングルスコアは921、マルチスコアは2938とこちらも高い数値のベンチマークをマークしていると言っていいでしょう。
「HP Chromebook×360 14」の同封品/特典
ここからは、「HP Chromebook×360 14」の付属品や特典がどのような内容のものになっているかご紹介をしていきます。
同封品
「HP Chromebook×360 14」の同封されている付属品は、スマートACアダプター、電源コード、保証書が同封されています。
特典
「HP Chromebook×360 14」の購入者特典として、Google Oneサービスの1年間無料特典がついてくる嬉しいキャンペーンを行っています。終了時期が未定の特典のため、注意が必要です。
「HP Chromebook×360 14」のレビュー
ここからは、「HP Chromebook×360 14」のレビューをご紹介していきます。ここでは「HP Chromebook×360 14」がどのようなスペックなのか、実際の評価もレビューも交えてご紹介をしていきます。
文中では細かい部分を指摘はしましたが、トータルで考えれば良モデル。このラインのモデルが実売5万強で国内で買える日が来たんだな、と。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) January 26, 2020
[かぶ] HP Chromebook x360 14bレビュー。国内個人ユーザーにとって恵まれた時期に生まれた「少し上のスタンダードモデル」。[PR] https://t.co/Ljvmdi5ZuW
コンフォートモデルの「HP Chromebook×360 14b」のレビューをまとめているサイトもありますので、ぜひご覧ください。
動作の軽さ
レビューの一つ目です。Core i5のモデルを選ぶことで軽い動作のパソコンを手にすることができます。
Core i3も悪くはないですが、当然ですが、Core i5の処理速度に比べるとどうしても劣る部分がありますので、心地のいい動作を求めるならばCore i5一択となりそうです。
OS
レビューの二つ目はChrome OSに関しては、Androidスマホユーザーならばすぐに使いこなせるUIとなっています。また、パソコンユーザーの普段利用するサービスは、何かとGoogleが運営しているサービスを利用することも多いはず。
Googleに依存しているユーザーほどChrome OSの使いやすさを実感できるはずです。基本的にはストレージはクラウドになりますので、本体にたくさんのデータを入れることも少ないことを考えれば、購入を検討するに値する機種と言えます。
ディスプレイ
レビューの三つ目はディスプレイについてです。ディスプレイは14インチのフルHD仕様です。使い慣れている解像度のディスプレイで誰もが安心して利用できるという利点があります。
キーボード
レビューの四つ目はきーぼーどについてです。このキーボードは14インチパソコンということもあり、小さすぎないボディサイズのため、キーピッチも意外と十分に設けられています。
打鍵感もうるささを感じることはなく、静かにパチパチと響く使い心地のいい打鍵感となっています。
スピーカー
スピーカーに関してはステレオスピーカーを搭載しているため広がりのある音を出しますが、パソコンでありがちな高音域が出やすい仕様です。低音は感じないものの普段使いには全く問題のない範囲で快適に使用できるはずです。
「HP Chromebook×360 14」と他のノートPCとの比較
ここからは「HP Chromebook×360 14」と他のCore i5を搭載したノートパソコンとの比較をご紹介していきます。
他のCore i5を搭載したノートPCとの比較
「HP Chromebook×360 14」と比較をする端末は、MacBook AirとASUS Chromebook Flip C434TA-AI0115です。
MacBook Air
一つ目の比較ですが、同じクラスのCPUを搭載しているとは言え、他のハード面の作り込みで処理速度が変わってきますが、「HP Chromebook×360 14」とMacBook Airではさほど処理速度に大きな差を感じません。
MacBook Airの方が早く感じますが、「HP Chromebook×360 14」も価格を考えると十分頑張っていると思えるくらいの実力があります。
ASUS Chromebook Flip C434TA-AI0115
二つ目の比較ですが、ASUS Chromebook Flip C434TA-AI0115と比較をすると同じCore i5を搭載している機種ですが、圧倒的に「HP Chromebook×360 14」の方が早いです。
元々のモデルの差異もありますが、「HP Chromebook×360 14」はコスパが高いことがよくわかる結果でした。
「HP Chromebook×360 14」がおすすめの人
ここからは、「HP Chromebook×360 14」がどのような人におすすめか詳しくご紹介をしていきます。
インターネットをよく利用する人
「HP Chromebook×360 14」がおすすめの人は、普段からインターネットの使用頻度が高い人におすすめです。
ネットサーフィンやyoutubeの視聴もいずれもGoogleのサービスですしそれだけで「HP Chromebook×360 14」を選択する理由が生まれます。
ちょっとした動画編集や画像編集、ブログ記事作成なども、この「HP Chromebook×360 14」で十分賄うことができるはずです。
サブのノートPC/タブレットが欲しい人
「HP Chromebook×360 14」は、サブPCとして活用するのも良さそうです。デスクトップのメインのマシンで重たい作業はしつつ、簡単な作業のときには「HP Chromebook×360 14」を使うことを想定して使用する方法もあります。
また、「HP Chromebook×360 14」はタブレットタイプにもなりますので、楽な姿勢で楽しむこともできるパソコンです。
まとめ
今回は「HP Chromebook×360 14」のレビューやスペックの紹介や比較やデザイン・また起動の速度をご紹介してきました。
必要に応じてタイプを変えることもでき、必要がなければ従来のキーボードタイプで利用するなど、「HP Chromebook×360 14」はとても興味深いデザインのパソコンですので、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。