2019年06月27日更新
【ブラシマーケット】Conceptアプリの使えるブラシを紹介!
イラスト作成アプリであるコンセプト(Concept)には有料のブラシマーケットがあります。ここでは追加購入できるブラシマーケットの種類を紹介していきます。コンセプト(Concept)のアプリ内で活用できるのは、どんなブラシなのでしょうか?
目次
- 1Conceptアプリのブラシマーケットとは?
- ・スタンプ/グレインベースの特殊ブラシを購入できる
- 2Conceptアプリのブラシマーケットの使い方
- ・好きなブラシを追加購入する方法
- 3Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのレビュー
- ・Memphis模様
- ・外壁
- ・パステル
- ・鉛筆
- ・ペン
- ・スプレーペイント
- ・エアブラシ
- ・ハーフトーン
- 4Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのメリット
- ・芸術性を高められる
- 5Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのデメリット
- ・拡大するとピクセルが目立つ
- 6Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのカスタマイズ
- ・ブラシエディターでカスタマイズ
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!ペイントに関する記事一覧
Conceptアプリのブラシマーケットとは?
AppStoreからでもGoogleplayからでもダウンロードできるコンセプト(Concept)は、基本的に無料です。さまざまなタイプのブラシや修正ツール、テキスト入力ツール、公開ツールなどがあります。
無料でも十分楽しめますし、芸術的なイラストや図形を作成できますが、コンセプト(Concept)には有料のブラシマーケットがあります。アプリ内に用意されている無料ブラシにはない、スプレーペイントなどのブラシが購入できます。
ブラシマーケットとは有料版アプリのプロ用コンセプト(Concept)と違い、無料版アプリのコンセプトにブラシを追加購入できるシステムのことです。
有料版のコンセプトは月額550円ですが、ブラシマーケットはペンセットや外壁セットなど個別で購入するとひとつ240円です。毎月料金を払う有料版コンセプトとは違い、一度料金を支払えばずっと使えるのでお得です。
スタンプ/グレインベースの特殊ブラシを購入できる
コンセプト(Concept)のブラシマーケットで追加購入できるのは、スタンプタイプのペンセットとグレインベースの特殊ブラシセットです。どちらも無料版にもあるタイプのブラシなので、追加購入後に使い方が分からなくて困るという心配はありません。
Conceptアプリのブラシマーケットの使い方
コンセプト(Concept)アプリのブラシマーケットはどのように追加購入して、どのように使うのでしょうか?ここからはブラシマーケットの使い方を説明していきます。
好きなブラシを追加購入する方法
まずコンセプト(Concept)の作画画面で、左上に常に表示されているツールホイールの中からブラシアイコンを2回タップします。
コンセプトのブラシメニュー画面が表示されるので、一番最初に表示される画面を下までスクロールしてください。
ブラシメニューの下にある「ブラシマーケット」という項目を見つけたら、画面をさらにスクロールして追加購入したいブラシセットを探しましょう。
ブラシマーケットの項目で鉛筆、スプレーペイント、エアブラシ、ハーフトーンなどの種類から、あなたが欲しいと思ったブラシアイコンをタップしましょう。
ブラシマーケットの購入ポップアップへ切り替わり、「ストア」というアイコンをタップしてください。
料金をマーケットのブラシセットの支払い料金を確認してから、ブラシマーケットで追加購入するパック数を選択します。
ブラシセットの右上にある「購入」アイコンをタップしても、同じブラシマーケットの購入画面に切り替わるのでそこからブラシセットを購入できます。
AppStoreなどの購入と同じように画面下から指紋認証のバーが出てくるので、ホームボタンを長押しして指紋認証を行いましょう。
ブラシマーケットで追加購入した料金は翌月にiPhoneの料金と一緒に請求されます。いくら分ブラシマーケットで追加購入したのか確認したい場合は、設定アプリからApple IDの購入履歴を見てください。
ブラシマーケットの追加購入画面では、購入するパックの個数によって1パックの単価が変わります。1パックなら240円、5パックなら960円(1パック192円)、10パックなら1,800円(1パック180円)で購入できます。
Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのレビュー
コンセプト(Concept)のブラシマーケットで追加購入できるブラシは、どれくらい綺麗に描けるのか、どれくらい使いやすいのか気になるところですよね?
ここからはユーザーによる、コンセプトのブラシマーケットのブラシセットに関するレビューを紹介していきます。
Memphis模様
Memphisとは古代エジプトという意味です。Memphis模様は古代エジプトの遺跡や衣類、日用雑貨に使われていた伝統的な模様のことをいいます。
チェック柄やヒョウ柄のような模様、三角や丸などの図形が並んでいる模様、大きさの違うドット柄など、一般的な柄とは違う柄が特徴です。
大きさが違う三角が並んだ模様などもあり、イラストの背景にしたり、人物の服の模様にしたり、図形を塗ったりとさまざまな使い方ができます。ポップで明るい印象のイラストや図形に仕上がります。
Memphis模様には立体的な四角形模様などもあり、子供向けのイラストから、大人向けの現代アートのイラストまで幅広く使えます。ただ具体的なレビューはまだ出回っていません。
他のブラシセットは5~10種類が中心ですが、Memphis模様は20種類前後あります。それで他のブラシセットと料金は同じなので、無料のブラシにはない全く違った雰囲気のブラシを追加したい人、たくさんブラシを追加したい人におすすめです。
外壁
油彩平筆は描く滑らかさはいいけどベタ塗りになっちゃって自分にはうまくいかないので塗料普通平筆が合ってる…気がする
— 万作 (@cdays_12) April 8, 2019
加工や背景とかはコンセプトブラシセット使う……あれで塗るとそれっぽくなる気がする
外壁のブラシセットは塗るとそれっぽい仕上がりになるとレビューで好評でした。スクリーントーンのようなブラシセットなので、簡単にイラストをプロのような雰囲気に出来るからです。
外壁のブラシセットにはパネル壁やスラットウォールなどの種類があります。イラストの背景の他には、インテリアのデザイン図案などにも使えます。
板壁、溶岩壁、レッジストーン壁、天然石壁などがあり、和風な雰囲気から洋風な雰囲気、モダンな雰囲気とさまざまなテイストの外壁ブラシがセットになっています。
コンクリート壁、漆喰壁などもあるので、街並みのスケッチにも使用できます。インテリア図案、街並み図案などを作成する建築関係の仕事をしている人におすすめです。
パステル
コンセプトのパステルは、顔料のようなデリケートなタッチが特徴です。簡単に油絵やクレヨン画のような温かみのあるイラストに仕上がります。
パステルの種類にはドライパステル、オイルパステル、チョーク、パステル鉛筆、チャコールなどがあります。ドライパステルはクレヨンのようなブラシですが、レビューによると、質感が不自然なので本格的なデッサンには使えません。
図案などやイラストの模様などを描きたいときに適している質感です。ただパステルカラーのブラシセットというわけではありません。パステルカラーはカラーツールで選択することができます。
鉛筆
コンセプトの鉛筆は、スケッチやデッサンなどを描くときに使えます。鉛筆セットには4Bグラファイトペンシルなどの鉛筆を横にして描いたような種類もあります。
鉛筆のブラシセットの中には普通の鉛筆タイプだけではなく、ナイフで削った鉛筆もあります。ふつうの鉛筆のように均一な線ではなく、ところどころ線が太くなったり細くなったりしているのが特徴です。
レビューはありませんが、ブラシメニューにもあるので使いやすいブラシセットです。鉛筆の他にはカーペンターペンシルやシャープペンシルなどもあるので、スケッチやイラストだけではなく、図案や図形を描くのにも適しています。
ペン
ブラシマーケットのペンは、パステルと違い手書きのような自然な線を描くことができます。とくにボールペンは独特なガタガタした線が描けるので、落書きのようなからいいイラストを描きたい人におすすめです。
ブラシペンもフェルトペンも、実際に文房具で描いたような線がよく再現されています。イラストだけではなく図形や図案などを描く時にも使えます。
サインペンで描いたような線が描けるフェルトマーカーもあり、レビューはまだありませんがコンセプト(Concept)で文字を描きたい時にもおすすめです。
スプレーペイント
コンセプトアート描くためのブラシセットダウンロードしたことあるけどあんまよくわかんないから消した
— はりしま団地 (@harishimasan) March 28, 2018
スプレーペイントのレビューには、使い方がよく分からないというものがありました。スプレーペイントは普通のペンに比べて使う用途が少ないことが原因と考えられます。
しかし線を描くペンは無料版のもので十分で、スプレーペイントはいりません。今までと違う雰囲気のイラストを描くためにスプレーペイントを追加購入するという方法もあります。
スプレーペイントは無料のブラシメニューにはないブラシセットです。はっきりとした線が描ける微細スプレーやミディアムスプレーなどさまざまな種類のスプレーペイントがあります。
スプレーペイントには他にも、適度に輪郭がほやける太いスプレーや平べったい線が描けるフラットスプレー、かすんだような線が描けるサイドスプレーなどが揃っています。スプレーペイントには、うっすらぼやけた線が描けるスパッターもあります。
エアブラシ
ブラシマーケットで追加購入しなくてもコンセプトにはエアブラシがありますが、無料のエアブラシとは違う種類のエアブラシが用意されています。
無料のブラシメニューにあるエアブラシは1種類のみですし、水彩絵の具に似た質感ですが、ブラシマーケットのエアブラシはさまざまな種類があり、スプレーのような独特な質感です。
輪郭がはっきりしているハードエアブラシや、中央から輪郭に向かってグラデーションになっているソフトエアブラシなどがあります。また平べったい線が描けるフラットエアブラシなども用意されています。
ブラシマーケットのエアブラシは筆圧や速度は関係なく、均一に塗れるブラシセットです。レビューはありませんが、無料ブラシにもあるので使いやすいブラシです。
ハーフトーン
ハーフトーンは1890年代のヴィンテージデザインを採用しているブラシセットです。スクリーントーンのように色塗りに使うことができます。レトロな雰囲気のイラストを描いたり、ヴィンテージインテリアの図案を描いたりするときに使えます。
ハーフトーンはドット柄が全部で6種類、ハッチ柄が全部で4種類、クロスハッチ柄が全部で4種類です。どれもシンプルなデザインなので、Memphis模様などの色塗り系ブラシセットと併用しても、しつこい仕上がりになりません。
ハーフトーンのドット柄は、ドットの粒の大きさが違う種類が用意されています。ドットの間隔は同じです。ハッチと呼ばれる模様は、縞模様です。縞模様の濃さが違う種類が用意されていて、線の太さや間隔は同じです。
クロスハッチは細かいチェック柄です。クロスハッチは線の濃さが違うだけで線の太さ、間隔はどれも同じです。レビューはありませんが、人物画、建築デザイン、衣装デザインなどさまざまなスケッチに使うことができます。
Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのメリット
パステル、エアブラシ、鉛筆などの種類があるブラシマーケットのブラシセットを使うと、コンセプトでスケッチするのにどのようなメリットがあるのでしょうか?
芸術性を高められる
無料のブラシメニューにはないブラシセットを追加購入することで、より芸術性の高いスケッチをすることができます。使えるブラシが増えると表現の幅も広がります。
Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのデメリット
ブラシマーケットのブラシセットにはデメリットもあります。追加購入する前にデメリットを知っておきましょう。
拡大するとピクセルが目立つ
コンセプト(Concept)の無料で使えるブラシメニューは普通に表示しても拡大表示しても、ピクセルが目立ちません。ピクセルとはデジタルイラストならではのカクカクとした質感です。
マーケットで追加購入したブラシセットで描いた線はそのピクセルが目立ってしまうので、拡大する必要がある図案には向いていません。
Conceptアプリのブラシマーケットのブラシセットのカスタマイズ
スプレーペイントやエアブラシなどコンセプトアプリのブラシマーケットで購入できるブラシセットは、カスタマイズすることができます。ここからはカスタマイズの方法を紹介していきます。
ブラシエディターでカスタマイズ
追加購入したブラシは無料のブラシと同じように、カスタマイズすることができます。カスタマイズする方法はメニュー上部の「編集」をタップするとブラシエディターの画面に切り替わります。そこから好みのペンにカスタマイズしましょう。
最後に
いかがでしたか?コンセプト(Concept)のブラシマーケットは、さまざまな種類のブラシがセットで発売されています。中には使いづらいものもあるので事前にレビューを見てから決めましょう!