2019年08月04日更新
【個人間送金アプリ】チャージ方法/手数料などサービスを比較!
日本国内で使用できる個人間送金アプリは、たくさんあります。そこで、個人間送金アプリを紹介しながら比較をしていきます。個人間送金アプリのチャージ方法、形態、手軽さ、手数料、サービス、メリット・デメリットなど説明しながら比較をしていきたいと思います。
目次
個人間送金アプリの比較
最近スマートフォン一つで利用できるキャッシュレス決済サービスが増えてきました。そんなキャッシュレス決済サービスが、当たり前に使われている時代だからこそ、このような個人間で無料送金できるアプリのサービスを知っていかなければいけません。
個人間送金アプリのサービスでは、手軽さが魅力的でスマートフォンさえあれば、個人間送金する方法を行うことができます。その個人間送金アプリのサービスの手軽を利用するのならば、個人間送金アプリのサービスの利用形態を知る必要があります。
その個人間送金アプリの利用形態には、本人確認が必要なのか?チャージ方法はどのようになっているか?業者形態は?手数料は?など記述してありますので、そのような形態の疑問に対して比較をしながらすべて解説をしていきたいと思います。
サービス比較一覧表
個人間送金アプリのサービスの一覧表
名称 |
LINE Pay |
PayPay |
楽天ペイ |
pring |
運営母体 | LINE Pay | PayPay | 楽天ペイ | pring |
業者形態 | 資金移動業者 | 前払い式支払い手段発行業者 | 前払い式支払い手段発行業者 | 資金移動業者 |
スマホ/アプリサービス | アプリ | アプリ | アプリ/WEB | アプリ |
本人確認 | 必要 | 不要 | 不要 | 必要 |
チャージ方法 | 銀行口座 ファミリーマート セブン銀行ATM LINE Payカード |
銀行振込 Yahoo!ウォレット 登録したクレジットカード |
楽天カード | 銀行口座 |
送れる相手 | LINEの友達でLINE Payに登録している人 | PayPayアプリをインストールしている人 | 楽天ペイをインストールしている人 | pringアプリをインストールしてる人 |
送金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
受け取り手段 | LINE Payへチャージ | PayPayにチャージ | 楽天キャッシュ | pringにチャージ |
受取側の現金化 | 銀行振込 | 不可 | 不可 | 銀行振込 |
現金化時の手数料 | 216円 | - | - | 無料 |
個人間送金アプリのサービスの一覧表の続き
名称 | Kyash |
Money Tap |
J-Coin Pay |
楽天銀行 |
運営母体 | Kyash | SBI Ripple Asia | みずほ銀行 | 楽天銀行 |
業者形態 | 前払い式支払い手段発行業者 | 電子決済等代行業 | 電子決済等代行業 | 銀行業 |
スマホ/アプリサービス | アプリ | アプリ | アプリ | アプリ |
本人確認 | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 |
チャージ方法 | クレジットカード・デビットカード コンビニ店頭ペイジー |
住信SBIネット銀行ネット銀行 スルガ銀行の口座 |
みずほ銀行口座 | 楽天銀行口座残高 |
送れる相手 | Kyashアプリをインストールしている人 | Money Tapアプリをインストールしている人 | J-Coin Payアプリをインストールしている人 | Facebook友人 |
送金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 相手がFacebookアプリと楽天銀行口座を連携していれば無料 |
受け取り手段 | Kyashにチャージ | 銀行口座に振り込み | 銀行口座に振り込み | 銀行口座に振り込み |
受取側の現金化 | 不可 | 可 | 可 | 可 |
現金化時の手数料 | - | 銀行の規定による | 銀行の規定による | 当該銀行のATMなら無料 |
手軽さ
個人間送金アプリのサービスを比較する上で、いくつか重要な比較ポイントがありますので、一つ一つ解説をしていきたいともいます。まずは、手軽さです。すぐに個人間送金アプリのサービスを利用することができるか?も重要です。
手軽さとは、本人確認がないだとか、スマホアプリとして使えるのか?が手軽さにつながると思います。本人確認がないのであれば、手軽さはありますのですぐに開始することができます。そして専用のアプリがあれば、手軽さはばっちりです。
形態
つづいての個人間送金アプリのサービスを比較する上での重要比較ポイントは「形態」です。その個人間送金アプリのサービスの業者形態がどうなっているのかも比較をしながら知っておいてください。
個人間送金アプリのサービスによって、業者形態はさまざまです。業者形態については後々詳しく説明させていただきます
本人確認
つづいての個人間送金アプリのサービスを比較する上での重要比較ポイントは「本人確認」です。手軽さのポイントで少々説明をしていましたが、個人間送金アプリのサービスによって、この本人確認がある場合とない場合があります。
本人確認が不要ですぐ、個人間送金アプリのサービスを利用できるアプリもありますので、比較をしながら要チェックしておいてください。
チャージ方法
つぎの個人間送金アプリのサービスを比較する上での重要比較ポイントは「チャージ方法」です。チャージ方法とは、クレジットカードからチャージする方法でしたり、銀行口座からチャージする方法だったりしますので、こちらも確認をしておいてください。
手数料
最後の個人間送金アプリのサービスを比較する上での重要比較ポイントは「手数料」です。送金手数料も個人間送金アプリのサービスによって、手数料が変わってきますのでよく把握をしておいてください。
個人間送金アプリの種類
ここからは、個人間送金アプリのサービスの種類について解説をさせていただきます。
資金移動業者
資金移動業者の特徴は、事前の本人確認が必要。送り手側の支払い手段としてクレジットカードが使えないという制限があります。
前払い式支払い手段発行業者
前払い式支払い手段発行業者の特徴は、本人確認は不要です。チャージ方法はクレジットカードという業者が多い傾向がります。
「前払い式」というのは、簡単に説明をするとプリペイド方式で、受け取り側がポイントを現金化することができないという制限があります。
電子決済等代行業
電子決済等代行業の特徴は、顧客と銀行の仲介をする役割を持っいて、顧客の代わりに送金や支払いの指示、口座情報の照会をする業者です。その一環としてスマホアプリでの個人間送金を行うことができる。現状では銀行系の業者が運営している傾向です。
個人間送金アプリ〜資金移動業者〜
それでは、個人間送金アプリの資金移動業者をまとめて紹介をしていきたいと思います。
LINE Pay
LINE Payの概要
運営会社 |
LINE株式会社 |
本人確認 |
必要(資金移動業者) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
あり |
送金限度額 |
1回/1日10万円 |
残高出金 |
可能 |
出金可能な銀行 |
三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行、じぶん銀行、横浜銀行など(60行以上) |
残高出金手数料 |
200円(税別) |
支払い |
チャージ残高から行われる |
メリット
LINE Payのメリットは、送金手数料が無料であり、残高出金が可能ということです。
デメリット
LINE Payのデメリットは、本人確認が必要であり残高出金手数料が200円かかってしまうという部分です。
pring
pringの概要
運営会社 |
株式会社pring |
本人確認 |
必要(資金移動業者) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
あり |
送金限度額 |
1日最大100万円 |
残高出金 |
可能 |
出金可能な銀行 |
みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、近畿大阪銀行、東邦銀行、北九州銀行 |
残高出金手数料 |
無料 |
支払い |
チャージ残高から行われる |
メリット
pringのメリットは、送金手数料と残高出金手数料が無料という部分です。
デメリット
pringのデメリットは、本人確認があり、出金可能な銀行があまり有名ではない銀行が多いという部分です。
個人間送金アプリ〜前払い式支払い手段発行業者〜
つづきましては、個人間送金アプリの前払い式支払い手段発行業者についてまとめましたので紹介をしていきたいと思います。
Kyash
Kyashの概要
運営会社 |
株式会社Kyash |
本人確認 |
不要(前払式手段発行業) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
あり |
送金限度額 |
1回5万円、1ヶ月10万円 |
残高出金 |
不可 |
出金可能な銀行 |
- |
残高出金手数料 |
不可 |
支払い |
チャージ残高から行われる(残高不足の場合はオートチャージ) |
メリット
Kyashのメリットは、本人確認が不要という手軽さがあります。また、送金手数料が無料なので手軽さは良い方です。
デメリット
Kyashのデメリットは、残高出金と残高出金手数料が不可という部分です。
PayPay
PayPayの概要
運営会社 |
PayPay株式会社 |
本人確認 |
不要(前払式手段発行業) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
あり |
送金限度額 |
– |
残高出金 |
不可 |
出金可能な銀行 |
– |
残高出金手数料 |
不可 |
支払い |
チャージされたPayPayマネーライト(PayPay残高)から行われる |
メリット
PayPayのメリットは、本人確認が不要で送金手数料が無料という手軽さがあることです。
デメリット
PayPayのデメリットは、残高出金と残高出金手数料が不可という部分です。
楽天ペイ
楽天ペイの概要
運営会社 |
楽天株式会社 |
本人確認 |
不要(前払式手段発行業) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
あり |
送金限度額 |
10万円チャージ上限が10万円/月、10万円/回でそれ以上は送れない。 |
残高出金 |
対応予定 |
出金可能な銀行 |
対応予定 |
残高出金手数料 |
- |
支払い |
楽天キャッシュのチャージ残高から行われる |
メリット
楽天ペイのメリットは、本人確認が不要と送金手数料が無料、そして決済機能ができるという手軽さがあります。
デメリット
楽天ペイのデメリットは、残高出金と出金可能な銀行が現在対応予定という部分です。
個人間送金アプリ〜電子決済等代行業〜
つづいて紹介をする個人間送金アプリの電子決済等代行業をまとめてみましたので、一つ一つ解説してまいります。
J-Coin Pay
J-Coin Payの概要
運営会社 |
株式会社みずほ銀行 |
本人確認 |
銀行口座開設時に必須(電子決済等代行業) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
あり |
送金限度額 |
1日25万円サービス開始時、資金移動業ではないので、B2Bで利用できるように上限はアップすると思われます |
残高出金 |
可能(口座に直接振り込みのため) |
出金可能な銀行 |
みずほ銀行現状みずほ銀行のみ。今後、対応予定。 |
残高出金手数料 |
- |
支払い |
口座残高から行われる |
メリット
J-Coin Payのメリットは、送金手数料が無料で残高出金が可能という部分です。
デメリット
J-Coin Payのデメリットは、本人確認が必要であり出金可能な銀行が少ないという部分です。
Money Tap
Money Tapの概要
運営会社 |
SBI Ripple Asia株式会社(マネータップ株式会社に順次運営移行) |
本人確認 |
銀行口座開設時に必須(電子決済等代行業) |
送金手数料 |
無料 |
決済機能 |
なし |
送金限度額 |
1回3万円、1日10万円 |
残高出金 |
可能(口座に直接振り込みのため) |
出金可能な銀行 |
–銀行間取引のため住信SBIネット銀行、スルガ銀行ならそのまま利用可能。 |
残高出金手数料 |
- |
支払い |
口座残高から行われる |
メリット
Money Tapのメリットは、送金手数料が無料で残高出金が可能というところです。
デメリット
Money Tapのデメリットは、本人確認が必要で、決済機能ないという部分です。
個人間送金を今後導入予定のアプリ
今後、導入予定の個人間送金アプリを最後に紹介をしてきたいと思います。現在2019年8/3時点ですでに、サービスが開始しているものもありますので、要チェックしながら参考にしてみてください。
Origami Pay
Origami Payとは、株式会社Origamiが提供するスマホ決済サービスです。年会費・手数料が無料で、個人間送金ができる他、使えるお店は全国で145万か所もあります。
ファミペイ
あのコンビニ「ファミリーマート」は2019年7月1日から独自のスマホ決済サービス「FamiPay(ファミペイ)」の提供を開始しました。バーコードで簡単にキャッシュレス決済できるだけでなくお得なクーポン券や回数券などの機能も盛りだくさんです。
メルペイ
メルペイとは、メルカリでの売上金がメルペイを通して使えるという特徴があります。また、売上金がなくても、銀行口座から簡単にチャージすることができます。
すべての決済がメルカリアプリだけで簡単に行うことが可能です。決済に必要なのはダウンロード無料のメルカリアプリだけですので、簡単に使うことができるでしょう。
まとめ
以上が、【個人間送金アプリ】チャージ方法/手数料などサービスを比較!の記事でした。個人間送金アプリは、それぞれ使える機能や使えない機能がありますので、しっかり比較をして選んでいくようにしてください。
それでは、この記事を参考にして、比較をしながら各個人間送金アプリをインストールして実際に使ってみてはいかがでしょうか。