Microsoft Compatibility Telemetryが重い時の無効化にする方法を解説!

Windowsの動作が重いと感じたときの原因の一つに「Microsoft Compatibility Telemetry」があることがあります。「Microsoft Compatibility Telemetry」を無効化する方法を解説していきます。

Microsoft Compatibility Telemetryが重い時の無効化にする方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1Microsoft Compatibility Telemetryが重い時の無効化にする方法
  2. Microsoft Compatibility Telemetryとは
  3. Windowsが重たい際に無効化や停止しても大丈夫?
  4. Microsoft Compatibility Telemetryを無効化/停止する方法
  5. 最後に

Microsoft Compatibility Telemetryが重い時の無効化にする方法

Windowsのプロセスの「Microsoft Compatibility Telemetry(compattelrunner.exe)」が原因でWindowsの動作が重いと感じることがあります。

Microsoft Compatibility Telemetryとは

字面からMicrosoftがWindowsの何かしらに必要なものだということは分かっても、役割が何なのかわからない人も多いでしょう。

役割は?

「Microsoft Compatibility Telemetry」とは、Windowsの不具合・エラーの情報を収集し、Microsoftへ送信するためのプログラムファイルです。

これは送信した不具合やエラーのデータをもとにバグなどの修正をおこなうためのプログラムです。個人情報などのプライベート情報が送信されることはありませんので、その点は安心してください。

Windowsが重たい際に無効化や停止しても大丈夫?

その「Microsoft Compatibility Telemetry」が、タスクマネージャー上で確認したときにディスク使用率が高くなっていることがあります。

削除は不可

重いならいっそのこと「Microsoft Compatibility Telemetry」を削除してしまえば良いのでは、と考える人もいるかと思います。しかし、ユーザビリティ改善のために必要なプログラムなため削除することはできないようになっています。

ディスク使用率やCPU使用率が高いときはどうする?

「Microsoft Compatibility Telemetry」は削除できない程度には必要なプログラムではあるものの、Windowsを動かすために必要なプログラムではありません

そのため、無効化しても大きく影響を受けることはありません。ディスク使用率やCPU使用率が高い場合は「Microsoft Compatibility Telemetry」を無効化しましょう。

Microsoft Compatibility Telemetryを無効化/停止する方法

「Microsoft Compatibility Telemetry」を無効化/停止する方法の説明に移ります。

タスクスケジューラから停止

基本的に、「Microsoft Compatibility Telemetry」はWindowsの起動と同時に起動します。そのため、Windows起動時に「Microsoft Compatibility Telemetry」を起動しないよう無効化/停止します。

タスクスケジューラを起動

タスクスケジューラはスタートメニューの「Windows管理ツール」のフォルダから起動します。

「Microsoft Compatibility Appraiser」を選択

「タスクスケジューラライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「Application Experience」を順に開き、「Microsoft Compatibility Appraiser」を選択しましょう。

「無効化」をクリック

右側の操作メニューで「無効化」をクリックすれば、Windows起動時に「Microsoft Compatibility Telemetry」が起動しないようにできます。

レジストリを編集

少々上級者向けですが、レジストリを編集して「Microsoft Compatibility Telemetry」を無効化/停止することも可能です。レジストリを触る前に、一度バックアップを取っておいてください。

レジストリの値を変更する

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\DataCollection」の場所のレジストリの中にある「Allow Telemetry」の項目の「値のデータ」の下にある設定値を「0」に変更することで無効化完了です。

最後に

ディスク使用率やCPU使用率が「Microsoft Compatibility Telemetry」が原因で高くなっていてWindowsの動作が重くなっている場合は、無効化してその動きを抑えることができます。

「Microsoft Compatibility Telemetry」はユーザー側では必須項目ではありませんので、これが原因で頻繁に重い場合は無効化して快適に利用できるようにしてみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。