Windows 7のサポート終了まであと3週間となっています。Windows 7のサポート終了まで3週間となったマイクロソフトではサポート終了後はすべてのサービスの提供が終了となるためWindows 7を最新環境へ移行するよう注意喚起をしています。
マイクロソフトでは、かねてから発表しているように2020年1月14日にてWindows 7のサポートが終了となりますが、あと3週間にて終了となっています。
来年、1月14日のWindows 7のサポート終了後は、セキュリティ更新プログラムの提供などのすべてのサービスの提供が終了となるため、マイクロソフトでは、Windows 7を利用している国内ユーザーに最新環境へ移行するよう強く注意喚起を行っています。
マイクロソフトでは、2020年1月14日に「 Windows 7」と 「Windows Server 2008」のサポートを終了し、2020年10月13日には、「Office 2010」の全てのサポートが終了すると公表しています。
利用している国内ユーザーには、サポート終了になる前に「 Windows 10」や「Office 365 ProPlus 」へ移行をおすすめします。
マイクロソフトの発表によると、【Windows 7】のWindow10への移行状況の台数については、2019年7月から12月の半年間にて日本国内で稼働している500万台以上の台数のPCが最新環境のWindow10へ移行したとのことです。
マイクロソフトでは、現在、国内で稼働しているPCのOSについて、Windows 10が68%となっているものの、Windows 7についてもまだ19%とまだ多く残っているとしています。
なお、12月時点のWindows 7を搭載しているPCの台数については、法人で813万台と数多く、一般ユーザでも679万台の台数が稼働していると発表しています。
マイクロソフトの推計では、2020年1月のサポート終了後も法人で753万台、一般家庭で638万台のWindows 7を搭載しているPCの台数が稼働を続けると予測されています。
マイクロソフトでは、Windows 7のサポートが終了まであと3週間となっており、Windows 10やOffice 365を含む最新OS搭載の「Microsoft 365」への移行や、PCメーカー各社が提供している「モダン PC」への買い替えするよう注意喚起を行っています。
マイクロソフトでは、 最新環境を利用することで、セキュリティの強化や、AIやMixed Realityなどの最新テクノロジの導入を対応可能となる点を説明しています。
なお、マイクロソフトでは、Windows 7/Office 2010サポート終了に関する特設の情報サイトを立ち上げており、Windows 10やOffice 365を含む最新OS搭載の「Microsoft 365」への移行の案内や注意点などを紹介しています。
マイクロソフトでは、2020年1月14日に「 Windows 7」と 「Windows Server 2008」のサポートを終了することとなっていますが、企業を対象にした「Windows 7」のセキュリティ更新プログラムの延長を有料にて提供を行うと発表しています。
企業を対象にした「Windows 7」のセキュリティ更新プログラムの「Windows 7 Extended Security Update(ESU)」では、移行までの救済措置として2023年1月まで延長が可能となります。
ですが、「Windows 7」のセキュリティ更新プログラムの「Windows 7 Extended Security Update(ESU)」の対象はボリュームライセンス版のみとなっています。
また、セキュリティ更新プログラムの課金はPC1台毎に実施されるため台数分の費用がかかることとなり、料金は毎年上がっていくこととなります。
「 Windows 7」と 「Windows Server 2008」のサポート終了の影響について確認しておきましょう。
2020年1月14日の「 Windows 7」のサポート終了後も、「Windows 7」がインストールされているPCデバイスを利用し続けることは可能となっていますが、セキュリティ更新プログラムが提供されない影響を受けることが危惧されます。
「 Windows 7」と 「Windows Server 2008」のサポート終了後は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなってしまう為、マルウェアへの感染やフィッシング詐欺のリスクが増えるほか、情報漏えいの危険も発生します。
マイクロソフトでは、2020年1月14日のサポート終了前に慌てることがないよう、国内ユーザーへ向けて、最新環境へ移行するよう強く注意喚起を行っています。