2019年07月28日更新
音程の取り方・コツの練習におすすめのアプリは?音痴矯正アプリも紹介!
本記事では、音痴の種類と原因の解説、そして音程の取り方・コツを練習するのにおすすめの音程アプリを紹介させていただきます。アプリだけでなく、音痴改善練習におすすめの曲も紹介させていただきますので、歌が上手くなりたいという方に、参考にしていただければ幸いです。
目次
- 1音痴の種類と原因
- ・感覚性音痴
- ・運動性音痴
- 2音痴の改善方法
- ・感覚性音痴の改善方法
- ・運動性音痴の原因と改善方法
- 3【音程アプリ】感覚性音痴改善におすすめの音程バーつきアプリ
- ・音程バー付きアプリで音痴を改善~カラオケJOYSOUND+~
- 4【音程アプリ】感覚性音痴改善におすすめの音程を把握できるアプリ
- ・チューナー n-Track Tuner
- 5【音程アプリ】運動性音痴改善におすすめのアプリ
- ・自分に合った音域を判定~ウタエル~
- ・自宅でボイストレーニング~ボイトレアプリ~
- 6音痴改善練習におすすめの曲
- ・ヘビーローテーション/AKB48
- ・チェリー / スピッツ
- ・糸 / 中島みゆき
- ・合わせて読みたい!アプリに関する記事一覧
音痴の種類と原因
初めに音痴の種類とその原因を説明させていただきます。音痴には種類があり、その種類によって改善方法も異なります。そのため、音痴を改善するには、まず、自分がどの種類に該当するかを知ることが大切になります。
感覚性音痴
音痴の種類1つ目は、「感覚性音痴」です。感覚性音痴の方は、音程/ピッチの違いを正確に理解することが苦手なため、発声される音程も合わないことが多いです。
曲を聞いていても音程/ピッチの違いを正確に理解できていないため、自分の音程/ピッチが合わないことに気づけません。そのため、他人に言われるまで自分が音痴であることに気づくことができないという特徴があります。
音程/ピッチが合わない
感覚性音痴になる原因を説明させていただきます。感覚性音痴の原因として、音を聞く力が弱いということが挙げられます。音を聞く力が弱いため、音程/ピッチの違いを理解することが苦手です。
また、感覚性音痴になってしまう原因として、環境的要因が関係しているとも言われています。
生まれてから6歳までは「耳の黄金期」と言われる程子供の音感を鍛えるのに大切な時期ですが、その期間に歌や音楽に触れる機会が少ないと、音程を取る/ピッチを合わせることが苦手になってしまう場合があります。
運動性音痴
音痴の種類2つ目は、「運動性音痴」です。運動性音痴の方は、音程/ピッチの違いを正確に理解することはできるが、それを正確に表現することができないことが多いです。
音程/ピッチの違いを正確に理解する力は備わっていますが、声に出した時にズレてしまいます。運動性音痴の方は、感覚性音痴の方と違い、自分自身が音痴であると理解しているという特徴があります。
声を上手に出せない
運動性音痴になる原因を説明させていただきます。運動性音痴の原因として、声を出す力が弱いということが挙げられます。歌を上手く歌うためには、声を出す力と声帯をコントロールする力が必要になります。
運動性音痴の方の場合は、その力が弱いため、自分が思っている音程を正確に発声することができず、音程が取れていないように聞こえてしまいます。
音痴の改善方法
本章では、音痴の改善方法を紹介させていただきます。感覚性音痴の場合の改善方法と、運動性音痴の場合の改善方法に分けて説明させていただきますので、自分に該当する項目を確認していただければ幸いです。
感覚性音痴の改善方法
初めに、感覚性音痴の改善方法を紹介させていただきます。前章で、感覚性音痴になってしまうのは、音を聞く力が弱いことが原因であると説明させていただきました。そのため、感覚性音痴を改善するには、音を聞く力を鍛えることが必要になります。
以下で、音を聞く力を鍛える方法3つを紹介させていただきます。
音程バーで音程を視覚化
音を聞く力を鍛える方法1つ目は、音程バーで音程を視覚化するという方法です。感覚性音痴の方は、音程/ピッチの違いを理解することが苦手であるため、音程バーで音程を視覚化することをおすすめします。
音をしっかり聴かず、イメージだけで歌ってしまうと音程/ピッチはズレてしまいます。そのため、音程バーで音程を視覚化し、音程の違いを一つ一つをきちんととらえることで、正しい音程で発声することができるようになります。
カラオケの採点モードで表示される音程バーや、次章で紹介させていただく音程バーつきアプリを使うと、音程を視覚化することができます。頭の中の音程と実際の音程を合わせることで、感覚性音痴を改善することができます。
音程バーに合わせて練習
音を聞く力を鍛える方法2つ目は、音程バーに合わせて練習をするという方法です。音程バーで音程を視覚化し、音の一つ一つをきちんととらえる練習をした後は、実際に音程バーに合わせて音の取り方を練習することをおすすめします。
カラオケの採点モードで音程バーに合わせて練習をすると、音程の違いを確認することができます。音程の違いを自覚できれば、その音程に合うよう意識し練習することができるため、感覚性音痴を改善することができます。
自分の歌を録音する
音を聞く力を鍛える方法3つ目は、自分の歌を録音するという方法です。自分の耳に聞こえる自分の声と、実際の自分の声には違いがあります。録音した自分の歌を聴くと、その違いを確認することができます。
録音した自分の実際の歌声を聴くことで、客観的に音程/ピッチのズレを確認することができます。
運動性音痴の原因と改善方法
続いて、運動性音痴の改善方法を紹介させていただきます。前章で、運動性音痴になってしまうのは、声を出す力が弱いことが原因であると説明させていただきました。そのため、運動性音痴を改善するには、声を出す力を鍛えることが必要になります。
以下で、声を出す力を鍛える方法2つを紹介させていただきます。
声を上手に出すコツをつかむ
声を出す力を鍛える方法1つ目は、声を上手に出すコツをつかむという方法です。声を上手に出すコツをつかむことができれば、声に出した時に音程がズレてしまうということを改善することができます。
声を上手に出すコツをつかむには、まず歌う姿勢を改善することが基本となります。背中が丸まっている状態では声を上手に出すコツをつかむことはできないため、猫背や反り腰の方は特に気を付けてください。
歌う姿勢を確認するには、仰向けになり、両肩が床についていることを確認してください。そして、腰と床が拳一つ分以上空いている場合は、骨盤を閉め腹筋を使い床に近づけてください。これが、声を上手に出すコツをつかむための、基本の歌う姿勢になります。
ボイストレーニング
声を出す力を鍛える方法2つ目は、ボイストレーニングです。声を上手に出すコツをつかむために、歌う姿勢を改善することができたら、続いて実際に声を出す練習をします。
プロにボイストレーニングのレッスンをしてもらうという方法もありますが、本章では、ボイストレーニングの基本となる呼吸法を紹介させていただきます。呼吸法は、大きな声が出せない場所でも練習することができるためおすすめです。
声を出す力を鍛えるには、胸式呼吸ではなく腹式呼吸を行います。息を吸った時に胸ではなくお腹に空気をためるようにし、お腹から吐き出すイメージです。腹式呼吸を行うと、声が安定するだけでなく、通常よりも音域が広がります。
そのため、声に出した時に音程がズレてしまうということを改善することができます。
ボイストレーニングに関しては、「【音程アプリ】運動性音痴改善におすすめのアプリ」の章で自宅でボイストレーニングができるアプリも紹介させていただきますので、参考にしていただければ幸いです。
【音程アプリ】感覚性音痴改善におすすめの音程バーつきアプリ
本章では、感覚性音痴を改善するのにおすすめの音程バーつきアプリを紹介させていただきます。音程バーで音程を視覚化し、音程の違いを一つ一つをきちんととらえることで、正しい音程で発声することができるようになります。
感覚性音痴の方に参考にしていただければ幸いです。
音程バー付きアプリで音痴を改善~カラオケJOYSOUND+~
感覚性音痴を改善するのにおすすめの音程バーつきアプリは、「カラオケJOYSOUND+」です。カラオケJOYSOUND+アプリは、本格カラオケをスマホで手軽に楽しむことができるJOYSOUNDの公式アプリです。
14万曲の中から自分の好きな歌を選んで歌うことができます。アプリ内課金をすると、全曲歌い放題になり、さらに録音機能を利用することができるようになりますが、アプリ内課金をしなくても、1日3曲は無料で歌うことができます。
カラオケJOYSOUND+アプリの最大の特徴は、音程バーがついている精密採点機能が搭載されているという点です。採点モードを選択すると、下の画像の様に音程バーが表示されます。
アプリ内課金をしていない場合も、広告動画を視聴すると採点モードを利用することができます。感覚性音痴の方は、音程バーで音程を視覚化し、音程の違いを一つ一つをきちんととらえることで、正しい音程で発声することができるようになります。
さらに、音程の取り方が分からない、音程が合わないという方にもおすすめのアプリです。JOYSOUND+アプリの音程バーつき精密採点機能を使って、音程を取るコツをつかむことができます。
下記のリンクをクリックすると、App Store、Google PlayそれぞれのJOYSOUND+アプリインストールページにアクセスすることができます。興味がある方は、ぜひインストールしてみてください。
【音程アプリ】感覚性音痴改善におすすめの音程を把握できるアプリ
本章では、感覚性音痴を改善するのにおすすめの音程を把握できるアプリを紹介させていただきます。音程を把握できるアプリとは、声を吹き込むことで、その音が何の音程なのかを視覚的に表示してくれるアプリのことです。
音程を視覚化することにより、正しい音程を聞き取るコツをつかむことができます。さらに、正しい音程の取り方を練習することもできます。感覚性音痴の方に参考にしていただければ幸いです。
チューナー n-Track Tuner
感覚性音痴を改善するのにおすすめの音程を把握できるアプリは、「チューナー n-Track Tuner」です。
チューナー n-Track Tunerアプリは、元々ギターやベースなどの楽器のコードをチェックするためのアプリですが、声を吹き込むことで、その音が何の音程なのかを視覚的に表示してくれます。そのため、音程を把握することができます。
例えば、「ド」の音階を歌った声を吹き込んだ際、正しい音程で歌えているとアプリに「C」と表示されますが、その音程が間違っていた場合は、歌った音が何の音程だったかが表示されます。
チューナー n-Track Tunerアプリは、元々ギターやベースなどの楽器のコードをチェックするためのアプリであるため、上の画像の様に「ドレミファソラシド」ではなく「CDEFGABC」と表示されます。
チューナー n-Track Tunerアプリは、音程の取り方が分からない、音程が合わないという方におすすめのアプリです。音程を視覚化することができるため、正しい音程を発声することができるようになります。
下記のリンクをクリックすると、App Store、Google Playそれぞれのチューナー n-Track Tunerアプリインストールページにアクセスすることができます。興味がある方は、ぜひインストールしてみてください。
【音程アプリ】運動性音痴改善におすすめのアプリ
本章では、運動性音痴を改善するのにおすすめのアプリを紹介させていただきます。運動性音痴を改善するには、声を出す力を鍛えることが必要になるため、声を出す力を鍛えることができるアプリを紹介させていただきます。
運動性音痴の方に参考にしていただければ幸いです。
自分に合った音域を判定~ウタエル~
運動性音痴を改善するのにおすすめのアプリは、「ウタエル」です。ウタエルは、自分の音域と楽曲を比較し、「歌える」度合いを判定してくれるアプリです。歌いやすいおすすめの曲を知ることができます。
ウタエルアプリに自分の音域を入力すると、歌いたい曲の「歌える」度合いをチェックしてくれます。
運動音痴の方は、声を出す力が弱いため、自分が思っている音程を正確に発声することができず、音程が取れていないように聞こえてしまいますが、ウタエルアプリを利用すると、自分が出せる音域に合わせたおすすめの曲を知ることができます。
運動性音痴の方は、最初から音域が合わない歌を無理やり歌うのではなく、初めに、ウタエルアプリで診断したおすすめの曲で、音程の取り方や声の出し方を練習することをおすすめします。
下記のリンクをクリックすると、ウタエルアプリインストールページにアクセスすることができます。尚、ウタエルアプリはAndroid専用アプリとなっています。興味がある方は、ぜひインストールしてみてください。
自宅でボイストレーニング~ボイトレアプリ~
運動性音痴を改善するのにおすすめのアプリは、「ボイトレアプリ」です。
ボイトレアプリは、ボーカルスクールのウイングスミュージックが提供するボイストレーニングアプリで、プロシンガーによるレッスン動画を見ながら、ボイストレーニングをすることができます。
様々なボイストレーニングのレッスンが用意されています。アプリ内課金をすると、様々なレッスン動画を視聴することができるようになりますが、無料でもお試しレッスン3つを見ることができます。
自宅でボイストレーニングの練習を積むことができるため、運動性音痴の方におすすめのアプリとなっています。
下記のリンクをクリックすると、ボイトレアプリインストールページにアクセスすることができます。尚、ボイトレアプリはiPhone専用アプリとなっています。興味がある方は、ぜひインストールしてみてください。
音痴改善練習におすすめの曲
本章では、音痴改善練習におすすめの曲を紹介させていただきます。
音程が合わない、音程の取り方が分からないという音痴の方でも、音程が取りやすく歌いやすいおすすめの曲を紹介させていただきますので、音痴を改善したいという方に参考にしていただければ幸いです。
尚、歌の練習をする際は、男性は男性アーティストの楽曲、女性は女性アーティストの楽曲で音程の取り方や声の出し方を練習をすることをおすすめします。
ヘビーローテーション/AKB48
音痴改善練習におすすめの曲1曲目は、「ヘビーローテーション/AKB48」です。ヘビーローテーションは、AKB48の中でも有名な楽曲の一つです。ヘビーローテーションは、女性アーティストの楽曲のため、音痴を改善したい女性におすすめの曲となっています。
AKB48の楽曲は、大勢の人が歌いやすい音域・メロディライン・リズムで作られていることが多いです。その中でも、ヘビーローテーションは、比較的音域が中間から高音域の女性にとって歌いやすい楽曲となっています。
音程が合わない、音程の取り方が分からないという、比較的音域が中間から高音域の女性の方は、ヘビーローテーションで音程の取り方や声の出し方を練習をすることをおすすめします。
チェリー / スピッツ
音痴改善練習におすすめの曲2曲目は、「チェリー / スピッツ」です。チェリーは、中学校の合唱コンクールなどでも使われる程有名な楽曲です。チェリーは、男性アーティストの楽曲のため、音痴を改善したい男性におすすめの曲となっています。
慣れ親しんだ曲だと音程が覚えやすため、おすすめです。反対に、初めて聞くような曲や、うろ覚えの曲だと音程が合わないことが多いため、おすすめできません。音痴を改善するには、まず、慣れ親しんだ曲で練習することをおすすめします。
糸 / 中島みゆき
音痴改善練習におすすめの曲3曲目は、「糸 / 中島みゆき」です。糸は、結婚式でも使われることが多い有名な楽曲です。
糸は、女性アーティストの楽曲のため、音痴を改善したい女性におすすめの曲ですが、男性アーティストもカバーしているため、男性にもおすすめの曲となっています。糸はテンポがゆっくりな曲であるため、音程も取りやすくなっています。
また、様々なアーティストがカバーしているため、中島みゆきさんが歌われている糸のキーが合わないという方でも、自分に合っているキーで歌っているアーティストを選ぶことができます。
糸は、男性だとクリス・ハートさんやつるの剛士さん、福山雅治さん、女性だと柴咲コウさんやJUJUさん、吉岡聖恵(いきものがかり)さんなどがカバーしています。自分に合っているキーで歌っているアーティストを選び、練習してみてください。
音痴の種類と原因、改善方法を解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?音痴改善のためのアプリやおすすめの曲も紹介させていただきましたので、音程が合わない、声の出し方が分からないという方に参考にしていただければ幸いです。