2019年03月20日更新
iPhoneのバッテリー診断方法!劣化状態をチェック!
iPhoneのバッテリーの電池持ちが悪いと感じることはありませんか?実はどれくらいの残高があるのか診断する方法があるのです。今回はそんなiPhoneのバッテリーの容量がどれくらいあるのか診断できる方法や劣化状態をチェックする方法をご紹介します。
目次
- 1iPhoneが不調の時はバッテリーを疑おう
- ・原因はバッテリーが劣化状態にあることが多い
- ・症状は?
- 2iPhoneのバッテリー劣化状態を調べる方法
- ・1,iOS診断プログラムを使用する
- ・2,Appleサポートアプリを使用する
- ・3,オペレーターに電話して診断する
- 3iPhoneのバッテリー診断方法~iOS診断プログラム~
- ・iOS11.3以降で利用可能
- ・設定アプリでの操作方法
- 4iPhoneのバッテリー診断方法~Appleサポートアプリ~
- ・Appleサポートアプリのダウンロード
- ・アプリ内での操作方法
- 5iPhoneのバッテリー診断方法~電話対応~
- ・Appleのサイトからオペレーターの電話対応を要請する
- ・Appleのサイトでの操作手順
- 6バッテリー診断アプリでバッテリー劣化状態を調べる手順
- ・Battery Lifeの使い方
- ・Battery Docの使い方
- ・Battery Careの使い方
- ・iPhoneのバッテリーだけじゃない!iPhoneの既存機能に関する記事一覧
iPhoneが不調の時はバッテリーを疑おう
iPhoneに使われているリチウムイオン電池には寿命があります。バッテリーを充電してもすぐ消耗してしまったり、充電ができなくなったりと不具合が発生している場合、最終的にバッテリーの交換が必要になるケースもあります。
iPhoneのバッテリーが劣化するとiOSにより性能が下げられ、パフォーマンスが悪くなるということをAppleも認めています。これは、iPhoneの強制終了を回避するための処置だといいます。
このためiPhoneが『重い』『遅い』と感じる場合は、バッテリーが劣化している可能性もあります。そこで本記事では、バッテリー状態(劣化度)の診断・確認方法についてまとめてみました。iOS診断プログラムなどをご紹介します。
原因はバッテリーが劣化状態にあることが多い
iPhoneの調子がおかしい…。iPhoneの動作が遅い、iPhoneの画面が突然真っ暗になって電源が落ちてしまう。といったなどの経験をされている方いらっしゃいませんか?実は私もその一人です。バッテリー残量が減って充電してもすぐに減ります。
それだけではなく、iPhoneのバッテリー残量がまだ30%もあるのに突然電源が落ちてしまい、『充電してください』の画面になります。すると仕事のメールやLINEのやりとりをしていたのにすぐに返事が返せなくて困ってしまいます。
こういった事態はバッテリーが劣化している可能性が非常に高いのです。移動が多いときにはそうならないように常に充電を80%前後にしておかないと気が済まないくらいです。こうなったら診断をしてみましょう。
症状は?
iPhoneのバッテリーの劣化状態にあたるとどんな症状が起きるのでしょうか?もちろん私が経験したみたいに画面が突然真っ暗になることもあるかと思います。しかし、iPhoneのバッテリーが劣化している状態のときの症状は他にもあります。
「言われてみればそうかも!」といた心当たりがあるはずです。ここで紹介するiPhoneのバッテリーの劣化状態の症状にお持ちのiPhoneが当てはまる方はもしかしたらiPhoneのバッテリーが劣化状態に陥っている可能性があります。
診断をするときなどご自身のiPhoneと照らし合わせて参考にしてみてください。
充電の減りが以前より早い
一番iPhoneのバッテリーの劣化状態に気づきやすい症状というのはきっと充電の減りが早いということではないのでしょうか?充電を100%にしたのに気づいたら50%と半分以下の状態になっているなんてことはありませんか?
そんなとき、iPhone自体に熱が持ってしまって充電がすぐに減ってしまう。すると持ち運びの簡易充電器などが欠かせませんよね。上記の画像は私が家にいて充電しなくてiPhoneを使用していなくてもすぐに減ってしまった劣化状態です。
バッテリーの残量表示がおかしい
iPhoneの電池残量の表示がうまく機能していないということは、iPhoneの電池残量を何らかの不具合により誤認識を起こしている可能性が考えられます。
ですので対処法として、iPhoneのバッテリーをリフレッシュするかバッテリーを交換するかのどちらかを行う必要があります。
充電がまだあるのに電源が切れる
iPhoneのバッテリーの仕組みはどうなっているのかご存知ですか?iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーを採用しています。特徴はバッテリーの容量が少ないとき、80パーセントになるまでの間は高速で充電をします。
そして80パーセント以上になったらゆっくり充電を行う性質があります。これによりiPhoneのバッテリーの耐性も維持させることができます。つまりもともと利便性と耐性の両方を兼ね揃えています。
ではこのリチウムバッテリーに異常が起こるとiPhoneをちゃんと充電器で充電したのになぜか電源が切れてしまいます。原因としてiPhoneの電池残量の表示がうまく機能しなくなり、iPhoneが電池残量を誤認識をしてしまうことによって起きます。
充電器に繋げても充電できない
こちらも私自身経験していることですがバッテリーの劣化状態を感じるときにはiPhoneを充電しようと充電ケーブルを差し込んでも中々充電ができないということです。最初はケーブルの不具合やケーブル自体に問題があるのかと思いました。
しかし、友人の充電器を借りたり、他のケーブルを借りても中々充電できないということが起こったのです。これはiPhoneのバッテリーの劣化状態の症状の一つでもあります。
iPhoneのバッテリー劣化状態を調べる方法
iPhoneは皆さんにとっては毎日使うものではないのでしょうか。普段お出かけをしたり仕事に行くときにはもちろん、電話やLINE、メールの機能やSNSを使ったりすることもありますよね。それだけではなくアラームなどにも使用している人も。
「iOS11.3」ではiPhoneのバッテリー、つまり電池の状態を確認できる機能が追加されています。バッテリーの最大充電可能容量を確認できるほか、『iPhone 6』以降のiPhoneに搭載されている突然のシャットダウンを防ぐためです。
iPhoneの突然のシャットダウンを防ぐためにパフォーマンス管理機能の動作状況やiPhoneの電池の寿命やバッテリーの容量や劣化を確認する方法があります。ここではiPhoneのバッテリー劣化状態を調べる方法をご紹介します。
1,iOS診断プログラムを使用する
iOS診断プログラムを利用する使い方は、SafariなどのブラウザでAppleサポートの「お問い合わせ」ページを開きます。診断するには下にスクロールして、『Appleサポートに問い合わせる』の項目のこちらからボタンをタップします。
『何についてのサポートをご希望ですか』のページを下にスクロールし、診断をおこないたい製品を選択します。ここでは、診断するデバイスをiPhoneをタップします。
すると上記の画面のように切り替わりますので診断するのはバッテリーなので『バッテリーと充電』という項目をタップします。
バッテリー、電源、および充電から『バッテリーに関する質問/トラブルシューティング』の順にタップして診断に進みます。
サポート方法を選択する画面が表示されます。2016年8月現在、診断はアドバイザーとの電話でのみ、iOS診断プログラムが利用できます。また、無償テクニカルサポートの対象でなく、有償でのサポートとなる場合もあるようです。
電話サポートの診断を選択したら、端末のシリアル番号、名前と電話番号を入力して続けるをタップします。
なお、シリアル番号は、iPhoneの設定から『一般』に行き『情報』と進んで確認できます。Appleサポートの診断で電話がかかってきたら、アドバイザーにはiOS診断プログラムを実行したい旨を伝えます。後は、担当者の指示に従いiOS診断を受けます。
2,Appleサポートアプリを使用する
Appleサポートアプリ配信されたばかりで未確認の部分が多いので注意する必要があります。Appleより公式のサポートアプリの『Appleサポート』が配信されました。診断・使い方の前に早速ダウンロードして起動させましょう。
Appleサポートアプリでは設定をするのは簡易的です。バッテリー診断が出来るかチェックして使い方を説明してみます。先の登録端末をタップし、『バッテリー、電源、および充電』から『バッテリーに修理が必要である』を選択します。
Appleサポートアプリで設定の代わりにハードウェア診断が出てくるので、診断を実行を選択し、同意して先に進むみ、モバイルリソースインスペクタが実行されます。
上記の画面のように診断のテストが完了すると、今回の場合バッテリー状況が表示されません。
バッテリー状況が表示される代わりに上記の画面のように診断するとAppleサポートアプリで電話サポートの案内が表示されます。
これは私のiPhone5sがバッテリー交換を行なったばかりで、特に問題ないためと思われる。もしかしたらバッテリーの劣化が進んでいる人は別の表示になるでしょう。電話サポートは、iOS診断プログラムを行なった際に表示された電話サポートは有料でした。
3,オペレーターに電話して診断する
オペレーターに要件を伝えたら、いくつかの質問をされます。『問い合わせiPhoneの契約者か(他人が問い合わせできるのかは要確認)』『調べたい機種は何か』『Apple ID』などを聞かれます。質問が終わるとオペレーターと画面を共有しながら調べます。
こちらは質問されるので問題なければ了承の意を伝えましょう(画面上で個人情報などが見えてしまう可能性があるため、断ることもできる)。すると、画面共有の承認ボタンが表示されるのでタップしましょう。まずはオペレータの支持に従います。
診断するにはオペレーターから現在の使っているバージョンを確認する必要があります。バージョンの確認する方法は『設定』のアプリを開きましょう。
設定のアプリにある『一般』という項目があるので上記の画面のようにこちらを選択します。
すると設定のアプリの中に『情報』という項目があるので上記の画面のようにこちらをタップしましょう。するとバージョンを確認することができます。
バージョンを確認し、iOS 11.3以降であればこのまま画面を共有しながら診断を続行。もしiOS 11.3以前のバージョンであったり、何か調べられない事情がある際にはオペレーター側で調べてくれます。現在のバッテリー状況が判明するはずです。
今後バッテリー交換に適した時期やかかる費用などもオペレーターから教えてもらうことができます。プラスαで解決したい場合にはAppleサポートに問い合わせるのが最適です。2〜3個質問を交えながらも、およそ8分でオペレーターとの通話は終了します。
低電力モードをオンにして節電をする
低電力モードは設定から行うことができます。まずは『設定』のアプリから『バッテリー』に行き『低電力モード』をオンにするだけです。しかし低電力モードにするとデメリットもあります。 メールの受信やSiri、Appのバックグランド更新ができなくなります。
それだけではなく自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクトなど、モードをオンにすることでいくつかの機能は使えなくなります。しかし『電池の残りが少なく、しかもすぐに充電できない……』といった状況なら活躍してくれます。
バッテリーの状態を見て、iPhoneのバッテリーの残量が少ない場合には行ってみるのも方法としてはありですね。
iPhoneのバッテリー診断方法~iOS診断プログラム~
iPhoneのバッテリーの劣化状態を診断する方法としてまだまだ便利な方法があります。もちろんAppleサポートアプリやオペレーターに問い合わせで診断するのもいいのですがiOS診断プログラムを使うのも一つの手段でもあります。
そこでここではiOS診断プログラムとはどんなものかについてご紹介します。
iOS11.3以降で利用可能
iOS診断プログラムはiOS11.3以降を利用している場合、次の手順でバッテリーの劣化状態をiOS診断プログラムすることができます。iPhoneで『設定』のアプリから『バッテリー』をタップします。
iOS診断プログラムではバッテリーの状態(ベータ)をタップすると、新品時と比較したバッテリー最大容量を確認できます。
もしバッテリー最大容量が80%未満の場合次のメッセージが表示されます。『お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。』と。
iOS診断プログラムは簡単に利用できるバッテリーの劣化状態を確認できる診断サービスです。
設定アプリでの操作方法
iPhone 6以降のモデルでは、バッテリーの交換が必要な場合にそれを推奨したり、バッテリーの最大容量を調べたりすることが可能です。これらバッテリーの劣化や電池の容量などの状態を診断するには、iPhoneの『設定』アプリを起動します。
そして『バッテリー』をタップし『バッテリーの状態』と進みます。ちなみに下の緑の部分は最後の充電レベルを指しています。100%がMAXで低下していくと充電してまた100%に戻すといった行為が見られますね。ある意味充電が減ると不安になります。
これは人間の心理上仕方のないことでしょう。
診断すると『バッテリーの状態』の画面にある最大容量には、iPhoneの新品時と比較したバッテリー容量の基準(充電可能な最大容量)がパーセントで表示されます。この場合なら、iPhoneの新品時から2%容量が縮小している計算になります。
iPhoneのバッテリーの最大容量は化学的経年劣化が進むにつれて低下し、1回の充電でiPhoneを使える時間が短くなります。なおiPhoneは、通常使用でフル充電サイクルを500回繰り返した後も最大容量80%を維持するように設計されています。
iPhoneのバッテリー診断方法~Appleサポートアプリ~
iPhoneのバッテリーの劣化状態を確認する方法としてAppleの公式アプリ『Appleサポートアプリ』を使用してバッテリー診断をすることができます。バッテリー診断のほかに、様々なサポートを受けることができるアプリケーションです。
Appleサポートアプリのダウンロード
まず『Appleサポートアプリ』を利用するには『App Store』をタップし、『Apple サポート』と検索しましょう。『入手』をタップし、アプリをインストールします。
アプリ内での操作方法
診断するには『Appleサポートアプリ』をインストール完了後アプリを起動し、画面下の『サポートを利用する』をタップし、使用している端末をタップし『バッテリーと充電』のトピックをタップします。
画面下部にスクロールし、『バッテリーに修理が必要である』の項目をタップしましょう。最後に『ハードウェア診断』と表示されたら『診断を実行する』をタップすると、iPhoneのバッテリー診断がスタートします。
iPhoneのバッテリー診断方法~電話対応~
iPhoneのバッテリーの劣化状態の診断方法としてオペレーターに連絡を取り電話対応をすることも可能です。オペレーターと話すメリットはすぐにわからないことなどの不明点を聞くことができます。オペレーターは親切に対応してくれます。
Appleのサイトからオペレーターの電話対応を要請する
Appleのサポートに連絡しオペレーターと会話をして自分のiPhoneのバッテリーの劣化状態を診断することも可能です。
Appleのサイトでの操作手順
診断するにはAppleサポートの『お問い合わせ』のページを開きます。画面を下部にスクロールし、バッテリー診断を行いたい製品をタップします。例として今回は、診断するデバイスをiPhoneをタップします。
診断するには『iPhoneについてどのような問題がありますか。』と表示されますので、『バッテリーと充電』を選択します。次に『バッテリーに関する質問/トラブルシューティング』をタップします。すると『どのサポートをご希望ですか。』を選択をします。
下記5項目から選択可能です。必要なサポート内容をタップしてください。『バッテリーの駆動時間を最大限に延ばす』『配送修理』『今すぐアドバイザーと話がしたい』『チャット』『持ち込み修理』から選びましょう。
バッテリー診断アプリでバッテリー劣化状態を調べる手順
iPhoneの劣化状態というのは実は他のバッテリー診断アプリでも調べることができます。どんなアプリで調べることが可能かここでは簡単に3つのアプリの使い方をご紹介したいと思います。
Battery Lifeの使い方
iPhone 5sより古いモデルなどでは、サードパーティ製アプリ『Battery Life』を用いてバッテリー容量の消耗度合いをチェックすることも可能です。使い方は簡単です。設定せずアプリを起動すると、すぐに『バッテリーの摩耗状況』が診断されます。
これは、現在のバッテリーが容量ベースでどれくらい劣化しているかを診断しているものです。
たとえば、筆者の3年近く使用したiPhoneを診断するとiPhone 5sは約9%摩耗しており、平均からみれば悪くない(良い)劣化レベルであると診断されました。メニューからRAWデータをタップすると、劣化状況をさらに細かく確認できます。
Battery Docの使い方
次に紹介するのは 『Battery Doc』の使い方です 。こちらは有料の診断アプリで240円になります。アプリを起動させると、メルマガを登録しませんか?の画面に。有料の診断アプリでこれ求めるのかと。Laterを選択し登録や設定せずに進めます。
使い方は簡単でメニュー全て英語で診断結果が表示されます。構成は 『coconutbattery』と『Battery Life』と同じですが、こちらはバッテリー劣化情報以外のデータも多く更に多機能です。各メニューと参照データを一気に見てもらいます。
Battery Careの使い方
『Battery Care』もBattery Life同様使い方は非常に診断方法がシンプルです。設定をせずに使い方なども覚える必要なく使うことができます。アプリを起動しただけで現在のバッテリー状況を診断することができるアプリです。
Battery Lifeと比べ、表示方法やそれぞれの項目の名称などは異なるが、診断結果はほとんど同じ内容で診断された。こちらもあわせて利用すると、よりバッテリーの劣化状態の信憑性が増すのでおすすめです。何より使い方がシンプルなのがいいですね。
iPhoneなどは毎日お仕事に行くとき、ちょっと買い物に行くときなど何気ない日常で欠かせない存在となっている連絡手段の一つです。iPhoneのバッテリーが切れてしまったり、バッテリーが劣化してしまうと、どうしても不安になりますよね。
こういった事態を防ぐためにもまず気になったらAppleのサポートなどを受け診断するといいでしょう。もしくはアプリで診断することをおすすめします。