2021年09月22日更新
Windows10で「ポインターの精度を高める」をオフにしてマウス加速を切る方法
Windows10の設定には「ポインターの精度を高める」という項目があります。本来であればマウスポインターの精度が高まるはずですが「ポインターの精度を高める」をオンにすると却って精度が低くなることがあるので切り方を知りたいという方も少なくありません。
目次
【Windows10】「ポインターの精度を高める」をオフにしてマウス加速を切る方法
Windows10のマウスの設定には「ポインターの精度を高める」という項目があります。「ポインターの精度を高める」をオンにすると、マウスポインターの位置の精度が上がるはずです。しかし、なぜか精度が低くなり、思った位置にマウスポインターを置けなくなる場合が発生します。
特に、FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)をプレーするときに影響が大きく出るので、「ポインターの精度を高める」をオフにしたい、という声が多いようです。この記事では、Windows10で「ポインターの精度を高める」の切り方について詳しく解説します。
「ポインターの精度を高める」とはどういうこと?
Windows10の「ポインターの精度を高める」とはどういうことなのでしょうか。
ポインターの精度とは?
Windows10の「ポインターの精度を高める」とは、ポインターの動きに加速度をつけるアクセラレーションをオンにすることです。「ポインターの精度を高める」をオンにしておくと、マウスをゆっくりと動かしたときには加速度があまりつかないので、マウスポインターはマウスの動きと同じくらいだけ動きます。
マウスを早く動かすと加速度がつくアクセラレーションが働きます。すると、実際にマウスを動かした距離よりも大きくマウスポインターが動きます。
このマウスポインターの動きに加速度をつけるアクセラレーションは、高額なマウスには搭載されていることが多いのですが、価格の安いマウスには搭載されていません。そこで、Windows10側の機能として加速度をつけるアクセレーションを搭載しています。
FPSをプレーする場合などにはオフにしたほうがいい
Windows10の「ポインターの精度を高める」は、マウスの小さな動きでもマウスポインターを大きく動かす事ができるので、使い方に慣れれば便利な機能です。しかし、慣れないと思わぬ加速がついてしまい使いにくいという声があります。
また、FPSをプレーするときにはマウスポインターの位置を正確に置く必要があります。「ポインターの精度を高める」がオンになっていると、加速がついて狙った場所にマウスポインターが行かないことが多くなります。
普段は「ポインターの精度を高める」をオンにしてPCを使っていても、FPSをプレーするときだけはオフにした方がゲームのプレー精度が高まるので、オフにすることをおすすめします。
Windows10でマウスの加速度/アクセラレーションをオフにする手順
Windows10でマウスポインターを加速させるアクセラレーションを稼働させる「ポインターの精度を高める」の切り方はどうしたらいいのでしょうか。「ポインターの精度を高める」を切る方法を見ていきましょう。
「ポインターの精度高める」の切り方
Windows10で「ポインターの精度を高める」を切る方法は、Windows10の「設定」で行います。
タスクバーの左下のWindows10の「スタート」をクリックします。歯車マークの「設定」をクリックします。
「デバイス」をクリックします。
左ペインで「マウス」をクリックします。「マウス」の設定が開いたら「その他のマウス オプション」をクリックします。
「マウスのプロパティ」が開きます。「ポインターオプション」のタブを開きます。「速度」のところに「ポインターの精度を高める」があります。「ポインターの精度を高める」からチェックを外して「OK」をクリックします。
するとマウスポインターにアクセラレーションがかからなくなり、より正確な位置にマウスポインターを置くことが可能になります。
なお、「マウスのプロパティ」はWindows10の「設定」ではなく、コントロールパネルから開くこともできます。
Windows10の「スタート」から「Windowsシステムツール」>「コントロールパネル」と開きます。
「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
「マウス」をクリックします。すると「マウスのプロパティ」が開きます。